『朝日新聞』は慰安婦問題など一連の誤報を検証する委員会を発表した。メンバーのなかに波多野澄雄氏(筑波大名誉教授)が含まれる。他のメンバー諸氏に対してもこれで検証が可能なのかとの疑問を禁じ得ない。ここでは波多野氏を俎上に載
本文を読む尖閣問題の執筆一覧
「尖閣『棚上げ』サッチャー・鈴木会談の記録」について
著者: 矢吹晋2014年暮れ、思わぬところから尖閣情報が届いた。英国政府の情報公開により、1982年9月、サッチャー首相と鈴木善幸首相とで交わされた尖閣対話の内容が明らかになったという話である。電話口で東京の共同記者がロンドン特派員か
本文を読む安倍総理!「尖閣は日本領」は偶然の結果なのですぞ
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(125) 米中首脳会談でのやり取りは? 尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐる対立は話し合いへのめども立たず、依然として睨み合いが続いている。最近の動きで注目されるのは、いささか旧聞になってしまったが、6
本文を読むなにが障害か -日中韓三国首脳会談の延期
著者: 田畑光永管見中国(44) 5月下旬にソウルで開かれると予想されていた日中韓三国首脳会談が、尖閣諸島問題を背景に中国が応じない構えを見せているために開催が困難になったと、4月18日の各紙に一斉に報じられた。これで当分、安倍・
本文を読む「尖閣」で注目される中国側2人の発言―日本も交渉を真剣に考える時
著者: 田畑光永(暴論珍説メモ122) 中国の「両会」(全人代・全国政協)の季節が終わった。習近平国家主席、李克強首相の時代が始まったが、この「両会」の時期には多くの記者会見が開かれ、時には有名人にいわゆる「ぶる下がり」取材も行われて
本文を読む尖閣問題の発端の発端
著者: 岩田昌征矢吹晋の尖閣問題に関する講演を二度聞いた。去年10月27日(土)と今年の2月23日(土)である。両日とも明治13年(1880年)の「分島改約」問題──日本案の沖縄二分割、清国案の琉球三分割案──をかなり詳しく説明した。流
本文を読む「尖閣列島問題」に寄せて
著者: 岩田昌征『情況』(2013年1・2月合併号)に新川明が「『尖閣』は沖縄に帰属する」を発表している。真に重要な知見を提示されている。 新川は中国尖閣諸島領有論を否定して、琉球による領有の実質があったという。琉球王国と中国(明・清)
本文を読む尖閣問題で中国に2つの論調
著者: 田畑光永管見中国(42) 9月半ばの尖閣諸島をめぐる中国のあの激しい反日デモから2か月近くが経過した。現場の海域ではその後もほぼ毎日、中国の「海監」などの公船が日本の「領海」ないしその「接続水域」を航行して、「主権確認行為」を
本文を読む尖閣に「領有権問題はない」は呪文にすぎない -野田内閣は中国と対座する勇気を持つべし-
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(117) 自民党の安倍総裁は15日、党本部で来日中の米バーンズ国務副長官と会談した際、尖閣諸島問題について、「話し合いの余地はない。尖閣については領土問題はないのだから、われわれは1ミリたりとも譲るつもりは
本文を読む加々美光行さん復帰l講演『緊迫する尖閣問題と日中関係』(10月27日)
著者: 森広泰平アジア記者クラブ10月定例会 緊迫する尖閣問題と日中関係 2012年10月27日(土)18時15分~20時30分 明治大学リバティタワー6階(1063教室) ゲスト 加々美光行さん(愛知大学現代中国学部教授) 尖閣諸島を
本文を読む尖閣問題資料 中国の公式見解
著者: 矢吹晋新華社北京9月25日発 : 中華人民共和国国務院報道弁公室「釣魚島は中国固有の領土である」(白書全文) <目 次> 前書き 一、 釣魚島は中国固有の領土である 二、 日本は釣魚島を窃取した 三、 米日が釣魚島をひそかに授
本文を読む尖閣問題の交渉経緯の真相
著者: 矢吹晋以下の資料1.から分かるように、第三回首脳会談で田中が尖閣を提起し、周恩来が「今、これを話すのはよくない」と棚上げ案を返答しています。外務省会談記録は、その趣旨を次のように記録しています。 資料1. 外務省が公表した「
本文を読む「尖閣は中国領」の鉄証の値段、1億7000万円! -管見中国(34)-
著者: 田畑光永今年の日中関係は9月、尖閣諸島海域で不法操業していた中国漁船が逃走する際にわが国の海上保安庁の巡視船に故意に衝突した事件ですっかり暗転してしまった。尖閣諸島がニュースの焦点になったのは、03年に7人の中国人が魚釣島に強
本文を読む見逃せない、朝日の反中感情を煽る小さな記事
著者: 坂井定雄11月21日朝日新聞朝刊、小さな記事である。だが、小さいからといって決して見逃せない。こんな意図的な表現の記事を載せて、朝日新聞が(一部かもしれないが)いま、なぜ反中感情を煽るのか。短い記事なので末尾の3行を除いて、
本文を読む迷走した菅外交、中国に塩を送った自民党 -ナショナリズムを煽るマスコミ、何のため-
著者: 早房長治尖閣諸島領有権をめぐる日中両国の紛争、とりわけ海上保安庁撮影のヴィデオがネットに流出した問題で日本中が揺れている。迷走する菅直人内閣に対して、自民党など野党は外交上の配慮をせずに政府攻撃に終始し、マスコミは専らナショナリ
本文を読む在華日系企業と日本人の運命について ――チベット高原の一隅にて(93)――
著者: 阿部治平対中外交について、いささかの焦燥感に駆られて書きます。 仙谷官房長官は、9月13日に記者会見で、船長を除く乗組員14人と漁船を帰還させれば「違った状況が開けてくるのではないか」といった。だが、中国政府は態度を硬化させ、日
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