inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

報道機関もテロ等準備罪(共謀罪)の対象となりえる 報道を萎縮させる拷問と自白のセット = 改憲案から「拷問の絶対禁止」が欠落

著者: 村上良太

 国会答弁で法務大臣がテロ等準備罪(共謀罪)に関して一般市民も対象となりうると説明したことは記憶に新しいところです。  「犯罪の計画段階で処罰する「共謀罪」の要件を変え、「テロ等準備罪」を新設する法案をめぐり、法務省は1

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フランス核実験 被害者はいま ―汚された太平洋の楽園―  3・1ビキニ記念のつどい

著者: リベラル21

 今年の「3・1ビキニ記念のつどい」は、南太平洋の楽園で行なわれたフランス核実験について取り上げます。核保有数第3位のフランスは、南半球の仏領ポリネシアの2つの環礁で200回余の核実験を行いながら、被害や環境汚染を否定し

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君は蓑田胸喜を知っているか  ― 新劇「原理日本」の再演 ―

著者: 半澤健市

《「原理日本」を書いた久板栄二郎》  「原理日本」とは、47年振りに「青年劇場」が再演した新劇のタイトルである。だが、本来「原理日本」は、戦前・戦中に超国家主義者蓑田胸喜(みのだ・むねき)が発行した雑誌の名前である。戦前

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(147)

著者: 本間宗究(本間裕)

国家債務とダウ平均 現在、「アメリカ株」は、「2万ドル」の大台を超えてきたが、今後の展開に関して、色々な意見が出ており、そのために、今回は、「グレーヤーズ氏」という金融の専門家の意見を紹介させていただきながら、今後の動向

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「ジョン・ロック著 「統治二論」~政治学屈指の古典~」

著者: 村上良太

  将来、思想統制が行われ、本の選抜と焼却が行われる日が来るとしたら、まず最初に失われる本の中に、英国の近代政治思想家ジョン・ロック(1632-1704)の「統治二論」があるのではなかろうか。思想統制と言えば戦前・戦中の

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海峡両岸論 第75号 2017.02.20発行 日中均衡に配慮したトランプ 安保白書に見る中国の意図

著者: 岡田 充

トランプ当選から3か月、ようやくアジア政策の輪郭が見えてきた。10日の日米首脳会談(写真 首相官邸HPから)と9日の習近平・トランプ電話会談を総合すると、トランプ大統領は安保政策で、日本と中国のバランスに注意深く配慮して

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「トマス・ホッブズ著 「リヴァイアサン (国家論)」 ~人殺しはいけないのか?~」

著者: 村上良太

  ひところ、若者が「人殺しをしたらなぜいけないのか?」という質問をして、年長者が驚き呆れていたと報じられた。かつてなら、ありえない質問だ、というのである。しかし、英国の政治哲学者トマス・ホッブズ(Thomas Hobb

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奪われた野にも春は来るか―フクシマを考える   鄭周河写真展

著者: リベラル21

 「奪われた野にも春は来るか―フクシマを考える 鄭周河写真展」と題する写真展が4月30日(日)まで、東京・新宿の高麗博物館で開かれている。3月11日で東京電力福島第1原発の事故から6年になることから、同博物館が企画したも

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青山森人の東チモールだより 第342号(2017年2月16日)

著者: 青山森人

母語導入への根強い反発 国会議員、授業での母語使用に反対 初等教育における試験的な母語導入の準備が2011年から始まり、2013年から3つの地方自治体(マナトト、ラウテン、飛び地のオイクシ)で実施に移され、去年(2016

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】198 モロッコが西サハラの塩を泥棒

著者: 平田伊都子

 「塩を摂らないように」とは、よく聞く言葉です。しかし、塩は食用よりもその多くが工業用に使われています。日本では、塩全消費量の85%をメキシコやオーストラリアからの輸入に頼っています。日本は世界一の塩輸入国だそうです。 

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日本の核兵器廃絶運動のあり方を批判 - 「ラロック証言」の元米海軍提督が死去 -

著者: 岩垂 弘

 1月11日付の「しんぶん赤旗」に載った訃報が目を引いた。そこには、元米海軍提督で、ミサイル巡洋艦プロビデンスの艦長を務めたジーン・ラロック氏が昨年10月31日に98歳で死去したとあった。「米艦船は日本に核兵器を持ち込ん

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沖縄の誇りと自立を愛する皆さまへ:第41号 沖縄独自外交の必要性(3₋3) 米軍が残した史上最強の毒物(下)

著者: 河野道夫

辺野古・大浦湾から 国際法市民研究会  毒ガス・生物兵器は、1925年ジュネーブ議定書で「使用」が禁じられている。しかしアメリカは「生産・保有は別。枯葉剤は禁止対象ではない」といって、ベトナム戦争で多用した。しかもアメリ

