憲法の執筆一覧

今こそ大衆運動の再構築を - 改憲に抗う人たちを結集するために -

著者: 岩垂 弘

 新しい年がスタートしたが、安倍政権と自民党は早々と今後の政治方針を打ち出した。明文改憲と「共謀罪」の制定である。「安倍一強」「一強多弱」といわれる政治状況の中で、改憲や「共謀罪」に反対する陣営はどう立ち向かったらいいの

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戦争法廃止へ - シンポジウム「戦争法廃止!憲法をいかそう!――さらなる広がりを求めて」 -

著者: リベラル21

■短信■   シンポジウム「戦争法廃止!憲法をいかそう!――さらなる広がりを求めて」  戦争法の強行採決、あの歴史的暴挙から一年。安倍政権の暴走は加速度を増し、私たちは今。戦後最大の“平和と民主主義の危機”に直面していま

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安倍政権の支持率はなぜ高いのか(4)    ―改憲論争を見て考え込む―

著者: 半澤健市

 一つの改憲論争◆を見て、私は考え込んでいる。 それは、有料ネット放送局「デモクラテレビTV」の討論番組(「デモクラTV本会議」、初回放映は2016年8月27日)で、今井一(市民運動家、ジャーナリスト)と孫崎享(元外務官

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改憲挫折への希望を強めた憲法記念日(下)  ―TBSの歴史家ジョン・ダワー氏インタビュー

著者: 坂井定雄

 憲法記念日前後のテレビの報道の中では、断然5月2日のTBSの報道特集「戦後70年・歴史家からの警告」が素晴らしかった。ダワー氏は、いうまでもなく米国の歴史学者(マサチューセッツ工科大学名誉教授)で、近現代の日本・日米関

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「積極的平和主義は積極的戦争主義」 -横浜憲法集会が安倍政権の改憲作業を糾弾-

著者: 岩垂 弘

 「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会」と銘打った集会が、憲法記念日の5月3日、横浜市のみなとみらい地区の臨港パークで開かれた。参加者は主催者の予想をはるかに超える3万人に達し、炎天下の会場を埋め尽くした人たちは、安

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「憲法は戦後最大の危機」と護憲団体が統一集会へ -5月3日の憲法記念日に-

著者: 岩垂 弘

 「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会」と銘打った集会が、憲法記念日の5月3日、横浜市のみなとみらい地区の臨港パークで開かれる。主催は「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会実行委員会」。これには、「憲法擁護・改憲反

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日本が向かうべき道は非武装永世中立国 -世界平和アピール七人委が憲法問題で訴え-

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は12月5日、「日本の岐路と日本国憲法の重み」と題するアピールを発表した。同委員会は、日本国憲法が危機に瀕しているとの判断から、今回の衆院総選挙にあたっては憲法問題が重視されるべきだとして、こ

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近世初期に戻ったような異常な政権運営 -集団的自衛権行使で安倍内閣が「解釈改憲」強行-

著者: 岩垂 弘

 「2014年7月1日」は、日本歴史上での画期的な大転換点として特記されることになるだろう。国の最高法規である憲法を、法的な手続きを経ずに一内閣の閣議決定によって実質的に改めてしまうという、とんでもなく無茶苦茶な政治的行

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集団的自衛権行使は認められない-平和憲法を護り抜こう

著者: 「リベラル21」同人一同

読者のみなさんに訴える                             「リベラル21」同人一同 日本を戦争の出来る国に造り変えようとする安倍晋三首相によって、「国の交戦権はこれを認めない」という、われらの平和憲

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「2013年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞」発表 大賞に東京新聞の「憲法に関する一連の連載企画」

著者: 岩垂 弘

 反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(代表委員、慶應義塾大学名誉教授・白井厚、ジャーナリスト・田畑光永の各氏ら)は12月3

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12/14(土) 社会理論学会第21回研究大会(講演の部)「どうする!?私たちの憲法—国民主権・基本的人権・平和主義—」

著者: 岡田一郎

社会理論学会第21回研究大会(講演の部) 日時:2013年12月14日(土) 13:00〜17:00 会場:明治大学リバティータワー7階1074教室 会場案内 【住所】 〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1

