時代をみるの執筆一覧

民主主義を破壊する閣議決定を行わせないために、国民は発言を

著者: 世界平和アピール七人委員会

 安倍首相が6月11日、他国を武力で守る集団的自衛権を行使できるようにするための憲法解釈の変更を閣議で決定すると明言したことに対し、世界平和アピール七人委員会は12日、「民主主義を破壊する閣議決定を行わせないために、国民

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NHK監査委員会は籾井NHK会長、百田経営委員の定款等違反行為の差し止めを

著者: 醍醐聡

 一つ前の記事で書いたように、「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」は6月6日、百田経営委員の罷免を求める申し入れをNHK経営委員会に提出した。その折、併せて、NHK監査委員会に対して、籾井NHK会長、百田経営委員

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まだ「対米従属」を続けるのか? -対談『転換期の日本へ』を読んで-

著者: 安原和雄

 対談『転換期の日本へ』の著者が日本の読者に語りかけるものは何か。それは<まだ「対米従属」を続けるのか?>である。この核心をつく問いかけから逃げるわけにはゆかない。今後も「対米従属」を続けることになれば、日本はどうなるの

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米国NSAのグローバルな通信監視のもと、戦争への足音が聞こえる世界、原発再稼働に走る日本!

著者: 加藤哲郎

 2014.6.1  ウクライナの大統領選挙がまがりなりにも行われ、実業家ポロシェンコ氏が当選し、ロシアのプーチン大統領も「結果を尊重する」と言明しました。安定にはほど遠いとは言え、ヨーロッパにおける大きな戦争の危機は、

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昭和史研究者による「歴史修正主義」の徹底批判 ―保阪正康の安倍政権論を聴く―

著者: 半澤健市

 「いま、昭和史から学ぶ」という講演を聴いた。講演者はノンフィクション作家保阪正康(ほさか・まさやす)である。ふた昔ほど前、保阪は『文藝春秋』をベースにして『諸君!』、『正論』にもときどき登場していた。本人の立場は不変と

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「脱原発」の意見が9割も――エネ計画のパブリックコメント

著者: 池田龍夫

 安倍晋三内閣が4月に閣議決定したエネルギー基本計画をつくる際、国民に意見を募った「パブリックコメント」で、脱原発を求める意見が9割を超えていた可能性のあることが明るみに出た。  行政機関が規制の制定などを事前に公表して

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会長から理事まで ~ ここまでやるのか 官邸主導のNHK人事 ~

著者: 醍醐聡

政府批判=「偏向」とみなす籾井会長のジャーナリズムと真逆の放送観  一つ前の記事で、この4月に退任したNHKの2人の理事が4月22日に開かれたNHK経営委員会の場で異例の退任のあいさつを述べたことを紹介した。あいさつの中

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「票より権威」のタイ式民主主義はおかしい -繰り返すクーデターの背後にあるもの-

著者: 伊藤力司

1932年以来20回ものクーデターを実行したタイ軍部が、5月22日またもやクーデターを実行した。全権を掌握したプラユット陸軍司令官は、昨年11月以来反政府派=反タクシン派が首都バンコクの目抜き通りや政府庁舎前を占拠してき

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イズラエル・シャミール著:全訳 動乱のウクライナ:戦争はいつでも起こりうる

著者: 童子丸開

イズラエル・シャミール著:全訳 動乱のウクライナ:戦争はいつでも起こりうる ウクライナの紛争が大規模な戦争に、ひょっとすると核兵器使用を含めた世界戦争にまで発展するのだろうか? 様々な見方があるのかもしれないが、大規模な

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「緊急シンポジウム ウクライナ危機はなぜ?世界は変わるのか?」(動画&配布資料)

著者: 紅林進

先月4月21日、立正大学において「緊急シンポジウム ウクライナ危機はなぜ?世界は変わるのか?」が開催されましたが、その動画が立正大学のホームページにアップされています。当日の配布資料も同時にアップされています。­ htt

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集団的自衛権容認にご執心の政府・自民党の策略

著者: 池田龍夫

安部晋三政権と自民党は、集団的自衛権容認にご執心だが、公明党の協力を得られないばかりか世論の反撃も強まっている。朝日新聞5月20日付朝刊は「国会審議、来春以降に先送り=政府・自民方針」と報じたが、にわかに信用しがたい。公

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沖縄「復帰」42周年、名護市長訪米のタイミングで掲載されたニューヨーク・タイムズ論説「沖縄人たちの闘い」(「バトル・オブ・オキナワンズ」)Japanese translation of New York Times Op-Ed “The Battle of the Okinawans” (Norihiro Kato)

著者: 加藤典洋

稲嶺進(いなみね・すすむ)名護市長が、名護市における米海兵隊新基地建設への反対を訴えるために訪米している。先週は5月16,17日とニューヨークにて市民や大学生向けの講座、識者やメディアとの会合を終えた後、19日からは首都

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「戦争国家」への道をひた走る -集団的自衛権に積極的な安倍政権-

著者: 安原和雄

安倍政権は、他国(米国)を守るために自衛隊が海外で戦争できる日本に変質させることを目論んでいる。戦後日本の特質であった「平和国家」という表看板を外して、対外戦争をも躊躇しない「戦争国家」へ急旋回させつつあるのだ。 憲法9

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