(2023年11月4日) 抑圧と差別の累積は、いつの日か爆発する。ある日マグマが噴出するように、あるいはプレートに亀裂が走るように。 抑圧され差別された者の爆発が、抑圧と差別を解消させるとは限らない。制圧されて、さらなる
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
Global Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(7)――ドイツの左派系日刊紙Tageszeitung 11/3の特集記事から
著者: 野上俊明ホロコーストの記憶はどこへ行ったのか。ガザへの殲滅戦を仕掛けるイスラエル軍の攻撃が、多くの子供たちや民間人を巻き添えにしているのを見ると、イスラエルの恐るべき歴史健忘症に驚かざるを得えない。ハマス殲滅を怒号し、都市無差
本文を読むドキュメンタリー映画「サイレント フォールアウト」を観て
著者: 松井和子20231104 松井和子 私は9月末、伊東英朗監督ドキュメンタリー映画「サイレント フォールアウト」を観る機会を得ました。この映画について少しは予想していたものの大変な衝撃を受けました。
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1002号/伊藤誠「『資本論』と現代世界」マルクス理論家の追憶から
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2023/11/4f75c070901ad98f2b04ccf843662d64.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/
本文を読む「LIN-NET 第5回」集会の報告
著者: 池田祥子「LIN-NET」とは? それは、Local Initiative Network(ローカル イニシアティブ ネットワーク) の頭文字を取ったものである。 発足は、2022年11月。スローガンは「ボトムアップ型の政治
本文を読むガスコンロの炎からベンゼン発生?
著者: 藤澤豊暇に任せてあれこれ漁っていたら、なんのことやらという記事がでてきた。 「ガスコンロの炎から発がん性物質『ベンゼン』発生、換気扇で除去不可」 https://forbesjapan.com/articles/detail/
本文を読むGlobal Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(6)――ドイツの左派系日刊紙Tageszeitung 10/31の特集記事から
著者: 野上俊明どう考えても、つまるところパレスチナ紛争には「オスロ合意」の精神である、イスラエルとパレスチナの「二国家間の平和共存」以外の解決法はないであろう。だとすれば、現に進行しつつある民族浄化の色さえ濃いガザ地区へのイスラエル
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(434)
著者: 本間宗究(本間裕)無力化したローマ法 現在の世界情勢は、1600年前の「西ローマ帝国の崩壊時」と酷似した状況のようにも思われるが、この点に関して興味深い事実としては、「無力化したローマ法」が指摘できるものと考えている。具体的には、「紀元前
本文を読むGlobal Head Lines:李克強の死について―ドイツの左派系日刊紙Tageszeitung 10/27の記事から
著者: 野上俊明フルシチョフ失脚のときだったろうか、テレビを見ながら朝食をとっているとき、父が母に向かってこう言った。「ソ連はちょっと前までは、トップの政治家は生きて辞めることはできなかった」そして母は「恐ろしい国よね」と答えた。それ
本文を読む「官報に載せるのを忘れてた」って! 文化功労者選考分科会委員
著者: 内野光子「官報」に載せるのを忘れてた?って、そんなことがあるのだろうか。 10月22日、「文化勲章は誰が決めるのか」を書いたあと、やはり気になって、今年の委員は誰だったのだろうと、毎年発表のある9月1日前後の「官報」をもう一度
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1001号/江東区議会傍聴「マイナス地域水害対策」に注目!
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2023/11/8dedc2201a88345df01fd088bedd4605.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://w
本文を読む私たちはソシオパスと愚か者たちに支配されている:ケイトリン・ジョンストン We Are Ruled By Sociopaths And Morons: Caitlin Johnston (Japanese Translation)
著者: ピースフィロソフィーX(旧ツイッター)で約30万人のフォロアーをもつ、オーストラリア在住のジャーナリスト、ケイトリン・ジョンストン氏の最新の投稿を和訳しました。(ジョンストン氏の方針により、ジョンストン氏の仕事は転載自由とされています。この
本文を読むやはり「民族同化」は進んでいる
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(447)―― 近頃珍しく、人民日報国際版の「環球時報」にチベットが登場した。 「チベットに来い、そして『強制同化』の話がどのくらいでたらめかを見よ」という威勢のよい「見出し」の評論である(2023
本文を読むミャンマー恒例の「タディンジュ(燈明)祭」―10/28,29,30―終わる
著者: 野上俊明10月の満月に合わせ、地上いたるところで燈明を照らし、天から降りてくる釈迦が道に迷わないようにするという。熱帯モンスーンによる雨季は、雨安居(うあんご)といって僧侶たちは外出せず、僧院でひたすら修行に打ち込む季節。しか
本文を読むGlobal Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(5)――ドイツの左派系日刊紙Tageszeitung 10/27の特集記事から
著者: 野上俊明イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ空爆により、子どもが3千人以上死亡するなか、国連総会(193カ国)は27日、緊急特別会合を開き、「敵対行為の停止につながる人道的休戦」を求める決議案を採択した。開票の内訳は、賛成がフ
本文を読む青山森人の東チモールだより…世界は東チモールに聴け
著者: 青山 森人お里が知れている新制度 10月26日、田中明彦JICA(国際協力機構)理事長が東チモールを訪問し、シャナナ=グズマン首相ら政府要人と面会し、両国は協力関係を確認しました。田中理事長は、技能実習制度と特定技能制度の見直しを
本文を読む【報告】「空爆という大虐殺をやめろ!10.27イスラエル大使館前ダイ・イン」に150人!
