8月31日は、阿部静枝の命日であった。葬儀は、1974年9月10日、地元の池袋の祥雲寺で執り行われた。歌人、阿部静枝について知る人は、歌人でも少ないかもしれない。よく間違われた歌手「あべしずえ」すら知る人も少なくなった
本文を読むカルチャーの執筆一覧
江東屋上菜園瓦版174号/コ ロ ナ 禍 第 5 波, 横 浜 市 長 選 を 襲 う !
著者: 中瀬勝義コ ロ ナ 禍 第 5 波, 横 浜 市 長 選 を 襲 う ! を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/09/fcf866b714fd7cd3c82cd
本文を読む監視する現代社会は豊かであろうか ― 同質化するイギリス・中国・日本 ―
著者: 内田 弘[オーウェル化するイギリス] 今から十数年前、イギリス西部イングランドの或る大学に短期留学しました。その滞在期間中、その大学が設置している外来研究者用の宿舎に泊っていました。月毎の寮費を寮の事務室に収めに行き、ついでに雑
本文を読むリハビリ日記Ⅴ ③④
著者: 阿部浪子③ 本多秋五と埴谷雄高のはがき ひとつの茎にひとつの花。ヒマワリの花が今年もまた、さちこさんの家の庭に咲いた。ヒマワリの花は、7月から通っているリハビリ施設「健康広場佐鳴台」の内壁にも、いっぱい咲いている。なぜか沈みが
本文を読むささや句会 第70回 2021年 7月20日 火曜日
著者: 公子こめかみを襲ふ五匙目かき氷 合沢舞祥 雲の峰さらばと立ち逝く日を思う 新海あすか 天地(あめつち)を絞り切りたる雷雨かな 小
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(10) 詩聖タゴールの横顔― ―インドの民衆を詩歌で鼓舞した愛国者
著者: 横田 喬タゴールは日本と縁が深く、生涯に五回も日本を訪問している。五十代半ばの頃の1916(大正5)年から六十代後半の1929(昭和4)年にかけてで、美術界のリーダー岡倉天心や仏教学者の河口慧海らとの親交が元だ。日本人の自然を
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(9) タゴールの『ギタンジャリ』――「詩聖」による「歌の捧げ物」
著者: 横田 喬1913年にアジア人初のノーベル賞作家となったインドの詩人タゴールは、よく「詩聖」と称えられる。アイルランド出身の高名な詩人イェイツ(1923年にノーベル文学賞受賞)は、タゴールの受賞作『ギタンジャリ』(「歌の捧げ物」
本文を読む江東屋上菜園瓦版173号/コ ロ ナ 禍 第 5 波 、オ リ パ ラ を 襲 う ! 市民科学講座「ゼロメートル地域に注目―東京大水害に備える」
著者: 中瀬勝義「コ ロ ナ 禍 第 5 波 、オ リ パ ラ を 襲 う !」を紹介します。 なお、市民科学講座 8月9日(月)19:00~20:30にZOOMで話題提供します。 「ゼロメートル地域に注目―東京大水害に備える」 首都圏
本文を読むシェイクスピアの「弁証法」―『ヴェニスの商人』
著者: 合澤 清暑気払いにと本箱で埃をかぶっていた、筑摩書房版「シェイクスピア全集」全8巻の中の1「喜劇」の頁をめくってみた。 この本には次の6本の戯曲が入っていた。 「間違いの喜劇」「じゃじゃ馬ならし」「ヴェロナの二紳士」「恋の骨折損
本文を読むリハビリ日記Ⅴ ①②
著者: 阿部浪子① 若林つやの愛のかたち 田舎道に咲いた、たった1本のグラジオラスの黄色い花。赤色ではない。堂々として、いかにもすずしげだ。春に球根を植えつけたのは誰だろう。花好きのタマエさんかな。長く伸ばした花茎に連なって咲いている
本文を読むささや句会 第69回 2021年 6月20日 日曜日
著者: 公子落日を背負ひ老婆は大豆蒔く 新海泰子 庭涼し月の砂漠は隣から 津島佳子 言の葉を一つ埋めたる木下闇 新海あすか ステテコの博士の膝に
本文を読む激動の20年‐「ロシア革命」-トロツキー(その3)
著者: 合澤 清主な参考文献:『ロシア革命史 帝政の転落』(1)レフ・トロツキー著 山西英一訳(角川文庫1930,11.14/1972)*出版年度は1931‐33で、プリンキポで書かれて出版されたもの。『ロシア革命-破局の8か月』池田嘉
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(8) 『大地』の著者パール・バック―ヒューマニズムの伝統を受け継ぐ物語作家
著者: 横田 喬パール・バック(1892~1973年)は小説『大地』を著した当時を回顧し、「私はあの頃、ひどく沢山のお金が必要だったんです」と言っている。個人的な贅沢のためではない。大金が必要だったのは、娘のためだった。彼女の長女は、
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(7) パール・バックの『大地』―中国の農夫の暮らしと家系を豊かに描く一大叙事詩
著者: 横田 喬米国の作家パール・バック(1892~1973年)は代表作『大地』の文学的価値が認められ、1938年にノーベル文学賞を受けている。同賞選考委員会は、その推薦文で「彼女の小説は、中国の農夫の生活を豊かに、真に叙事詩的に描き
本文を読む大健闘のハンガリー 2020サッカー欧州選手権
著者: 盛田常夫ハンガリーは、前回優勝のポルトガル、世界選手権優勝のフランス、強豪ドイツの優勝候補チームが凌ぎ合う「死の組」に入った。戦前の論評によれば、ハンガリーは最下位で、勝ち点も取れないだろうという評価だった。確かに緒戦のポルト
本文を読む江東屋上菜園瓦版172号/コ ロ ナ 禍 第 5 波 、 オ リ パ ラ を 襲 う ?
