*この論文は2月6日に掲載いたしました論文(https://chikyuza.net/archives/69873)の続きになっております。(編集部) [承前] 2 「原生的状態」(「農民共同組織」) の理論構成と諸問題
本文を読むスタディルームの執筆一覧
3/25現代史研究会:ご案内とレジュメ(トランプ大統領問題を考える)
著者: 研究会事務局第299回現代史研究会 日時:3月25日(水)1:00~5:00 場所:明治大学・駿河台校舎研究棟2階・第9会議室 テーマ: 「トランプ大統領の登場の背景と今後を考える」(仮題) 講師:内田 弘(専修大学名誉教授):トラ
本文を読む川口義晴さんを悼む
著者: 宇波彰川口義晴さんが、さる2017年2月12日に亡くなった。謹んでお悔やみ申し上げる。川口さんは、長らく音楽関係の仕事に携わり、多くのLP.CDを製作し、演奏会を組織し、またオーケストラ団員の処遇改善にも尽力された。会社(コロ
本文を読む尾崎秀実とゾルゲの2・26事件(渡部富哉講演記録)
著者: 渡部富哉2017年2月26日 戦前戦後史人権フォーラム 「2・26事件とゾルゲ事件そして岐阜の人々─安藤輝三・尾崎秀実・伊藤律」 渡部富哉 映画監督・篠田正浩氏は「65歳を過ぎたころから何かやり残したことがあるので
本文を読む海峡両岸論 第76号 2017.03.04発行 南シナ海を「共同の庭」に 識別圏に反対と中国学者
著者: 岡田 充南シナ海紛争をめぐる仲裁裁判所の裁定を受け、中国は一体どんな南シナ海政策を展開するのだろう。南沙(英語名 スプラトリー)諸島の埋め立て地の軍事基地化は継続するのか。フィリピン、ベトナムなど当事国や東南アジ
本文を読む大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 52号
著者: 池田知隆春、3月です。桜の開花が待ち遠しくなりました。 大阪自由大学通信52号を送ります。ご覧いただければ、幸いです。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□■ 2017年3月1日
本文を読むジョン・スチュアート・ミル著「自由論」
著者: 村上良太英国の哲学者ジョン・スチュアート・ミル著「自由論」が光文社古典新訳文庫から翻訳されて出ている。近年、「自由」という言葉が最も頻度をもって使われるのは新自由主義という言葉だから、この本も何かそれに関係があるのか、と思う
本文を読む「思想史講座」のお知らせー3月と4月のご案内
著者: 子安宣邦*だれでも。いつからでも聴講できる思想史講座です。 *3月の思想史講座・論語塾はお休みです。その代わりに思想史的遠足をいたします。 *3月の遠足:岡倉天心美術館・五浦六角堂を訪ねる 日時:3月11日(土) 12時から1
本文を読む直前再掲載:第298回現代史研究会
著者: 研究会事務局日時:3月1日(水)午後5:00~9:00 場所:明治大学・駿河台校舎研究棟2階・第9会議室 JR「御茶ノ水」駅から徒歩5分、もしくは都営地下鉄「神保町」駅から徒歩5分 テーマ: 「人のいのちが軽くなる時代 戦前と戦後と
本文を読むモンテスキュー著「法の精神」 ~「権力分立」は日本でなぜ実現できないか~
著者: 村上良太モンテスキュー(Montesquieu)著「法の精神」(DE L’ESPRIT DES LOIS,1748)は岩波文庫で上中下の三分冊になっている。一見、いかめしそうな印象だった。「法の精神」と言えば「三
本文を読むハンナ・アレント著 「革命について」 ~アメリカ革命を考える~
著者: 村上良太革命というと、恐ろしい。それが多くの人にとってのイメージだろう。また革命と言うと、共産主義のイメージもある。それらのイメージの源はルイ16世をギロチンにかけたフランス革命であり、ロマノフ王朝を倒したロシア革命である
