キッチン・ロッソ にて 評者 新海あぐり 花守の地下足袋床し寛永寺 川瀬範子 ・地下足袋に焦点を当て、寛永寺という固有名詞が効果的に響き満点。 &nbs
本文を読むカルチャーの執筆一覧
リハビリ日記Ⅳ ①②
著者: 阿部浪子①平林たい子の「直す権利」 家電店の花壇にスミレの花がいっぱい咲いている。ファミリーマートで豆大福と「日刊ゲンダイ」を購入した帰り道、わたしは、その可憐な姿にちょっぴり興奮したのだった。でも、なんだか、花の紫色がうすい
本文を読む[映画あれこれ] スパイク・リー監督『ブラック・クランズマン』と米アカデミー賞
著者: 近藤和子第91回アカデミー賞の見どころ 2019年2月下旬に行われた第91回アカデミー賞は、さまざまな意味で注目されました。昨年のハリウッドの大物プロデューサーのセクシュアルハラスメントをきっかけとした#Me Too 運動という
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 659号
著者: 中瀬勝義第14回 江戸川の稚アユ救出作戦 第161回海洋フォーラム 「海とヒトの関係学」 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/04/577abcfebe5f6
本文を読む1960年代、池袋の映画館~こんなチラシが出てきました
著者: 内野光子身辺整理が一つも進まない中、映画館のチラシが十数枚出てきた。残念ながら、上映や封切り予定の月日がわかっても「年」がわからないものが多い。チラシに明記されたものだけを選んでみた。市民運動の集会やデモのチラシも同様で、年月を
本文を読む「松本昌次さんを語る会」に参加、その前に「東京都戦没者霊苑」へ
著者: 内野光子3月30日の「文学散歩・春日・小石川」に続いて、4月6日にも丸ノ内線「後楽園」で下車、2週続けての後楽園である。少し早めに出たので、先日の文学散歩で素通りしてしまった「東京都戦没者霊苑」へ向かった。駅前の礫川公園の端の春
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 656号
著者: 中瀬勝義観桜会in駒場公園旧前田家本邸 観桜会in日蓮宗大本山本門寺 夜桜 in 稲毛 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/04/7487561b9aa5a65d87bcdc
本文を読む「文京区春日・小石川=坂戸文学をめぐって」に参加しました(2)伝通院から安藤坂・牛坂・金剛寺坂・今井坂・吹上坂・播磨坂を経て石川啄木終焉の地へ
著者: 内野光子善光寺坂から伝通院へは新しい道ではなく旧道をのぼる。徳川家康の生母、於大のために建立、千姫の墓所もある。大河ドラマの世界にはあまり関心はないのだが、ここには、古泉千樫、佐藤春夫、柴田錬三郎らの墓地もある。かつては、一帯で
本文を読む「文京区春日・小石川=坂と文学をめぐって」に参加しました(1)富坂から堀坂・六角坂、善光寺坂へ
著者: 内野光子新元号発表、代替わりの迫る中ながら、3月30日、日本社会文学会が開催する「文学散歩」に初めて参加した。今回は、「春日・小石川」ということで、何とか参加したいと思っていた。というのは、池袋で育った私は、地元の池袋第五小
本文を読む「作兵衛さんと日本を掘る」上映のご案内
著者: 澤田猛ドキュメンタリー映画監督の熊谷博子さんが7年の歳月を要して作り上げた「作兵衛さんと日本を掘る」が5月25日東京都中野区のポレポレ東中野でロードショー公開されます。 かつての石炭産業で日本の火床と言われた筑豊炭田で、消えて
本文を読む私が会った忘れ得ぬ人々(七) 大岡信さん――出合い頭にヤッと切りつける呼吸
著者: 横田 喬この四月五日は、詩人・評論家として数々の業績を残したこの人の三回忌に当たる。私は大岡さんから諸々の著作を通じ、「言葉とは何か」「人間とは何か」という根本的に大事な問いに対する貴重なヒントを一杯頂戴した。今から四半世紀余
本文を読むスキージャンプW杯の歴史を作った小林陵侑選手
著者: 盛田常夫日本では今一つ、注目されないスキージャンプだが、ヨーロッパでは冬のスポーツの花形競技である。長く低迷が続いた日本ジャンプ陣は今シーズン(2018-2019年)、大きな飛躍を遂げた。 3月24日のプラニツァ(スロヴェニ
本文を読む江東屋上菜園瓦版 145号
著者: 中瀬勝義フジの花芽が大きくなりました https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/03/35fbfa8667e23a9b81d20005c905f4b9.pdf https://ch
本文を読むサリンジャー:エクリチュールの向こう側へ
著者: 髭郁彦僕がこの導入部分を、こんなふうに書き始めたことには、ちょっとした訳がある。訳と言ってもたいした訳ではなく、小さなコメディーと言った方が正確なのだけども。そのコメディーという奴はこうだ。僕は、もうすぐこの近くでは見られな
本文を読む江東自転車エコライフ通信 176号
著者: 中瀬勝義区内の桜めぐりを を走りました https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/03/b852d268496a3218b83a2749ac234419.pdf 〈記事出典コ
