国連安全保障理事会は24日、パレスチナ自治区ガザの情勢を協議する閣僚級会合を開きました。国連のグテレス事務総長はイスラエル軍のガザ空爆を非難し、即時停戦を要請しました。グテレス事務総長は、「中東情勢は刻々と悲惨さを増して
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
Global Head LINES:ガザ紛争についての海外論調(4)――ドイツの左派系週刊紙wochentaz 10/22の特集記事から
著者: 野上俊明たいていは数紙に過ぎないとはいえ、いつも欧米のクオリティ・ペーパーを見て感じるのは、日本に比べればまだ現場の直の声を伝えることに努めているということ。現場の声といっても、そこには何をどう伝えるかに関し取材者の意思が働い
本文を読む文化勲章受章者、文化功労者は、いったい誰が決めるのか。
著者: 内野光子10月20日、政府は、7人の文化勲章受章者と文化功労者を発表した。21日の新聞は、話題性のある受章者のよろこびの声や文化勲章の川淵三郎、文化功労者の北大路欣也らは、写真入りのインタビュー記事が掲載されていた。学術・文化・
本文を読む共産党のもう一つの衰退現象
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(446)― さきの、第9回中央委員会総会での志位和夫幹部会委員長の挨拶は、著しい党勢後退のために焦慮に満ちたものになった。共産党はいま、党員、機関紙「赤旗」の読者、支持者の減少、それから来る財政難に悩
本文を読む2023/10/23 22:07 札幌10・22デモの報告
著者: 松元保昭Photo:アメリカ総領事前(札幌):80人ほどが駅前から大通り公園にデモ行進し、 その後約半数が地下鉄で領事館に駆けつけた。 10・22デモメッセージ 「テロ殲滅」は、世界を破滅に…
本文を読むGlobal Head LINES:ガザ紛争についての海外論調(3)――ドイツの公共放送「DWドイツの波」10/19の特集記事から
著者: 野上俊明はじめに 右派ないし極右派に属するであろう二人の論客の論争が目に留まった。元大阪市長で弁護士の橋下徹氏と、アラブ・スクール出の元外交官で。現在キャノン系シンクタンク主幹を務める宮家邦彦氏との「内部」論争である(22日
本文を読むフランシーヌとの再会
著者: 小原 紘韓国通信NO729 『フランシーヌの場合』という歌をおぼえていますか。1969年のフランスでベトナム戦争に抗議して若い女性が路上で焼身自殺をした。衝撃的な事件は日本にも伝えられこの反戦フォークが生まれた。歌手は新谷のり
本文を読む市民の無意識としての憲法九条と日米安保条約のワンセット
著者: 岩田昌征柄谷行人著『憲法の無意識』(岩波新書、2016年・平成28年)「1 憲法の意識から無意識へ」によれば、占領軍の命令で出来た「憲法九条が執拗に残ってきたのは、それを人々が意識的に守ってきたからではありません。もしそうであ
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1000号/鎌田慧『忘れ得ぬ言葉』
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2023/10/e5c7c25e9acfa58441ad3b175ce8e123.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:
本文を読む青山森人の東チモールだより…この期に及んで技能実習制度を採用するとは!?
著者: 青山 森人廃止が決まった制度をなぜ採用するのか 日本の報道によると、10月18日、技能実習制度と特定技能制度の見直しを検討する政府の有識者会議(座長は国際協力機構[JICA]の田中明彦理事長)は、廃止が決まっている技能実習制度に代
本文を読むミャンマー軍事政権、貧すれば鈍する ―海外出稼ぎ者からも強制徴税
著者: 野上俊明6月、米財務省はミャンマーの、国営の貿易決済銀行2行(MFTBとMCIB)に対する制裁を発動し、国営企業が海外口座を通じて国際金融システムにアクセスし、そこから軍事政権への資金を引き出すことを抑えこみ、かつロシアからの
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(432)
著者: 本間宗究(本間裕)四種類の税金 「税金」に「四つの種類」が存在することは以前に説明したが、具体的には、「目に見える税金」と「目に見えないインフレ税」であり、また、「目に見える税金」が、「現在の税金」と「将来の税金」に分類され、そして、「目
本文を読む朝鮮と沖縄―脱植民地化の地平(2023年9月30日 那覇での朝鮮戦争停戦協定締結70周年シンポより) Korea and Okinawa – Horizon for Decolonization (from the symposium to commemorate the 70th anniversary of the Korean War Armistice)
著者: ピースフィロソフィー/乗松聡子Korean War Armistice) 2023年9月30日那覇市で開催された「朝鮮戦争から考える沖縄と東アジアの平和 休戦協定から平和協定へ」シンポジウムでの発表原稿を加筆修正したものを共有します。この少し短いバ
本文を読む子どもの「育ち」を応援する政策への基本の転換を ーー子どもの権利条例、実効的な実施の「しくみ」なし
著者: 長谷川孝相模原市の「子どもの権利条例」の実効性が〈あやしい〉と前稿で書きました。条例の存在感が薄いと指摘される現状を調べながら、その理由を充分に確認できないまま、〈あやしい〉とあいまいな書き方をしたのでした。 しかし、今回は
本文を読む実効性があやしい「子どもの権利条例」の現状
著者: 長谷川孝◆はじめに 相模原市が「子どもの権利条例」を制定して8年になります。 人権文化の咲き香る人権尊重のまちづくりにとって、子どもたちが自分自身の主人公(主権者)として育ち、シティズンシップの担い手となってくれることは、と
