先の選挙で安倍自民党が大勝したことで、「憲法改正」の可能性がこれまでになく現実的になりつつある。安倍首相は、夏の参院選に勝つまでは表立った「憲法改正」の議論は避ける方針のようだが、在任中に実現にこぎつけたい意欲は十分と見
本文を読む時代をみるの執筆一覧
ピンチの日本原電、電力各社が1200億円の救済資金
著者: 池田龍夫電力会社の体質は、「3・11大惨事」以降も一向に改まっていない。原発を持つ9電力会社と日本原子力発電は、互いに支えあって〝原発王国〟を形成。情報を公開しないばかりか、虚偽報告までして〝企業防衛〟に走る姿は相変わらずである
本文を読む福島原発事故後2年、炉内の状況はなお深刻 ~ 朝日新聞が、決死的な潜入ルポ
著者: 池田龍夫廃炉作業が進められている福島第1原発の1~4号機について、東京電力が現状報告を怠っているので、炉内の状況がサッパリ分からない。心配でたまらなかったが、朝日新聞2月21日付朝刊が潜入ルポを伝えた。原子力規制庁検査官に同行し
本文を読む非関税分野の障壁撤廃の危険性を伝えないまやかし~TPP参加論の5つのまやかし(第2回)~
著者: 醍醐聡「例外」が認められたという偽りの広報への大政翼賛 先日夜7時のNHKニュースは、高値を付けた株価のボードを映しながら、TPP参加への弾みがつき、日銀総裁も内定し、アベノミックスを歓迎しつつ、景気の上向きを期待する「街の声
本文を読む孫崎享氏のTwitterより”奴隷根性丸出し安倍首相”など
著者: 孫崎享<2月25日> 奴隷根性丸出しの安倍首相、安倍首相、CSISでのスピーチ次で開始。「ハムレさん。アーミテージさん、ありがとうございます。グリーンさんもありがとうございました。」そして「アーミテージさん、わたしからお答えし
本文を読むイデオロギーと化した「金融緩和」と「物価目標」
著者: 盛田常夫政治経済コラム 「世界的権威」の実像 安倍首相は、「デフレは貨幣現象ですから、金融緩和政策で克服できます」と、したり顔に答弁している。浜田宏一内閣参与の受け売りである。その浜田参与をメディアは、「エール大学名誉教授で、
本文を読む日米首脳会談後の日米同盟の行方は -大手メディアと沖縄紙が論じたこと-
著者: 安原和雄安倍首相の訪米による初の日米首脳会談後の日米同盟は何を目指すのか。メディアはどう論じているか。新聞社説の見出しを紹介すると、「懐の深い同盟を」、「安全運転を外交でも」、「アジア安定へ同盟強化を」、「同盟強化というけれど
本文を読む「第2の国会事故調」を作れ
著者: 池田龍夫東日本大震災から間もなく2年。破壊された福島第1原発1~4号機は未だに無惨な姿をとどめたままだ。高放射能に阻まれて、作業は遅々として進まず、16万人にも及ぶ住民は故郷へ帰ることもできない。 東電、国会事故調にウソをついて
本文を読む「聖域あり」が確認できたという喧伝のまやかし~TPP交渉参加論の5つのまやかし(第1回)~
著者: 醍醐聡追記(2013年2月24日、1時27分): 緊急のお知らせ~この記事にアクセスいただいた皆様へ~ 「時事通信」(2月23日、23時9分)によると、政府関係者の発言として、安部首相は28日にも開かれる衆参両院本会議での施政
本文を読むボーイング787機生産ストップの波紋
著者: 池田龍夫ハイテク旅客機「ボーイング787」は、2011年秋から商業運行が始まった。ところが、今年になって、米国や日本で燃料漏れなどのトラブルが続発したため、運行をストップさせて原因究明に当たっている。 機体の軽量化のための炭素繊
本文を読むTPP問題:関税撤廃の「聖域探り」に焦点を当てるメディアの愚かさ(3:完)
著者: 醍醐聡非関税分野のTPPの危険性を黙過するメディア このブログの2月14日付けの記事で指摘したが、TPPには文字通りの関税撤廃の問題と非関税障壁撤廃の問題がある。自民党が2012年の衆議院総選挙にあたって、これら両方を含んだ6
本文を読むTPP問題:関税撤廃の「聖域探り」に焦点を当てるメディアの愚かさ(2)
著者: 醍醐聡「例外」は過渡的措置、数年後に完全撤廃が原則 さらに重要なことは、かりに関税撤廃につき「例外扱い」が認められる場合でも、それは経過的な措置にすぎず、いずれ全面撤廃することが前提になっているということである。この点を知る上
本文を読むTPP問題:関税撤廃の「聖域探り」に焦点を当てるメディアの愚かさ(1)
著者: 醍醐聡TPP報道:二重の意味で洞察力の欠如 22日に予定されている安倍首相とオバマ大統領との首脳会談で俎上に上るTPP交渉参加問題をめぐって、多くのメディアは、安倍首相が「例外なき関税撤廃」という交渉原則に「聖域」ありという感
本文を読む原子力規制委は初心を貫いてほしい
著者: 池田龍夫参院は2月15日の本会議で、政府が事後承認を求めていた原子力規制委員会の田中俊一委員長と委員4人の国会同意人事案を、自民、民主、日本維新の会、公明党などの賛成多数で可決した。衆院は14日の本会議で同様に同意しており、田中
本文を読む原発に隕石、東アジアで戦争という最悪のシナリオ?