著者: 杉原浩司10月27日に行ったイスラエル大使館付近でのダイ・インの報告をまとめました。 ブログの写真も合わせて、ぜひご覧ください。 <パレスチナに平和を!緊急行動> 11月5日(日) 17時45分 日比谷公園中幸門(日比谷公会堂と
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(433)
著者: 本間宗究(本間裕)2008年と2023年との違い 「2023年8月15日」には、戦後の26年サイクルが示唆するとおりに、「中国版のリーマンショック」と呼ばれる事件が発生したが、この事実に関して注意すべき点は、「2008年と2023年との違
本文を読む離日のキユーバ大使を合同送別会で送る 友好団体の8団体が
著者: 岩垂 弘間もなく帰国する駐日キューバ大使のミゲル・A・ラミレス氏の送別会が10月18日、東京・東麻布のキューバ大使館で行われ、日本側から政治、経済、スポーツ、文化など各界の関係者約60人が参列したが、これに先立つ9月20日には
本文を読むGlobal Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(4)――ドイツの左派系日刊紙Tageszeitung 10/20の特集記事から
著者: 野上俊明ウクライナ戦争においてもそうだったように、ガザ紛争においても左翼とリベラル内部で見解が分かれている。日本でそれほど目立たないのは、見解の相違が小さいからではなく、現実政治における党派的エネルギーと同様、論争するだけの知
本文を読む報道機関がChatGPTをシャットアウト
著者: 藤澤豊Yahooニュースが八月二十九日付けでCNN Reliable Sourcesの記事「Closed to OpenAI」を配信してきた。 https://mail.yahoo.co.jp/u/pc/f/message/A
本文を読むLet’s Join Hands 10月25日 添付1点 国連 即時停戦を要請 &注目記事から
著者: 江口千春国連安全保障理事会は24日、パレスチナ自治区ガザの情勢を協議する閣僚級会合を開きました。国連のグテレス事務総長はイスラエル軍のガザ空爆を非難し、即時停戦を要請しました。グテレス事務総長は、「中東情勢は刻々と悲惨さを増して
本文を読むGlobal Head LINES:ガザ紛争についての海外論調(4)――ドイツの左派系週刊紙wochentaz 10/22の特集記事から
著者: 野上俊明たいていは数紙に過ぎないとはいえ、いつも欧米のクオリティ・ペーパーを見て感じるのは、日本に比べればまだ現場の直の声を伝えることに努めているということ。現場の声といっても、そこには何をどう伝えるかに関し取材者の意思が働い
本文を読む文化勲章受章者、文化功労者は、いったい誰が決めるのか。
著者: 内野光子10月20日、政府は、7人の文化勲章受章者と文化功労者を発表した。21日の新聞は、話題性のある受章者のよろこびの声や文化勲章の川淵三郎、文化功労者の北大路欣也らは、写真入りのインタビュー記事が掲載されていた。学術・文化・
本文を読む共産党のもう一つの衰退現象
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(446)― さきの、第9回中央委員会総会での志位和夫幹部会委員長の挨拶は、著しい党勢後退のために焦慮に満ちたものになった。共産党はいま、党員、機関紙「赤旗」の読者、支持者の減少、それから来る財政難に悩
本文を読む2023/10/23 22:07 札幌10・22デモの報告
著者: 松元保昭Photo:アメリカ総領事前(札幌):80人ほどが駅前から大通り公園にデモ行進し、 その後約半数が地下鉄で領事館に駆けつけた。 10・22デモメッセージ 「テロ殲滅」は、世界を破滅に…
本文を読むGlobal Head LINES:ガザ紛争についての海外論調(3)――ドイツの公共放送「DWドイツの波」10/19の特集記事から
著者: 野上俊明はじめに 右派ないし極右派に属するであろう二人の論客の論争が目に留まった。元大阪市長で弁護士の橋下徹氏と、アラブ・スクール出の元外交官で。現在キャノン系シンクタンク主幹を務める宮家邦彦氏との「内部」論争である(22日
本文を読むフランシーヌとの再会
著者: 小原 紘韓国通信NO729 『フランシーヌの場合』という歌をおぼえていますか。1969年のフランスでベトナム戦争に抗議して若い女性が路上で焼身自殺をした。衝撃的な事件は日本にも伝えられこの反戦フォークが生まれた。歌手は新谷のり
本文を読む市民の無意識としての憲法九条と日米安保条約のワンセット
著者: 岩田昌征柄谷行人著『憲法の無意識』(岩波新書、2016年・平成28年)「1 憲法の意識から無意識へ」によれば、占領軍の命令で出来た「憲法九条が執拗に残ってきたのは、それを人々が意識的に守ってきたからではありません。もしそうであ
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1000号/鎌田慧『忘れ得ぬ言葉』
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2023/10/e5c7c25e9acfa58441ad3b175ce8e123.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:
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