時代をみるの執筆一覧

非核三原則」堅持し、実践を  核抑止の幻想を断ち切れ

著者: 池田龍夫

 人類史上初の原爆投下から六十五年の八月六日、「ヒロシマ平和記念式典」には過去最多の七十四カ国代表が参列、「核廃絶」への世界的潮流を感じさせた。米国のルース駐日大使や核保有国の英仏両国代表が初参加、潘基文・国連事務総長も

本文を読む

「民主党代表選―菅・小沢の一騎打ちに」「2者会談で一致―どんな結果でも協力約束」

著者: 瀬戸栄一

 9月14日投開票の民主党代表選は8月31日夕、菅直人首相(現代表)と小沢一郎前幹事長の2者会談の結果、一騎打ちの形で実施されることになった。翌1日に告示される。会談は民主党本部内で約30分間にわたり行なわれ、現代表と最

本文を読む

「小沢氏が代表選出馬を表明―世論は菅首相支持が多数―民主国会議員票では小沢優勢」

著者: 瀬戸栄一

 9月14日の民主党代表選に小沢一郎前幹事長が出馬する決意を表明した。低迷を続ける日本の政治にとって、歓迎すべき行動である。 衆院の圧倒的多数に支えられた政権与党の最高責任者に選出されれば内閣総理大臣に指名される。長きに

本文を読む

「対テロ戦争」の拡大と悪化する世界の人権状況

著者: 木村 朗

1.9・11事件と対テロ戦争の発動 2001年に米国で起きた、9・11事件は、それを契機に「世界は変わった」と言われるほど全世界に大きな衝撃をあたえた。ブッシュ大統領は、9・11事件直後に、21世紀における「新しい戦争」

本文を読む

米軍事費削減に取り組むゲーツ国防長官  -辞意表明で軍産複合体に肩透かし- 

著者: 伊藤力司

 このところゲーツ米国防長官の言動に注目している。長官は8月16日(米東部標準時)公開された米外交専門誌「フォーリン・ポリシー」とのインタビューで、来年のいずれかの時点で国防長官の職を辞するつもりだと語った。これより先、

本文を読む

「小沢氏擁立の動き強まる―民主代表選波乱含み」

著者: 瀬戸栄一

 9月1日告示―14日投開票の民主党代表選は再選に意欲を示す菅直人首相(減代表)と小沢一郎前幹事長の一騎打ちとなる公算が大きくなった。小沢氏については、一部に海江田万里衆院議員らが親小沢勢力の代表として代表選に出馬するの

本文を読む

「国債バブル」が大文字になるとき ―「国債バブル」は本当だろうか(10)―

著者: 半澤健市

 私が最初に「国債バブルは本当だろうか」を書いたのは09年11月19日であった。 目先の利く論者―たとえば榊原英資氏など―はすでに「国債バブル」「財政バブル」と言っていた。少し遅れて私もその問題意識を共有したつもりであっ

本文を読む

参院選・民主党敗北と政治不信   メディアの報道姿勢も検証

著者: 池田龍夫

 鳩山由紀夫首相退陣から約一カ月半、菅直人新首相は第22回参議院選挙(7月11日)で起死回生の勝負を挑んだが、予想外の敗北を喫してしまった。民主党は昨年夏の衆院選挙で圧勝し自民党から政権を奪取したものの、拙劣な政治手法に

本文を読む

「与党過半数失う―参院選、民主が改選第2党に転落」「自民が1人区で圧勝、改選第1党に」「菅首相、続投を表明―党内から反発の動き」

著者: 瀬戸栄一

(2007年7月12日3:51差し替え)  第22回参院選は11日、投開票され与党民主党は選挙区選挙での不振が響き、50議席ラインを割り、40議席台半ばの44議席にとどまる惨敗を喫した。自民党は特に定数1人区で善戦し、改

本文を読む

「民主低迷、改選50割れも―代表選前倒しか」「自民伸び悩み、みんな10議席台うかがう」

著者: 瀬戸栄一

 民主党は参院選投開票まであと数日の時点で実施された終盤情勢調査でさらに支持が低迷し50議席を割る可能性が出ている。自民党は公示直後の序盤情勢調査から比例代表が伸び悩み、横ばいの状態だ。唯一、獲得議席を伸ばす勢いのみんな

本文を読む

消費税増税は本当に参院選の争点なのか-「増税なしの財政再建はありえぬ」は常識

著者: 早房長治

7月11日の参院選が24日公示され、選挙戦がスタートした。だが、雲行きは序盤から異様である。菅直人首相が17日、民主党の参院選マニフェストを発表する記者会見で消費税増税に言及したのをきっかけに、これがにわかに参院選の争点

本文を読む

「民主、出足は不調―菅首相、選挙後の新たな連立を模索」

著者: 瀬戸栄一

 第22回参院選は6月24日の公示で正式の選挙戦がスタートを切ったが、各社の序盤情勢をめぐる世論調査で与党民主党が「予想外に」伸び悩んでいることが分かった。  鳩山由紀夫前政権から8日にバトンを引き継ぎ、どん底まで落ちた

本文を読む

社会科学者・高島善哉に今学ぶこと―激動の「昭和」を生き抜いた生涯

著者: 安原和雄

 ヨーロッパ近代の経済思想に学びつつ、激動の「昭和」を生き抜いて、日本独自の社会科学の構築に生涯をかけた社会科学者・高島善哉に今、遺された後世の我々が学ぶべきことは少なくない。そこに一貫しているのは、国家権力にそれなりの

本文を読む

「連立与党の過半数が勝敗ライン―参院選あす公示」「本音は60議席か」

著者: 瀬戸栄一

 第22回参院選があす(6月24日)公示される。投開票日は7月11日。この参院選で民主党が単独で「60議席」を獲得すれば菅直人政権は非改選組と合わせて、単独で過半数122議席に達し、政権は一応安定する。  しかし菅首相本

本文を読む