本文を読むお彼岸に生家へ、あらためて「池袋の森」へ
著者: 内野光子お彼岸ながら、お墓参りは失礼して、池袋の生家の仏壇にお花だけでもと思い、出かけた。池袋の西口から地上に出るたびに、駅前の様相や生家付近の平和通りの様子が少しづつ変わっていく。生家は、長兄が亡くなった後は、義姉が一人で、
本文を読むささや句会 第49回 2019年2月28日木曜日
著者: 公子結う食処 楽屋 にて 評者 新海あぐり 一行の詩の寂しさや猫柳 新海あぐり ・猫柳が効いているというおほめの言葉もありましたが……。 春一番オーマイハットと天仰ぐ
本文を読むささや句会 第48回 2019年1月24日木曜日
著者: 公子結う食処 楽屋 にて 評者 新海あぐり 寒の道姿勢正しき僧の行く 奥野 皐 ・凛とした僧侶が、寒さにの中を歩む姿が浮かぶ。 群青の大気鋭く寒波来る
本文を読む私が会った忘れ得ぬ人々(6) 上野千鶴子さん ――私は育ちが悪いの
著者: 横田 喬初対面は今から丁度三十年前の平成元年(一九八九)のこと。彼女は当時四十一歳、フェミニズム(女性解放論)切っての論客として売り出し中。富山県出身で京大文学部大学院修了。社会学・文化人類学・記号学などを専攻し、肩書は京都精
本文を読む「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(4)
著者: 内野光子「無反応」だったのか なお、前々回の記事で触れた子安宣邦の大辻時評にかかるツイートの「平成という時代が天皇制国家日本の強みを再確認しながら終わろうとするようなことをだれが予想しただろうか。今日の「朝日歌壇」の時評で歌人
本文を読む「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(3)
著者: 内野光子「天皇制アレルギー」って? 大辻のいう「天皇制に対するアレルギー」とは、何を意味しているのか、が分かりにくい。書き出しの一文からは、まず、戦後短歌の出発当初の「天皇制に対する拒否反応」が、「現在は薄らいでいる」という風
本文を読む歌人の顕彰とは
著者: 内野光子以下は、一昨日、届いた『ポトナム』誌上の「歌壇時評」である。担当の時評が終わってホッとしている。近くの小学校の裏の梅が満開であった。 *********** 昨年は、ポトナムでも大切な先達を失った一年だった。近年、千葉県
本文を読む「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(2)
著者: 内野光子「戦後短歌は皇室との関係を結ぶことに慎重だった」のか 大辻の冒頭の一文を繰り返せば、「太平洋戦争中、短歌は戦意高揚の具であった。天皇に忠誠を表す形で戦争協力歌が量産された。その反省から出発した戦後短歌は、皇室と関係を
本文を読む「短歌と天皇制」(2月17 日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(1)
著者: 内野光子「その反省から出発した戦後短歌」って、ホント? すでに、1週間以上も経ってしまったのだが、2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」の見出しは「短歌と天皇制」であった。皇室情報がメディアにあふれ出ているこの時期に、埋もれそうな
本文を読む青葉の森公園は梅の見ごろでした
著者: 内野光子2月21日、千葉市ハーモニープラザでのハーモニー歌会は、体調を崩して欠席の方々がいらして、少し寂しかったのですが、終了後、皆で近くの青葉の森公園に繰り出しました。まさに梅の見ごろで、30種類以上約1000本の梅は、久しぶ
本文を読む私の「1950~60年代の池袋」ベスト5は~「アド街」を見て
著者: 内野光子先週土曜日の「アド街」は池袋だった。、しかも「昭和の」がついていたのである。池袋生まれの私は、見逃すわけにはいかない。ほんの時々だが、アド街は、見ることはあったが、聞き流しの程度のことが多かった。 録画こそ取らなかったが
本文を読む自転車エコライフ通信 175号
著者: 中瀬勝義亀戸天神・小村井香取神社の梅林 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/02/09ca3c7603a3f0fb51e3531838facecc.pdf 〈
本文を読むリハビリ日記Ⅲ ⑰⑱
著者: 阿部浪子⑰テレビ出演した辺見庸 庭のウメのつぼみが、2つほころんだ。コケの生えた老木に楚々と咲いた。たしか昨年も、この木から開花したはずだ。地面には、スイセンが凛と咲いている。どちらも、浜松特有の強風にたえつつ、春のおとずれの
本文を読む《湘北拙句抄》その8
著者: 霧野 漠夜も更けて 狢(むじな)山降り 鶏血(とりち)吸う 朝見れば 抜けた羽が散る 鶏の小屋 桜守り 木槌を打ちて 木の音(ね)聴く 徹夜して 砂鉄熱して 鉧(けら)造り 落ち椿 踏まず過ぎゆく 京女
本文を読む1950年前後、何して遊んでた?金井さんのエッセイ集を読んで
著者: 内野光子金井美恵子さんから、お送りした拙著への感想と『暮しの断片(かけら)』(平凡社)という、新著エッセイ集をいただいた。画家の金井久美子さんとの合作の、いわば、大人の絵本ともいえる素敵な本だった。猫のエッセイや絵も多く、ねこ派
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