人を殺す軍事費を削り、いのちを育てる子育て支援に回せ ―― 2023年度政府予算案への批判

著者: 白川真澄

 2023年度の政府予算案が2月28日、大きな抵抗もなく衆院を通過し、年度内成立が確実となった。しかし、この政府予算は、軍事費だけを制約なしに増やす異様なものである。「国のかたち」を根底から変えるような戦後最悪の予算であ

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朝に「プーチンに逮捕状」と聞き、夕に「トランプの逮捕」を耳にする。

著者: 澤藤統一郎

(2023年3月19日) 昨日(3月18日)は奇妙な日だった。早朝のニュースで「プーチンに逮捕状」と聞き、深夜就寝前のニュースが「来週火曜日にトランプ逮捕」と言った。いずれも寝床でのラジオが語ったこと。東と西のゴロツキが

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【4月8日(土)】オンライン被ばく学習会:UNSCEARの被爆線量はなぜ過小評価になるのか/講演:黒川眞一さん

著者: 温品惇一

申込み:https://forms.gle/r8iW1YWtggWMQbLs9 3月15日に開かれた311子ども甲状腺がん裁判に、黒川眞一さん(高エネルギー加速器研究機構・名誉教授)の意見書が提出され、報告集会でも紹介さ

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海峡両岸論 第148号 2023.3.18発行 - 「国共合作」で政権交代狙う中国 習近平が台湾民衆に平和攻勢 -

著者: 岡田 充

習近平中国国家主席が2023年初めから、台湾民衆に向けて「両岸は親しい家族」など温和なメッセージを発信し「平和攻勢」を展開している。2月には国民党訪中団を中央と地方リーダーに会談させて厚遇。台湾次期総統選(2024年1月

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Let’s Join Hands 3月17日 添付2点 注目情報 &ご案内

著者: 江口千春

◎安倍政権以来のメディア 総務省の文書が語ることは? ◎「日本の食が危ない」文芸春秋4月号が 緊急特集しています。 ◎坂本龍一さん 政府の原発回帰に「なぜ」「なぜ」「なぜ」 ◎原発 再エネ コストの差歴然 原発新設は2~

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はたして日本は文明国か。文明国の価値観を受け容れることが出来るのか。

著者: 澤藤統一郎 両性の平等, 人権, 差別

(2023年3月17日)  昨日の東京新聞朝刊トップに、「日本はLGBTQ法整備を」「2月に首相宛促す書簡 差別禁止訴え」「先進6カ国+EU駐日大使」という大見出し。  東京新聞のネット版では、「日本除いた『G6』からL

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「強国」?「安定」? 亀裂を引きずった中国・全人代 ―大国の土台に“軋(きし)み”はないのか

著者: 田畑光永

 中国政治の春の大行事、全国人民代表大会が5日から13 日まで開かれた。見慣れた行事ではあるが、今年はどうも例年よりさらに作り物に見えて、見物にも力が入らなかった。  というのはほかでもない、昨秋10月の中国共産党第20

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(402)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融ツインタワーのパンケーキクラッシュ 「2月に発生する出来事」については、「2001年のゑひめ丸事件」や「2022年のロシアによるウクライナへの軍事侵攻」などのように、「その年を象徴するような事件の発生」が見られる傾向

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三好達や石田和外が教える、「最高裁とはこんな程度のもの」

著者: 澤藤統一郎

(2023年3月16日)  三好達が亡くなった。3月6日のことという。95歳だった。元最高裁長官であり、元日本会議会長であった人。最高裁と日本会議、その相性の良さを身をもって証明した人物である。  最高裁とは、本来は政治

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4月8日(土)13時30分〜 運動が専制にのっとられるとき 〜暴力・性暴力をないことにしないために〜

著者: 小塚

4月8日午後より下記集会をひらきます みなさまのご参加をお待ちしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 運動が専制にのっとられるとき 〜暴力・性暴力をないことにしないために〜 4・8集会 ━━━━━━━━

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【案内】原発政策の大転換・運転期間延長を許すな!院内集会~原子力基本法・炉規法・電事法など束ね法案を糾弾~(3月17日午後、衆議院第一議員会館第5会議室)

著者: 木村雅英

再稼働阻止全国ネットワークから前日の案内です。 当日は、政党への質問・回答集と質問書検討案などを配布します。 ご参加願います。 拡散を歓迎します。 【案内】 原発政策の大転換・運転期間延長を許すな!院内集会~原子力基本法

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弁護士会懲戒委員の皆様に、代理人として、総論的な意見を申し上げます。

著者: 澤藤統一郎

(2023年3月15日)  対象弁護士(被懲戒請求人)代理人の東京弁護士会の澤藤と申します。23期です。1971年4月に弁護士となって以来、司法はどうあるべきか、司法の一翼を担う弁護士は、あるいは弁護士会は如何にあるべき

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二十世紀世界文学の名作に触れる(59)キプリングの『ジャングル・ブック』――独創的発想と非凡な叙情

著者: 横田 喬

 イギリスの作家ラドヤード・キプリング(1865~1936)は1907年、ノーベル文学賞を四十一歳の史上最年少で、英国人としては最初に受賞した。授賞理由は「その創作を特徴づける、観察力、想像力、独創性、発想の意欲と叙情の

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マイナンバー制度、「合憲」最高裁判決~「漏えいの危険性は極めて低い」なんて信じられますか

著者: 内野光子

3月9日、マイナンバー制度は憲法が保障するプライバシー権を侵害するとして、宮城、愛知、福岡各県の住民らが国に個人番号の利用差し止めなどを求めた3件の訴訟で、最高裁(深山卓也裁判長)は「合憲」とする初判断をした。 判決では

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「本郷・湯島九条の会」街頭宣伝で、大江健三郎さんを悼む。

著者: 澤藤統一郎 

(2023年3月14日)  本日の朝刊各紙に、大江健三郎さんの死去が報じられています。亡くなられたのは3月3日のこと、享年88でした。「戦後文学の旗手」「反戦平和を訴え続けた生涯」などと紹介されています。謹んで、ご冥福を

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