ずっと昔、もう前世紀のことになるが、アキ・カウリスマキの『浮雲』という映画を観た。そのときのことを思い出した。失業するとはどういうことか、そしてそれを克服するにはどうしたらいいか、そんなことをこの映画を観ながら考えた。
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
自民党よ、いつの日にか真に「自由」で「民主」的な政党たれ。
著者: 澤藤統一郎思想・良心・信仰の自由に関するわが党の政策について 2018年8月4日 自由民主党 わが党の「思想・良心・信仰の自由」に関する政策については、党内特命委員会において議論されて、「思想・良心・信仰の多様なあり方を受容する
本文を読む「予算委員会は佐川を偽証罪で告発せよ」「もう一度佐川の証人喚問を実施せよ」「安倍昭恵も喚問せよ」
著者: 澤藤統一郎「佐川宣寿」という人。面識はなく、その個性に関するエピソードも知らない。が、なんとなく哀感が漂う。アベに尽くして、アベに捨てられ、それでもアベに反抗できない。今、どこで何をしているのだろう。これからどうなるのだろう。この
本文を読むなにもないから親友なのか
著者: 藤澤 豊ちょっと早いが、待ち合わせの時間には遅れたくない。気にする相手でもないが、待たせるより待たされた方がいい。帰り支度を終えて、さっさと思っているところにキャンセルの電話がかかってきた。 一週間ちょっと前に、久しぶりの東京だ
本文を読む青山森人の東チモールだより…二つの意味をもつ国家予算
著者: 青山森人青山森人の東チモールだより 第375号(2018年8月3日) 二つの意味をもつ国家予算 低迷する経済 7月25日、「政府計画」の審議がはじまり、フレテリン(東チモール独立革命戦線)は初日に拒否動議を出しました。最大で五
本文を読むDHC関連訴訟10件の提訴目的は、応訴の負担を強いることにある。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第135弾
著者: 澤藤統一郎DHCと吉田嘉明が、私(澤藤)に6000万円を請求したスラップ訴訟。私がブログで吉田嘉明を痛烈に批判したことがよほど応えたようだ。人を見くびって、高額請求の訴訟提起で脅かせば、へたれて吉田嘉明批判を差し控えるだろうと思い
本文を読むイスラエル兵に素手で抵抗したパレスチナ人少女タミミさん、8か月の投獄から解放 ―大切な歴史的、宗教的な場所での抵抗だった
著者: 坂井定雄3月30日の本欄「16歳のパレスチナ少女に実刑投獄8か月」で紹介した、イスラエル占領下ヨルダン川西岸ナビ・サレハ村のアヘド・タミミさん(現在は17歳)が、7月29日、イスラエルの軍監獄から解放され、自宅に帰った。自宅では
本文を読む法曹界にはびこる『憲法教』? 稲田朋美炎上ツイートの怪説
著者: 澤藤統一郎月が変わった。戦争と平和をめぐるいくつもの出来事の記憶を喚起すべき8月である。日本国憲法制定の出発点は1945年8月にあった。憲法の平和主義・国民主権・人権尊重を当時に立ち返って確認し、その理念が今にどう生きているかを検
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(198)
著者: 本間宗究(本間裕)金利のスナップバック 「6月24日」に「BIS(国際決済銀行)の年次総会」が開催され、私自身は、新たに総支配人に任命された「カルステンス氏」のコメントに注目したが、内容としては、単なる「精神論」に終始したようにも感じられ
本文を読む希望の光はもう消えたのだろうか―『立ち上がる夜:‹フランス左翼› 探検記』を読む
著者: 髭郁彦2018年08月01日(Wed) 1987年7月7日夜、パリ=シャルル・ド・ゴール空港に着く。今迄に海外に出たことは一度もなかった。それに加えて英語もフランス語も覚束ない私は、何とかRER (地域急行鉄道網) の駅まで
本文を読む祈祷 民草よアベの責任を忘れたまえ
著者: 澤藤統一郎アマテラスよ、ヤオヨロズの神々よ。 安倍のナニガシ、謹んで申さく。 斉しくヘイカの赤子たる我が民草の諸子をして、 忘れろ、忘れろ、忘れろ。みんなみんな忘れさせたまえ。 侵略戦争を繰り返した近代の歴史を。 植民地支配の血な
本文を読む右派ジャーナリストの中国論を読む
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(263)―― このたび、石平・矢板明夫『私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた――わが青春の中国現代史』(ビジネス社)を読んだ。著者の石平氏は代表的な右派ジャーナリズム産経新聞の定期寄稿者であ
本文を読む最高裁の「君が代」判決に、読売社説の追従と小林節の指弾
著者: 澤藤統一郎7月19日の、再雇用拒否第2次訴訟最高裁判決。各紙の社説を見てきたが、朝日・毎日・東京・道新などが確乎とした批判の論陣。これに対し、判決を肯定的に評価したのは産経一紙のみだった。 本日(7月30日)、読売社説が産経に与し
本文を読むKTX女性乗務員解雇事件 12年ぶりの完全勝利!!
著者: 小原 紘韓国通信NO566 韓国高速鉄道KTX( Korea Train Express 2004年開業) の解雇事件についてはこれまで何回か取り上げてきた。JR東日本労組が東京と盛岡で開いた支援集会に参加(2007年3月)。
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】273 セウタへ、アフリカ移民大脱走
著者: 平田伊都子ジブラルタル海峡を泳いで、モロッコから脱出を企てたモロッコの若者二人が救助され、 モロッコ北部のスペイン領セウタの不法移民施設に収容されています。 2017年1月1日には、モロッコとセウタの国境フェンスを越えて、モロッ
本文を読む青山森人の東チモールだより…証人Kとコラリー弁護士を守れ!
