今年の夏は酷暑と真夏のミステリーとでもいうべき高齢者の消息不明が後世に記憶されることになるのかも知れない。それに比して民主党代表選挙はどうだろうか。小沢一郎の立候補情報が伝えられ民主党代表選挙としてはもっともいい形にな
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
韓国併合100年をめぐる両国若者の討論番組を視て
著者: 醍醐 聡意見の開き以前の歴史への知見の格差 昨日は百年前に韓国併合条約が締結された日である。NHKは8月14日に「日本の、これから ともに語ろう日韓の未来」と題して、日韓の若者がスタジオで討論する番組を放送した(8月7日
本文を読む米軍事費削減に取り組むゲーツ国防長官 -辞意表明で軍産複合体に肩透かし-
著者: 伊藤力司このところゲーツ米国防長官の言動に注目している。長官は8月16日(米東部標準時)公開された米外交専門誌「フォーリン・ポリシー」とのインタビューで、来年のいずれかの時点で国防長官の職を辞するつもりだと語った。これより先、
本文を読む思いやり予算削減は当然。NATO、韓国並みなら半減
著者: 坂井定雄来年度予算要求で、防衛省が思いやり予算を含む予算削減に、抵抗している。菅内閣の方針に一応従って、当初要求を一割弱削って概算要求をまとめたが、削った分は1兆円超の特別枠から取ろうと虎視眈々。防衛省担当記者への説明をはじめ
本文を読む韓国併合100年首相談話を高く評価する -基本条約後も王朝文書を返却しなかった愚-
著者: 早房長治菅直人首相が10日発表した韓国併合条約発効100年に当たっての談話は韓国政府からも評価された。国内では、自民党や民主党の一部から「韓国を含むアジア諸国に何度謝るのか」という反対論があったが、菅内閣は謝罪談話に踏み切った
本文を読むお粗末だった「ビキニ環礁世界遺産」報道 -肝心なことを書かない各紙-
著者: 岩垂 弘マスコミ界には「8月ジャーナリズム」という用語がある。いわば業界用語の一つだが、毎年、8月になると、新聞やテレビなどマスメディアが競って「戦争特集」を組み、戦争の悲惨さ、平和の尊さを訴えることから生まれた用語だ。8月は
本文を読む朝日新聞がつまらない
著者: 海の大人もう小学生の時から、朝日新聞一本やりで50年にもなるが、一昨年4月の紙面改定以来、全く読めなくなってしまった。20年以上前から、実感としては、質が低下している印象はあったが、それでも、読売、毎日よりは、外報面、文化面で
本文を読む「日曜クラブ」の 浜 矩子氏講演会
著者:「リーマン恐慌」、「ギリシャ危機」のあと、「円高・株安危機」の 昨今です。話題のエコノミスト浜矩子(はまのりこ)氏の講演会を お聴き下さい。 記 ・日時 10年9月11日(土)午後2時~4時 ・会場
本文を読むここまで落ちた国家主義 ―日韓「談話」反対論のお粗末―
著者: 田畑光永「日韓併合100年」にあたっての菅首相の談話が、10日に閣議決定され、発表された。事前に予想されたとおり1995年の村山首相(当時)の談話を踏襲する内容であって、しいて新味を探せば、在サハリン韓国人支援、朝鮮半島出身者
本文を読む新刊パンフ『浜岡原発震災を防ごう』できました
著者: たんぽぽ舎たんぽぽ舎です。【TMM:No948】 転送歓迎です たんぽぽ舎新刊パンフレット(82号)、できました。 このパンフレットは、「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」、 「浜岡
本文を読む世界に届いたヒロシマの声 -歴史的な日となるか、2010年の「8・6」-
著者: 岩垂 弘「原爆被爆から65年。核兵器廃絶を訴え続けてきた広島の声は、ようやく世界に届いた」。8月6日の広島原爆の日を中心に広島市で繰り広げられた多くの催しを見て回った印象を一言でいうならば、そういうことになろうか。そして、世界
本文を読む「国債バブル」が大文字になるとき ―「国債バブル」は本当だろうか(10)―
著者: 半澤健市私が最初に「国債バブルは本当だろうか」を書いたのは09年11月19日であった。 目先の利く論者―たとえば榊原英資氏など―はすでに「国債バブル」「財政バブル」と言っていた。少し遅れて私もその問題意識を共有したつもりであっ
本文を読む環境・核(原子力)・劣化ウラン弾の学習会・ツアー
著者:たんぽぽ舎です。 転送歓迎です 環境・核(原子力)・劣化ウラン弾の学習会・ツアー たんぽぽ舎関連8~9月の日程 『参加歓迎』 8月 広島原爆N
本文を読む「異例な不確かさ」が続く世界経済の現状 EUのストレステストも不安払拭できず
著者: 早房長治「米国経済の見通しには異例な不確かさが残ることを認識している」――バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の21日の上院銀行委員会における証言は世界にショックを与えた。米経済が2008年9月のリーマン危機から依然と
本文を読む参院選・民主党敗北と政治不信 メディアの報道姿勢も検証
著者: 池田龍夫鳩山由紀夫首相退陣から約一カ月半、菅直人新首相は第22回参議院選挙(7月11日)で起死回生の勝負を挑んだが、予想外の敗北を喫してしまった。民主党は昨年夏の衆院選挙で圧勝し自民党から政権を奪取したものの、拙劣な政治手法に
本文を読む伝説の報道写真家、福島菊次郎(89歳)最終講演会と写真展
