日本国憲法の古稀を寿ぐー憲法こそ「千代に八千代に」

著者: 澤藤統一郎

ちょうど70年前の今日、1946年11月3日に「日本国憲法」が公布された。人間にたとえれば、今日が日本国憲法の誕生日であり、古稀の祝賀の日でもある。 誕生日は目出度い。日本国憲法に限りない祝福の意を表しよう。そして、古稀

本文を読む

核廃絶へ重要な一歩 - 追い詰められた核保有国―核禁止条約交渉開始へ -

著者: 金子敦郎

▼筆者紹介:「リベラル21」への久しぶりの寄稿なので筆者紹介をします。大阪国際大学名誉教授、元共同通信ワシントン支局長。本稿に関連する著書には「核と反核の70年」(2015年、リベルタ出版)、「世界を不幸にする原爆カード

本文を読む

テント日誌10月31日…国籍はルクセンブルク(?) 

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば後 71日 国籍はルクセンブルク(?)  10月29日(土) 電車の中で不覚にも爆睡、乗り越していまい遅刻。後ろめたく経産省に向かう途中、郵政からノボリが見えてきた。いつもながらホッとする。あるべき所

本文を読む

南スーダン派遣自衛隊は停戦成立まで活動停止を - 世界平和アピール七人委員会 -

著者: 伊藤力司

 世界平和アピール七人委員会は11月2日、「南スーダン派遣自衛隊は停戦成立まで活動の停止を」と題するアピールを発表し、首相官邸に届けるとともに内外の報道機関に公開した。   同七人委は、1955年、人道主義と平和主義に立

本文を読む

スペインの新たな政治的局面:社会労働党「クーデター」とラホイ政権の継続

著者: 童子丸開

スペインの政治情勢についての新しい記事を作りましたので、お送りします。 総選挙を1年の間に2回繰り返してもまだ政府が作られない異常な状態が続いていたスペインの政治状況に、ようやく決着がつきました。それは二大政党政治の最終

本文を読む

日の丸・君が代強制から見えてくる神聖国家の思想(再論)

著者: 澤藤統一郎

東京「君が代裁判」弁護団会議の都度、議論が繰り返される。入学式・卒業式での国旗国歌強制を違憲とは言えないとする最高裁判決の論理を覆すヒントがほしい。裁判官に頭を切り換えてもらう法律分野以外での学問的成果の教示を得たい。

本文を読む

「対キューバ経済封鎖解除」反対はゼロに - 国連総会が解除を求める決議案採択 -

著者: 岩垂 弘

 国連総会(193カ国)は10月26日、米国による対キューバ経済封鎖の解除を求める決議案の採択を行ったが、米国が初めてこれに反対せず、棄権した。この結果、決議案は賛成191、反対ゼロ、棄権2(米国とイスラエル)で、25年

本文を読む

「日本の常識は世界の非常識」―霍見芳浩ニューヨーク市立大学名誉教授

著者: 小原 紘

韓国通信NO508  10月27日、水道橋の「たんぽぽ舎」で霍見芳浩(つるみ・よしひろ)さんの講演を聞いた。霍見さんはアメリカ在住の研究者として日本を観察するレポートで知られる。アメリカの大統領選挙と安倍政権について語る

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(138)

著者: 本間宗究(本間裕)

日銀の政策転換 9月21日に実施された「日銀の政策変更」には、大きな注意が必要だと感じているが、その理由としては、「イールドカーブ・コントロール」と「オーバーシュート型コミットメント」の内容に、ある種の「秘密」が隠されて

本文を読む

マンション生活で知り得た社会問題を考える(17)  ― 「管理会社マンション」管理規約改正の動き(第2報)

著者: 羽田真一

(13)報(https://chikyuza.net/archives/63792)で当マンションの理事会による管理規約・細則改正の動きを羽田の目で見て批判的に伝えた。その後、理事会は規約改正専門委員会の名前で出された改