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日米同盟は戦争へ向かうのか ― 共同声明に「安保第五条」を入れる愚行 ―

著者: 半澤健市

 2017年2月10日に行われた安倍首相・トランプ米大統領会談について、すかさず多くの同人が、適切な論評を続けている。 私も、念のため、日米合意にある「尖閣条項」の読み方をファクトに基づき書いておく。結論から言うと、共同

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沖縄の誇りと自立を愛する皆さまへ:第40号 沖縄独自外交の必要性(3₋2) 米軍が残した史上最強の毒物(中)

著者: 河野道夫

辺野古・大浦湾から 国際法市民研究会  米兵の間で沖縄は“太平洋のゴミ棄て場”と呼ばれていた(1 。米軍は沖縄で枯葉剤(オレンジ剤)を保管使用、埋立廃棄し、一部は米領ジョンストン環礁2) などに廃棄。枯葉剤には2・4-D

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本番はゴルフ会談か - 異常なワンマン政権、したたかな「狂人戦略」 -

著者: 金子敦郎

「にこやかなトランプ」  世界に広がったトランプ・パニックの中で最も慌てたのが安倍首相。当選直後の次期大統領への「面通し」にトランプ・タワーに一番乗り。就任後のホワイトハウス詣でも「特別な関係」のメイ英国首相を別格とすれ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(146)

著者: 本間宗究(本間裕)

グローバリズムとローカリズム 現在、世界では、「トランプ大統領のコメント」で大騒ぎの状態となっているが、この時の注意点は、「グローバリズム(地球主義)」と「ローカリズム(地域主義)」を、よく理解することだと考えている。つ

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■短信■ ドキュメンタリー映画2本をお勧めします  - 「抗い」と「まなぶ」 -

著者: リベラル21

優れたドキュメンタリー映画2本の鑑賞をお勧めします。 ★『抗い――記録作家 林えいだい』(100分)  「福岡県筑豊には炭鉱のいろんな傷跡が今も残っている。ボタ山、炭住、坑口、アリラン峠、朝鮮人墓地・・・・・・その歴史の

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アメリカは資本主義から共産主義へ? アメリカに幽霊が出た~共産主義という、、

著者: 平田伊都子

 2017年はロシア革命が成功してから100年めに当たります。 その節目の年に、資本主義のアメリカでトランプ新大統領が誕生しました。 そのトランプ大統領を操るホワイトハウス最高権力者のステイーブン・バノンが「私はレーニン

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2・20ルネサンス研究所定例研究会 <第三局型ポピュリズム>の時代をどう見るか ― イタリアの事例を中心に

著者: 菅孝行

ルネサンス研究所次回定例研究会のお知らせ 日 時 : 2017年2月20日(月曜日) 会 場 : 専修大学神田校舎7号館8階784教室 開 場 : 18:15~開始1830~21:00(直前まで前の使用者がいます) テー

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改めてこの船の航跡に注目しよう - 第五福竜丸建造から70年 -

著者: 岩垂 弘

 東京・夢の島の一角に立つ「都立第五福竜丸展示館」を久しぶりに訪れた。毎年、「ビキニ・デー」の3月1日が近づくと、この展示館を訪ねてみようかという気持ちになるが、今年は、ここに展示されている船・第五福竜丸が建造から70年

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文庫本「解説」の「解説」の面白さ  ―書評 斎藤美奈子著『文庫解説ワンダーランド』(岩波新書)―

著者: 半澤健市

 本書は、文庫本の「解説」を「解説」した本である。 解説の解説なんて何が面白いのか。面白いのである。 著者の斎藤美奈子(さいとう・みなこ)は、1956年生まれの文芸評論家。「序にかえて」の副題に「本文よりエキサイティング

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】197 モロッコがウィン、西サハラがウィン

著者: 平田伊都子

  <モロッコのAUアフリカ連合帰還>が決まって、モロッコがウィン(勝利)、西サハラがウィン(勝利)と自分勝手に叫んでいます。 二つ合わせると<ウィンウィン>? 日本の政治家が大好きな幻の言葉、<ウィンウィン(双方勝)>

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いいところもあるのだが ――日本共産党第27回大会決定についての感想

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(211)―― はじめに 共産党は、私がただひとつ応援している政党である。今は亡き親友のKは生涯をこの党のためにささげた。だから私はどうか頑張ってほしい、という思いで第27回党大会決定を読んだ。 だしぬ

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マンション生活で知り得た社会問題を考える(20) ――ウソで固めた「管理会社マンション」管理運営の実態

著者: 羽田真一

 「事実は小説より奇なり」と言われるが、現住マンションで起こっている「管理会社マンション」管理の実態[ウソで構築された管理運営]は内容が判明すればするほど, ありえないことがあり得ていることに唖然とする。これまで管理中枢

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