昨年の12月6日、最高裁は、テレビを持った時点でNHKとの受信契約を義務付けている放送法が合憲との判決を出した。しかし、それが即、受信料の支払い義務を生じる、ということにはならない点に、注意しなければならない。判決は、N
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
納税者は、怒っている! 2・16国税庁デモがあるという
著者: 内野光子国有財産が、異例づくめで、森友学園に払い下げられた問題で、安倍首相・昭恵夫人が関与したのではないかとの国会質疑もだいぶ遠のいた感じであった。しかし、通常国会が始まると、いま再び、報道でも熱を帯びてきた。というのは、昨年来
本文を読む「改憲的護憲論」とは何か
著者: 宇井 宙(1)国民世論主義 松竹伸幸氏の『改憲的護憲論』(集英社新書)を読んだ。 松竹氏の提唱する「改憲的護憲論」とは一体何か。一言で定義するのは非常に難しい。そこで、松竹氏自身の言葉を引くと、「改憲論に共感することも多々あるし
本文を読むお金は足りている。足りないのは愛と連帯(経済)
著者: 柳原敏夫311事故当時、関西にいた東京電力の清水正孝社長は自衛隊機で東京本社に戻ろうとして、搭乗を拒否されました。その自衛隊機に、311直後の3月18日に乗り込み福島入りして、 《国の基準が20ミリシーベルトという事が出された以
本文を読む「国旗・国歌」と「日の丸・君が代」と ― 違憲論における異なる位置づけ。
著者: 澤藤統一郎東京「君が代」裁判・第4次訴訟控訴審の始まりに際して、一審原告らの代理人澤藤から、一言申しあげます。 本件は、公権力が教育者である公務員に対して、国旗・国歌(日の丸・君が代)への敬意表明を強制し、これに服することができな
本文を読む現存する貧富の差をそのままにしているなら、私たちは毎日泥棒をしているのと同じです。
著者: 澤藤統一郎「基本的な自然の法則」 人は皆、ある意味で泥棒だと言っていいでしょう。 もし、すぐには要らないものを私が手に入れ、手元に置いておくなら、他の誰かからそれを奪い取っているのと同じです。自然は私たちが必要とするだけのものを日
本文を読む名護高校の生徒諸君 ― 小泉進次郎のトークに欺されてはいけない。
著者: 澤藤統一郎稲嶺候補敗北という名護市の選挙結果は衝撃だった。「名護ショック」症状からの早期回復が今の課題だ。この結果を選択した名護市民とは、決して異世界の住民ではない。日本国民の一部の住民であり、明らかに私たち自身なのだ。その選択は
本文を読む米国の戦後外交を踏みにじるトランプ - 大使館移転に次ぎ難民支援凍結を宣告 -
著者: 坂井定雄昨年12月に、イスラエルが要請し続けてきたテルアビブからエルサレムへの米大使館移転を宣言したトランプ米大統領は、世界各国とくにパレスチナ人の激しい抗議行動に対抗して、70年近くにも及ぶUNRWA(国連パレスチナ難民救済事
本文を読む福島原発事故とモンドラゴンの挑戦
著者: 柳原敏夫なぜそれが「モンドラゴンの挑戦」なのか? 放射能災害から命・健康を守るための第1の方策は、被ばくしないこと=放射能から避難することです。 それを保障したのがチェルノブイリ法の避難の権利です。 ただし、たとえチェルノブイリ
本文を読む辺戸岬「祖国復帰闘争碑」― 「未完の復帰宣言」の碑文
著者: 澤藤統一郎学生時代の同級生で記者になった友人が多い。小村滋君は朝日の記者になった。定年になってから、沖縄浸りだ。月一回のペースで、極ミニコミ紙「アジぶら通信」を送信してくれている。これが、メールマガジンというものなのだろう。カラー
本文を読む皇室とハンセン病と
著者: 内野光子昨年2月の沖縄行のレポートとも一部重なりますが、『ポトナム』2月号には「歌壇時評」として、書きました。 冬の沖縄、二つの目的をもって~難しいと逃げてはいけないこと(1)屋我地島、愛楽園を訪ねる(2017年2
本文を読むテント日誌 2月4日(日) 経産省前テントひろば1807日目後 532日目
著者: 経産省前テントひろば院内ヒアリング集会 「核のゴミ」報告があります。) テント日誌2月4日(日) 経産省前テントひろば1807日後 様々の人が訪れるが、注目もしている座り込み行動 1月31日(水) 日差しがあって暖かい。座り込みグッズをセッ
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】247 第30回AUアフリカ連合サミット
著者: 平田伊都子AUアフリカ連合に国際社会が跪くようになりました! かってアフリカ黒人を奴隷支配していた白人たちが、競ってAUにおべんちゃらを言い、ご機嫌を伺うようになりました。 こんな痛快な時代がこようとは、誰も予測できなかったようで
本文を読む稲嶺進名護市長より国防総省へ「辺野古・大浦湾における視察調査の許可の要請」 From Mayor of Nago, Okinawa to Pentagon: Letter of Request for Permission to Conduct Inspection at Henoko-Oura Bay
著者:See below for for the English version. 「ジュゴン保護キャンペーンセンター」、「Okinawa Environmental Justice Project」の吉川秀樹さんからおしらせ
本文を読む周回遅れの読書報告(その45) スラッファの寡黙さ
著者: 脇野町善造アルド・ナトーリ著『アンティゴネと囚われ人』を読んだことがある。グラムシが獄中にいたとき、彼を精神的・物質的に支えた、タチャーナ・シュフト(グラムシの妻の姉)と、グラムシの往復書簡をもとに(1934年に両者が定期的に会え
本文を読む2月16日 納税者一揆の爆発だ!! ― 「モリ・カケ追及! 緊急デモ」のお知らせ
著者: 澤藤統一郎国民は、モリ・カケ問題に怒っているぞ。 安倍晋三の政治と行政の私物化に怒り心頭だ。 その解明と追及の不徹底にイライラしているぞ。 安倍やその手下は、国民の共有財産をいったい誰のものと思っているんだ。 こんな政府に税金なん
本文を読む自衛官違憲訴訟―これから改正自衛隊法の本格的な違憲論議が始まることになる。
著者: 澤藤統一郎一昨日(1月31日)、東京高等裁判所が「超弩級の」「たいへんな」判決を言い渡した。第12民事部(杉原則彦裁判長)の自衛官「命令服従義務不存在確認請求」控訴事件。原判決(原告敗訴)を取り消して、東京地裁に差し戻すこれは体制
本文を読む韓国KBS放送、高社長退任確定、越年ストライキ終結へ向かう?
