評論・紹介・意見の執筆一覧

総がかり行動実行委が国会請願署名を開始 大軍拡と大増税に抗して

著者: 岩垂 弘

 護憲団体が結集する「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が、2月14日から、新しい国会請願署名運動を始めた。新署名のタイトルは「平和、いのち、くらしを壊す大軍拡、大増税に反対する請願署名」で、署名の宛先は

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追悼 伊藤誠さん  広西元信『資本論の誤訳』をめぐって

著者: 村岡到

 伊藤誠さんが二月七日に急性心筋梗塞で亡くなった。八六歳。年賀状をいただき長野に転居したことを知ったばかりだったので驚いた。  伊藤さんとは一九七九年にいいだももが主導していた季刊『クライシス』が刊行されるようになった時

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どうする高齢者!どうすればいいのか(2)ルーブルや大英博物館職員がストできるのは

著者: 内野光子

 どうする家康、どころではない。  前の記事で述べたように、年金支給開始を段階的に62年から64年にしようとするフランスのマクロン政権は、大規模な反対運動に立ち往生している。反対運動を続ける市民たちに、私は少なからず心動

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】516 LGBT万歳!

著者: 平田伊都子

 「見るのもいや!」と、元総理秘書官荒井さんが同性愛者のことを言いました。 筆者は全然いやじゃないです!!  荒井さんが嫌いでも、世の中にはそういう愛の形が存在するのです。 同性愛を認めて荒井さんを首にした岸田総理なんだ

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ウクライナ紛争:元NATO軍事委員会議長・ハラルド・クヤート退役将軍に訊く 『今こそが 断たれた交渉を再開する適切な時機となるだろう』

著者: グローガー理恵

はじめに 主流メディアでは決して取り上げられることのない、ドイツ軍人・ハラルド・クヤート氏のインタビュー記事がスイスのメディア”Zeitgeschehen im Fokus”に掲載されているので、そこから抜粋したものを和

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「統一教会スラップ・有田事件」の第1回期日は、5月16日(火)午後2時から

著者: 澤藤統一郎

(2023年2月18日)  旧統一教会が起こしたスラップは、今のところ5件。そのうちの1件が、ジャーナリスト有田芳生と日本テレビを被告とする「統一教会スラップ・有田事件」。係属裁判所は、東京地裁民事第7部合議B係(野村武

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「イスラエル司法改革に市民の抗議10万人」「三権分立の崩壊懸念」「民主主義を守れ」

著者: 澤藤統一郎

(2023年2月17日)  イスラエル・ネタニヤフ政権の「司法制度改革案」が政権を揺るがす政治問題となっている。1月以来、波状的に10万人規模の市民のデモが街頭に溢れているという。三権分立の崩壊を懸念し、「民主主義を守れ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(398)

著者: 本間宗究(本間裕)

バブルに関するマスコミ報道 金融業に携わって、今年で47年目を迎えるが、この間に、いろいろなバブルを経験したことにより、「バブルの特徴と見分け方」についても、有意義、かつ、興味深い知識が得られたものと感じている。つまり、

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Let’s Join Hands 2月17日 添付2点 「食の安全を守る人々 世界3月号 バイデン任せでOK?

著者: 江口千秋

◎ご案内★☆「食の安全を守る人々」上映会☆ 2月26日★   ◎雑誌『世界 2023年3月号』掲載記事から *停戦について 「ウクライナ側が一応の満足を得る形が好ましい」と私は切に思います。しかし、私たちは世界

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学術団体の自律は、学問の独立に原理的に不可欠である。学術会議会員任命方法を改悪してはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年2月16日)  人事は重要である。そして、難しい。公的な機関の重要人事には、その社会の民主主義の成熟度が表れる。いま、学術会議会員の任命制度が議論になり、NHK新会長と、日銀新総裁の人事が話題となっている。そ

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青山森人の東チモールだより…法の番人だった人物が武器の不法所持とはこれいかに

著者: 青山森人

大量の武器が個人宅から発見 先月1月の16日(月曜日)のこと、リキサ地方にある或る個人宅から、ピストル1挺と、鳥撃ち用の小銃3挺そして銃弾が2千発以上、さらに様々な武器装備品など半端ではない分量の武器が合同部隊によって発

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首相答弁は正しい日本語であるか? 論理整合性を持っているか?

著者: 澤藤統一郎

(2023年2月14日)  いま、通常国会が開かれています。衆議院予算委員会での質疑を素材に、正しい日本語の勉強をいたしましょう。  岸田文雄さんは内閣総理大臣の立場にあって、政府の政策全般について野党の質問に責任をもっ

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弁護士会が元号使用にこだわるのはおかしい。西暦使用に切り替えるべきだ。

著者: 澤藤統一郎

(2023年2月13日)  私が所属する東京弁護士会では、23年度役員選挙・常議員選挙が、先週金曜日の2月10日に行われる予定だった。が、今年は定員を上回る立候補者がなく、結局無投票で立候補全員が当選となった。やや寂しい

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愛国心は危険だ。触ると火傷する。暴発して身を滅ぼすことにもなりかねない。

著者: 澤藤統一郎

(2023年2月12日)  「建国奉祝派」というものがある。日本会議だの、神社本庁だの、自民党安倍派だの…。今年も各地で奉祝行事が報告されているが、盛り上がりには欠けるようだ。盛り上がりには欠けるものの、それなりに行事は

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「建国記念の日」首相メッセージ。官邸発表の不正確版と、その修正版と。

著者: 澤藤統一郎

(2023年2月11日)  本日は、「建国記念の日」である。戦前は紀元節だった。おそらく伝統右翼にとっての最も重要な日。何しろ、根拠に欠けるとは言え、天皇制の起源の日なのである。この日、初代の天皇神武が大和の樫原で就任し

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】515 自分事のトルコ・シリア大地震

著者: 平田伊都子

戦争ごっこやってる場合じゃないでしょ! 兵器集めやってる場合じゃないでしょ!! 一刻も早く、大地震に襲われたトルコとシリアに重機や薬品や食料や衣料や発電機や防寒設備を送ってください。 氷点下の寒さが拍車をかけ約2万5千人

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書評:鳥居万由実著『「人間ではないもの」とは誰か―戦争とモダニズムの詩学』

著者: 野島直子

0はじめに  今回取り上げるのは、鳥居万由実著『「人間ではないもの」とは誰か―戦争とモダニズムの詩学』(青土社、2023年)である。  この著作は、1920年代から40年代の日本の詩における、動物や機械といった「人間では

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(397)

著者: 本間宗究(本間裕)

異次元金融緩和の後始末 「日銀による異次元の金融緩和政策」に関しては、現在、「政策の破綻」から「後始末の始まり」という段階に移行中の状況、すなわち、「国債の大量買い付けによる超低金利状態の維持」が難しくなるとともに、「国

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