時代をみるの執筆一覧

福島原発事故後2年、炉内の状況はなお深刻 ~ 朝日新聞が、決死的な潜入ルポ

著者: 池田龍夫

廃炉作業が進められている福島第1原発の1~4号機について、東京電力が現状報告を怠っているので、炉内の状況がサッパリ分からない。心配でたまらなかったが、朝日新聞2月21日付朝刊が潜入ルポを伝えた。原子力規制庁検査官に同行し

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非関税分野の障壁撤廃の危険性を伝えないまやかし~TPP参加論の5つのまやかし(第2回)~

著者: 醍醐聡

「例外」が認められたという偽りの広報への大政翼賛 先日夜7時のNHKニュースは、高値を付けた株価のボードを映しながら、TPP参加への弾みがつき、日銀総裁も内定し、アベノミックスを歓迎しつつ、景気の上向きを期待する「街の声

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日米首脳会談後の日米同盟の行方は -大手メディアと沖縄紙が論じたこと-

著者: 安原和雄

 安倍首相の訪米による初の日米首脳会談後の日米同盟は何を目指すのか。メディアはどう論じているか。新聞社説の見出しを紹介すると、「懐の深い同盟を」、「安全運転を外交でも」、「アジア安定へ同盟強化を」、「同盟強化というけれど

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「聖域あり」が確認できたという喧伝のまやかし~TPP交渉参加論の5つのまやかし(第1回)~

著者: 醍醐聡

追記(2013年2月24日、1時27分): 緊急のお知らせ~この記事にアクセスいただいた皆様へ~ 「時事通信」(2月23日、23時9分)によると、政府関係者の発言として、安部首相は28日にも開かれる衆参両院本会議での施政

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TPP問題:関税撤廃の「聖域探り」に焦点を当てるメディアの愚かさ(2)

著者: 醍醐聡

「例外」は過渡的措置、数年後に完全撤廃が原則 さらに重要なことは、かりに関税撤廃につき「例外扱い」が認められる場合でも、それは経過的な措置にすぎず、いずれ全面撤廃することが前提になっているということである。この点を知る上

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TPP問題:関税撤廃の「聖域探り」に焦点を当てるメディアの愚かさ(1)

著者: 醍醐聡

TPP報道:二重の意味で洞察力の欠如 22日に予定されている安倍首相とオバマ大統領との首脳会談で俎上に上るTPP交渉参加問題をめぐって、多くのメディアは、安倍首相が「例外なき関税撤廃」という交渉原則に「聖域」ありという感

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「例外付き関税撤廃」なら交渉に参加してよいのか~国民皆保険を脅かすTPP~

著者: 醍醐聡

TPPは単なる貿易自由化協定ではない 今月末の安倍首相の訪米を前にして、自民党内では、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加について「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対する」とした昨年の衆院選公約を堅持す

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相場は誰にも分からないのである ―市場は何故アベノミクスを好感するのか―

著者: 半澤健市

 最初から逃げを打つつもりはない。しかし相場は誰にも分からないのである。 安倍政権発足少し前から今日に至る円安・株高はどう説明できるのか。アナリストやエコノミストという「専門家」はもっともらしく説明するが、喋っている本人

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孫崎享氏のTwitterより”文藝春秋3月号森本敏×孫崎享の一部紹介”など

著者: 孫崎享

<2月7日> TPP:TPPの危険は米国医療、薬品で高額を進出させ、ISD条項を利用し、これをも対象にさせ国民健康保険への実質的崩壊、役割減少に導かせ、米国企業の医療保険を拡大することにあるだろうと指摘してきたが、たった

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敦賀原発・調査報告案を、規制庁審議官が業者に漏らす

著者: 池田龍夫

原子力規制委員会の事務局である原子力規制庁の名雪哲夫前審議官(54)が、日本原子力発電に対し敦賀原発(福井県)の断層評価報告書案を公表前に渡していた漏洩事件が発覚した。 名雪氏は昨年12月から1月まで、日本原電常務らと8

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訂正は速やかに、情報源は明示を/報道が信頼されるために

著者: 藤田博司

報道機関であれば、どの社の報道指針にも、報道内容に誤りがあったときはできるだけ速やかに訂正をだすこと、という1項があるはずである。わかりやすい指針だが、実はなかなかこれがきちんと守られない。 最近の中国軍艦が日本の護衛艦

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