福島第1原発事故から3度目の夏。暑苦しい防護服を着ての屋外作業を昼間に行うことは、とても出来ない。このため、夜間から午前の涼しい時間帯で作業を進めているという。しかし高濃度放射性物質に阻まれて、作業は難航。汚染水の海洋流
本文を読む時代をみるの執筆一覧
山本太郎の選挙演説を聴く ―どこまで検証が必要かという問題―
著者: 半澤健市私事ながらこのところ体調不良で外出を控えていた。それでも参院選前夜に山本太郎の演説を聴いた。有料でPC配信する「デモクラTV」の座談会が山本と吉良佳子の善戦を伝えたからである。それまでの二人の健闘を私は知らなかった。
本文を読む参院選大勝に傲る政権は久しからず -新聞社説もアベノミクスを批判-
著者: 安原和雄平家物語に「驕れる人も久しからず」とある。地位や財力を鼻にかけ、おごり高ぶる者は、その身を長く保つことができないというたとえとして知られる。参院選で大勝した安倍自民党にそういう臭いがつきまとっている。大勝に傲る政権は久
本文を読む「核兵器、軍事的には無用」…パウエル元米国務長官が重要発言
著者: 池田龍夫「原爆忌」まであと半月、核兵器の抑止力が未だに罷り通っている現実に、苛立ちが募っている。そんな折、「広島・長崎を思い出せ。核兵器は極めてむごい兵器のため使えず、軍事的には無用な存在だ」と語った、元米国務長官の正論に感銘ひ
本文を読む日本国民の愚かな選択 ―2013年参院選を要約すると―
著者: 半澤健市2013年7月21日の参議院選挙は、安倍自民党が圧勝し民主党の惨敗に終わった。 「日本国民の愚かな選択」。これが私の第一印象であり当面の結論である。 民主主義は民意に依拠する政治である。しかし民意がいつも正しいとは限
本文を読む経産省前テント裁判の爆笑法廷
著者: ユープラン経産省が敷地内にある経産省前テントの撤去と土地使用料の支払いを求めて正清・渕上両氏を訴えている裁判の、第2回口頭弁論が2013年7月22日に東京地裁でおこなわれた。 閉廷後河合弘之弁護団長からの報告は、思いがけないそして
本文を読むもうすぐ来日するオリバー・ストーン、ピーター・カズニックによる「ファイナンシャル・タイムズ」誌寄稿: オバマは暗黒の未来の土台を作っている Oliver Stone and Peter Kuznick: Obama is laying the foundations of a dystopian future (Financial Times)
著者: ピースフィロソフィ―昨年秋に発表され世界中で大反響を呼んでいるドキュメンタリー10部作と本『The Untold History of the United States (語られなかった米国史)』の共作者、映画監督オリバー・ストーン氏、ア
本文を読む菅元首相が、安倍現首相を名誉毀損で訴え~海水注入の是非をめぐって
著者: 池田龍夫安倍晋三首相が野党時代のメールマガジン(2011年5月20日付)に、「菅直人首相(当時)の海水注入指示はでっち上げ」と記載したことについて、菅元首相は7月16日、ネット選挙が始まった今もなお、掲載し続けていることに激怒。
本文を読む孫崎享氏のTwitterより”安倍首相、尖閣諸島で緊張煽り、自民への不支持拡大を阻止の意図”など
著者: 孫崎享<7月18日> 19日付読売社説批判: 「13参院選 対中国外交 歴史的事実を浸透させたい」「尖閣諸島は歴史的にも国際法上も日本固有の領土だ。棚上げすべき領土問題ではない。」安倍氏の行動と合わせ社説。同盟国米国ですら「領
本文を読む戦後レジーム脱却の安倍路線に高まる懸念 ─尖閣は多極化めぐる米中の主導権争い─
著者: 鈴木顕介参議院選挙の投票日を目前に、安倍自民党圧勝の観測が強まっている。国民の関心がデフレ不況から脱却する経済政策に集まっているから当然の帰結ともいえる。一方、外交・安全保障は新聞各紙の世論調査でも下位にとどまっている。 経
本文を読む現行憲法の成果と自民改憲草案を比べてみよう -今一度、参院選の前に考えたいこと -
著者: 岩垂 弘いよいよ参院選である。新聞各紙の予想では、改憲を掲げる自民党が圧勝する気配だ。もしそういう結果になれば、自民党は余勢をかって改憲に向けて突き進むだろう。7月16日付の毎日新聞は自民党優勢が伝えられたことで、早くも各党が
本文を読む3.11をもう一度想起し、原発再稼働・輸出にブレーキをかける立法府を!
