評論・紹介・意見の執筆一覧

「政教分離」とは、いったい何なのだ。那覇地裁の判決は?

著者: 澤藤統一郎  

(2022年3月28日・連続更新9年まであと3日)  先週の水曜日、3月23日に那覇地裁(山口和宏裁判長)で、政教分離に関する訴訟の判決が言い渡された。市民2人が原告となって那覇市を訴えた住民訴訟でのこと。請求の内容は、

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〝連合の将棋のコマ、泉立憲代表〟のままでは、野党は参院選を戦えない

著者: 広原盛明

2022年度当初予算が3月22日に成立した。一般会計の歳出規模は過去最大の107兆円超、それでいてほとんど論戦らしい論戦もないままに戦後4番目の速さでの成立となった。野党第1党の立憲民主党が予算追及のイニシアチィブを取れ

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ウクライナ問題 ナショナリズムのバカバカしさ(前編)

著者: 柏木 勉

■ 日本社会のボロボロ劣化が露呈した  現在、日本のほとんどのマスコミ、政府・自治体、政党、国民の大多数が「ウクライナがんばれ、ウクライナかわいそう、ロシア憎し」で一色に染まっている。何か大きなことがおこると思考停止。一

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「安倍やめろ訴訟」判決に思う ー 警察を官営の暴力団にしてはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月27日・連続更新9年まであと4日)  誰がなんと言っても言わなくても、もう春ですな。   世の中は三日見ぬ間の桜かな   銭湯で上野の花のうわさかな  今日が満開の、のどやかな上野の桜でございますが、あの

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何べんでも「戦争でウクライナのこどもをころすな」と言う

著者: 米田佐代子

 19日の土曜日、吉祥寺の駅前で「ロシアのウクライナ侵攻に抗議しよう」というアピールをしている人たちに会いました。ちいさなチラシを配っていたので「ご苦労様」と挨拶して、もらいました。ロシア大使館の住所やメールアドレスが記

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】470 美男サンチェスの裏切り

著者: 平田伊都子

 美男のペドロ・サンチェス・スペイン首相が西サハラの難民と被占領民を捨て、モロッコの王様に忠誠を誓いました。 一体、サンチェスに何があったのでしょうか? モロッコは何を仕掛けたのでしょうか?  サンチェスを信じていた西サ

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宝田明の他界を悼む ―「ゴジラ」と「反戦平和」―

著者: 半澤健市

《金融マンの私と東宝の関わり》  1950年代に、東宝の青春スターとしてデビューし、多様なジャンルで活躍した俳優宝田明(たからだ・あきら)が逝った。2022年3月14日であった。  東宝と、私が務めていた東洋信託銀行(現

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(351)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融界のブラックホール 金融業に携わって、今年で46年目を迎えるが、この期間を振り返りながら、現在の「金利上昇」を考えた時、痛切に感じることは、「金融界のブラックホールが形成され、そして、蒸発している展開」のことである。

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オペラハウス支配人がハンガリー首相へ引退勧告 ここにも1人、プーチンに頭の上がらない首脳

著者: 盛田常夫

 3月12日に、ブダペストでオペラハウスの改装記念ガラコンサートが開かれました。アーデル大統領、オルバン首相、ノヴァーク次期大統領が列席する中、オペラハウス支配人のオーコオヴァチ・スィルヴェスターが発した挨拶話題になって

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ウクライナ危機の背景:2014年、米国のベテラン諜報専門家たちがメルケル独首相に出した書簡

著者: グローガー理恵

2014年、米国のベテラン諜報専門家たちがメルケル独首相に警告   ウクライナ危機は今に始まったことではない。プーチンをウクライナ侵攻に至らせるまでには、様々な因が絡み合って要因となっている背景があるはずである

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『津田梅子―科学への道、大学の夢』(古川安)を読む~津田梅子は何と闘ったのか

著者: 内野光子

 東大出版会のPR誌「UP」3月号に載っていた著者古川安氏の「ブリンマーと津田梅子と私」という執筆余話を読んで、本書を読みたくなった。新刊なので、どうかなと思ったが、市立図書館ですんなり借りることができた。 1892年6

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銃をおけ! 人を殺すな! 家を壊すな! せっかく咲いた花を軍靴で踏みにじるな!

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月22日)  最近落ち着かない。なんとなくウロウロ、という心もちなのだ。3・11のときもこんな感じだったが、あれ以来のこと。いま、戦争の惨禍が現実のものとなって人々を苦しめている。恐怖、飢餓、家族の離散、そ

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「ウクライナに平和を!原発に手を出すな!」 東京で、さようなら原発緊急集会

著者: 岩垂 弘

 「ウクライナに平和を」「原発に手を出すな」。2500人を超える人々のコールが、花冷えの会場に響き渡った。快晴の下、東京・代々木公園で3月21日(月・祝日)に開かれた「ウクライナに平和を!原発に手を出すな!3・21市民ア

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ゼレンスキーの国会演説に反対する!  -紛争は武力では解決しない-

著者: 小島四郎

 この国は、1945年8月15日にポツダム宣言を受諾し無条件降伏をした。そして46年に新しい憲法を定めた。「恒久の平和を念願し、・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」(

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ゼレンスキーの国会演説。被侵略国の代表者の訴えに耳を傾け励ましたい。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月21日)  ゼレンスキー・ウクライナ大統領の我が国での“国会演説”が、明後日(3月23日)午後6時からオンラインで生中継となる見通しと報じられている。今のところ、自公維国が積極姿勢で、立憲・共産は慎重との

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ロシアのウクライナ侵略は、過去の日本の中国侵略にそっくりなのだ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月20日)  ロシアのウクライナへの侵略批判は、徹底して行わねばならない。しかし、過去の日本の大陸への侵略や、近くはアメリカのいくつもの侵略行為に目をふさぐものであってはならない。日本の過ちを自覚しつつ、プ

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