ゾルゲ事件の被告ブランコ・ド・ヴケリッチといっても、知る人は多くはないだろう。ソ連赤軍第4部(GRU)に登録された、リヒアルト・ゾルゲの組織した対日諜報団の核を成す5人組の一人である。ゾルゲは、いうまでもなく、20世紀
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
SJJA&WSJPOの【西サハラ最新情報】142 国連事務総長の約束
著者: 平田伊都子何でもある日本に、ただ一つないものが砂漠で、日本人にとって遠い存在でした。北アフリカのサハラ砂漠は、アルジェリアを中心にモーリタニア、マリ、ニジェール、リビア、、と広がりアフリカ大陸の三分の一を占め、USAと同じ面積で
本文を読む海岸で波に洗われている子供の遺体の写真が、難民への国際世論と政策を大きく変えた ― シリア紛争解決の転機に⑨ ―
著者: 坂井定雄1月2日のBBC電子版は、“アラン・クルディの伯母さんは「私の死んだ甥の写真は何百人もの命を救った」と語った”の見出しで、SNS(ツイッターやフェースブックなどのネット・メディア)に掲載された写真の巨大な影響について伝え
本文を読むポーランド『連帯』と「連帯なきポーランド資本主義」
著者: 岩田昌征2冊のポーランド語の書物を入手した。 第1冊は、『同志から資本家へ』(ヤン・チェンスキ著、2014年、ワルシャワ)で、「如何にして企業家達はポーランドをヨーロッパの最もダイナミックな経済に変えて行ったか」なる副題が付いて
本文を読む疲れ果てて-はみ出し駐在記(75)
著者: 藤澤豊フィラデルフィアの展示会はローカルショーとはいえ、ハリスバーグやナイアガラフォールズのものとは違う。昔ながらの産業都市で展示会場も大きいし、同業の多くも力を入れていた。対抗する訳でもないが、主力のマシニングセンターと旋盤
本文を読むポルトガル外交官のボスニア・ヘルツェゴヴィナ多民族戦争回避努力
著者: 岩田昌征セルビアの日刊紙『ポリティカ』(2015年12月12日)に私にとって見過ごせない記事がのっていた。ポルトガルの外交官ジョゼ・クティリェロが旧ユーゴスラヴィア戦争犯罪ハーグ国際法廷でラトコ・ムラディチ裁判において最近行った
本文を読む買ってはいけない「機能性表示食品」
著者: 岡田幹治筆者は昨年5月にこのサイトで、4月に解禁されたばかりの「機能性表示食品」について問題点を指摘し「『機能性表示食品』なんて、いらない」と書いた(上・中・下=2015年5月14・15・16日)。その後、制度の欠陥がさらに明ら
本文を読む[再掲載]第292回現代史研究会: 「資本主義のグローバル化と日本の産業・企業構造の再編成」(柴垣和夫東大名誉教授)
著者: 研究会事務局1月16日予定の研究会のご案内をさせていただきます。今回は柴垣和夫先生をお呼びして、以下のような内容のご報告をしていただこうと思います。 今更申すまでもなく、戦後に「解体」させられたはずの日本の財閥は、とっくに再興し、今
本文を読む税金を払わない巨大企業、税金をしこたま払わされる一般有権者・国民=増税消費税など
著者: 田中一郎(最初にこれだけはご覧になっておいてください) ● 伊方原発運転差止をヒロシマから提訴します(広島2人デモ:2015.12.19) http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf
本文を読む南京虐殺記念館参観(2015年12月20日) [イベント]
著者: 南京日本人会事務局12月20日(日)、第27回南京探訪と第3回南京近現代史めぐりをかね、南京大虐殺記念館を訪問しました。「戦後70周年」、「ユネスコ世界記憶遺産登録」と記念すべきことが重なった2015年の締めくくりとして、今月14日に新館
本文を読む武力の効用―中国に憑りついているものは? 5
著者: 田畑光永(新・管見中国5) 中国の軍が動いている。中国軍ではない。中国軍としての統一のとれた動きではなくて、内部が動いているのだ。中には危険な思想も垣間見える、というのが今回のテーマである。 この年末年始、中国の軍部はせっせ