著者: 加藤哲郎◆2013.7.15 参議院議員選挙の投票日は次の日曜日です。メディアの予想は、自民党・公明党の圧勝です。憲法96条先行改憲は政策論争の中心からはずれましたが、集団的自衛権の問題が新たに浮上しました。インターネット選挙が
本文を読む「廃炉回避」のため狂奔する日本原電
著者: 池田龍夫原発だけに頼ってきた「日本原子力発電所」は、企業生き残りのため、血迷った方針を打ち出した。浜田康男社長が7月11日、敦賀原発1、2号機(福井県)と東海第2原発(茨城県)の3基について、原子力規制委員会への再稼働申請を目指
本文を読む「ペンタゴン・ペーパー」で知られるダニエル・エルズバーグ氏によるワシントン・ポスト紙への寄稿:アメリカを脱出したスノーデン氏は正しかった Daniel Ellsberg’s Op-Ed to Washington Post: Snowden made the right call when he fled the U.S.
著者: ピースフィロソフィ―アメリカ国家安全保障局(NSA)の機密文書をリークして、現在は亡命を求めて出国しているエドワード・スノーデン氏に、かつてベトナム戦争に関する機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」を暴露したために逮捕され裁判を闘ったダニエル・
本文を読むいぜん打開策がない、日・韓政府の反目
著者: 池田龍夫安倍晋三政権発足から半年過ぎたが、対韓、対中外交打開の道はいぜん閉ざされたままだ。安倍首相は就任以来、米国、ロシア、欧州、東南アジア、中東などの13カ国を歴訪。積極的な首脳外交は結構だが、中国と韓国訪問にはブレーキがかか
本文を読む伊藤博文は何というだろうか ―安倍晋三の過半数改憲論の卑しさ―
著者: 半澤健市安倍晋三の改憲発言、とくに過半数改憲論、はこのところトーンダウンしている。 世論の反発が強いからである。しかし憲法改正への執念を取り下げたのでない。安倍改定論の無理筋の理由を「大日本帝国憲法」(明治憲法)との比較で考える
本文を読む老朽原発の廃炉や、核のゴミ処理政策を急げ
著者: 池田龍夫原子力規制委員会が作成していた「新しい原発基準」が7月8日、施行された。初日に再稼働申請したのは、泊原発1~3号機(北海道)、大飯3、4号機・高浜3、4号機(福井県)、伊方3号機(愛媛県)、川内1、2号機(鹿児島県)の5
本文を読む孫崎享氏のTwitterより”9日読売社説批判:「原発再稼働申請 安全確認は公正で効率的に」”など
著者: 孫崎享<7月9日> 9日読売社説批判:「原発再稼働申請 安全確認は公正で効率的に」、で見ると「規制委は、しばしば公正さを欠いてきた。安全審査を円滑に進めるには、「独善」を排し、電力会社と建設的な対話を重ねることが不可欠。」電力
本文を読む「ネット選挙」が解禁されたが……
著者: 池田龍夫今回の参院選挙からネットを利用した選挙運動が解禁された。政党はもとより有権者サイドも効果的な取り組みを行っているが、果たして国民の政治への関心が高まるだろうか。推進者の一人、安倍晋三首相は帰宅後の夜、ツイッターやフェイス
本文を読む参院選挙で問われる日本の進路 -アベノミクスは「日本改悪プラン」-
著者: 安原和雄今回の参院選挙はこれまでになく重要な選挙になるのではないか。それは今後の日本の進路をどこに求めるのか、その行方がかかっているからである。安倍首相が唱えるアベノミクスは、日本改革に名を借りた「日本改悪プラン」である。 具体
本文を読む「福島原発被害者を泣かせる」政府のズサンな対応
