憲法改正をめぐって論議が高まっている折、「憲法への熱い思いを語った山本有三の随筆」を手掛かりに、毎日新聞5月20日付夕刊2面(特集ワイド)で興味深いエピソードが紹介された。鈴木琢磨記者が古本屋で、憲法にまつわる有三の随筆
本文を読む時代をみるの執筆一覧
高速増殖炉もんじゅは、廃炉の運命
著者: 池田龍夫鈴木原子力機構理事長辞任の波紋 高速増殖炉もんじゅを管理する、日本原子力開発機構の鈴木篤之理事長5月16日,所管する文科省に出向き、「今までの責任をとる」と申し入れ、辞意を伝えた。下村博文・文科相は17日の閣議に報告した
本文を読むこの国の右傾化はどこまで暴走するのか? 歴史認識の検証は世界史に眼を向けて!
著者: 加藤哲郎2013.5.15 安倍内閣は、急速な円安と株価高騰・不動産価格上昇を「アベノミクス」で産み出したとして、賃上げも雇用好転も実感できないなかでも、世論調査で高い支持率を得ています。その勢いで、7月参院選では96条改憲を公
本文を読む孫崎享氏のTwitterより”それでも自民党に投票するのか。何故だ。福島危険で原因調査も出来ない状況”など
著者: 孫崎享<5月12日> 原発・安倍首相:安倍首相の危険性は物事の一面しか見えない、見ない。危険すぎて福島原発原因すら究明できない状況でよく原発セールス出来る。原発企業の走狗。これが日本の首相です。13日読売「首相、東欧で原発セー
本文を読む新聞各紙の八割近くが憲法96条の改定に反対 -憲法記念日の社説を点検する-
著者: 岩垂 弘安倍首相は、日本国憲法の第96条の改定を参院選挙の争点にすると言明した。同条に「憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない」とあるのを「各議院の
本文を読むふくしま集団疎開裁判の経過概要-独文
著者: グローガー理恵独訳注:1)「仙台高裁の控訴却下決定理由の骨子」は、ドイツ人にとって理解しやくするために、一語一語通りに訳していませんが、できるだけ文章の趣意を失わないように尽力しました。原文(1)にある「チェルノブイリ原発事故によって
本文を読む脱原発の3団体が初の共同デモ -6月2日東京で、最高規模を目指す-
著者: 岩垂 弘脱原発運動に取り組む3団体が6月2日(日)に、初めて同じ日に集会・デモなどのアクションを展開することになった。アクションの統一ロゴは「6・2 ノーニュークスデイ」。3団体は「アベノミクスよりも強い脱原発の3本の矢を示そ
本文を読む敦賀原発「活断層の疑い」の結論足踏み
著者: 池田龍夫日本原子力発電所敦賀原発(福井県)2号機直下に活断層のあることが、原子力規制委員会から指摘されていた。しかし、断層を調査した専門家チームが、意見の一致を見てから早4カ月も経ってしまった。 専門家からの意見聴取を終えたが…
本文を読むやはり「こけおどし」だった北朝鮮の戦争宣伝 - 当面は中国に重い責任-究極には全世界の核廃絶を -
著者: 伊藤力司この3月から4月にかけて北朝鮮の好戦的プロパガンダ(政治宣伝)は凄まじかった。「われわれは精密な核攻撃でソウルのみならずワシントンまで火の海にする」(4月6日朝鮮労働党機関紙「労働新聞」)、「朝鮮戦争休戦協定の白紙化宣言
本文を読む今の平和憲法を守るのが現実的だ -2013年憲法記念日と大手紙社説-
著者: 安原和雄安倍政権の右傾化は、平和憲法に対するメディアの姿勢にどう影響しているか。メディア、特に新聞の役割は本来、権力批判にあるはずだが、安倍政権の登場とともに大きな変化をみせている。特に大手紙では平和憲法について堅持派、条件付
本文を読む偽薬「アベノミックス」に麻痺する批判精神
著者: 盛田常夫これが天皇元首化を目指す議員たちの姿なのか。4月28日の「主権回復」を祝う政府式典で、天皇陛下退席の際に、国会議員たちが「天皇万歳」を三唱し、檀上の安部首相や麻生副総理もそれに加わったという。主権在民国家の行事に、いっ
本文を読む戦後史をめぐる吉田茂外交と昭和天皇
著者: 池田龍夫「4・28講和式典」に関しては、4月29日付で取り上げたが、東京新聞28日付社説に大胆な問題提起があった。仄聞はしていたが、61年前の「単独講和条約」の裏話を、新聞として明確に示した点に注目した。「吉田茂首相(当時)と昭
本文を読む新たに見つかった旧ソ連粛清犠牲者「ニシデ・キンサク」「オンドー・モサブロー」「トミカワ・ケイゾー」「前島武夫」「ダテ・ユーサク」について、情報をお寄せ下さい!
