「関東大震災 朝鮮人・中国人虐殺」は歴史の彼方の出来事ではない。生々しく今につながっている。今、再び同じことが繰り返されかねない。政府も都政も右派と手を組んで、直視しなければならないこの記憶を消そうと躍起になっている。歴史を抹殺しようとする者には徹底して抗わねばならない。 ― その視点から、「法と民主主義」12月号特集をお読みいただきたい。

著者: 澤藤統一郎

(2023年12月4日) 「法と民主主義」2023年12月号【584号】の特集は、「関東大震災 朝鮮人・中国人虐殺から100年 ― その今を問う」である。この特集の編集は私が務めた。 私のリードは、下記のURLでお読みい

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こいのち通信(世田谷こどもいのちのネットワーク通信) 2023年11月

著者: 星野弥生

 遅ればせの10月の通信を発行してから、数々の「通信」の類を書き散らし、一段落したら、また「こいのち」の番が回ってきました。「こいのち」で月の流れを実感するというのが習慣になっています。寒くなってきましたね! この時期は

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こいのち通信(世田谷こどもいのちのネットワーク通信) 2023年10月

著者: 星野弥生

 本当に時の流れは早い!とため息をつきたくなります。とくに「こいのち通信」を作る時に、「ええっ!もう一カ月!ウソっ!」と思ってしまいます。ああ、10月号も10月には間に合いませんでした。秋は忙しい! おまつりもイベントも

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江東屋上菜園瓦版202号/区長辞任に伴う江東区長選挙が始まる!

著者: 中瀬勝義

※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http

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お江戸舟遊び瓦版1008号/誰も取り残さない早期避難するために、みんなで助かるネットワークづくりに向けて

著者: 中瀬勝義

※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http

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大賞に佐喜眞美術館制作の映画「丸木夫妻の沖縄戦の図」 2023年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞

著者: 岩垂 弘

 反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員=ジャーナリストの鎌田慧、田畑光永、明治大名誉教授の中川雄一郎の

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■12.23 丸川知雄フォーラム「中国経済トピックス」のご案内

著者: 矢沢国光

◆企画の趣旨 中国経済の「苦境」が伝えられます。一方では、地方政府による土地を担保とする過剰な金融拡張→不動産投機の不良債権化の重圧、他方では、アメリカが「(中国を共同利害パートナーとする)ステイク・ホルダー政策からの転

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Global Head Lines:圧政と闘うカンボジアの環境活動家たちについての海外論調

著者: 野上俊明

はじめに  以下の記事は、ドイツの日刊紙Taz.11/29のアジア版に載ったものである。2010年以降中国との関係をますます強め、開発援助や中国資本をバックに中国化=独裁化の色濃いカンボジアである。ミャンマーの古都マンダ

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海峡両岸論 第157号 2023.12.4発行 - 国民党への政権交代の条件は何か 台湾総統選、棄保と若者票が焦点 -

著者: 岡田 充

2024年1月13日に投開票が行われる台湾の次期総統選挙は、野党の統一候補工作が失敗、民進党の頼清徳副総統、国民党の侯友宜・新北市長、民衆党の柯文哲・前台北市長による「三つ巴」(写真左から、頼、侯、柯の3氏 台湾聯合報H

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世界のノンフィクション秀作を読む(40) リール・ワーテンベーカーの『愛は死を見つめて』(筑摩書房刊。高橋正雄:訳)――癌との闘いの高い人間性の品位と尊厳の記録(下)

著者: 横田 喬

◇祖国との別れ  11月5日(金)、私たちは旅客船の三等船室に潜り込み、海路ニューヨークを離れた。夫の体を蝕もうとする徴候が船上で姿を現した。夫の下腹がそれと判る位に膨れ、触ると熱を持っていた。一方の睾丸が大きく膨れ、華

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世界のノンフィクション秀作を読む(39) リール・ワーテンベイカーの『愛は死を見つめて』(筑摩書房刊。高橋正雄:訳)――癌との闘いの高い人間性の品位と尊厳の記録(上)

著者: 横田 喬

 筆者(1908~没年不詳)は雑誌社の元記者で文筆家。職場で上司のチャールズ・ワーテンベイカーと知り合って恋に落ち、結ばれる。夫は42歳で、妻は34歳。両人とも三度目の結婚だった。夫は癌に侵され、55年初頭に亡くなるが、

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【12月9日(土)】 第17回 ゴールデンバガン・ランチセミナーへのお誘い 〜ミャンマーの人たちとともに明るい未来を築くためにできること〜