本文を読む「ジョン・ロック著 「統治二論」~政治学屈指の古典~」
著者: 村上良太将来、思想統制が行われ、本の選抜と焼却が行われる日が来るとしたら、まず最初に失われる本の中に、英国の近代政治思想家ジョン・ロック(1632-1704)の「統治二論」があるのではなかろうか。思想統制と言えば戦前・戦中の
本文を読む海峡両岸論 第75号 2017.02.20発行 日中均衡に配慮したトランプ 安保白書に見る中国の意図
著者: 岡田 充トランプ当選から3か月、ようやくアジア政策の輪郭が見えてきた。10日の日米首脳会談(写真 首相官邸HPから)と9日の習近平・トランプ電話会談を総合すると、トランプ大統領は安保政策で、日本と中国のバランスに注意深く配慮して
本文を読む「トマス・ホッブズ著 「リヴァイアサン (国家論)」 ~人殺しはいけないのか?~」
著者: 村上良太ひところ、若者が「人殺しをしたらなぜいけないのか?」という質問をして、年長者が驚き呆れていたと報じられた。かつてなら、ありえない質問だ、というのである。しかし、英国の政治哲学者トマス・ホッブズ(Thomas Hobb
本文を読む「ジャン=ジャック・ルソー著「社会契約論」(中山元訳) ~主権者とは誰か~」
著者: 村上良太ホッブズ、ロックと英国の先行する社会契約論者がいたにも関わらず、日本で社会契約論と言えばジャン=ジャック・ルソー(Jean-Jacues Rousseau、1712-1778)が圧倒的に有名である。ルソーの「社会契
本文を読む津田・国民思想論・5 津田の『源氏物語』評価と「国民」概念
著者: 子安宣邦「恋は光景によって更に数層の深さを増す。恋そのものについては興味の乏しい平安朝人の恋愛に特殊の趣のあるのはこれがためである。只それ画裡の景である。詩中の趣である。われを画裡の男と見、われを詩中の女と見るところに興趣がある
本文を読む記録と随想12: 敗戦後日本社会科学の二隘路(西洋中心的「単線的発展段階論ないし進化論」による「『民主化』と『戦争』」問題の看過、「政治的ゲマインシャフト行為」における「ゲゼルシャフト結成」の諸階梯としての「経験科学」的「国家論」の欠落)――マックス・ヴェーバーにおける「古代国家の発展図式」(『古代農業事情』)が「社会学的決疑論体系」(『経済と社会』旧稿)に再編成される経緯と意義 (プロレゴーメナ)(1月14日)
著者: 折原浩はじめに 昨今の社会科学、とりわけ「比較歴史社会学」をめぐる研究状況を顧みると、マックス・ヴェーバー「古代農業事情」(第三版1909、GAzSuWG: 1-288, MWGⅠ/6: 320-747,渡辺金一・弓削達訳『古
本文を読む2017年2月25日 伊藤誠先生・世界資本主義フォーラムのご案内/レジュメ
著者: 矢沢国光主催 世界資本主義フォーラム 日時 2017年2月25日(土) 午後2時~5時 会場 立正大学大崎キャンパス 9号館5階 951教室 〒141-8602 東京都品川区大崎4-2-16 TEL:03-3492-2681 大
本文を読む第298回現代史研究会
著者: 研究会事務局日時:3月1日(水)午後5:00~9:00 場所:明治大学・駿河台校舎研究棟2階・第9会議室 JR「御茶ノ水」駅から徒歩5分、もしくは都営地下鉄「神保町」駅から徒歩5分 テーマ: 「人のいのちが軽くなる時代 戦前と戦後と
本文を読む大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 51号
著者: 池田知隆2月に入りました。すぐに節分、立春と続き、春が近づいてきます。 大阪自由大学通信51号を送ります。ご照覧いただければ、幸いです。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□■ 2017年2月1日
本文を読む経済学の貧困と経済学者の劣化(4) - 労働力人口は成長の決定要因ではないのか―吉川洋著『人口と日本経済』を質す(続)
