このところEU(欧州連合)は、トルコからギリシャに渡りバルカン半島を北上して欧州諸国に押し寄せるシリア難民に忙殺されている。中東で枢要の地を占めるシリアでは2011年の春以来4年半に及ぶ戦乱が続いており、総人口2200万
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
小説 「明日の朝」 (その5)
著者: 川元祥一5 朝とも黄昏とも見分けのつかない光と影が行き交う駅の階段を平崎は一人下りた。彼が乗ってきた総武線の電車と、隣の山手線の緑色の電車が出入りするプラットホームはラッシュアワーの名残をもって混雑しているというのに、一つ離れた
本文を読む新たなる戦前、歴史認識の深化を!
著者: 加藤哲郎2015.10.1 国会前から夜遅く帰宅した9月19日、「安倍晋三のクーデターに抗議し糾弾する! 本日未明、参議院本会議は自衛隊が海外で米国と共に 活動できる戦争法を可決し、成立させました。これは、戦後
本文を読むテント日誌10月1日(木) 経産省前テントひろば1482日
著者: 経産省前テントひろば安保法案の実質化に警戒を、防衛装備丁発足 今朝は二人の女性が座ってくれた。 防衛装備庁発足に反対して防衛庁前行動に参加してテントに来てくれたという。 友達にもテントのことを話しているけれど、あまり知られてな
本文を読むSJJA&WSJPOの【西サハラ最新情報】132 国連総会一般討論演説で西サハラ支援
著者: 平田伊都子2015年9月28日から第70回国連総会一般討論演説会で各国の首脳が、アピールしました。 その中で、アフリカの首脳たちが<西サハラ紛争>の早期解決と<西サハラ民族自決権>の早期行使を強く要請しました。 先進国の首脳たち
本文を読む障害者は生きて行けない ――重度の知的障害を持つ娘の親から
著者: 舩橋春子安保関連法案で揺れた第189回通常国会で、この法案の影に隠れる様に厚生労働省が10個もの法案を提出していたのをご存じの方はそう多くはなかろうと思います。その中の一つがいわゆる内部留保(法案では社会福祉充実残額)のある社会
本文を読むテント日誌9月29日(火) 経産省前テントひろば1480日
著者: 経産省前テントひろば国会周辺にも銀杏並木はあるのだ! 「メトロガイド」という新聞がある。地下鉄の駅で無料配布しているのだが、なかなか面白くて便利である。夏の花火の案内などは恒例のものだけどいいと思う。今出ているうち号には「銀杏並木散策」が
本文を読む安保法制攻防戦の中から中国を見る
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(158)―― 9月3日北京天安門広場で「反ファシズム戦争・抗日戦争勝利70周年記念」の軍事大パレードが行われ、新華社通信は「中国の抗日戦争が反ファッショ戦争勝利に重大な役割を果たした」という習近平主席
本文を読むエピソードと「美談」で難民問題を理解することはできない(下)
著者: 盛田常夫なぜハンガリーだけが非難されるのか ハンガリーがことさら非難の対象になる理由は二つである。一つはまさに難民が到着するシェンゲン条約国として矢面に立っているからである。本来は、難民のEU到着国であるギリシアで難民登録され
本文を読む小説 「明日の朝」 (その4)
著者: 川元祥一4 聖子の電話を切った後、平崎は椅子に座って一息ついた。電話器の上にある時計の針は九時三十分を回っていた。最初の巡回の時間が迫っていることもあって、叔母に電話するかどうか迷っていた。昨日の礼を言うだけかも知れないし、考え
本文を読むテント日誌9月27日(日) 経産省前テントひろば1478日
著者: 経産省前テントひろば9月26日(土)の事から 午前中は薄ら寒い陽気だったが、午後になって時々陽がさしてきて暖かくなった。 テントを眺めている外国のカップルに声をかけたらベルギーの観光客だった。 ベルギーにも原発があるとのこと、テントに向かっ
本文を読むエピソードと「美談」で難民問題を理解することはできない(上)
著者: 盛田常夫転倒した父子の「美談」 9月19日、サッカースペインリーグのレアルマドリッドの試合開始にあたって、ロナウドがシリア人の子供の手を引いて入場した。その子はハンガリーで父親と共に警官に押し倒されてニュースになった難民の子供
本文を読む10・5ルネサンス研究所講演会 - 講師:矢吹晋「南沙紛争の歴史的背景と問題の原点」 -
著者: 松田健二日 時 : 2015年10月5日(月)18時30分~21時(開場18時15分) 会 場 : 専修大学神田校舎5号館571教室 参加費: 500円 問合せ先:090-4592―2845(松田) 講 師 : 矢吹晋(横浜市立
本文を読む変革のアソシエ講座2015年度開講(10月)
著者: 木畑壽信【註記:時間表示のないものは、すべて、19時から21時までの開講です。】 10月1日(木)[13時30分~15時30分]ジル・ドゥルーズ研究会(横手健) 1日(木)「現代哲学としての『エチカ』」(江川隆男)
本文を読むテント日誌9月25日(金) 経産省前テントひろば1478日
著者: 経産省前テントひろば今週は色々と忙しかった 22日(火)は反原連の集会と抗議行動があり参加した人たちがテントに寄ってく ださるので受付をしたり、第2テントではTシャツやバッジの販売もして大忙しだった。 そして翌日23日は代々木公園での「さよ
本文を読むテント日誌9月24日(木) 経産省前テントひろば1475日
著者: 経産省前テントひろば裁判の報告から 9月18日(金)に控訴審は結審しました。判決の期日は追って知らせがくることになっておりますが、裁判の様子は裁判傍聴記などで伝わっていると思います。当日、テント側は5人が陳述をしたのですが、それを掲載いたし
