福竜丸平和協会に「焼津平和賞」 -背景に焼津市民の意識変化か-

著者: 岩垂 弘

 わが日本は、政治、外交、経済、福祉、教育など基幹的な面で「劣化」や「退化」が進んでいるのではないか。そう思わせる出来事が跡を絶たない。まさに暗い気持ちになることが多すぎるが、「それでも、世の中、少しずつ進んでいる面もあ

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「通貨戦争」のもう一つの側面──ドイツの対米批判と保護主義の亡霊

著者: 脇野町善造

 ソウルでのG20は案の定、実質的な進展はないままにおわった。あらかじめ想定されていた失敗あるいは分裂ということになるのであろうか。そうなると、こういう事態を招いたのは誰か、ということに関心が行くのは当然のことである。F

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「裏工作」は「謀略」にあらず??―W.モンゴメリー(元アメリカ大使)の談話

著者: 岩田昌征

ベオグラードの週刊誌ペチャト(11月5日)に前駐ベオグラード(2000-2004年)アメリカ大使ウィリアム・モンゴメリーとのインタビューが6ページにわたって載っていた。見出しは、「如何にアメリカはセルビア『民主主義』のた

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11/18もんじゅ西村裁判・ビデオ上映と西村トシ子さんのお話(いろりばた会議)

著者: たんぽぽ舎

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  《環境と原発問題の学習会『第152回いろりばた会議』のご案内》 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■テーマ 『もんじゅ西村裁

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米中ロとの首脳会談は何とか実現できたが、 情報戦の時代に適応できない菅民主党政権

著者: 加藤哲郎

2010.11.15  世界から首脳が集まる韓国ソウルでのG20サミットと、横浜でのAPEC総会が終わりました。本来日本政府は、アジアのホスト国として華やかな国際会議をリードできるはずでしたが、直前まで続いた尖閣列島問題

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板垣雄三講演会 「イスラエル国家の将来像――漂流する日本から見る」

著者:

終わらない「テロとの戦い」の根源にあるのは、パレスチナ問題。 だから、イスラエルの進路は、世界の運命にかかわる。 きびしい国際世論にさらされるイスラエル。 すこしまえまで、イスラエルを批判的に見ると、反ユダヤ主義だといわ

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「市民社会と政治家、帝国の再編――アダム・スミスの可能性」の予定論題(現代史研究会)

著者: 野沢敏治

はじめに 今回の報告にあたって スミスほど利己心を激しく批判し、現実の利己心の強さを思い知らされた人はいない その彼は一体どういう自由貿易論を展開したのか 1 日本の最良のスミス研究から学ぶ 社会は倫理的にも経済的にもた

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アメリカの地方にはびこる反知性主義 -共和党を勝たせた根底にあるもの-

著者: 伊藤力司

先日のアメリカ中間選挙で、オバマ民主党が「歴史的敗北」を喫したことを巡って多くの論評が既に発表されている。草の根保守派「ティーパーティー」旋風を背に受けた共和党の躍進の主な原因は、多額の公的資金を投入したオバマ政権の景気

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連載・やさしい仏教経済学-(22)持続性と発展と地球環境時代と/(21)多様性は共生と寛容を世界に広げる

著者: 安原和雄

持続性と発展と地球環境時代と -連載・やさしい仏教経済学(22)- 仏教経済学の八つのキーワード ― いのちの尊重、非暴力(=平和)、知足、共生、簡素、利他、多様性、持続性 ― のうち今回は「持続性」を取り上げる。 持続

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