評論・紹介・意見の執筆一覧

英雄的な徹底抗戦か、人命尊重の降伏勧告受諾か。余儀なくされた深刻な選択。

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月18日)  ロシア国防省は、17日包囲攻撃を続けるウクライナ南東部の要衝マリウポリで、製鉄所構内に立てこもったウクライナ部隊に降伏を勧告し、ゼレンスキーはこれを拒否した。局地的には絶望的な戦況での、部隊の

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経済安保法案:参議院は「良識の府」の気概を示せ!~連続アピール・議員FAX・緊急声明

著者: 杉原浩司

 「経済安全保障推進法案」=現代の「国家総動員法」の参議院での審議が進 んでいます。明日19日(火)には6時間の質疑が入り、21日(木)の午前には 参考人質疑まで決まっています。「良識の府」「再考の府」と呼ばれる参議院

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ミャンマー国民の抵抗精神は堅忍不抜、持久戦の様相へ

著者: 野上俊明

 世界中の耳目がウクライナ戦争に引き付けられていますが、ミャンマーでも反軍民主派勢力は闘争を果敢に持続させています。都市部の不服従運動、サガイン・マグエ地方の農村部やタイ国境地帯での武装闘争の火は絶えることなく、国軍の攻

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】473 「俺にはモチベーションがある!」ウクライナ戦闘員

著者: 平田伊都子

 「俺にはモチベーション(信念)がある!ウクライナは必ず勝つ!!」と、 ウクライナのアゾフ戦闘員たちが様々なメディアで、雄叫びを上げています。 故郷を守るというモチベーションは、パレスチナや西サハラの人々にも強くあります

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プーチンはウクライナに侵攻し、習近平は香港の民主主義を蹂躙した。

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月16日)  一般には、「現状」の墨守は革新への妨げである。とりわけ、「不合理な現状」であれば変更して悪かろうはずはない。だが、どんな方法を用いてでも「現状」を変えてよいことにはならない。むしろ、実力による

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(354)

著者: 本間宗究(本間裕)

平気で嘘を付く人々 最近、気にかかる点は、今回の「プーチン大統領」を筆頭にして、「世界各国で、政治家や官僚などが、平気で嘘を付き続けている事実」であり、また、「嘘の隠ぺいのために、権力を行使する状況」である。そして、この

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酒井啓子千葉大教授《「侵攻」をめぐる二重基準》の紹介

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月14日)  今朝の毎日の第11面「激動の世界を読む」シリーズに、酒井啓子・千葉大教授の骨太の論説。ネットでは有料記事のようだが、読むに値する内容。こんな信頼できる論説を読めるのだから、新聞というものは実に

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ベオグラード「ヘルシンキ人権委員会」の米陸軍セルビア占領要請――プーチン/ラブロフ侵略を実見して、クリントン/オルブライト侵略を再考する――

著者: 岩田昌征

 1999年・平成11年3月24日、NATO19ヶ国が新ユーゴスラヴィア(セルビアとモンテネグロ共和国から成る連邦国家、コソヴォはセルビアの北部)を空爆した時、アメリカ国務長官マドリン・オルブライト女史は、新ユーゴスラヴ

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1922 -2022 年、『ポトナム』創刊100周年記念号が出ました(2)

著者: 内野光子

 ほんとは『ポトナム』の歴史を少しでも伝えねばと思いつつ、いまは、ポトナム私史として、嫌われるのを承知で、あまりにも個人的な記録になってしまうかもしれない。  私が、ポトナムに文章らしきものを初めて寄稿したのは、カール・

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ICCのプーチン訴追に期待する ー 各国が安心して武器を置く日のために

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月11日)  1993年2月、自由法曹団が「カンボジア調査団」を派遣した。私もその調査団10名の一人として、内戦直後の現地をつぶさに見てきた。国連(UNTAC)の活動あって、平和は回復していたとされた時期で

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日弁連がDHCに「ヘイトやめよ」の警告 ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第198弾

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月10日)  このところ鳴りを潜めているDHCと吉田嘉明だが、久しぶりにそのヘイト体質でメディアに話題を提供している。人権救済申立事件を受けた日弁連が、DHCに人権侵害ありと断定して、警告書を発したのだ。昨

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】472 モロッコ国王の饗応を喰らったスペイン首相

著者: 平田伊都子

 2022年4月7日、イスラム歴1443年ラマダン(断食)月5日、モロッコ国王モハンマド六世、ラシード王子(弟)、ハサン皇太子(息子)などモロッコ王族に囲まれてイフタールの豪華食卓を前にしたペドロ・サンチェス。スペイン首

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(353)

著者: 本間宗究(本間裕)

プーチンの思惑 最近、海外で言われ始めたことは、「プーチンの思惑」が、「核戦争をちらつかせながら、西側諸国の金融システムを崩壊させることにある」というものであり、実際には、「ロシアへの経済制裁」を実施させることにより、「

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