著者: 盛田常夫キャッチアップ過程における労働力価値の再評価 (前回に続いて、労働力人口と労働生産性についての吉川洋氏の考え方を検討する) もう1点、吉川氏の議論から完全に欠落している視点がある。それは高度成長期の非常に高いGDP成長率
本文を読むウクライナ危機から3年:制裁解除は当然
著者: 塩原俊彦ウクライナ危機が表面化してから3年が経過する。日本では、ウクライナ危機への関心はすっかり薄れているように感じられる。しかし、ドナルド・トランプ米大統領の登場で、対ロ経済制裁の解除が俎上にあがっており、各国は過去の経済制裁
本文を読む経済学の貧困と経済学者の劣化(3) - 労働力人口は成長の決定要因ではないのか―吉川洋著『人口と日本経済』を質す
著者: 盛田常夫アベノヨイショの「エコノミスト」に共通するのは、政府の累積債務問題と将来の労働力人口減少問題を徹底的に軽視する姿勢である。なぜなら、アベノミクスは、「高い経済成長を復活させることによって、日本経済は再び黄金時代を迎える
本文を読む海峡両岸論 第74号 2017.01.17発行 脅威論が生む排外主義 「日本ボメ」現象再論
著者: 岡田 充排外主義的ナショナリズムが世界で広がっている。イスラム教やヒスパニックを敵視しアメリカ優先を掲げる米トランプ政権、移民排斥を主張する極右が台頭する欧州。米国が推し進めてきた新自由主義グローバリズムが、経済
本文を読む経済学の貧困と「経済学者」の劣化(2) - 理論的な混迷に陥った浜田内閣参与
著者: 盛田常夫学者の矜持 自然科学と社会科学とを問わず、優れた学者は自らの研究成果のもつ意味と限界をよく分かっている。基礎的な研究がすぐに実際の役に立つことはない。実際に役立つようになるためには、実用に向けた無数の研究開発が必要にな
本文を読む津田・国民思想論・4 『万葉集』は「国民歌集」か
著者: 子安宣邦■津田・国民思想論・4 『万葉集』は「国民歌集」か 「万葉の歌の題材は大体に於いて、恋を主としたものであって、花鳥風月を詠じたものがそれに付属している。要するに、私人生活の表現たるに止まって、公共的感情を歌ったものでは
本文を読む記録と随想10: いま、なぜ、マックス・ヴェーバーの労作を改めて掘り起こすことが必要か――「『パーリア民』概念と『ユダヤ人』観」の問題提起を契機に考える(「比較歴史社会学研究会」第二回 余録)(10月14日)
著者: 折原浩はじめに 去る9月18日、大阪は梅田のゲートタワービル8階、神戸大学インテリジェントラボで、「比較歴史社会学研究会」第二回が開かれ、関西と関東から約20名の参加があり、下記の二報告をめぐり、活発な議論が交わ
本文を読む経済学の貧困と「経済学者」の劣化(1) - 政府の債務ゼロを主張するアベノヨイショの御仁たち
著者: 盛田常夫三文「評論家」の三百代言 テレビや雑誌にちょくちょく顔を出す「経済評論家」のなかで、最近になって、三百代言的詭弁を弄する論者が増えてきた。その代表的な詭弁が、「国民1人当たり800万円の借金を抱えているという言い方は、
本文を読むエチル化学労組の闘いに学ぶ
著者: 折原浩現代技術史研究会M分科会主催「エチル化学労組の闘いに学ぶ」(記録映画『エチル化学労組』上映会、2013月2月10日、於東京・渋谷、文化総合センター大和田)にて はじめに みなさん、こんにちは。 ご紹介いただ
本文を読むヴェーバーの科学論と原発事故-学内論争に寄せて
著者: 折原浩*これは、https://chikyuza.net/archives/68484 にて掲載の論文「東日本に生きている僥倖 ―― 福島第一原発二号機は、いかにして格納容器爆発を免れたか」の追補として既に発表されたものですが
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