世界のノンフィクション秀作を読む(14) スウェン・ヘディンの『さまよえる湖』(下)――史上最大のアジア探検家による中央アジア探索記

著者: 横田 喬

 <ロプ湖への旅路>5月11日、時速40㌔強の強風が吹き、夜の最低温度は18度もあり、午後二時には33度を超えた。寝袋に入って寝るには暑過ぎ、のんびりその上で寝転ぶ。嵐のために三日間を無駄にし、その上14日には辺り一帯見

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6/30 ~沖縄のつどい2023~  また沖縄が戦場になるって本当ですか! 三上智恵 監督 講演会

著者: 長谷川りゑ子 沖縄とわたし@町田

さまざまなニュースの陰に隠されてしまいがちな沖縄が、「敵基地攻撃能力」を持とうとしている日本によって今どうなっているのか、三上智恵監督にお話を伺います。 映像とお話を通して考え、語り合ってみませんか。 日時:6月30日(

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第70回 憲法を考える映画の会のご案内(7月16日)

著者: 憲法を考える映画の会

みなさま 7月の映画の会の案内をさせていただきます。 (定例の映画会は6月の予定でしたが、会場が取れませんでした。) 2月の上映会(第68回)『テロリストは誰?』の時もお話ししてきましたが、 いま、どんどん進められている

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世界のノンフィクション秀作を読む(13) スウェン・ヘディンの『さまよえる湖』(上)――史上最大の探検家による中央アジア探索記

著者: 横田 喬

 ユーラシア大陸の中央部には、比較的未開のままで広大な地域が近代まで残されていた。ここに史上最大のアジア探検家スウェン・ヘディン(1865~1952)が登場する。スウェーデン人の彼は十九世紀末から二十世紀前半にかけて、中

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【7月22日(土)】第六回 ヘーゲル研究会のお知らせ

著者: 野上俊明

 これまで二回の「市民社会」論の講読から見えてきたことを、自己流ながら簡単にまとめます。  普遍性と特殊性の論理的概念を使って、ヘーゲルは市民社会を成立させている個の契機と共同性の契機の相互関係を明らかにします。個の契機

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写真展「広島、長崎だけじゃない 世界のヒバクシャ」 八ヶ岳南麓の古民家で開催中

著者:

 NPO法人世界ヒバクシャ展が、8月15日まで写真展「広島、長崎岳じゃない 世界のヒバクシャ」を開催している。  NPO法人世界ヒバクシャ展は、20年前にフォトジヤーナリストの森下一徹(故人)、伊藤孝司、桐生広人、豊﨑博

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Let’s Join Hands 6月25日 添付2点 性教育の絵本 沖縄県議会 マイナカード 超党派訪中への期待

著者: 江口千春

「台湾有事」回避に岸田首相と連携する 田原総一朗が迫る 志位和夫・共産党委員長が「重大決断」 超党派で訪中し会談へ この機会を活かせるでしょうか。   ◎外 交 に よ る 平和 構 築 の 積 極 的 な 取

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「死の商人国家」に堕落するのか~武器輸出拡大に反対する 6.28院内集会へ(この後14時~オンライン学習会も)

著者: 杉原浩司

殺傷能力ある武器輸出に道を開き、「死の商人国家」になろうとすることは、 主権者の決定権なき憲法破壊の最終段階と言えるでしょう。国会閉会中に与党 の秘密協議のみで強行する暴挙を見過ごすわけにはいきません。院内集会にお 集ま

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】534 国連C24脱植民地委員会は西サハラを植民地指定!

著者: 平田伊都子

 6月12日から23日までニューヨーク国連本部で開催された国連C24脱植民地化特別委員会の年次総会で、国連が指定した西サハラを含む17の植民地地域が討議されました。       モロッコは、「西サハラはモロッコ領で触民地

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(415)

著者: 本間宗究(本間裕)

真のバリュー投資 「日本株を巡るPBRの1倍割れ」の議論には、大きな違和感を覚えざるを得ないが、その理由としては、「株価を決定するのが企業ではなく投資家である」という点が指摘できるからである。つまり、過去数年間は、「多く

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驚異のシュールレアリスム小説【狛犬少女全三話】

著者: 川端 秀夫

☆★☆★  第一話 【夢の中の狛犬少女】  ☆★☆★ 何年も前のことだ。こんな夢を見た…… 気がつくとおれは、故郷の自分の家にいた。鉄骨二建てに立て替えたばかりの頑丈な家にである。 しかし、突然、地震でその家がグラグラと

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他国軍への武器無償援助「政府安全保障能力強化支援(OSA)」を考える 6.26院内集会&意見交換会

著者: 杉原浩司

外務省が他国軍に武器を無償で供与する。そんな信じ難いことが現実になりつ つあります。「安保3文書」に基づく異常な大軍拡の一環であり、武器輸出の 拡大とも連動しています。 悪法ラッシュ国会は閉じましたが、外交の軍事化を食い

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【ご紹介】2つのネットテレビのアーカイブ動画(ABEMAPrime&レイバーネットTV)

著者: 杉原浩司

この間出演した2つのネットテレビのアーカイブ動画をご紹介します。前者は 参議院外交防衛委員会での「軍需産業強化法案」参考人質疑の発展形として、 後者は「安保3文書」閣議決定に始まり、大軍拡予算、大軍拡2法案と継続して き

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「6・4」は遠くなりにけり・・・では簡単すぎる ―歴史はどこで折れたのか? (下)

著者: 田畑光永

 さて本稿もそろそろゴールを目指さなければならない。ここまで「6・4」の後の中国社会の変化を見てきた。「6・4」は強烈な印象を残しはしたが、中国社会はそれとは別に、あるいはそれを薄めることをも目的とした鄧小平の大胆な外資

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同性婚公認は社会革命だ――世紀後半はインセスト・タブー(近親相姦禁忌)の部分的解消か――

著者: 岩田昌征

 令和5年6月16日(金)「LGBT理解増進法」が成立した。  5月30日(火)に名古屋地裁が「同性婚認めぬは違憲」判決を下していた。判決要旨に「同性カップルが法律婚による重大な人格的利益を享受することから一切排除されて

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