2014年年頭の安倍晋三首相はご機嫌上々のように見える。年明け早々、中東・アフリカ4か国を訪問、「首脳外交」を軽々とこなしている。昨年暮れには靖国神社を参拝し、懸案の国家安全保障会議(日本版NSC)も始動した。特定秘密保
本文を読む時代をみるの執筆一覧
安倍首相の強引な政治姿勢――国会は空転するばかり
著者: 池田龍夫国会審議は、熟議どころか形骸化して、国民の付託に応えていない。1月31日の衆院予算委員会の模様を視て、不誠実な安倍晋三政権の手練手管に振り回されていたことが悲しい。当日の委員会には民主党の論客が勢ぞろいし、先ず長妻昭議員
本文を読む脱原発の東京から、日本生き残りへの初期化ができるのでは?
著者: 加藤哲郎◆2014.2.1 沖縄の名護市長選挙は、沖縄県民の明確な意志を示しました。自民党の露骨な札束攻勢も跳ね返して、辺野古移転ノーと回答しました。普天間基地移転を沖縄県民の分断でのりきろうとする日本政府への異議申し立ては、
本文を読む首相の施政方針演説を採点する -積極的平和主義と軍事重視の姿勢-
著者: 安原和雄首相の施政方針演説は美辞麗句で飾る高校生の演説と言っては高校生に失礼だろうか。皮肉を言っているのではない。むしろ高校生のように率直な姿勢と言えるのではないか。たとえば「可能性」という文言が多用されている。ここが従来の施
本文を読む【国際署名開始】世界の識者と文化人による沖縄声明、100人を超える: ヨハン・ガルトゥング、カレル・バン・ウォルフェレン、ヘレン・カルディコット、デイビッド・スズキら
著者:For an English version of this page, see HERE. このページの英語版はここです。 1月7日に、ノーム・チョムスキ、オリバー・ストーン、マイケル・ムーア、マイレード
本文を読むポーランド公安と英雄ワレサ
著者: 岩田昌征去年の11月末、数日滞在したワルシャワの映画館アトランティックで映画「ワレサ 希望の男」を観た。巨匠アンジェイ・ワイダのワレサ三部作の最終作品である。「大理石の男」、「鉄の男」、「希望の男」と言う次第である。 ワイダが語
本文を読むちきゅう座編集部からのお詫びとお願い
著者:1月24日にちきゅう座の画面がリニューアルされましたが、この「工事」にあたり、ちきゅう座への投稿メールの一部が欠損したり、受信できなかったりの事故が発生いたしました。そのため、ご投稿された方々に多大なご迷惑をおかけしまし
本文を読むアベノミ(ッ)クスは愚民政策 -物価上昇と円安が惹き起こす結末
著者: 盛田常夫アベノミ(ッ)クスを信奉する学者は、消費者の合理的行動に期待して、消費者物価の上昇を見込んだ消費活動の活性化が、生産拡大(GDP成長)をもたらすと信じている。しかし、そもそも消費者が合理的に行動するという前提自体が間違
本文を読むジェノサイドのイスラエルに有罪宣告
著者: 松元保昭「クアラルンプール戦争犯罪法廷」 (KLWCT)が、昨年2013年11月に、イスラエル国家をジェノサイ ド(民族浄化的な集団的大虐殺)の罪で有罪宣告し、またイスラエル軍ヤアロン元将軍に人道に対する罪、ジェノサイドの罪、戦
本文を読む全国が注目する〝脱原発〟都知事選挙
著者: 池田龍夫東京都知事選挙(2月9日投開票)は、「脱原発」政策を全面に掲げた細川護煕元首相の出馬表明によって大混戦の様相を呈してきた。地方選で原発を争点にすることに、違和感を唱える向きもあるようだが、果たしてそうだろうか。 人口1
本文を読む[ご連絡!!]ちきゅう座リニューアル工事のため、本日22時~明日の朝6時まで閲覧できません
著者: ちきゅう座技術委員会みなさま 画面リニューアルのためのサーバーメンテナンス作業中につき、次ぎの時間帯は記事掲載・閲覧が出来ません。 1月23日22時~1月24日6時までの間。 1月24日午前6時より新画面が作動します。この間、皆様方にはご迷
本文を読む天皇夫妻発言の「重さ」(2) ―戦後総括どころの話ではないのだ―
著者: 半澤健市2014年1月5日の拙稿「天皇夫妻発言の「重さ」」に対して4人の読者から5つのコメントが寄せられた。感謝申しあげる。それに対する私の反応を書く。コメント欄には長すぎるので本文とする。 私は読者コメントが提起した問題を三
本文を読む潮平芳和: 民主主義よ、死ぬな Yoshikazu SHIOHIRA: Democracy, Do Not Die!
