毎年、正月の2日、3日は都民サービスということで、ここ都立小金井公園「江戸東京たてもの園」は無料となる。 今年の正月三が日は、好天に恵まれ(ただし、この日、1月3日は北風が強く一番の冷え込みだそうだが)、散歩するには絶好
本文を読むカルチャーの執筆一覧
<平成最後>の歌壇
著者: 内野光子会員である短歌誌『ポトナム』の一月号に書いた「歌壇時評」を転載します。もともと、題はついていないのですが、表題は上記のようにしました。今年の<平成最後の歌会始>は1月16日だそうです。 ********* 天皇の代替わり
本文を読む『齋藤史『朱天』から『うたのゆくへ』の時代 「歌集」未収録作品から何を読み取るのか』(一葉社)という本が出来上がりました
著者: 内野光子このブログ記事でも、何度か触れたことのある、歌人・斎藤史について、これまで調べてきたことや考えてきたことを書いたものです。発行日は2019年1月9日となっていますが、12月28日発売となりました。すでに、「版元ドットコム
本文を読む屋上菜園瓦版 142号
著者: 中瀬勝義新年明けまして おめでとうございます。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/01/032cfa58556d4d5229d02b9210c23e5e.pdf https
本文を読むある詩人の肖像
著者: 髭郁彦「確か 英語を習い始めて間もない頃だ。/ ある夏の宵。父と一緒に寺の境内を歩いてゆくと 青い夕靄の奥から浮き出るように 白い女がこちらへやってくる。物憂げに ゆっくりと。」という言葉で始まる詩や、「二人が睦まじくいるため
本文を読む香港映画「誰がための日々」を見る
著者: 宇波 彰去る2018年12月12日に、私は黄進(ウォン・ジン)監督の香港映画「誰がための日々」(2016年)を見た(原タイトルは「一念無明」)。香港のある家族の物語である。父親はトラックの運転手をしている。母親は病気であるが、
本文を読む文学青年が政治を発見するとき - 堀田善衛の『上海にて』を読む -
著者: 半澤健市『上海にて』の序文には一九五九年六月の日付がある。 敗戦後一四年を経て書かれたこの文章について、筆者は「私のこれまでに書いた、まとまりのないもののなかでも、もっともまとまりのないものである。まとまりをつけようと努力をし
本文を読む自転車エコライフ通信 173号
著者: 中瀬勝義ギャザリア・イルミネーションを楽しみました。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/12/a0ddc29e5275345a48d7d01235611a76.pdf 〈記
本文を読むリハビリ日記Ⅲ ⑮⑯
著者: 阿部浪子⑮尾崎豊の父 黄色いチョウが目の前をひらひら舞っている。秋のチョウは、どこか弱々しくて寂しげだ。黄色いカリンの実が、2本のほそい幹にぴたりと身をよせている。おおぶりのが13個も。どうしたら、おいしく食べられるのだろう。
本文を読む《湘北拙句抄》その7
著者: 霧野 漠漱石は 魯迅にあらず 阿Q書かず 楽しいか 「革命」遊び 阿Qの愚 阿Q愚を 指弾する者 除ける倭国 好[ハオ]さんの イロニー嫌う 化粧顔 中国で 「三光」楽しむ 村男 凝視せよ これが我が父
本文を読むそうだ、京都、行こう!?紅葉の大河内山荘庭園へ
著者: 内野光子11 月下旬の連休中の京都は、混雑が予想されたが、連休最後の日曜日の所用ついでに、たまには京都の紅葉でもということになった。夫は、嵐山のトロッコ列車をと希望していたが、満席で予約を取ることができなかったそうだ。それではと
本文を読む屋上菜園瓦版 141号
著者: 中瀬勝義寒い冬になるか 暖かい冬になるか https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/12/f3ecea47808bc2d7a921fd7d8c18fce2.pdf 〈記事出典コード
本文を読む私が会った忘れ得ぬ人びと(3) 大江健三郎さん ―「ヒロシマ」「沖縄」を問い糺す情念
著者: 横田 喬かの大作家・大江健三郎さんとの御縁は、我々の共通の恩師に当たるフランス文学者・渡辺一夫先生に源がある。渡辺先生は大江さんがゆかり夫人と結婚する折に仲人を依頼され、作品の中にも度々「恩師のW教授」として登場する。ラブレー
本文を読む江東自転車エコライフ通信172号
著者: 中瀬勝義若洲海浜公園・ゲートブリッジを巡りました。 釣り客で大賑わいでした。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/11/dc93c846b128e91aacd4447c5fa
本文を読むもう一度、見ておきたい展示だったが、今日までだった~「開館70周年記念展示 本の玉手箱」
著者: 内野光子調べ物のついでに、立ち寄ったのが、国立国会図書館新館の「開館70周年記念展示 本の玉手箱」という展示だった。もう一度時間をかけてみたいと思って、チラシを見ると、なんと東京での展示は今日11月24日(土)までで、11月3
本文を読む『堀田善衛を読む―世界を知り抜くための羅針盤』を読む
