イスラエル軍の蛮行と兵士の限界 ハマスの急襲から始まった今回の軍事衝突は3ヶ月が経過し、イスラエル軍によるパレスチナ人の大量殺戮という事態に至っている。死者数は、ガザのパレスチナ人220万の1%余りの2.3万人に達して
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
最新の「毛沢東伝」を読んで
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(457) 毛沢東(1893~1966)の経歴は複雑である。 1922年、彼は共産党結成に参加した。国民党との闘争と協力をめぐって党内で浮沈を重ねながらも、コミンテルンの支持をえて党指導部の一人とな
本文を読む1/4ミャンマーの独立記念日にあたって 2024年、全国民の望む軍事独裁の崩壊
著者: 野上俊明1948年1月4日、旧ビルマはイギリスの植民地支配から脱し独立を遂げた。しかし独立の英雄であったアウンサン将軍は、前年政敵に暗殺され(享年31歳)、この独立記念日に立ち会うことはなかった。100年近い植民地支配とアジア
本文を読む古地図と古文書で今を語るな
著者: 藤澤豊いつものようにスーパーへと歩いていったら、駅前広場にまたオレンジ色のジャケットを着た集団がいた。マイク片手になにかいっているが、聞こえるだけで聴く気にはなれない。距離をあけてさっさとスーパーに入って、あれこれ買って表にで
本文を読むGlobal Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(16)ドイツ日刊紙Tageszeitung 1/7号
著者: 野上俊明ガザ紛争の専門家へのインタビュー:ハマスへの勝利は不可能 ――アブダルハディ・アリジャ氏は、テロリスト集団を壊滅させることは非現実的だと考えている。彼は、ハマスが支持される社会的理由を分析するよう求めている。 ※アブダル
本文を読む露(シア)・烏(クライナ)戦争即時停戦初詣祈願――上野東照宮の現在的意味――
著者: 岩田昌征平成8年・1996年の正月に私=岩田はこんな歌を詠んでいた。 こぞの新春(はる) 明治の杜の神前(かんまえ)に いのりしことのなりにけるかも ボスニアの 元和偃武(げんなえんぶ)を思うかな
本文を読む無意味な関西万博はやめて、その費用を能登の救援にまわそう。関西万博は有害である。夢洲はカジノの予定地ではないか。万が一にも万博成功となったら、その次には公営賭場まで成功しかねない。カジノ建設阻止のためにも、万博はやめさせよう。そんな冗費は、喫緊の被災者救援と復興の費用に使おう。
著者: 澤藤統一郎(2024年1月6日) 旧年は、良い年ではなかった。戦争が勃発し人権も民主主義も蹂躙された。世界中に軍事力信仰が蔓延し、国内でも軍拡大増税へと舵が切られた。政治経済文化すべてがよくない。今年こそはとの願いは虚しく、元日
本文を読むミャンマー、コーカン自治区州都陥落―軍事政権衝撃の敗北
著者: 野上俊明新年早々、NHKはじめ邦紙各社も伝えるミャンマー情勢の新展開。北部三同胞同盟軍のひとつミャンマー国民民主同盟軍(MNDAA)は1/4木曜日、同州北部のコーカン自治区の州都であるラウッカイを完全に掌握し、同地域における政
本文を読む米国と日本は沖縄の軍事植民地支配をやめよ:アカデミー賞、ノーベル平和賞、ピュリッツァー賞受賞者ら世界の著名人による国際声明 International Statement: U.S. and Japan, Stop Military Colonization of Okinawa