著者: 「ピースフィロソフィー」沖縄のジャーナリスト・潮平芳和氏(琉球新報)のフェースブックでの投稿を見て、拡散許可をお願いしたところ、加筆修正して当ブログに寄稿いただいた。名護市長選が「辺野古基地は要らない」との民意を確実に日米政府に示した2日後の暴
本文を読む名護市長選の冷厳な結果――辺野古移設実施への難題
著者: 池田龍夫米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市・辺野古移設問題が争点となった名護市長選は1月19日投開票を実施。辺野古移設阻止を主張した現職の稲嶺進氏が、移設推進を掲げた前県議の末松文信氏に大勝し、再選を果たした。日米両政府は名護
本文を読む皆様への緊急連絡です!-ちきゅう座リニューアル工事のため、以下の時間帯は閲覧できません
著者: ちきゅう座技術委員会みなさま 画面リニューアルのためのサーバーメンテナンス作業中ですので 次ぎの時間帯は記事掲載・閲覧が出来ません。 1月23日22時~1月24日6時までの間。 1月24日午前6時より新画面が作動します。この間、皆様方にはご
本文を読む辺野古移設計画を断念して普天間飛行場を返還せよ -稲嶺名護市長再選は民主主義の勝利-
著者: 伊藤力司沖縄から素晴らしいニュースが届いた。名護市辺野古に新しい米海兵隊基地を造るという日米政府の合意に真っ向から反対する稲嶺進名護市市長が、安倍政権や自民党が膨大な交付金を約束して推した基地賛成派の対立候補、末松文信候補を破っ
本文を読む「辺野古に新しい軍事基地を造ってはならない」 -世界平和アピール七人委員会が訴え-
著者: 伊藤力司世界平和アピール七人委員会は1月17日、「辺野古に新しい軍事基地を造ってはならない」とする以下のアピールを発表した。 世界平和アピール七人委員会は1955年に、平凡社の下中弥三郎社長、日本初のノーベル賞の湯川秀樹博士、日
本文を読む渡辺・読売会長が「情報保全諮問会議」の座長とは…
著者: 池田龍夫特定秘密保護法は昨年暮、安倍晋三政権の強行可決によって〝戦前回帰の恐れ〟がさらに広がっている。ところが政府は、世論を〝尊重〟するどころか、1月14日「情報保全諮問会議」を立ち上げた。 年内に施行される秘密保護法に基づき、
本文を読むIPPNWドイツ支部:フクシマの健康被害-日本とIAEAは「秘密保持」に賭ける
著者: グローガー理恵去年の大晦日、「IAEAと秘密指定条項 福島、福井 共有情報非公開に」とのヘッドラインで、東京新聞が衝撃的なスクープ報道をしました。IPPNWドイツ支部がこの報道に対する反応を表明していますので、それを和訳してご紹介させ
本文を読む原発汚染水対策は進まず、いぜん高放射線物質の脅威
著者: 池田龍夫福島第1原発からの汚染水問題は収束に向かうどころか、今なお基準を超す高放射線物質が流出している。東京電力が1月10日発表したところによると、敷地境界の年間被曝線量が周辺への影響を抑えるため廃炉計画で定められた基準「年間1
本文を読む沖縄でも東京でも、当事者の声に耳を傾け、国政転換に!
