◆2017.4.1 桜の季節、新学期です。新入生にとっては、希望のスタートでしょう。でも、世界も日本も、希望に満ちているとはいえません。小学校では1年生から「道徳」が必修で、先生が評価するそうです。文科省のホームページ
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】204 嘘
著者: 平田伊都子4月1日、今日はエイプリルフールです。 何か気の利いた嘘をつこうと、張り切って早起きをしたのです。 が、気が付くと、世の中、嘘ばっかり! フェークニュース、虚偽発言、偽証、、 エイプリルフールを待つまでもなく、追いつめ
本文を読むポピュリズムは社会の存立基盤を侵食する
著者: 盛田常夫ポピュリズムとは何か 市井の人々は日々の生活を送るので精一杯だから、10年後や20年後、あるいは50年後に国がどうなるかなどと考える余裕はないし、考える意味もない。ふつうの国民にとって、遠い先のことより、目先の利益が最
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(151)
著者: 本間宗究(本間裕)物価水準の財政理論 現在、「異次元の財政政策」という言葉が使われ始めるとともに、この政策を後押しする理論として、「物価水準の財政理論(FTPL)」という、20年程前に議論された理論が、再度、脚光を浴び始めている。具体的に
本文を読むマ・ティーダの獄中記「良心の囚人*―インセイン刑務所を通じての私の歩み」を読んで (6)
著者: 野上俊明Ⅳ 社会活動家として東洋と西洋の統合を体現する マ・ティーダは医者であり小説家であり社会活動家であるという、ミャンマー民主化運動が生んだ多彩な側面を持つ稀有な人格です。医療技術を手に慈悲という東洋的ヒューマニズムに基づ
本文を読む中国共産党第19回全国代表大会はどんなものになるだろうか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(216)―― 中国では毎年開かれる全国人民代表大会(全人代)が終わった。秋には中国共産党第19回全国大会が開かれ、最高幹部が大幅に改選される。全人代での報告と討論をみて、党大会はどのようなものになるか
本文を読む入植地拡大を支援する日・イ投資協定― 研究者、ジャーナリスト、NGO関係者らが国会承認に反対
著者: 坂井定雄日本政府とイスラエル政府は2月1日、「日本・イスラエル投資協定」に調印、安倍政権は今国会での承認・発効をしようとしている。それに対し、中東にかかわる研究者、ジャーナリスト、NGO関係者たちが強く反対し、衆参両院議長に問題
本文を読むマ・ティーダの獄中記「良心の囚人*―インセイン刑務所を通じての私の歩み」を読んで (5)
著者: 野上俊明<試論的考察―マ・ティーダの生き方が示す四つの可能性> Ⅰ上座部仏教の可能性を拡げる マ・ティーダは、ミャンマー人の道徳的な基礎となっている戒律遵守※の首尾一貫した生き方を発展させる複数の方向性を示唆しています。※最も
本文を読む小説:やっさいもっさい(5)
著者: 三木由和5「裏切り」 章が卒業すると、章一は小学校に入学した。 章は卒業と同時に鍼灸師の養成学校に進学する予定であった。だが、章一の 「パパはいつも家にいないから、つまらない。」 と言う言葉が、彼の脳裏を掠める。だから、せ
本文を読む今こそ知ってほしいアラゴンの詩 - 4月から教員や学生となる方へ -
著者: 岩垂 弘4月は門出の季節だ。中には、4月から初めて教壇に立つ人や、初めて大学の門をくぐる人もいるだろう。私は、その人たちの新しい門出を祝って、フランスの詩人、ルイ・アラゴン(1897―1982年)の詩の一節を贈りたいと思う。こ
本文を読むマ・ティーダの獄中記「良心の囚人*―インセイン刑務所を通じての私の歩み」を読んで (4)
著者: 野上俊明<上座部仏教に由来する道徳的世界観―近代的世界観との比較> 前近代社会における世界観では、存在(何があるか ザイン)と価値規範(いかにあるべきか ゾレン)の区別がなく、すべて(自然、社会)が人間の価値観念によって浸潤さ
本文を読む「平和の灯」が消されるまで ―愛子さんの「怒りと悲しみと希望」―
著者: 半澤健市愛子内親王は 2017年3月22日に学習院女子中等科の卒業式に出席した。 400人の卒業生が一人ひとり名前を読み上げられ、愛子さんは「敬宮愛子(としのみや・あいこ)」と呼ばれて起立したという。 彼女が書いた卒業記念作文
本文を読むマ・ティーダの獄中記「良心の囚人*―インセイン刑務所を通じての私の歩み」を読んで (3)
著者: 野上俊明<ヴィパッサナー瞑想による解脱をめざして> 正直私は上座部仏教の信者でもありませんし、瞑想の何たるかも実際感覚としてよく分かりません。したがってマ・ティーダの瞑想法実践の適否も判断できません。ただ結果からみて、仏法への
本文を読む小説:やっさいもっさい(4)
著者: 三木由和4「40代の高校生」 ある日、歩行訓練をしている若い男の子に話しかけられた。背の高い、体格のいい青年である。 「北島先生。先生この前の日曜日に、ダイエーで買い物しているところ、見かけましたよ!奥さん、凄く綺麗な人ですねぇ
本文を読む4・10ルネサンス研究所定例研究会 ―安倍政権と日本会議――その思想基盤と戦後
著者: 菅孝行日 時 : 2017年4月10日 月曜日18時開場 18時30分開始 場 所 : 専修大学(神保町)1号館 72教室 報告者: 島薗進さん(上智大学教授) テーマ:「安倍政権と日本会議――その思想基盤と戦後」 (島薗さん