著者: 半澤健市生きているうちに、あと何冊本が読めるだろうか。 読書だけではない。全ての日常的な営みに関してそう思う。後期高齢者の心理である。 《気になっていた堀田善衛》 一、二冊を読んだだけで、ずっと気になってきた著述家を、誰もが、
本文を読むはじめて、ポーランド映画祭へ
著者: 内野光子旧友、映画評論家の菅沼正子さんから「ポーランド映画祭」の案内をいただいていた。昨年もいただきながら、行くことができなかった。彼女からは、これまでも、封切りの「カティンの森」「残像」「ユダヤ人を救った動物園」などを勧められ
本文を読む聖徳記念絵画館の連作壁画について
著者: 髭郁彦明治神宮外苑にある聖徳記念絵画館で10月6日から11月11日まで「明治維新150年記念特別展:明治が見た世界~巨大壁画でたどる日本開国史~」という展覧会が開催されていた。明治維新から150年という問題に特別関心があった訳
本文を読む《湘北拙句抄》その6
著者: 霧野 漠レオナルド 裸舞女に観ず 聖マリア マグダラの マリアに投ぜず 石礫(いしつぶて) 裸身舞い 子育て懸命 必死母 裸身舞い 嗤う正義が 観よ 自沈 自沈あと 渦も消えゆき 波静か パレットに 適色練って 筆で
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 624号
著者: 中瀬勝義第21回まちの駅全国大会in会津 ~「まちの駅」が地域をひらく・つなぐ・むすぶ~ を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/11/d7df3c726c003
本文を読む藤田玉砕画は戦争協力画か追悼画か-藤田嗣治と仁科芳雄の戦中と戦後-
著者: 内田 弘[はじめに] このネット「ちきゅう座」に、熊王信之氏の文章「藤田嗣治は、戦争協力画家ではないのか」(2018年11月6日)が掲載された。その掲載以前に、本稿筆者はこのネットで藤田嗣治論を戦争犯罪人として安易に規定すること
本文を読むリハビリ日記Ⅲ ⑬⑭
著者: 阿部浪子⑬コロムビア・トップの二男 赤色のヒガンバナの花をみると、不吉な感じがする。なぜだろう。いつもの散歩道をいくと、田んぼのあぜに何本か咲いていた。20年も前の10月、まきこさんと埼玉県日高市内のヒガンバナの群生地をたずね
本文を読む千葉市立美術館「1968年激動の時代の芸術」へ
著者: 内野光子千葉市の男女共同参画センターの午後からの歌会の前に、ということで、午前中、千葉市立美術館にまわった。同館では「1968年激動の時代の芸術」展が開催中と聞いて、ぜひと思っていた
本文を読むささや句会 第46回 2018年10月25日木曜日
著者: 公子結う食処 楽屋 にて 評者 新海あぐり 大花野ナウマン象を包みけり 守屋明俊 ・広い空間と長い時間。十七文字でここまで詠めるという見本。
本文を読む元号が変わるというけれど、―73年の意味(8)―敗戦直後の短歌雑誌に見る<短歌と天皇制>(5)
著者: 内野光子東京裁判はどう歌われたか 七名の日本人の死にゆかむ日は年内に迫り来なむか (宮柊二「猫じゃらしの穂」12 短歌研究 1949年1月) 裁かれし二十五名の断罪に耳かたむけてゐたるときの間 おごそかに歴史の上にしるされて永遠
本文を読む藤田嗣治は、戦争協力画家ではないのか
著者: 熊王信之相当以前から藤田嗣治の戦争画については、擁護される言説があり、絵心が無い者ながら一言附言したいと思います。 特に、十五年戦争の後半に描かれた戦争画に関わる言説が最近の復古傾向にある世情に適合しているかのようにも見えます。
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 620号
著者: 中瀬勝義緑のカーテン 土づくり講座+冬野菜作り 江東区助け合い活動連絡会研究会 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/11/08db55fc2ef17e7e60
本文を読む屋上菜園エコライフ瓦版 140号
著者: 中瀬勝義寒 い 秋 が 始 ま り ま し た https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/11/f4b640ef7a95f846b7092735fc1e4c39.pdf https
本文を読む元号が変わるというけれど、―73年の意味(7)―敗戦直後の短歌雑誌に見る<短歌と天皇制>(4)
著者: 内野光子プランゲ文庫の検閲文書から見える<短歌と天皇制> なお、同じころのGHQの検閲過程で『アララギ』1947年新年号において、興味深い一件を垣間見ることができる。 プランゲ文庫に残る『アララギ』1947年1年号の表紙。47
本文を読む《ポピュラライザーの含羞と任務》-社会的分業に現われる人間能力の普遍性-
著者: 内田 弘[同窓会での恩師の思い出話] 最近、故郷の高校が創立140周年を迎え、その機会に同学年の同窓会がその日の午後にあった。その懇親会で恩師のことが話題になった。同じ英語の恩師でも、(1)明快な授業をする恩師と、(2)なぜか恥
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