著者: 加藤哲郎◆2013.2.15 東アジアが、緊迫しています。尖閣列島をめぐる日中対立、日本の海上自衛隊護衛艦と中国海軍艦船の一触即発の海上危機に続いて、北朝鮮の核実験です。それに対する韓国政府の対応も不気味です。韓国政府内で出てき
本文を読む今こそ「核兵器廃絶」へ -北朝鮮の核実験に思う-
著者: 岩垂 弘北朝鮮が2月12日、3回目の核実験を行った。爆発規模は過去最大で、原子爆弾の小型化に成功したとされている。それだけに、北朝鮮による「核の脅威」はさらに増したとみられ、今後、米日韓と北朝鮮との対立、ひいては北東アジアの軍
本文を読む米大統領、TPP交渉に積極的な姿勢を示す
著者: 池田龍夫米国は、軍事優先主義から通商政策拡大の世界戦略への転換を急いでいるのだろうか。オバマ大統領2月12日の一般教書演説で初めて「TPP(環太平洋経済連携協定)を促進し、輸出を増強する」と強調した。安倍晋三首相は「聖域なき関税
本文を読む危ない危ない日中間の軍事的緊張 -レーダー照射は中国軍艦の勇み足か-
著者: 伊藤力司中国最大の祝日である春節(旧正月)を前に、中国海軍のフリゲート艦が日本海上自衛隊の護衛艦に対して射撃管制レーダー(fire control radar)を照射するという、戦端開始一歩手前のリスクを犯していたことが明るみに
本文を読む「原発輸出」推進に疑義
著者: 池田龍夫中東歴訪中の茂木敏充経済産業相は2月9日、サウジアラビアの首都リヤドで、原子力開発などを担当する政府組織「アブドラ国王原子力・再生可能エネルギー都市」のファラジ副総裁と会談。茂木氏は日本からの原発輸出も視野に、同国の人材
本文を読むTPP選挙公約を矮小化する安倍政権~交渉参加へのハードルを下げるため?~
著者: 醍醐聡一つ前の記事に寄せられたコメント 一つ前に書いた記事(「『例外付き関税撤廃』なら交渉参加してよいのか」:ちきゅう座編集部注⇒https://chikyuza.net/archives/30963)に関して、さっそくある方
本文を読む「例外付き関税撤廃」なら交渉に参加してよいのか~国民皆保険を脅かすTPP~
著者: 醍醐聡TPPは単なる貿易自由化協定ではない 今月末の安倍首相の訪米を前にして、自民党内では、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加について「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対する」とした昨年の衆院選公約を堅持す
本文を読む相場は誰にも分からないのである ―市場は何故アベノミクスを好感するのか―
著者: 半澤健市最初から逃げを打つつもりはない。しかし相場は誰にも分からないのである。 安倍政権発足少し前から今日に至る円安・株高はどう説明できるのか。アナリストやエコノミストという「専門家」はもっともらしく説明するが、喋っている本人
本文を読むオスプレイ訓練に、本土紙の関心が薄すぎないか
著者: 池田龍夫宜野湾市で、またもボトル落下事故 米軍普天間飛行場から離陸した垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが2月5日午後、滑走路南西側の基地外の宜野湾市民間地に個人用水入りボトルを落下させていた。沖縄県紙の報道で知ったが、本土紙に
本文を読む孫崎享氏のTwitterより”文藝春秋3月号森本敏×孫崎享の一部紹介”など
著者: 孫崎享<2月7日> TPP:TPPの危険は米国医療、薬品で高額を進出させ、ISD条項を利用し、これをも対象にさせ国民健康保険への実質的崩壊、役割減少に導かせ、米国企業の医療保険を拡大することにあるだろうと指摘してきたが、たった
本文を読む敦賀原発・調査報告案を、規制庁審議官が業者に漏らす
著者: 池田龍夫原子力規制委員会の事務局である原子力規制庁の名雪哲夫前審議官(54)が、日本原子力発電に対し敦賀原発(福井県)の断層評価報告書案を公表前に渡していた漏洩事件が発覚した。 名雪氏は昨年12月から1月まで、日本原電常務らと8
本文を読む訂正は速やかに、情報源は明示を/報道が信頼されるために
著者: 藤田博司報道機関であれば、どの社の報道指針にも、報道内容に誤りがあったときはできるだけ速やかに訂正をだすこと、という1項があるはずである。わかりやすい指針だが、実はなかなかこれがきちんと守られない。 最近の中国軍艦が日本の護衛艦
本文を読む古きイギリス・セラフィールド原子力施設の悩み
著者: グローガー理恵「英国のセラフィールド(Sellafield)ほど放射能汚染された地域は旧ソ連と日本を除けば何処にもない。」と、南ドイツ新聞2013年2月5日付の記事「セラフィールド-原子力の値段」は述べています。 1957年10月10
本文を読むドイツの政治理念に学ぶことは多い
著者: 池田龍夫「欧州の中で、メルケル首相率いるドイツの存在感が増している。経済危機への対応を仕切り、ベルリンは『EU』の首都と称される。何が起きているのか」――朝日新聞2月3日付別刷Globeの問題提起は興味深かった。安部晋三政権の迷
本文を読むイラク戦争10年目の検証
著者: 藤田博司米、英がイラクに強引に軍隊を送り込み、サダム・フセイン政権を崩壊させたイラク戦争の開始からこの3月で10年になる。フセイン政権が大量破壊兵器を保有し、国際的テロ組織アルカイダとつながりを持っている、というのが、米英側の戦
本文を読む沖縄の声にもっと耳を傾け
著者: 池田龍夫安部晋三首相は2月2日、沖縄を訪問し仲井真弘多知事と約1時間会談した。5日前の1月27日には、東京・日比谷野外音楽堂で、米新型輸送機オスプレイの配備撤回と普天間飛行場(宜野湾市)の県外移設を求める 「NO OSPREY
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