著者: 池田龍夫参院選挙は7月4日公示、21日の投票へ向け舌戦が始まった。安倍晋三首相(自民党総裁)は4日朝福島市へ飛び、「福島の再生なくして日本の再生はない」と第一声を挙げた。福島第1原発事故から2年4カ月あまり。この常套句を聞かされ
本文を読むIPPNWアレックス・ローゼン博士の講演「福島の事故による健康被害-小児科医の報告」(日本語字幕付き)
著者: グローガー理恵5月16日、ドイツのデュッセルドルフにてIPPNWの理事会委員である小児科医アレックス・ローゼン博士が「福島の事故による健康被害─小児科医の報告」というテーマで講演を行いました。講演の主催者はドイツ公益社団法人「さよなら
本文を読む報道の怠慢、繰り返すな
著者: 藤田博司半世紀以上も前、在日米軍の駐留を憲法違反とした砂川事件判決をめぐり、当時の最高裁長官が駐日米国公使とこっそり会談し、上告審の運び方などについて協議していたことが明らかになった―今年4月、在京各紙は米国の公文書に基づく情報
本文を読む旧ソ連戦争捕虜抑留とソ連原水爆開発・ウラン採掘の関係について、情報をお寄せください!
著者: 加藤哲郎◆2013.7.1 もうすぐ参議院選挙の公示、日本政治の大きな岐路です。といいながらも、あまり力が入りません。東京都議会選挙の政権与党自民党・公明党全勝は、参院選からウェブ選挙が始まるとはいえ、参議院議員選挙の結果を予測
本文を読む孫崎享氏のTwitterより”小沢氏の後、鳩山潰しに全力で当たっている”など
著者: 孫崎享<6月29日> 鳩山潰し:鳩山氏に対する人物破壊をしてきた人を見ているが、イラン問題では安倍氏も先頭に立っていた。今は小野寺防衛大臣や、チンピラクラスでは片山さつき。 小説:今「人物破壊」をテーマに、尖閣を柱に、小説でも
本文を読む松井英介医師の講演「低線量内部被曝から子どもたちの命と人権を守るために」
著者: グローガー理恵日本市民を特に子供達を被曝から守るために日々活動なさっていらっしゃる岐阜環境医学研究所の松井英介医師が、6月28日、名古屋市内で講演をなさいました。講演のテーマは「低線量内部被曝から子どもたちのいのちと人権をまもるために
本文を読む「朝日新聞」の紙面コメントで言いたかったこと~TPPをめぐって~
著者: 醍醐聡今朝(2013年6月30日)の「朝日新聞」3面に、「安倍政治を問う 2013参院選4」として参議院選挙の争点の一つになっているTPPの問題が取り上げられた。その紙面の一部に「識者はどう見る」というコラムが設けられ、TPP
本文を読む原発再稼働は新基準に基づき厳正公正に情報公開を
著者: 池田龍夫福島事故以来、欠陥原発の〝廃炉〟処理が問題化してきた。気が遠くなるような時間と危険性――人類はどう立ち向かうのだろうか。政府も東京電力も放射線物質による海水汚染など、小出しに発表するものの、2年3カ月後の全体像がさっぱり
本文を読む政府と政治家たちによる憲法改定の動きに反対する -世界平和アピール七人委が訴え-
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は6月28日、東京都内で記者会見し、「日本国憲法の基本的理念を否定する改定の動きに反対する」と題するアピールを発表した。アピールは、政府と国会議員が憲法の改定への動きを直ちに中止するよう求める
本文を読む国会事故調の「提言」を審議せず
著者: 池田龍夫福島原発事故から2年余、未だに放射線汚染に悩まされ続け、原子炉の破壊状況などの解明を阻んでいる。政府事故調とは別に、国会事故調査委員会が設立されたのは2011年12月8日。事故原因や背景などを政府から独立して究明するため
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