本文を読むアイスマンとエスノセントリズム
著者: 藤澤豊Spiegel Internationalがするっと読んで終わりにしてはもったいない記事を送ってきた。 「New Analysis Indicates that Austrian Iceman Was Anatolian
本文を読む日本共産党第9回中央委員会総会について思うこと
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(445)― いま日本には左翼政党は共産党しかない。だがこの党は停滞というよりは衰弱している。革新リベラル派にとっても大きな問題である。共産党が社会党同様、このままずるずる自然死への道をずり落ちてゆくの
本文を読むGlobal Head LINES:ガザ紛争についての海外論調(2)――ドイツの公共放送「DWドイツの波」10/15の特集記事から
著者: 野上俊明イスラエル軍のガザ侵攻を目前に、中東地域はもちろん世界が緊張状態に入りつつある。侵攻が始まれば、ジェノサイドは避けがたく、かつ紛争の中東全体への波及も懸念される。そうしたなか、中東情勢にとかく疎い我々には、地域情勢の複
本文を読むお江戸舟遊び瓦版999号/第60回防災コミュニティ研究会 陸上自衛隊練間駐屯地部隊見学
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2023/10/dba8fe0896c6c1e0b320581b6ce8c038.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/
本文を読む「雨の神宮外苑」(NHKTV2000年制作)について書いた後、知って驚くことばかり(2)~「内閣調査室」のこと
著者: 内野光子1952年、内閣官房に「内閣調査室」を立ち上げた時からのメンバー、志垣民郎については、以下の当ブログ過去記事でも紹介した。志垣が、最晩年に出版した『内閣調査室秘録―戦後思想を動かした男』(志垣民郎著 岸俊光編 文春新書
本文を読む「報道離れ」が増えているそうな ―ホントか? 問題はどこだ
著者: 田畑光永今週月曜日(16日)、『日本経済新聞』朝刊の「オピニオン」という特集ぺージに驚かされた。英『フィナンシヤル・タイムス』紙の記事が転載されていて、タイトルは「『報道離れ』にデータの力」。本文冒頭に「2017年に報道を避け
本文を読むお江戸舟遊び瓦版997号/アンジェラ・チェン・羽生有希訳『ACE アセクシャルから見たセックスと社会のこと』
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2023/10/df2e19fae133f4718a086508d32e0382.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/
本文を読むGlobal Head LINES:ガザ紛争についての海外論調――ドイツの公共放送「DWドイツの波」10/13の特集記事から
著者: 野上俊明中東諸国は、石油や天然ガスなどのエネルギーの供給源として、日本のいわば生殺与奪の権を握っているのであるが、しかしヨーロッパと違って、日本人は中東情勢にはとかく疎い。現在のガザ紛争における錯綜した利害関係諸国の相互関係を
本文を読む元長崎市議・日本福音ルーテル長崎教会牧師・平和活動家の故・岡正治氏が94年に女性記者に対して性暴力をはたらいていた
著者: ピースフィロソフィー長崎の民間の平和のための資料館「岡まさはる記念長崎平和資料館」がその名を冠する、元長崎市議・日本福音ルーテル長崎教会牧師・平和活動家の故・岡正治氏が、1994年、自らを取材していた地元放送局の20代前半の女性記者に対し、
本文を読む猪瀬直樹と橋川文三
著者: 川端秀夫猪瀬直樹は政治家を志しましたが、スキャンダルで失脚しました。彼の世間的評価はいまなお厳しいものがあります。しかし私は世間の思惑とは異なる評価基準を彼に関して抱いています。 橋川文三は、猪瀬を自分の後継者にしたかったという
本文を読むお江戸舟遊び瓦版996号/GSEF2023 ダカール大会報告会
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2023/10/0e7e892a1bcba8ce1cf56ba60e54423d.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/
本文を読むGlobal Head Lines:ドイツの日刊紙Tageszeitung10/13の中東危機への論評から
著者: 野上俊明<はじめに> リベラル派に属するTageszeitung(日刊紙という意味)であるが、10月13日の紙面のトップを飾っているのは、オンライン版のニュース担当責任者であるアリアーヌ・レンメ氏の筆になる「イスラエルへの攻撃
本文を読むジャズの歴史上もっとも過小評価されている音楽家の一人と言われる福居良さん
著者: グローガー理恵英語の表現で ” It talks to me.“ という便利な言い回しがある。 この表現は、芸術作品を鑑賞したときなどに、自分にアピールする作品に出会した際に使える効果的な表現ではないかと、私は思っている
本文を読む鬼の天使
著者: 小原 紘韓国通信NO728 「鬼の天使」の添え書きのある一枚の絵。 闘病生活の末に79才で亡くなった私の親友が描いた。死の直前に世話になった看護師を描いた。鬼という特別な言葉に込められた優しい人柄が
本文を読む統一教会の「解散命令請求批判の声明」に反論する
著者: 澤藤統一郎(2023年10月12日) 本日、文部科学省は、宗教法人審議会の了承も得て、統一教会に対する解散命令請求の方針を正式に発表した。世論に押されてのこととはいえ、その本気度が感じられる。遅きに失した感はあるものの、政権の決
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