著者: 野上俊明

 かつて私が「ミャンマー難民助け合いの会」で活動を共にし、その後ベストセラー作家になった藤由達蔵氏が運営するセミナーのお知らせです。今回みなさんを特別にお誘いするのは、ミャンマー民主化運動の担い手であるネイミョウジン氏と

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横浜へ~三渓園、日本大通りの銀杏、どこの黄葉も見事でした(2) 日本大通りのニュースパーク(新聞博物館、情報文化センター内)へ

著者: 内野光子

日本大通りのニュースパーク(新聞博物館、情報文化センター内)へ  KKRポートヒルに一泊した翌朝は、きのうの風もおさまり、快晴であった。窓からは眼下に港の見える丘公園、ベイブリッジ、キリンのように並んでいた荷揚げの重機な

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反「大和心」宣言 ― 吉田嘉明の差別主義を糾弾する。 1.「大和心」は、差別主義者の差別主義者による差別主義者のための本格的差別主義イデオロギー経営体である。「大和心」精神の行き着く先は、排外主義が横行する危険な独善国家・日本のデストピアでしかない。 2.「大和心」の経営を成功させることは、日本を差別容認の社会とし、近隣諸国と紛争の絶えない、非協調・非寛容の国家への道を開くことである。 3.だから、すべての消費者は一切かつ永久に「大和心」のサービスを利用してはならない。「大和心」と取引する業者の製品を購入してはならない。 4.消費者は、意識的に「大和心」の利用を避けることで、より良い社会の形成に寄与することができる。これをこそ、正しい消費者主権の行使と言うべきである。

著者: 澤藤統一郎

(2023年11月30日)  しばらく吉田嘉明の蠢動が見えなかった。が、突然話題の人となった。「三つ子の魂百まで」「雀百まで踊り忘れず」とはよく言ったもの。やはり、差別主義者としての話題である。  「DHC元会長が新会社

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12/9 現代史研究会 討論集会 「21世紀の世界戦争(ウクライナ/パレスチナ)と日本(わたしたち)の進路をめぐって」

著者: 合澤清

主 催:現代史研究会(メディア・ネットちきゅう座) 日 時:2023年 1 2 月 9 日(土) 1 3 ~ 1 6 時(開場 1 2 時 3 0 分) 会 場:日本キリスト教会館  新宿区西早稲田2丁目3 早稲田奉仕園

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横浜へ~三渓園、日本大通りの銀杏、どこの黄葉も見事でした(1)

著者: 内野光子

三渓園~みごとな大イチョウ  11月28日、KKRポートヒル企画の三渓園散策に参加した。KKRの企画のいいところは、目的地への往復は、公共交通で行くことになっているので、バス停まで歩いたり、路線バスの乗客乗り降りやバス停

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欧州はユダヤ人問題をパレスチナへ厄介払いした――欧州の罪は重い――(その三)

著者: 柏木 勉

 前回の最後では次のように述べた。 「欧州はユダヤ人問題をつくり出した、いわば下手人である。であるからこそ、自らが生み出した国民国家イスラエルがどのような蛮行を繰り広げても、それに声をあげられない。彼らのいう普遍的価値や

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】557 二か国共存はパレスチナと西サハラに

著者: 平田伊都子

 11月29日は、<パレスチナ人民連帯国際デー>です。 1947年のこの日11月29日に国連総会で、<パレスチナ分割決議181が採決されました。 この決議は、「パレスチナを分割して、ユダヤ人とパレスチナ人の二つの国家を建

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ネタニヤフ政権を止めるには イスラエル・パレスチナ抗争を考える

著者: 小川 洋

 筆者は中東問題に深い知識をもつものではない。しかし、10月7日に始まった今回の武力紛争によって深刻な人道的危機が進行している状況について、このサイトでも何かしら取り上げるべきだと考えた。とりあえず、西側およびアラブ系メ

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【大緊急拡散お願い】<この後>再びのジェノサイドをやめろ!イスラエル大使館前抗議

著者: 杉原浩司

「戦闘」ではなくジェノサイド(意図を持った大量虐殺)が再開され、既にイ スラエル軍の空爆で死者が出ています。とにかく声を上げなければということ で、この後、イスラエル大使館前に駆けつけます。可能な方はご参加ください。 各

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(438)

著者: 本間宗究(本間裕)

中国共産党の存続可能性 現在の「中国共産党」は、歴史的な転換局面を迎えるとともに、存続可能性が疑問視されている状況、すなわち、「風船の破裂メカニズム」である、「内外の圧力差」が拡大するとともに「内部分裂」が進展している状

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