カルチャーの執筆一覧

ささや句会   第43回   2018年3月15日木曜日

著者: 公子

結う食処 楽屋 にて 評者 新海あぐり 捨てられし山の怒りや花粉症                     新海あぐり ・「山」は、本当は「我」だったりして(笑)。高得点必ずしも名句ならず。 空き缶が踊る夜更けの春嵐  

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近頃の短歌メディア~どこへ行く?変わるのか、変わらないのか

著者: 内野 光子

いわゆる短歌総合雑誌や新聞はいくつあるのだろうか。私は、歌壇との縁も薄いし、寄稿などで登場することもめったにない。全部を購読する金銭的な負担や保存・整理する物理的な負担、何よりも全部を読み切れるかという不安もあって、恣意

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自浄能力を失った歌壇か~「腰が引ける」とは

著者: 内野 光子

最近の歌壇の事情には疎いが、歌人たちの書く文章を読んでいて、なんとも言い難い焦燥感に駆られてしまうことが多い。あまりにも周囲をおもんぱかった、近頃の言葉でいえば「忖度」に充ち溢れた言葉の応酬を目の当たりするからかもしれな

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これこそジャーナリスト必読の書 - 鎌田慧著『声なき人々の戦後史』(上・下)を読む -

著者: 岩垂 弘

 まさにジャーナリスト、ジャーナリストを目指す人にとって「必読の書」と言っていいだろう。  ;鎌田慧氏がルポライターの第一人者であること、その代表作が、愛知県豊田市にあるトヨタ自動車工場で期間工として6カ月間働いた体験を

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ピアノコンサートのプログラムから「平和憲法」の文言が削除 あってはならない、杉並区の男女共同参画事業でのこと

著者: 内野光子

1月26日の院内集会でお会いした小林緑さんから信じがたい「事件」を知らされた。小林さんは国立音大名誉教授で「小林緑&知られざる女性作曲家カンパニー」を中心に、クラシック音楽史上、埋もれた女性作曲家たちの作品を発掘、聴いて

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報告:由井格さんが写真展(『チベット高地の自然と少数民族』)を行いました

著者: ちきゅう座編集部

ちきゅう座の仲間でもあり、社会運動研究者として活躍されている由井格さん(83歳)は、中国の東チベット高地を30年にわたって、計20回の旅をした人でもあります。この度の展示会の簡単な記録・紹介は「毎日新聞」の2017年8月

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「女流」は、いつから「女性」になったのか―短歌メディアにおける女性歌人

著者: 内野 光子

『ポトナム』の「歌壇時評」に書きました。 歌壇における女性の活躍はたしかに目覚ましいものがある。だから、いまさら男だ女だとか目くじらを立てて、云々するのは野暮なことのように言う人もいる。しかし家庭や職場、地域で、あるいは

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