本文を読む

「核兵器禁止条約 交渉開始決議」に日本が反対する、その「屁理屈」。

著者: 澤藤統一郎

国連総会第1委員会(軍縮・国際安全保障問題)は、10月27日核兵器禁止条約締結に向けて交渉を開始する会議を来年に招集するとした決議案を、圧倒的な賛成多数で採択した。「『核兵器を禁止し、完全廃絶につながるような法的拘束力の

本文を読む

トランプ現象はアメリカ崩壊の前兆か - ヒラリー大統領でも「米帝国主義」復活は無理 -

著者: 伊藤力司

2016アメリカ大統領選挙投票日まであと8日。世論調査は依然、正統派の民主党ヒラリー・クリントン候補の優勢を伝え、共和党の野人ドナルド・トランプ候補の敗退を予告している。 あと8日(日本時間ではあと9日)すれば、おそらく

本文を読む

アンソロジー:アメリカがつくった「イスラム国(ISIS)」全8篇(その5)アメリカが関与したテロリスト養成の歴史―アフガニスタンのムジャヒディーンからイラクのアルカイダ、シリアのISIS、そしてパリ襲撃まで 『CIAに育てられたテロリスト、あるいは「自由戦士」?』改訳、ジョン・ライアン教授(2015年2月7日)

著者: 松元保昭

https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2016/10/840fe8fb1a3a55de70a53d38868684a8.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/

本文を読む

11月1日「いま、相模原事件から考える」ドキュメンタリーナイト@渋谷

著者: 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会

当日上映映画、とても“面白くて、興味深い”シーンがいっぱいです。ゲストの海老原宏美さん、NHK「ハートネットTV」のスタッフのお話も注目。その他に、相模原殺傷事件発生直後から3カ月に渡って、現場で取材を重ねてきた神奈川新

本文を読む

1月28日(土)、「DHCスラップ訴訟・勝訴報告集会」を開きます。「勝訴報告集」も作ります。ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第88弾

著者: 澤藤統一郎

DHCスラップ訴訟の勝訴確定の第一報を報じて(10月6日)から3週間余が経過しました。あらためて、熱いご支援をいただいた多くの皆さまに心からの御礼を申し上げます。 光前幸一団長をはじめとする136人の弁護団の皆さま。右崎

本文を読む

【高江の最前線で闘う弁護士京都に来る!】 10・30 小口幸人さん(高江弁護団)前日交流会:【緊急講演会】『マスコミが伝えない現実! 沖縄・高江で今、何が起こっているか』

著者: uchitomi makoto

小口幸人さん(高江弁護団)前日交流会:【緊急講演会】『マスコミが伝えない現実! 沖縄・高江で今、何が起こっているか』 https://www.facebook.com/events/1818490078436989/ ・

本文を読む

アンソロジー:アメリカがつくった「イスラム国(ISIS)」全8篇(その4)パリ襲撃直後に書かれたもので、リビアからシリアの局面 『「アルカイダは我々だ」:ISISはシリアにおけるジョン・マケインの「穏健反逆者」』パトリック・ヘニンセン(初出2015年1月、2016年2月21日)

著者: 松元保昭

https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2016/10/183a33638217c4373d91d70d02832ca5-1.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https

本文を読む

【追悼】[塩川喜信]  砂川から六〇年、共に歩む ――塩川喜信を偲ぶ

著者: 土屋源太郎

「オニギリ」をリヤカーで運んできた 塩川と最初に出会ったのは、1956年夏砂川闘争の現場でした。 米ソの冷戦が激化するなか、抑止力の名のもとで近代兵器の開発競争が激化し、核実験なども進められ、核兵器を搭載する大型、長距離

本文を読む

県の姿勢は不公平きわまる。理不尽な獅子さながらではないか。漁民は、ロバでもキツネでもない。人権の主体なのだ。

著者: 澤藤統一郎

原告ら代理人の澤藤から、原告準備書面(4)の要旨を口頭で陳述いたします。 原告ら100名は、本訴訟を「浜の一揆訴訟」と呼んでいます。 原告らが居住する三陸沿岸の農民・漁民は、幕末・嘉永弘化の時代に、南部藩政を揺るがす三閉

本文を読む