著者: ピースフィロソフィー日本政府による辺野古の「代執行」をうけて1月 6日、国際声明を出しました。以下が昨日プレスリリースで発表した、声明と、5日の時点での署名者約400名のうち、123名の名前を紹介します。英語版のプレスリリースオリジナルのは
本文を読む朝日新聞<安保の行方 武器輸出を問う>にインタビュー記事が掲載されました
著者: 杉原浩司1月6日の朝日新聞4面に私のインタビュー記事が掲載されました。昨年12月22日 の殺傷武器輸出解禁の閣議決定前ならベストでしたが、市民運動の声が反映され た意義は大きいと思います。今後も閣議決定の撤回と密室協議を続ける実
本文を読む青山森人の東チモールだより…日本滞在の東チモール人、全員無事
著者: 青山 森人大晦日はニコラウ=ロバトの命日 東チモールの大晦日・12月31日は、東チモールで最大級に英雄視されているニコラウ=ロバトの命日にあたります。ニコラウ=ロバトはフレテリン(東チモール独立革命戦線)の第二代目の議長で、197
本文を読む人の不幸は蜜の味 (2024/01/01~04の資本の出来事)
著者: 神沢原たつ2024/01/04夜半 1/1 能登半島地震発生(震度7.6) 1/2 コンテナ船襲撃を受けたデンマークの開運大手AP.・モーラ・マースクが紅海運航停止 1/4 24年東京証券所初取引開始 日経ダウ▲700円(▲
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1011号/大西広「『人口ゼロ』の資本論」
著者: 中瀬勝義※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http
本文を読む酔生夢死 ユメもチボウもねえ
著者: 岡田 充毎朝、郵便受けの新聞を取りに行くのが日課だ。元日となると、そいつは分厚くずっしりと重い存在感を放つ。本紙に加え政治・経済・国際展望、芸能、スポーツ、文化など、別刷り付録が正月を実感させる。思わずうなずくリポートや啓発さ
本文を読む荒れる南シナ海――中・比対立激化
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(456)―― これまで 昨年フィリピン大統領が、ドゥテルテ氏からフェルディナンド・マルコス・ジュニア氏に代わってから、南シナ海の環礁領有をめぐる中国との摩擦が激化している。 ご存じの通り、中国は南
本文を読む#新年明けまして停戦せよ、家でもできます署名
著者: 松元/太田光征以下、太田光征さんの転送です。まだ遅くはありません。#新年明けまして停戦しろ、私は1~8全部署名しました。 [転送・転載歓迎します。重複受信の際はご容赦ください。] #新年明けまして停戦しろ がツイッターでの新年挨拶にな
本文を読む2025年を再び「国際協同組合年」に 国連が宣言、13年ぶり実施へ
著者: 岩垂 弘協同組合の全国組織「日本協同組合連携機構(JCA)」のホームページを閲覧していたら、「えっ」と、興味深いニュースが目に止まった。11月3日に国連総会が、2025年を「国際協同組合年」とする宣言をしたというニュースだった
本文を読む生成型検索エンジンと法規制
著者: 藤澤豊Natureの十一月六日付けの記事が興味深い。「ChatGPT detector’ catches AI-generated papers with unprecedented accuracy」と題する記事で、機会翻訳
本文を読む新春 2024.1.1.
