国民投票でイギリスのユーロ離脱が僅差で決まった。投票日直前に、それまで形勢の悪かった残留派が優勢になったと聞いていた。イギリス経済だけ考えても、ユーロ全体から世界の経済を考えても、留まるべきという残留派の主張には十分な説
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
「美しい日本」と相模原の反人間的テロ行為
著者: 子安宣邦26日未明に相模原の障害者施設で起きた殺人事件は、世界各地で頻発している政治的テロ事件よりもさらに重大で深刻な反人間的なテロ行為である。重度障害者などは「いなくなればいい」と、その抹殺を意図したこの殺人事件は、弱者、障害
本文を読む【反天連からのよびかけ】01 天皇制が主導する「Xデー状況」への反撃を開始しよう!――天皇も皇族もやめろ、そして天皇制は廃止せよ!
著者: 新孝一●これは「自粛なきXデー」の始まりである 7月13日、明仁天皇の「Xデー」状況がはじまった。しかもこれまで全く予想されなかったかたちで。 天皇という地位についている人間の生物学的な死としての「Xデー」へ
本文を読む中国では権力はどのように存在するか ― 中国烏坎村事件の顛末
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(193)―― 6月21日夜中国中央テレビ(CCTV)に、いかにも農民という様子の老人が登場して「下請け業者から大金の謝礼を受け取った」という罪の告白をした。この老人は広東省汕尾市管轄下の陸豊市近郊の烏
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】170 ゴネ続けるモロッコ
著者: 平田伊都子筆者は相模原市緑区津久井の住人です。 7月26日未明、けたたましいヘリコプターの羽音で目が覚めました。 屋根のすぐ上を、米軍機が昼夜を問わず轟音を響かせるので、慣らされてはいるのですが、この日はパトカーや救急車も大合奏
本文を読む資本や権力が恐れるもの
著者: 藤澤豊2010年頃、グローバルに事業を展開している巨大コングロマリットの一事業体の日本支社で先の見えない仕事をしていた。同じ業界に長かったこと、かつての同僚が転職していたこともあって、知らない会社ではなかった。入社するとき、ま
本文を読む食の擬きから
著者: 藤澤豊若いとき、先輩に神田にある日本蕎麦の名店に連れて行かれたことがある。有名私立大学の経済学部出身で、職工さんとは違う世界の人という雰囲気を振りまいて、女性陣には人気の人だった。女の子二人と先輩でゆくはずだったのに、どういう
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】169 7月26日午後(ニューヨーク時間)は国連安保理で、
著者: 平田伊都子2016年7月26日の午後は、国連安保理を覗いてみましょう。 お金のある幸せな方は、ニューヨークの国連本部にお出かけください。 お金のない不幸せな方はご一緒に、国連のウェブサイトで国連安保理会議場と別所浩郎国連日本大使
本文を読む計画性-自己束縛の悪癖
著者: 藤澤豊計画性やそれと似たような気持ちは、いつももっている。巷の常識に照らして、これは計画と呼んでいいだろうと思うものもある。それでも、多くはぼんやりしていて、計画と呼ぶのをためらう。 雲を掴むような話でもないし、期限内に達成し
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(128)
著者: 本間宗究(本間裕)バブル破裂のメカニズム 「ビル・グロス氏」が言及した「超新星」を調べて感じたことは、「バブルは崩壊するのではなく、破裂するのではないか?」ということであり、また、「恒星に限らず、国債バブルや風船なども、全てが同じメカニズ
本文を読む「九段線」の正体見たり・・・ハーグ仲裁判決と中国政権
著者: 田畑光永新・管見中国(13) 南シナ海のほぼ全域に自国の主権や権益が及ぶとする中国の主張に対して、フィリピンが国連海洋法条約に違反するとして、国連の仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)にその確認を求めた仲裁裁判で、同裁判所は7月12
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】168 モロッコが、「AUに入れてヨ~」
著者: 平田伊都子モロッコがやっと、3月末から追放していた国連要員の復帰を認めたようです。 それも、国連妨害を反省して、モロッコ占領地・西サハラで活動するMINURSO(国連西サハラ住民投票監視団)要員の皆さまに復帰をお願いするという、
本文を読む青山森人の東チモールだより 第330号(2016年7月16日)
著者: 青山森人開票後の混乱、東チモールは大丈夫か うらやましい接戦の選挙 EU残留か離脱かを決めるイギリス国民投票の結果の余韻がまだ残るなかで、日本の参議院選挙が10日におこなわれましたが、日本の選挙とEU離脱を決めたイギリスの国民
本文を読むオリンピック 政治とテロが絡む<平和な祭典>
著者: 平田伊都子莫大な金が動く世界最大のイベント・オリンピックには、政治屋や金亡者が群がっているだけではなく、テロリストや犯罪者たちも蠢いています。 今回のブラジル大会では欧米がドーピングを言いがかりにして、仇敵ロシアをブラジル・オリ
本文を読む「ドイツからの短信」-参議院選挙結果
著者: 合澤清(ちきゅう座会員)10日の日本の参議院議員選挙結果は、さすがにドイツでもそれなりに大きく取り上げられていた。こちらでの報道の骨子は、やはり安倍・自民/公明連立政権による「日本国憲法」の改定、特に第9条の平和条項廃棄問題に絡むものである。