著者: 加藤哲郎◆2014.1.15 沖縄で、名護市長選挙が始まりました。年末現地で感じた、自民党地元選出議員への党本部の公約変更強制や仲井真記事の振興予算に目がくらんだ普天間基地辺野古移転容認への、沖縄県民の怒りは持続されているようで
本文を読む沖縄の風景が変わる
著者: 宮里政充昨年12月27日、仲井真弘多沖縄県知事は米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向け、政府が提出した沿岸の埋め立て申請を承認した。報道によれば、「基準に適合している」「安倍内閣の沖縄に対する思いが、かつてどの内閣にも増
本文を読む名護市長選をめぐり沖縄情勢は緊迫
著者: 池田龍夫沖縄米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題が最大の争点となる名護市長選挙が1月12日、告示された。いずれも無所属で、再選を目指す現職稲嶺進氏(68)=共産、生活、社民、沖縄社大推薦=と新人の前県議末松文信
本文を読むニューヨーク・タイムズ「教科書闘争で、歴史の書き換えを狙う日本の指導者たち」New York Times – In Textbook Fight, Japan Leaders Seek to Recast History
著者: 「ピースフィロソフィ―」安倍内閣のもと、沖縄県八重山郡竹富町の教育委員会に対し、右派系出版社による社会科教科書の採択を受け入れるよう圧力が強まっています。「ニューヨーク・タイムズ」に掲載された記事を、文中に登場する琉球大・名誉教授、高嶋伸欣氏の
本文を読む展望なき「核燃サイクル」から撤退せよ
著者: 池田龍夫安倍晋三首相は1月6日の年頭記者会見の中で「まずはエネルギー源の多様化と、既存の原発再稼働の判断に集中していく」と述べた。新増設は今のところ想定しないと〝予防線〟を張ったものの、原発推進の姿勢は相変わらずだ。翌7日には日
本文を読む世界の識者と文化人による、沖縄の海兵隊基地建設にむけての合意への非難声明: オリバー・ストーン、ノーム・チョムスキー、ジョン・ダワーら
著者: 「ピースフィロソフィ―」報道は最後にまとめています。英語版はこちら。For English version of the statement by 29 scholars, peace advocates and artists opposin
本文を読む絶対多数が武器…独断的な自民党の危うさ
著者: 池田龍夫安倍晋三首相の強引な国会運営は目に余る。昨年の参院選で圧勝した結果、国会の〝ねじれ〟現象が解消。両院で絶対多数を握った自公両党は、特定秘密法案強行可決などの独断的姿勢を見せ付けた。国会論議を軽視した独善的姿勢は度を越して
本文を読む特定秘密保護法および「IAEAと福島/福井県が結んだ相互協力の覚書」に関する情報
著者: グローガー理恵岡山県にお住まいの上田三起さんから貴重なインフォメーションを頂きましたので、ご紹介させて戴きます。 ─インフォメーション No.1 - 山陽新聞から (2013年12月16日付) 「正念場」運動呼び掛け 東京でシンポ (
本文を読む安倍首相の靖国参拝に各国の日本批判強まる
著者: 池田龍夫昨年末に我々は極めて重要な政治課題が突きつけられた。一つは安倍晋三首相の靖国神社参拝(12月26日)、二つ目が沖縄普天間飛行場の名護市・辺野古移設合意(27日)である。いずれも年明けの2014年に引き継がれる難題で、成り
本文を読む秘密法成立とメディアの責任
著者: 藤田博司特定秘密保護法案が先の臨時国会で紛糾審議の末、成立した。政府・与党は衆参両院での特別委員会審議を強引に打ち切り、採決を強行した。審議を尽くさず、数々の疑問や懸念を残したままで、野党の反対を押し切った。国会周辺では連日、多
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