著者: 青山森人青山森人の東チモールだより 第375号(2018年7月29日) 「常軌を逸した展開」に 今年2018年3月6日、チモール海を挟んで向きあう東チモールとオーストラリアの長年の対立の火種となってきた領海画定にかんする基本合
本文を読む文京区議会「『辺野古新基地』建設中止請願」を採択
著者: 澤藤統一郎下記が7月11日(10時43分)にアップされた、琉球新報(デジタル版)の記事。「新基地中止へ要望書 東京・文京区議会『地方自治反する』」という見出し。この請願者が「文京9条の会連絡会」なのだ。 東京都の文京区議会(名取
本文を読む1968年は何処へいった(4) ―闘争当事者の発言を読む―
著者: 半澤健市前回までの1968年論は研究者の冷静な分析であった。同時代の当事者の発言を知りたい。それで『ピープルズ・プラン』誌の80号(2018年春号)の特集「再考 1968」から対談「『1968年』・『全共闘』反乱とは何か」を紹
本文を読む「マサオ・ミヨシのこと」──周回遅れの読書報告(その66)
著者: 脇野町善造マサオ・ミヨシというのが著者の名前である。名前から分かるように、日系の学者である。10年ほど前に死んだという。何度か日本に来たことがあるようだが、会ったことはついに一度もなかった。 ミヨシはサイードやチョムスキーの友
本文を読む沖縄は、いまだにアメリカと日本の二重の占領支配を受けているのか。
著者: 澤藤統一郎昨日(7月27日)、翁長沖縄県知事が辺野古新基地建設のための海面埋立承認を撤回の意向を表明しその手続が始まった。仲井眞前知事の大浦湾埋立「承認」を、承認時とは事情が変わったとして「撤回」することになる。当然、工事は続行で
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 596号
著者: 中瀬勝義お江戸舟遊び瓦版 596号 望月衣朔子 「戦争とメディア 武器輸出と日本」 第154回海洋フォーラム 「日本で初めての国立自然史博物館を沖縄に!」 を紹介します。
本文を読む青山森人の東チモールだより…「政府計画」の審議が始まる
著者: 青山森人青山森人の東チモールだより 第374号(2018年7月27日) 「政府計画」の審議が始まる シャナナ、閣僚名簿から身を引く 公金着服と公文書偽造、管理行政の怠慢、権力濫用の容疑で前の公共事業・交通・通信大臣であったガス
本文を読む社会的弱者を差別し侮蔑する言論の自由はない
著者: 澤藤統一郎いま話題の政治家といえば、杉田水脈。つい先日まで、表舞台では殆ど無名だったこの人の名が、今や各紙に大きく躍っている。まさしく、注目度ナンバーワンの話題の保守政治家。いや、極右の政治家。 なんと、本日(7月27日)の赤旗一
本文を読む押し合いと引き合い
著者: 藤澤 豊トランプの嘘までついての手前勝手な主張を見聞きするたびに、タイで遭遇した日タイ米の交渉を思い出す。伝え聞く北朝鮮での対談結果に対する両者の評価の違いなど、生まれるべくして生まれたとしか思えない。それはなにもトランプだから
本文を読む国旗・国歌(日の丸・君が代)の強制は、この社会の根幹にある自由の価値を貶めるものだ。
著者: 澤藤統一郎7月20日最高裁「再雇用拒否」判決の当否を論じた社説として、 21日朝日「君が代判決 強制の追認でいいのか」 22日毎日「君が代『再雇用拒否』判決 行政の裁量広げすぎでは」 23日産経「『不起立教員』敗訴 国旗国歌
本文を読む平和の足音が聞こえないか
著者: 小原 紘韓国通信NO465 歴史的な米朝会談から1ヶ月が過ぎたが展望が見え難くなっている。朝鮮半島の非核化、朝鮮戦争の終結宣言、拉致問題の解決の目途は見えてこない。伝えられるニュースは悲観材料が多く、既に米朝交渉は失敗だったと
本文を読む自衛隊の実像ー防大に横行する常軌を逸したイジメ・暴行
著者: 澤藤統一郎本日の赤旗トップ記事。大見出しの「防大 いじめ・暴行」。少しポイントを下げて、「月平均 規律違反10人・処分5人」「背景に『命令と服従』」。「幹部自衛官養成」「上級生から下級生へ」。3面に続いて、「防大『指導』の名で容認
本文を読むすべてを破壊する戦争に歌でノーを - 音楽ジャーナリストが世界の反戦歌を紹介する本を出版 -
著者: 岩垂 弘「日本がまた戦争が出来る国にするべく手はずを整えようとしている。戦争を体験した者として、戦争は絶対にだめだ!と伝えなくては」と、世界の反戦歌の傑作を紹介した『反戦歌 戦争に立ち向かった歌たち』を著した音楽ジャーナリスト
本文を読む「浜の一揆」訴訟控訴審の始まりに当たって ー 仙台高裁101号法廷で
著者: 澤藤統一郎控訴人ら漁民側の訴訟代理人となっている弁護士の澤藤大河です。 漁民が「浜の一揆」訴訟とネーミングした、本件サケ刺網漁不許可取消・許可義務付け請求控訴事件控訴審の審理開始に当たり、貴裁判所に控訴人らの主張をご理解いただきた
本文を読むパレスチナの今を見た⑤完 - イスラエル占領下ゴラン高原に高級別荘地 -
著者: 坂井定雄今回のパレスチナの旅の最後に、シリアとイスラエルの国境地域にあるゴラン高原とレバノンとの国境地帯を見に行った。 イスラエルは、67年の第3次戦争、73年の第4次戦争でシリア領のゴラン高原を占領、領土とすることを一方的
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