本文を読む選挙報道おかしくなかったか?NHKへ電話する
著者: 内野光子:歌人いつも当ブログをお訪ねくださり、ありがとうございます。やや急ぐことがあって更新ができず、自分でもかなり焦っていました。 参 院選の選挙速報も、その後の新聞なども、朝刊を読まずじまいの日が続いた。それにしても、<ながら>で
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(127)
著者: 本間宗究(本間裕)ビル・グロス氏の超新星 「債券王」と呼ばれる「ビル・グロス氏」が言及した「超新星」を調べると、実に興味深い事実が浮かび上がるとともに、「現在の世界的な金融情勢とそっくりではないか?」とも感じさせられた次第である。つまり、
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】167 ブラヒム・ガリ西サハラ難民大統領誕生
著者: 平田伊都子2016年7月10日、故アブデル・アジズ西サハラ難民政府大統領兼ポリサリオ戦線事務総長の喪が明けました。 西サハラ難民キャンプでもラマダン断食月が明けました。 7月8日と9日に西サハラ難民は、昨年の大洪水で大崩壊したダ
本文を読むイラク戦争とトランプ - 英国イラク戦争検証委員会を巡るトランプVSオバマ -
著者: 平田伊都子みんな忘れてませんか?<イラク戦争>のことを、、 ほんとに私たちは忘れっぽい、、というか、あまりにも次々と物凄いことが起こって、起こされて、ついていけないのかもしれません。 それをいいことに、大量虐殺をした犯人は罪の償い
本文を読む青山森人の東チモールだより 第329号(2016年7月5日)
著者: 青山森人自分の心を表現する イギリスの東チモール人労働者はポルトガル国籍をもつ イギリスのEU離脱が決まったことについて東チモールの新聞も報じています。それによるとイギリスで働く東チモール人はポルトガルのパスポートを使用しポルト
本文を読む井上元東北大総長の研究不正疑惑の解消を要望する会 新着情報No.10~12
著者: 大村泉新着情報 No.12 2016年7月1日 『金属』誌(Vol.86(2016), No.7, p.637-644)で高橋禮二郎世話人(元東北大学教授)らの論説「井上明久氏による特許の不正出願疑惑とJST、東北大学の対応」
本文を読む2016ドイツ便り(1)
著者: 合澤 清1.出発 6月30日の早朝にアパートを出発し、6時半の羽田空港行きリムジンバスに乗る。歳のせいか、さすがに荷物の重さが応えはじめたのと、この時間帯では新宿辺でラッシュとぶつかるのではないかと危惧したため、こういう贅沢をや
本文を読む何が問われているのか
著者: 小原 紘韓国通信NO491 今回の選挙も争点が見え難くなっている。「争点隠し」が功を奏しているのは野党側の力不足もあるが、争点を「明らかにしない」「追及しない」マスコミにも責任がある。偶然目にした「徳島新聞」の社説が目にとまった
本文を読むドナウ河畔の楼蘭に九条・安保レジームを思う
著者: 岩田昌征習近平中国国家主席が6月17日―19日の三日間セルビアを訪問した。 その直前、中国の大鉄鋼企業がドナウ河畔の町スメデレヴォの製鉄所を取得していた。そして小さな町の5000人の仕事が保証された。習近平は、セルビア大統領トミ
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】166 断食月はテロ月間じゃない!
著者: 平田伊都子2016年7月1日、ラマダン断食月で最後の金曜日、世界中でテロ事件が勃発しました。 パレスチナでは前日にユダヤ人入植地キリヤット・アルバでユダヤ人少女が刺殺され、襲ったパレスチナ人が銃殺された事件に続き、金曜日には3
本文を読む【緊急】イスラエルとの無人機共同研究を狙う防衛装備庁に抗議の要請を!
著者: 杉原浩司東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)です。こちらにも 投稿させてください。[転送・転載歓迎/重複失礼] いよいよ恐れていた事態がやってきました。6月30日、安倍政権・防衛装 備庁がイスラエルと無人機の共
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(126)
著者: 本間宗究(本間裕)恐怖心の消滅 数年前に、「一寸先は光である」という話を伺ったが、当時は、「そんな馬鹿なことはあるか?」というのが、偽らざる感想であり、また、「無理やりにでも、そう考えなければいけないのではないか?」とも感じた次第である。
本文を読むATTACヨーロッパ・ネットワーク声明〜「EUがより良いヨーロッパの一部になれないのなら、一掃されるだろう!」
著者: uchitomi makotoイギリスのEU離脱に関するATTACヨーロッパ・ネットワークの声明を紹介します。EU離脱が国民投票で決まった直後に出されたものです。ヨーロッパ各国のATTACのHPで各国語に訳されています。以下の日本語訳は、ATTACア
本文を読むBrexit
著者: 熊王信之瓢箪から駒のような英国のEU離脱を選択した選挙結果を受けた報道の中で、AFPのニュースが、スコットランドと北アイルランドに依る英国(UK)からの「離脱」を絡めて英国民が自主独立を選択した結果を示唆していました。 &nbs
本文を読む本社の意向-寂しい人たち
著者: 藤澤豊六月十日付けのヤフージャパンのニュースにマイクロソフトの上意下達の企業文化がにじみでていた。 Windows 10へのアップグレードのごたごたを見ていると、何度も似たような立場にいたことがあるだけに、日本マイクロソフトの
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