著者: 隅井孝雄韓国の公共放送KBSは1月22日に開催された理事会で、コ・デヨン(高大栄)社長の解任を決めた。解任を提案したイ・インホ(李仁浩)理事長は理事会後辞職した。 昨年9月4日以降、社長退陣を求めて140日以上にわたって続い
本文を読むミハイル・ゴルバチョフ氏 沖縄へのメッセージ「軍事基地の島ではなく人々の島へ」Mikhail Gorbachev sends a message to Okinawa: Okinawa must be for the people, not for the military
著者: ピースフィロソフィーFormer leader of the Soviet Union Mikhail Gorbachev sent a message to Okinawa, which continues to suffer from
本文を読むAPECでインド太平洋?
著者: 藤澤豊昨年の11月10日、ベトナムのダナンでアジア太平洋経済協力―Asia-Pacific Economic Cooperation (APEC)の首脳会議が開催された。各国の新聞やテレビがトランプと習近平(シー・ジンピン)の
本文を読む退行的スーチー氏擁護論を駁する
著者: 野上俊明最近在日のミャンマー人の間で、スーチー氏の面変わりが話題になるという。ロイター通信による一番左の1995年(50歳)の写真は、父アウンサン将軍にそっくりなのに驚かされる。加齢によるのはもちろんだが、ミャンマーという国の民
本文を読む氷点下の夜 -新宿連絡会おにぎりパトロール
著者: 村尾知恵子数年ぶりの大雪で、28日日曜日の新宿駅周辺の路肩にもたくさんの雪だまりがつくられていた。天気は良いが寒気が肌を刺しヒリヒリする。新宿連絡会は、毎週日曜日の夕方に野宿者のところへ出かけいく「おにぎりパトロール」をしている。
本文を読むDHC・吉田嘉明のスラップ提訴は、「裁判制度の趣旨目的に照らして著しく相当性を欠く」ものである ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第119弾
著者: 澤藤統一郎もとより提訴は、国民に等しく認められた権利だ。これを、憲法32条は「何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない。」と人権カタログのひとつとして挙示している。 法や裁判所がなければ、この世は実力だけがものを言う野蛮
本文を読むまずは事実を共有して――相次ぐ米軍機事故
著者: 宮里政充またしても米軍機不時着 今年に入って1月6日にうるま市伊計島にUHIヘリが、8日には読谷村の廃棄処分場にAHIZ攻撃ヘリが不時着陸した。沖縄県議会の議員団は22日に在沖縄海兵隊政務外交部長のダリン・クラーク大佐に相次ぐ米
本文を読むテント日誌1月30日(火) 経産省前テントひろば1807日後
著者: 経産省前テントひろば霞が関一帯は沢山のイベントがあった 1月26日(金) 昨日に引き続き、寒い座り込みであった。私が先週ダウンしてしまったので、心配して駆けつけてくださったのか、11時にYさんが事務所のドアーの前に座って待って
本文を読む青山森人の東チモールだより 第364号(2018年1月30日) - 大統領の選択、それは選挙 -
著者: 青山森人国会を解散、そして前倒し選挙へ フランシスコ=グテレス=ル=オロ大統領は、1月26日、袋小路に迷い込んだ政局から脱するため国会を解散し、「民主主義と民主主義国家の権利を強化するため、前倒し選挙をおこない、国民のみなさん
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(180)
著者: 本間宗究(本間裕)日銀の国債買い付け 「2017年」の「日銀による国債買い付け」については、市場の想定とは違い、大きな変化が出てきたようだ。具体的には、「年初の約410兆円から、年末の約440兆円へ」というように、「一年間で約30兆円の買
本文を読む青山森人の東チモールだより 第363号(2018年1月24日) - 少数政権、二月初旬までの命か -
著者: 青山森人東チモール国会、膠着から空白へ クリスマス・年末年始の休暇が過ぎ、“仕事始め”の東チモール国会の動きが注目されましたが、動きはありませんでした。東チモール国会は去年11月末ごろから、政府不信任案の審議または政府による「
本文を読む日弁連会長選挙 保守派も革新派も「弁護士自治を堅持」
著者: 澤藤統一郎今、弁護士会は春の恒例行事、役員選挙の真っ盛りである。梅の花が咲く初春の風物詩であり、子どもたちの受験シーズンとも重なる。東京弁護士会では、この時期、全館の会議室が選挙用に押さえられ、他の集会予定がとばっちりを受けること
本文を読む橋下徹の対岩上安身(IWJ代表)提訴はスラップである。
著者: 澤藤統一郎東本高志さんが主宰するBlog「みずき」は、私の目につく範囲では、ブログ文化のひとつの到達点を示すものといえよう。掲載される写真は美しい。引用される記事の浩瀚さには驚くばかり。論説の姿勢の一貫性も立派なものだ。気付かなか
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