北朝鮮の執筆一覧

火は大きくして消せ!―まさかこんな陰謀にあの国が? 

著者: 田畑光永

 どうにも分からない。不思議の国―朝鮮民主主義人民共和国、一般には北朝鮮と呼ばれる国である。豊かとは言えないのに、世襲の国家指導者は核兵器やミサイルなど、お金のかかる物騒な兵器が好きと見えて、作ってはさかんにそれを誇示す

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日朝関係の膠着を破る鍵とは何か 日朝国交交渉三〇年検証会議が提言の集い

著者: リベラル21

 日本と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国交正常化交渉が始まって33年になるが、依然として膠着状態が続く。こうした状況の中でどうしたらよいかと検討を続けてきた学者らのグループ「日朝国交交渉三〇年検証会議」(連絡先、和田

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岸田文雄はモスクワを訪問せよ。プーチンとも会談をすべきだ。

著者: 澤藤統一郎 

(2023年3月22日)  岸田文雄はウクライナを訪問し、習近平はプーチンを訪ねた。両者ともに安易な訪問先の選択である。本来の外交は、その逆であるべきではないか。  岸田がモスクワに足を運べば、世界を驚かす「電撃訪問」と

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ミサイル騒ぎの1人芝居 北朝鮮はまさかあの男に踊らされているのでは

著者: 田畑光永

 新年。日本はおおむね好天に恵まれたようだが、ミサイルにおびえながら、極寒の中で電気や水にも不自由しているウクライナの人々に、どうしても思いが行く。かつて戦場とは当事国以外には概して「遠きにありて思うもの」であった。しか

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いま、向きあおう 北朝鮮の核問題と北東アジア非核兵器地帯

著者: リベラル21

 北朝鮮による弾道ミサイルの発射が続いています。こうした北朝鮮の核・ミサイル計画はいつ始まったのか。なぜ続いているのか。ファクト(事実)に基づいて正しい解決の道を考える――という問題意識の講座が開かれます。NPO法人ピー

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日朝平壌宣言を思い起こして、平和への外交努力と、拉致問題の解決を。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月18日)  20年前の日朝平壌宣言の記憶は、今も鮮やかである。私は、小泉純一郎という人物は大嫌いだったが、ピョンヤンに出向いてのこの宣言の発表には、見事なものと感嘆した。以来、この舞台回しをした田中均とい

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拉致被害者を救出できない安倍首相、今こそ責任を取ってください!

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月11日) 2002年9月の小泉純一郎ピョンヤン電撃訪問は、まことに鮮やかな印象だった。そのときの「ピョンヤン宣言」もバランスのとれた納得できる内容で、「ようやく日朝関係が正常化し、これで戦後は終わる」との

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大村秀章知事へのリコール運動は、表現の自由と民主主義への挑戦である。

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月10日) 半島の南北関係が不安定に見える。北朝鮮の朝鮮中央通信は、昨日(6月9日)、同日正午から南北間の通信連絡線を完全に遮断すると報じた。朝鮮労働党中央委員会本部と韓国大統領府を結ぶホットライン(直通電

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海峡両岸論 第106号 2019.09.11発行 - 北朝鮮の「後ろ盾」強める中国 中朝国境の鴨緑江ルポ -

著者: 岡田 充

 「ジージー」というセミが鳴く林を通って坂を下ると、突然視界が開けた。鉄線フェンスの先2メートル程の幅の小川を挟んで広がる緑の森は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の新義州(写真「物品を朝鮮側に投げるのは厳禁」と赤字の注

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「ウリハッキョ - 私たちの学校、私たちのふるさと」(CD)のお薦め。

著者: 澤藤統一郎

5月3日、有明での憲法集会の中央ステージで、東京朝鮮中高級学校合唱部の皆さんが、胸に響く訴えをされ、美しい歌声を聞かせてくれた。 集会後、その生徒たちがコーラスのCDを販売していた。そのうちのお一人にサインをしてもらって

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海峡両岸論 第92号 2018.07.01発行 - 「中朝同盟」復活、核の傘提供も米中を天秤にかける金正恩 -

著者: 岡田 充

 歴史的な米朝首脳会談の興奮が冷めやらぬ中、北朝鮮の金正恩・労働党委員長がまた訪中した。3か月に3回という高い頻度の訪中は何を意味するのか。米朝首脳会談の結果ほど、立場と視点によって評価が180度異なる合意はない。会談が

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朝鮮半島の非核化をどう実現するか - 米朝首脳会談に期待高まる -

著者: 伊藤力司

世の中の出来事を何でも賭け事の対象にするロンドンの賭け屋では、ことしのノーベル平和賞がトランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)・北朝鮮国務委員長に決まるという賭けが話題になっているとか。4月27日に板門店で行われた文

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突然の中朝首脳会談は何だったのか ― 双方の孤立が生んだ虚礼と空論の復活

著者: 田畑光永

(新・管見中国36)  先月26日、北京の市内に正体不明の大げさな車列が現れ、たちまち世界的なニュースとなった。ほどなくその主は北朝鮮の金正恩労働党委員長と判明したが、それはそれで来月に初の米朝首脳会談が予定されているだ

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朝鮮半島の危機緩和―明日2年ぶり南北対話 - 平昌オリンピック期間中は米韓軍事演習を延期 -

著者: 伊藤力司

核・ミサイル開発に血道をあげる北朝鮮と、軍事力を行使してもこれを阻止しようとする米国間で緊張が高まっていた朝鮮半島で、新年とともに危機が緩和された。トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩・労働党委員長のえげつない口喧嘩を当分は

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北朝鮮を最大限に選挙利用した安倍政権 ― 核兵器禁止条約は不参加、日本提案の核廃絶決議案は後退

著者: 坂井定雄

 唯一の戦争被爆国である日本政府、具体的には安倍政権と外務省の核兵器廃絶をめざす国際的努力は、際立って後退した。日本政府は米国はじめ核保有国に対しては抑止力として核戦力を認め、北朝鮮の核開発を最大限に非難しながら、実際に

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何が何でも米朝戦争は回避しなくてはならない - 元将軍で固めたホワイトハウスの理性的判断がカギ -

著者: 伊藤力司

北朝鮮の核・ミサイル開発問題をめぐってアメリカと北朝鮮の恫喝合戦が激化、このチキンレースが恐ろしい米朝戦争に点火しかねないという恐怖が北東アジアに居座っている。トランプ米大統領は9月19日、ニューヨークの国連総会演説でこ

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海峡両岸論 第83号 2017.10.15発行 - 中国軍越境し核管理のシナリオも 予想以上に進む米中協調関係 -

著者: 岡田 充

  米朝チキンゲームは口先の「ののしり合い」から、米軍による北朝鮮への軍事攻撃という最悪のシナリオを想定すべき段階に入った。戦端が開かれれば、核戦争の危機が現実のものとなり、犠牲者は数百万人にも上るだろう。日本

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