著者: 加藤哲郎◆2013.5.1 寂しいメーデーです。日比谷公園に全労協、代々木公園に全労連が集まっているようですが、メインの連合中央メーデーは4月27日に4万人で終了、かつて1952年に皇居前で「血のメーデー」事件があり、1956年
本文を読む正直さ、公正さ欠く記事
著者: 藤田博司日本の最高裁判所の長官が在日米大使館の公使と秘密裏に会い、在日米軍の駐留を違憲とする東京地裁判決の上告審をめぐって、最高裁での公判日程や評議の見通しなどを事前に伝えていたことが、米国側の公文書で明らかになった。最近のこと
本文を読む原発事故収束のメド立たず~核のゴミ捨て場決まらぬ不安
著者: 池田龍夫福島第1原発事故から2年余。1日約3000人もの作業員が懸命に廃炉作業を続けているが、1~4号機の高い放射線量が作業を阻み、見通しは依然立っていない。事故1年半後にようやく原子炉建屋に作業員が入れた。つい最近も放射能汚染
本文を読む「主権回復の日」式典、反対したのは沖縄だけではない:国会議員は半数以下、都道府県知事も半数近くが出席せず。「予定外」の時代錯誤的「万歳」
著者: ピースフィロソフィ―記録のために記しておこう。 ほとんどの報道では、4月28日の政府による「主権回復」式典の写真は、檀上に座る天皇夫妻の横でスピーチを読み上げる安倍首相のものが多いが、29日朝刊の「琉球新報」の第一面には、二人を前にしほぼ満
本文を読む「4月28日」は、沖縄屈辱の日
著者: 池田龍夫政府は4月28日、「サンフランシスコ講和条約が発効した1952年4月28日を記念する式典」を東京千代田区で開いた。天皇、皇后両陛下ら400人が出席。一方「沖縄屈辱の日」と抗議していた仲井真弘多知事は参加しなかった。 講和
本文を読む孫崎享氏のTwitterより”米国頼みの安倍政権にイエローカード”など
著者: 孫崎享<4月27日> 北朝鮮:27日星条旗新聞、「昨年11月より拘束されている米国人Kenneth Baeに対して国家転覆の陰謀の罪で北朝鮮最高裁で裁判中と、北朝鮮が発表。死刑判決の可能性」 主権回復の日」;[我々(米国)の望
本文を読む「侵略」は明確に定義されている ―安倍晋三の答弁を嗤う―
著者: 半澤健市すでに田畑光永氏が触れたことだが、別の切り口で一言する。 2013年4月23日の参院予算委における丸山和也議員(自民)への安倍首相の答弁は誤りである。この誤答は世界に安倍晋三の無知蒙昧を知らしめるものである。 「村山談話
本文を読む「核燃サイクル」は破綻状態
著者: 池田龍夫政府は昨年11月、原発の使用済み核燃料の中間貯蔵や最終処分について「使用済み核燃料対策協議会」を設置。この重大なテーマを話し合うため、全都道府県に参加を要請したが、回答しない都道府県が多く審議できずにいる。参加表明したの
本文を読む2013年4月24日仙台高裁決定についての声明
著者: ふくしま集団疎開裁判弁護団1 平成25年(2013年)4月24日,仙台高裁第2民事部は,福島県郡山市立小,中学生14人が,郡山市に対し,年1ミリシーベルトを超える環境下の学校施設で教育活動を実施することの差止め,及び,年1ミリシーベルト以下の環境
本文を読むNYT社説:無用な日本の国家主義 Japan’s Unnecessary Nationalism