著者:日 時 2010年8月14日(土)13:00開場/14:00開演 場 所 府中グリーンプラザ けやきホール(京王線府中駅北口1分→地図) 資料代 1000円(前売り800円) 聞き手 山本宗補 主 催 福島菊次郎講演会実
本文を読むツバメの渡りと政治家の渡り
著者: 醍醐 聡この数年、わが家の玄関の軒先にツバメがやっては来るが、巣作りを途中で止めて(あきらめて?)離れていくことが続いた。それが今年は7月上旬、親鳥が軒先に別の巣を作り、やがて雛の鳴き声が聞こえるようになった。その声は次第に大
本文を読む2010.07.30 オバマ政権下で無人機による爆撃急増
著者: 伊藤力司昨年1月20日オバマ政権が誕生して以来、アフガニスタンとパキスタンではリモコン操作による無人機による爆撃が急増している。対象はタリバンやアルカイダなど米国の言うテロリストだが、巻き添えで殺される民間人も多く、現地民衆の
本文を読む中産階層 北京では4割だが、全国ではまだ2割ちょっと -こんな「言葉」が!(46) 中国で-
著者: 丹藤佳紀高度成長期の日本で、自分の生活の程度を「中の中」とみなす国民の中流意識は上昇を続けた。からかいと皮肉を込めて「一億総中流」といわれたものだ。バブルがはじけるとさすがにその意識は減退したようで、景気が上向かない昨今は、む
本文を読む韓国哨戒艦沈没事件の真相 後継問題、金正日国防委員長の戦略を語る
著者:2010年8月25日(水)18時45分~21時 文京区民センター3A ゲスト 金 明哲さん(ジャーナリスト) 日本人ほど隣国北朝鮮に関する正確な情報を持ち合わせていないにも関わ らず北朝鮮を揶揄する国民はいない。国交が
本文を読む「安保業者」森本 敏氏のセールストーク――新著『普天間の謎』のご都合主義を暴く
著者: 田畑光永オビに「著者渾身の緊急書下ろし巨編」とある。大著(551頁)ではある。昨秋の民主党・鳩山政権発足から今年6月の鳩山首相退陣まで、日本の政治を揺さぶり続けた「普天間問題」の解説書として、いかにも専門業者らしくそもそもから
本文を読む消費税の増税は雇用の増加・景気の回復につながるのか? ~小野善康氏の見解への批判と対案~
著者: 醍醐 聡増税と経済成長の両立を説く小野善康氏の見解 7月16日の『朝日新聞』に「増税の知恵袋、首相に苦言」と題して次のような記事が掲載された。 「菅直人首相の「知恵袋」とされる小野善康大阪大教授は15日、日本記者クラブで講演
本文を読む日本は「原爆加害国」になったと断ず -占領史家・笹本征男さんを悼む-
著者: 岩垂 弘今年も「反核の夏」が近づいた。今夏も広島原爆の日の「8月6日」、長崎原爆の日の「8月9日」を中心に核兵器廃絶を目指す大会や集会、イベントが繰り広げられるだろう。そんな季節を前にして、私は一人の人間の問いかけを心の中で反
本文を読む犯意なき新聞と自覚なき読者―私のメディア論(4) 書評 東谷暁著『増補 日本経済新聞は信用できるか』
著者: 半澤健市ビジネスマンは一生に日本経済新聞を何回読むだろうか。 40年間、朝・夕刊を読むと29200回になる。朝・夕刊で一回とみても14600回である。新聞1日分の活字量は新書一冊分以上に相当するという。文化庁の読書量調査(注1
本文を読む2010.07.18 参院で9条改正派が多数に
著者: 岩垂 弘参院選挙結果を伝える新聞報道の中で注目すべき記事があった。7月13日付の毎日新聞朝刊16面の特集「10年参院選 当選者アンケートを読む」である。それによると、憲法9条改正に賛成する当選者が多数になったという。「護憲」を
本文を読む2010.07.17 訓練中のアフガン政府軍兵士、英軍教官3人を殺害
著者: 伊藤力司舌禍事件で解任されたマクリスタル将軍の後任として、在アフガニスタン米軍兼ISAF(国際治安支援軍)司令官に任命されたペトレアス米陸軍大将は7月4日着任した。新司令官の任務は、来年7月と決められた米軍撤退開始を実現できる
本文を読む2010.07.10 山雨欲来風満楼――北朝鮮で何かが起こる
著者: 田畑光永山雨、来タラント欲シテ、風、楼ニ満ツ・・・一昔も二昔も前、中国でまたなにか起りそうだぞという時に、よくこの一句が使われたものだった。5月に初めて北朝鮮の土を踏んで以来、その後なにかとあの国のことが気になるのだが、その後
本文を読む視聴者の声がNHKを動かした画期的決定~大相撲の中継中止の判断に思うこと~
著者: 醍醐 聡視聴者の声を拠り所にしたNHKの良識に適った判断 NHKの福地茂雄会長ほか役員は今日の午後開いた記者会見で大相撲名古屋場所の中継を行わないことにしたと発表した。その理由として福地会長は、①多くの視聴者から意見が寄せられ
本文を読む野仏を野へ
著者: 宇波 彰去る6月下旬に中国へ行き、雲崗・龍門の石仏を見た。5世紀に造られたものだというが、1500年の風雪に耐えているその姿に(といっても、頭部が欠けていたり、顔を削られたりして、かなり破損しているものもある)、信心の薄い私も両
本文を読む明らかにされた朝鮮人強制連行の真実、息をのむその過酷な実態
著者: 岩垂 弘今年は、日本による韓国併合から100年。朝鮮半島に対する日本の植民地支配は1910年から1945年までの35年に及んだが、その間の植民地支配の一端を明らかにした写真記録が刊行された。ノンフィクション作家、林えいだいさん
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