本文を読む大久保友紀子―わたしの気になる人⑨
著者: 阿部浪子大久保友紀子は、白いコートにブルーのスカーフを巻いていた。知的で美しい人という印象をうけた。友紀子の長年の友だちで作家の大井晴の仲介により、わたしは友紀子に会ったのだった。72歳の友紀子は、共産党を離れていた。〈男に食
本文を読む小説 「明日の朝」 (その3)
著者: 川元祥一3 窓の外で突然ワッと歓声が沸き、続いて笛や太鼓の音が人のどよめきと共にふくれあがる。人の姿はどこにも見当たらないというのにー。 ローラスケート場の北側の窓から、野球場の巨大で無機質なコンクートの壁と、例の鉄柱の一
本文を読むSJJA&WSJPOの西サハラ最新情報131 - 北朝鮮人権侵害、沖縄人権侵害、西サハラ人権侵害 -
著者: 平田伊都子今年もまた、ニューヨークの国連本部で、世界から約150か国の首脳が参加する国連サミットが9月末に開かれます。 各国の首脳たちが演説を競いますが、世界の注目を浴びるのは何といってもバチカン市国のローマ法王。 イランの核問
本文を読むSJJA&WSJPOの【西サハラ最新情報】No130 - 英国新労働党党首は、お友達! -
著者: 平田伊都子「待つのが人生」これが、ここ一年の西サハラ記録映画のテーマです。 2014年8月に英国Vice News(バイスニュース)は、 The Sahara’s Forgotten War(サハラの忘れられた戦争)と題したドキ
本文を読むメルケル独首相にノーベル平和賞を - シリア難民にEU域内で、初めて手を差し伸べた熟女 -
著者: 平田伊都子あの悲しい、溺死した少年の写真が、世の人を動かしました。 難民を受け入れたメルケル独首相が、ヨーロッパの首脳たちを動かしました。 戦火のシリアを脱出した人々が、世界の良心と優しさを問うことになりました。 難民や移
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(100)
著者: 本間宗究(本間裕)天皇陛下と政治 歴史を尋ねると、「天皇陛下」と「政治」については、きわめて複雑、かつ、微妙な問題が存在するようである。具体的には、現在でも、「第二次世界大戦」の時の「天皇陛下の責任」が、いろいろと議論されている状況だが、
本文を読む一体化した「脱原発」と「反安保法」 - 一体化した「脱原発」と「反安保法」 -
著者: 岩垂 弘9月23日午後、東京・代々木公園で、市民団体による「さようなら原発さようなら戦争全国集会」が開かれた。安倍政権が国民多数の反対を押し切って川内原発(鹿児島薩摩川内市)を再稼働させたうえ、安保法を国会で成立させた直後とあ
本文を読む戦争法案に賛成した議員を落とそうと呼び掛けよう
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第53号 昔ばなし大学再話研究会で那覇に来ている。今、ホテルで参議院本会議を見ている。戦争法案は可決された。だが戦いはこれからなのだ。これまでの議論で、政治権力というものが如何に傲慢で、一方的
本文を読むテント日誌9月22日(火・祝) 経産省前テントひろば1473日
著者: 経産省前テントひろば安保法案が成立したからとて終わりではない 「国会へ坂をあがれば秋の風」。テントにいると多くの人が国会への道を尋ねてくるようになった。今日は集会などもあったが、それでなくても、その数が増えたということである。国会に向かって
本文を読むイデオロギーで難民問題を解決できない(その2) - 傍観者から当事者へ 大見得を張った非難が、今度は我が身に跳ね返ってくる -
著者: 盛田常夫セルビア国境での出来事 ハンガリーがセルビアとの国境にフェンスを張ったことを、セルビアもクロアチアも暗黒時代への逆戻りだと非難していた。旧ユーゴスラビアとハンガリーの国境地帯は、小高い丘と農業小作地になっている。だから
本文を読むテント日誌9月20日(日) 経産省前テントひろば1471日
著者: 経産省前テントひろば連休の静けさの中から次のステップへ 敬老の日を控え大型連休となったテントは夕刻の暗闇から静かに時が流れた。 周辺は人通りと交通の往来はほとんどなく、あの嵐のような抗議の人波は小休止した感じだが、来年夏の参議院選挙に向けて
本文を読む一歩後退・二歩前進へ - 安保法成立、持続したい安倍政権・自公への怒り -
著者: 岩垂 弘「平和国家」から「戦争ができる国」へ。9月19日、日本は戦後70年にして歴史的な大転換点を越えた。安倍政権と自民・公明両党が、国民多数の声を無視して安保関連法案を17日の参院特別特別委で強行可決、続いて強行開会した参院
本文を読むテント日誌9月19日(土) 経産省前テントひろば1470日
著者: 経産省前テントひろば今日も国会へ向かう人は多かった 久しぶりに朝から青空で気持が良かったが、だんだん時間が経つにつれ暑くなって夏が戻って来た感じ。 気がついたらいつの間にかプラタナスが剪定していて日陰が少なくなった。 昨夜の夜中と言うより今
本文を読む陸軍にもあった海上特攻隊 - ベニヤ製の小型艇で敵艦に突っ込む -
著者: 岩垂 弘8月28日付毎日新聞夕刊社会面のトップ記事に目が止まった。「『真珠湾』最初の爆弾投下」「軍神 敗戦を予見」という見出しのついた記事。アジア・太平洋戦争の口火となった1941年の真珠湾攻撃で最初の爆弾を投下し、翌年、南洋
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