本文を読む自分のためのトイレ-はみ出し駐在記(74)
著者: 藤澤豊エバンズビル(インディアナ州)に旋盤を据付に行った。州都インディアナポリスから南西に約二百五十キロ、その辺りでは中心都市なのだろうが、空港から客先に走っていて目に付くのは大豆畑で、そんなところに機械工場があるとも思えなか
本文を読む井上総長の研究不正疑惑の解消を要望する会(フォーラム) - 秦教授の「公開質問2に対する回答書」 および大村世話人の秦教授に対する「公開質問(3)」を公表します -
著者: 大村泉最新情報(103)(2016年1月5日) 秦教授の「公開質問2に対する回答書」 および大村世話人の秦教授に対する「公開質問(3)」を公表します。 秦 誠一名古屋大学大学院工学研究科教授から、フォーラムHP,最新情報(10
本文を読む国連安保理決議実行に期待する2016年 ― シリア紛争解決の転機に⑧ ―
著者: 坂井定雄シリアでの悲惨な紛争の解決を考えるとき、まず、厳寒の中東の北部と欧州で生きるために苦闘している420万人を超える国外難民、660万人を超える国内避難民たちのことを考える。その人たちの毎日の生活が少しでも安全で、安心でき
本文を読むSJJA&WSJPOの【西サハラ最新情報】141 トアレグ難民と西サハラ難民
著者: 平田伊都子「外国人はよう喋るわ、男も女もアラブ人もアフリカ人もヨーロッパ人もアメリカ人も喋るは喋るは、、時場所構わず喋りまくります。今回の取材を通して、特に女性軍の喋くりには圧倒されました。 (1)2015年12月15日夜中の3時
本文を読むNHKウィーンフィル・ニューイャーコンサートの隠喩
著者: 岩田昌征「ウィーンフィル・ニューイャーコンサート」は、例年NHK Eテレ目玉番組であろう。今年も解説者や司会アナウンサーが満面笑みをたたえて、ウィーンの音楽文明が如何に素晴らしいかを語り、コンサート放映を盛り立てる。私も素直に画
本文を読む日本政府も自民党政権も、そして司法・裁判所も、「原発利権まみれ」の出鱈目、そしてアメリカもだ(『実録FUKUSHIMA』(岩波)より)
著者: 田中一郎(最初にいくつか) 1.高浜原発再稼動容認の裏に裁判所と原子力ムラの癒着! 原発推進判決出した裁判官が原発産業に天下りの実態|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見 http://lite-ra.com/2015/1
本文を読む金時鐘『朝鮮と日本に生きる』とチェジュ島 & IS問題と聖ゲオルギウス
著者: 宇波彰金時鐘『朝鮮と日本に生きる』とチェジュ島 2015年の大佛次郎賞は、金時鐘の『朝鮮と日本に生きる』(岩波新書)に決まった。大いに慶祝したい。この本は,岩波書店の雑誌「図書」に連載されていたものをもとにしている。私は「図書
本文を読む新年になりました、今年もよろしくお願い申し上げます:元旦のメールは、国際放射線防護委員会(ICRP)や放射線ムラの「学説」の根拠となっている広島・長崎の被爆者データ(LSS)がいかに問題の多い過小評価されたものかのお話です
著者: 田中一郎みなさま、新しい年となりました。今年こそ、みんなの力でいい年にしていきましょう。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、新年元旦の今日のメールは、国際放射線防護委員会(ICRP)や日本の放射線ムラの御用学者たちの
本文を読む下手糞のファインプレー-はみ出し駐在記(73)
著者: 藤澤豊親会社の売上げのかさ上げに、輸出担当子会社が販売予測の立たない機械を発注し続けていた。同時に輸出子会社は米国支社に不良在庫にしかならない注文を出させていた。絵に描いたようなグループ会社内の信用の拡大だった。横浜の保税倉庫