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】203 陸上自衛隊、次のPKO任地お薦めは、安全な西サハラ
著者: 平田伊都子2017年3月10日、安倍首相はアフリカ南スーダン国連PKO部隊に派遣していた陸上自衛隊を、5月までに撤退させると発表しました。 反対を押し切って戦場に送り出し、おっかないから帰ってこ?、、勝手だね! それでも私たち庶
本文を読むマ・ティーダの獄中記「良心の囚人*―インセイン刑務所を通じての私の歩み」を読んで (2)
著者: 野上俊明<総選挙勝利と投獄> 1990年5月に実施された総選挙でNLDは圧勝しましたが(392/485議席)、軍事評議会SLORCは前言を翻して政権移譲を拒否、民主化勢力は徹底的に弾圧されて冬の時代に入ります。スーチー女史、テ
本文を読む辻元清美議員の視点――証人喚問から見えてきた「公務」
著者: 村上良太安倍昭恵氏が森友学園の土地取得に関わっていたかについては、国会で議論を呼んでいる。23日に行われた森友学園の籠池理事長の証人喚問ののち、民進党の辻元清美議員は「改めて、昨日の証人喚問から引き出された問題点を整理する」
本文を読む小説:やっさいもっさい(3)
著者: 三木由和3「結婚」 医院長室を出ると金澤は章を住まいへと案内してくれた。その貸家に行くには門から左へ行き、次の信号を左、さらに50m進み民家と民家に挟まれた幅1mもない路地を左へ折れた。ここに入ると道は砂利道になる。ザクザク言
本文を読むマ・ティーダの獄中記「良心の囚人*―インセイン刑務所を通じての私の歩み」を読んで (1)
著者: 野上俊明私たちが優れた政治的自伝に期待するものは、著者の功績がつまびらかになることはもちろんですが、それ以上に著者がどれだけ生きた時代の証言者になっているかということです。時代証言としての自伝の意義は、著者と同世代人に対しては
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(150)
著者: 本間宗究(本間裕)狂気の時代 最近、海外では、盛んに「狂気の時代」という言葉が使われ始めた。そして、この理由としては、「10営業日連続で、史上最高値を更新中のダウ平均」や「トランプ大統領の無謀な政策」、あるいは、「北朝鮮の金正男氏暗殺事件
本文を読む小説:やっさいもっさい(2)
著者: 三木由和2「引き抜き」 章の気持ちは日が経つごとに、明確になって行くのが自分で、自分でもはっきりと分かる。ちょうど1月が過ぎたある日の晩である。約束通り、電話の呼び鈴が鳴った。 「はい、北島です。」 金澤だった。 「あぁ
本文を読むこんなことばはいやだ
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(215)―― テレビと新聞・雑誌の中の気になることばについて書きたい。 中国に長いこと生活していて帰郷したものの、ひと気のないカラマツ林の中で一人暮らしをしている。先週は誰とも話をしなかった。こういう
本文を読む小説:やっさいもっさい(1)
著者: 三木由和あらすじ 北島章は弱視障害者、彼は努力してマッサージ師になった。やがて引き抜かれ、木更津に行き、別嬪の妻との間に男の子を授かる。さらに奮起し、夜間高校に通い卒業後、鍼灸師を目指し、夢は独立開業であった。何とか高校を卒業
本文を読む小説「すみれの暴力」について
著者: 稲浜 昇作品は作者が何らかの意図を持って生み出したものではありますが、作品として発表された瞬間から作者から独立した存在として読者に差し出されるものです。そして読者の読みによって作品は(作者の意図からは離れて)新しいものとなって
本文を読む著者への手紙:笠井一成著『不戦死』を読んで
著者: 宮野 孝笠井一成様 ごぶさたしています。『不戦死』を読みました。読むほどにずっしりと応えてくる本です。重量を言っているのではありません。 まず「見殺し」から。 各話の各登場人物が、太く細く繋がりながら全体を織り上げています。最終
本文を読む共謀罪(テロ等準備罪)とスパイ奨励 &司法取引
著者: 村上良太ネットで赤旗を読んで知ったのだが、今、準備されている共謀罪(テロ等準備罪)にスパイ奨励条文が盛り込まれたという。戦前の治安維持法で多用された思想弾圧の切り札だというのだ。これは看過できないと思えるので、以下に少し引用した
本文を読む「森友学園問題」や「共謀罪」にも怒りの声 - 東京で「さようなら原発全国集会」 -
著者: 岩垂 弘東京電力福島第1原子力発電所の事故から6年経ったのを機に、「いのちを守れ! フクシマを忘れない さようなら原発全国集会」と題する集会が3月20日午前11時から、東京の代々木公園で開かれた。国会で、国有地が不当に安い価格
本文を読むヨーロッパ人と安倍首相 日欧に共通することは政治の私物化に対する市民の憤り
著者: 村上良太安倍首相が19日、ヨーロッパに向けて旅立った。訪問先はドイツ、フランス、ベルギー、イタリアの4か国。今、欧州連合は経済だけでなく、統治の面でも危機に直面している。この危機が顕在化したのは昨年、英国が欧州連合離脱を決め
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】202 国連事務総長に会った西サハラ難民大統領ご一行
著者: 平田伊都子このところの外交闘争で、西サハラ難民政府はモロッコの金権外交に負けが込んでいます。 2017年1月31日にAUアフリカ連合への復帰を、金で買ったモロッコ国王は、アフリカ諸国をご外遊中です。 サウジ国王のご訪日でも見せつけ
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