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岩手県久慈市は「あまちゃん」だけではない -民権期の最も民主的な憲法草案にも注目を-

著者: 岩垂 弘

 NKH朝のテレビ小説『あまちゃん』が終わった。舞台となったのは、岩手県北東部の久慈市。近来まれにみる人気沸騰のテレビ小説だっただけに、これから数多くの観光客が久慈市を訪れるにちがいない。まことに慶賀すべきことだが、久慈

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憲法改定で「ナチスの手口」など使わせないようにしよう ―麻生副総理の発言撤回に見る政治家の言葉の軽さ―

著者: 丹藤佳紀

 参院選は自民党圧勝に終わり、自民・公明の与党連合が衆参両院で過半数を占めるに至った。そうした状況に安堵し、気がゆるんでのことだろう、麻生太郎副総理が7月29日講演し、憲法改定に関して「ナチスの手口学んだら」(『読売新聞

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現行憲法の成果と自民改憲草案を比べてみよう -今一度、参院選の前に考えたいこと -

著者: 岩垂 弘

 いよいよ参院選である。新聞各紙の予想では、改憲を掲げる自民党が圧勝する気配だ。もしそういう結果になれば、自民党は余勢をかって改憲に向けて突き進むだろう。7月16日付の毎日新聞は自民党優勢が伝えられたことで、早くも各党が

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科学史・技術史の研究者有志が「改憲反対」声明 -世界平和アピール七人委のアピールに呼応して-

著者: 岩垂 弘

 科学史・技術史の研究者の集まりである「日本科学史学会」の会員有志12人が7月9日、「日本国憲法の基本理念を否定する改定に反対する」と題する声明を発表した。6月28日に発表された「世界平和アピール七人委員会」のアピール「

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政府と政治家たちによる憲法改定の動きに反対する -世界平和アピール七人委が訴え-

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は6月28日、東京都内で記者会見し、「日本国憲法の基本的理念を否定する改定の動きに反対する」と題するアピールを発表した。アピールは、政府と国会議員が憲法の改定への動きを直ちに中止するよう求める

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今の平和憲法を守るのが現実的だ -2013年憲法記念日と大手紙社説-

著者: 安原和雄

 安倍政権の右傾化は、平和憲法に対するメディアの姿勢にどう影響しているか。メディア、特に新聞の役割は本来、権力批判にあるはずだが、安倍政権の登場とともに大きな変化をみせている。特に大手紙では平和憲法について堅持派、条件付

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新たに見つかった旧ソ連粛清犠牲者「ニシデ・キンサク」「オンドー・モサブロー」「トミカワ・ケイゾー」「前島武夫」「ダテ・ユーサク」について、情報をお寄せ下さい!

著者: 加藤哲郎

◆2013.5.1 寂しいメーデーです。日比谷公園に全労協、代々木公園に全労連が集まっているようですが、メインの連合中央メーデーは4月27日に4万人で終了、かつて1952年に皇居前で「血のメーデー」事件があり、1956年

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今こそ「奴隷」に「さようなら」を -平和憲法施行から65周年を迎えて-

著者: 安原和雄

2012年5月3日、あの敗戦後の廃墟と混乱の中で施行された現行平和憲法は65年の歳月を重ねた。大手紙の憲法観は乱れ、護憲派、改憲派に分かれている。しかし戦争放棄と共に人権尊重を掲げる優れた憲法理念は、あくまで守り、生かさ

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<読書ノート>樋口陽一『いま、憲法は「時代遅れ」か』を読んで

著者: 宇井 宙

 本の帯に「もう一つの「憲法」入門――個人と国家にとって、この天災と人災の時代を生き抜くために、いま、何が必要か?」とある。仙台ご出身の樋口氏は、本書の校正刷に朱を入れて返そうとした矢先に3.11大震災に遭遇されたとまえ

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それでも「東アジア戦争はおこらないだろう」か?

著者: 安東次郎

「自国民救出」という古典的な口実 マレン統合参謀本部議長が「米日韓」合同演習を提起すると、日をおかず菅首相が「自衛隊による拉致被害者救出」や「邦人救出のための韓国への自衛隊派遣」に言及した。 「米日韓」合同演習は、朝鮮半

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