著者: 中瀬勝義コ ロ ナ 禍 第 5 波 、オ リ パ ラ を 襲 う ? を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/07/26af2b4b22193b9a0199f67
本文を読む激動の20年‐「ロシア革命」-トロツキー(その2)
著者: 合澤 清主な参考文献:『ロシア革命史 帝政の転落』(1)レフ・トロツキー著 山西英一訳(角川文庫1930,11.14/1972)*出版年度は1931‐33で、プリンキポで書かれて出版されたもの。『ロシア革命-破局の8か月』池田嘉
本文を読む激動の20年‐「ロシア革命」-トロツキー(その1)
著者: 合澤 清主な参考文献:『ロシア革命史 帝政の転落』(1)レフ・トロツキー著 山西英一訳(角川文庫1930,11.14/1972)*出版年度は1931‐33で、プリンキポで書かれて出版されたもの。『ロシア革命-破局の8か月』池田嘉
本文を読む2021年全仏オープンテニス観戦記
著者: 盛田常夫大坂なおみの記者会見拒否に続く棄権、女子ランキング1位バーティの故障棄権、クヴィトバの怪我棄権、フェデラーの4回戦棄権など、今年の全仏テニスはあまり楽しくない話題が多かった。女子はトップシードが軒並み棄権や敗退で、ベス
本文を読む二つの『お茶と同情』
著者: 川弾降雄先日、全くの偶然から『お茶と同情(Tea and Sympathy)』の戯曲を落手しました。1956年に白水社から刊行されたものです。日本映画では『真昼の暗黒』(今井さん)、『流れる』(成瀬さん)の年ですね。うーんかなり
本文を読む江東自転車エコライフ通信号外34号/第 18 回 身近な水環境の全国一斉調査 2021
著者: 中瀬勝義第 18 回 身近な水環境の全国一斉調査 2021 に参加しました。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/06/6276d02640d528d319205a4eafe
本文を読むリハビリ日記Ⅳ 49 50
著者: 阿部浪子49 大久保友紀子のトラウマ 買い物の帰り道、タマエさんの家の前までくると、バラの花が目にとびこんできた。大きな茶色のかめに植わった1本の木に、赤い夏バラがいっぱい咲いている。とてもあざやかだ。ここはサッちゃんの実家で
本文を読む大坂なおみ選手のこと
著者: 盛田常夫プロスポーツの世界では若い選手が世界の頂点に立つことがある。もちろん、並外れの才能あってのことだが、肉体的な強靭さは必ずしも精神的な強靭さを伴わない。戦う上での精神的な強靭さと社会生活上の精神的な強靭さはまったく別物だ
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(6) 『怒りの葡萄』の著者スタインベック――「アメリカ文学の巨人」
著者: 横田 喬1962年にノーベル文学賞を受けた小説『怒りの葡萄』は39年の出版以来数十年にわたって売れ続け、世界の三十三カ国で千数百万部を完売。著者スタインベックは「アメリカ文学の巨人」視される。彼は六十八年の生涯で書籍二十七冊を
本文を読む屋上菜園瓦版171号/コ ロ ナ 禍 第 4 波 、 緊 急 事 態 宣 言 !
著者: 中瀬勝義コ ロ ナ 禍 第 4 波 、緊 急 事 態 宣 言 ! を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/06/56e4403bc1438937b5dc304cd
本文を読む世界の名作に触れる(4)『静かなドン』の作家ショーロホフ――革命戦を辺境からの視点で描く
著者: 横田 喬ショーロホフはこの大河小説を仕上げるのに、なんと十五年の歳月を費やしている。弱冠二十歳の折の1925年から書き始め、三年後に第一巻(全四巻仕立て)を発表し、たちまち大反響を巻き起こす。作品の完成度から若い青年の作品とは
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(5) スタインベックの『怒りの葡萄』――離農を迫られた小作農民たちの憤り
著者: 横田 喬この作品をちゃんと理解するには、予備知識が要る。1930年代にアメリカ中西部を断続的に襲った大規模な砂嵐(ダストボウル:「黒い大吹雪」)の発生だ。かつては大草原だった一帯は、白人の入植によって百年ほどで大きく変貌する。
本文を読む湘 北 自 由 句 抄
著者: 内田 弘ペダルこぎ 花屋のまえを 通り過ぎ 彼の方に この花いかがと 勧められ 花束は いつもこころに 花園に 八十路でも 旧友専念 ボランティア 八十路入り 歩みし道を 振り返り ユニセフは 孤児生む原因 口閉ざし 満洲で 死
本文を読む屋上菜園瓦版170号/コロナ禍 第 4 波 緊急事態宣言 !
著者: 中瀬勝義コ ロ ナ 禍 第 4 波 緊 急 事 態 宣 言 ! https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/05/00ed50891ec99d1bcc2d7501b1709328.
本文を読むささや句会 第67回 2021年 4月20日 火曜日
著者: 公子暴徒にもなれず巣籠もる五月かな 新海泰子 行く春や孤心鍛ふる日々となる 小宮桃林 ランドセル手足の見えて新入生 合沢舞祥 燕きて急須のお茶を溢れ
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