著者: ピースフィロソフィ―ニューヨークタイムズの4月24日付の社説は、168人の議員団による靖国神社参拝を以下のように批判した。 Japan’s Unnecessary Nationalism http://www.nytimes.c
本文を読む狡猾と鉄面皮―靖国参拝「批判」を「脅し」と断じた安倍答弁
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(124) 円が下がって、株が上がって、安倍首相の頭の中のネジが1本緩んでしまったのではないだろうか。小泉元首相流の「高姿勢とごまかし」答弁が突然再登場した。元首相にあった一種の愛嬌が欠けているのが違いだが
本文を読む「再生可能エネルギー」への取り組みが鈍化
著者: 池田龍夫民間の有識者団体「エネルギー・原子力政策懇談会」(会長・有馬朗人元東大学長)の有志が2月25日,安倍晋三首相と茂木敏充経済産業相に「緊急提言 責任ある原子力政策の再稼働」との案を提出した。「原発の必要性は自明で、再稼働を
本文を読む松井英介医師による「脱被曝を実現する移住法」制定への提言
著者: グローガー理恵日本の市民を被曝から守るために日々、活動されていらっしゃる岐阜環境医学研究所の松井英介医師をご存知の方は数多くいらっしゃることと察します。その松井先生が画期的な「『脱被曝を実現する移住法』制定への提言」をなさいました。そ
本文を読む普天間ヘリが韓国で墜落 沖縄県民に新たな不安
著者: 池田龍夫米軍普天間基地所属のCH53E大型ヘリコプターが4月16日、韓国北部の北朝鮮との軍事境界線に近い江原道鉄原郡の射撃訓練場で着陸に失敗し、炎上した。CH53Eヘリは沖縄国際大墜落事故を起こしたCH53Dヘリと同機種でもあり
本文を読むグリーンピース・インターナショナル:フクシマ危機報告‐2013年4月12日~18日
著者: グローガー理恵グリーンピース・インターナショナルがフクシマ原発を巡る状況に関して新たなリポートをブログにポストしています。簡潔で把握しやすいリポートだと思いますので、ご紹介させて戴きます。 「ちきゅう座」に4月17日に掲載されました三
本文を読む反TPPで870余名の大学教員が結集
著者: 醍醐聡(以下は、日本ジャーナリスト会議の機関紙『ジャーナリスト』第661号、2013年4月25日に寄稿した小論を、同紙編集部の許可を得て転載するものである。なお、転載にあたって、一部の表現を改めた。) 3月15日に安倍首相が
本文を読む「F35A」の売値が激増、1機189億円
著者: 池田龍夫米国防総省が発表した2014会計年度(13年10月~14年9月)国防予算案で、日本の航空自衛隊が調達を決めた最新鋭ステルス戦闘機F35Aの価格を、1機当たり約1・9億㌦(約189億円)も吊り上げたことが明らかになった。何
本文を読む国会事故調の提言を生かせぬ怠慢
著者: 池田龍夫衆院の原子力問題調査特別委員会は4月8日、東京電力福島第1原発事故に関する国会事故調査委員会の黒川清・元委員長(元日本学術会議会長)らを参考人招致した。国会が、国会事故調の元委員から調査についての説明を直接聞くのは初めて
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