著者: 内野光子きょうも、当ブログをお訪ねくださいまして、ありがとうございます。国の内外の不安は去りませんが、皆さまにはすこやかな一年となりますよう祈っております。 当ブログは、2006年に開設、お力添えいただきまして、18年目に入
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(442)
著者: 本間宗究(本間裕)金融界のホーキング放射 今回の「金(ゴールド)価格の2000ドル越え」が意味するものは「金融界のホーキング放射の始まり」であり、また、「金(ゴールド)に対する国債の敗北」のようにも感じている。つまり、「1980年代の初頭
本文を読む青山森人の東チモールだより…2024年度国家予算が発布、恩赦は大反発
著者: 青山 森人シュールなクリスマス風景 今年の東チモールのクリスマス風景はわたしにとってはなんともシュールな感じがします。首都の町あちらこちらで電気仕掛けの飾りつけが流行のようにされています。しかし飾りの周辺を見渡せばゴミに溢れている
本文を読む『クロール』は突如、消えてしまったが~児玉暁の遺したもの
著者: 内野光子細々と資料の整理はつづけているものの、処分するもの、古書店に引き取ってもらえそうなもの、やっぱり手離せないものと仕分けるのだが、なかなか踏ん切りがつかずに困っている。12月には、少し大掛かりに、短歌関係雑誌を捨てた。そ
本文を読む朝日デジタルに武器輸出に関するインタビュー記事が掲載
著者: 杉原浩司12月28日、朝日新聞デジタルに武器輸出に関するインタビュー記事が載りました。 政府の屁理屈を一つひとつ潰したつもりです。早めにご一読ください。紙面には短縮版が載りますが、掲載は越年となりそうです。 <杉原浩司> (12
本文を読む思い出していただきたい。当時DHC会長だった吉田嘉明から、みんなの党渡辺喜美に渡った政治資金は8億円だった。今話題の、安倍派キックバック総額を上回る巨額。企業経営者は、思惑を込めて政治家に金を渡すのだ。吉田嘉明は、週刊新潮への手記で、規制緩和を求めての渡辺喜美応援を語っている。企業が金で政治を動かすことが、民主主義社会の諸悪の根源である。その吉田嘉明が今「大和心」という通販会社を新設して、デマとヘイトを撒き散らしている。民主主義の名において「大和心」を糾弾しなくてはならない。
著者: 澤藤統一郎(2023年12月27日) 本日の赤旗に、「差別チラシ 大阪・長野でも」「DHC元会長の会社」「地方紙 不適切認める」との見出しの記事。そのリードは、「DHC元会長の吉田嘉明氏が設立した通信販売会社『大和心』(東京都)が
本文を読む大川原化工機事件国家賠償訴訟勝訴判決を受けての声明
著者: 杉原浩司昨日27日の大川原化工機事件の判決を受けて、以下の声明を発表しました。 年明けの通常国会に出される経済安保法改定案=秘密保護法大改悪案の提出 を阻むべきことも強調しています。ぜひご一読のうえ、広めてください。 <報道>
本文を読む欧州はユダヤ人問題をパレスチナへ厄介払いした――欧州の罪は重い――(その五)
著者: 柏木 勉前回の要旨は以下のようになる。 「ドイツ・欧州がホロコーストを生み、それがイスラエル建国を引き起こし、パレスチナ難民を発生させ、その後70数年にわたってイスラエルはパレスチナ・アラブ人への殺戮を繰り返してきた。にもかかわ
本文を読むコタツ記事vsクラブ(提灯)記事
著者: 藤澤豊のっけからこう言ってしまうと実も蓋もないが、現地に赴いて調査したわけでもなければ、取材したものでもないということからすれば、下記は巷でいう「コタツ記事」もどきの雑文ということになる。 ひと月ほど前になるが、Webでニュー
本文を読む引退されたはずではなかったのですか~「上皇」の卒寿報道に見る
著者: 内野光子12月23日は、平成期の明仁天皇の誕生日であった。購読紙の朝日新聞は、「上皇さま90歳に」「平成流 求めた旅」(多田晃子)の見出しで、毎日新聞は、「上皇さま 卒寿」(高島博之)「平和願う心 変わらず」(高島博之・村上尊
本文を読む動き始めたダライ・ラマ転生問題
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(454)―― かまえる中国 中国「環球時報」は、突然、12月7日「欧米では誤解が多いチベット仏教の輪廻転生」と題する論評を掲げた(2023・12・07)。 筆者の楊永純氏はチベット関連法実務の主任専
本文を読むGlobal Head Lines:アセアンの動向(1)ドイツの日刊紙Taz.12/8のアジア版 選挙前のインドネシア:民主主義の危機
著者: 野上俊明はじめに 世襲の圧力が民主主義の危機を招く――そう思わせる動きがアジアで顕著になっている。北朝鮮、シンガポール、カンボジアに続いて、アセアン最大の経済大国インドネシアで、大統領選をめぐり世襲をにおわせる動きが強まってい
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