本文を読む青山森人の東チモールだより 第315号(2015年12月31日)
著者: 青山森人大統領、拒否権を行使 “ボール”を投げ返された国会 飛び地・オイクシに計画されている「市場社会経済特別区域」(頭文字をとってZEEMS=Zona Especial de Economia Social de Mercad
本文を読む第292回現代史研究会(柴垣和夫・東大名誉教授):日本経済の進路-軍事的自由主義政策と新たな財閥再編について
著者: 研究会事務局1月16日予定の研究会のご案内をさせていただきます。今回は柴垣和夫先生をお呼びして、以下のような内容のご報告をしていただこうと思います。 今更申すまでもなく、戦後に「解体」させられたはずの日本の財閥は、とっくに再興し、今
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(109)
著者: 本間宗究(本間裕)障害児の出産 最近、茨城県の教育委員会で、「障害児の出産」について、いろいろな議論が噴出したが、このテーマについては、私自身も、長く考え続けてきた。そのために、今回は、この論点を整理したいと思うが、問題は、最初に、「障害
本文を読む人の夢-はみ出し駐在記(72)
著者: 藤澤豊旋盤を据付に一泊二日の予定でデトロイトに行った。空港から地図を見ながら客の住所の建物にはたどり着いたが、その先が分からない。機械加工工場としてはそこそこの大きさの建屋なのだが、受付もなければなにもない。こんなところから入
本文を読む今こそ生きる、戦後60年の加藤周一から後の世代へのメッセージ
著者: ピースフィロソフィー日本の敗戦70年が終わろうとしています。10年前聞いて感銘を受けた「知の巨人」加藤周一氏(2008年12月5日没)の、「戦後60年」2005年8月に放送されたラジオインタビューの書き起こしを紹介したいと思います。この日の
本文を読む(糾弾!)高浜原発3,4号機再稼働容認判決:企業や行政の出鱈目を屁理屈を付けて追認するだけの司法・裁判所なら、そんなものはいらない。
著者: 田中一郎みなさまご承知の通り、さる12/24(木)、福井地裁で高浜原発3,4号機の運転差止仮処分を覆し、再稼働を認める不当な判決がなされました。これにより関西電力は、来月と再来月にもこの2基の原発を再稼働するため作業を開始しまし
本文を読む使用済み核燃料再処理の延命にノーの声を!【2016年1月5日 パブコメ締め切り】
著者: 杉原浩司再処理延命案に対するパブコメ募集が終盤を迎えています。締切は年明け5日 です。どこまでも利権にしがみつこうとする「原子力ムラ」の悪あがきを許さな いために、声を届けましょう。満田夏花さん(FoE Japan)の呼びかけを
本文を読む国外退去命令-はみ出し駐在記(71)
著者: 藤澤豊上司からナイアガラフォールズ(町名、米国側)の展示会の話がきた。代理店もいるし、一人で十分だろうが、念のため応援に来ているxxxと二人で行ってこいと言われた。ナイアガラフォールズで展示会?観光なら分かるが、なんでそんなと
本文を読む川内原発・九州電力「再稼働してしまえば、あとはどうにでもなる」=九電、免震棟新設を撤回、川内原発、再稼働の前提ほご(東京 2016.12.26)
著者: 田中一郎今日(12/26)の東京新聞夕刊です。信じがたい内容です。しかし、実に九州電 力らしい、九州電力の会社の特性そのもののような態度です。 高浜原発再稼働の仮処分裁判で関 西電力が勝訴したことに加え、判決を下した福井地裁の裁
本文を読む大学教授とマクドナルド-はみ出し駐在記(70)
著者: 藤澤豊子沢山が多いイタリア系には珍しく下宿の大家には息子二人しかいなかった。二人とも細身のイタリア系で、顔つきや体系は似ているのだが、性格は大家も言っていたように随分違っていた。長男は見たところ四十をちょっとでたぐらいで、日本
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