「コロナ禍の惨状から、あらためて世界の様々な著名な研究者が将来社会について言及しています。しかし、現実には医療崩壊、格差の更なる拡大、セーフティーネットや精神的ケアら対する施策の後退が現れています。結果、非正規労働者の
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】428 西サハラに強烈追風!アメリカがモロッコ拒否!!
著者: 平田伊都子6月10日、プライス米国務省報道官がやっと、モロッコの西サハラ領有権を勝手に承認したトランプ前米大統領発言を、否定しました。 2020年12月10日にトランプ氏がモロッコにイスラエルとの国交正常化を呑ませることと交換で
本文を読むペルシャ湾の大国イラン、世界にとっても重要な月末の日々 ウイーンでの米・イラン核交渉がまとまるか
著者: 坂井定雄本欄で5月6日、14日に書かせていただいた「ペルシャ湾に大きな変化、イラン核合意の復活へ」「サウジ皇太子、初めてイランに和解を呼びかけ」が、あらたな展開をしつつある。6月末のイランに注目する。 イランでは18日、任期
本文を読む「金曜官邸前抗議」が再始動へ ただし毎月第3金曜日、反原発運動関係者が呼びかけ
著者: 岩垂 弘「フクシマは終わっていない 放射能汚染水を海へ流すな!」「東海第二原発の再稼働反対!」を掲げた「原発いらない金曜行動」が、6月18日(金)から東京・霞ヶ関の首相官邸前で始まる。これまで9年間にわたって毎週金曜日に首相官
本文を読む6月10日は「16歳で戦死」した兄の命日です
著者: 米田佐代子毎年書くので、「またか」と思う方もおられるかもしれませんが、76年前の日本では「子ども」が兵士として特攻隊に送られたのだという事実を忘れないために、今年も一言。 今は亡き母が「わたしが死んだら、あの子のことを覚えてい
本文を読む台湾有事をどう考えるべきか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(336)―― 5月3日、憲法記念日の「九条の会」の声明には次のような文言があった。 「……とりわけ重大なのは、(日米共同)声明が台湾有事に際しての米軍の軍事行動に対し武力行使を含めた日本の加担を約
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(311)
著者: 本間宗究(本間裕)金利と金価格 現在、海外においても、「金利の上昇期には、金(ゴールド)の価格が下落する」というような「的外れの意見」が聞かれる状況となっているが、この理由としては、「インフレを認識させたくない人々が、一種のマスコミ操作を
本文を読む売れない写真家が見つめた日本の闇 樋口健二さんがPARCでオンライン講座
著者: リベラル21フォトジャーナリスト、日本写真芸術専門学校副校長の樋口健二さん(84歳)が、6月から11月にかけ、8回にわたって、特定非営利活動法人・アジア太平洋資料センター(PARC)の自由学校・オンライン講座で講演します。 樋口
本文を読む海峡両岸論 第127号 2021.06.09発行 - 「竹やり」で中国と戦争するつもりか 「台湾有事」 日本に求める軍事協力 -
著者: 岡田 充「台湾有事」が起きた場合、米国は日本にどんな軍事的役割を求めるのか― 日米首脳会談で台湾問題を半世紀ぶりに明記し、菅政権が「台湾有事」への日米防衛協力を約束して以来、リアリティのあるテーマになった。台湾防衛で日米が軍事
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】427 ガリ大統領、モロッコの悪巧みに勝つ!
著者: 平田伊都子2021年6月2日午前3時、ブラヒム・ガリ西サハラ大統領兼ポリサリオ戦線事務総長が、スペインの病院を出て難民キャンプのあるアルジェリアに戻りました。 6月半ば頃の退院とふんでいたモロッコ国王陛下は憤りました。 臣下たち
本文を読む今年も国会南門での献花のみ 6・15事件」61周年を迎える「声なき声の会」
著者: リベラル21今から61年前の1960年の5月から6月にかけて、岸信介自民党内閣が国会に上程した日米安保条約改定案に反対する運動が盛り上がりをみせた。その最中の6月15日、条約改定阻止を掲げた学生集団が国会構内に突入し、これを阻止し
本文を読む出入国管理政策の抜本的改革を求める 世界平和アピール七人委が訴え
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は6月8日、「人権尊重を!出入国管理政策の抜本的改革を求める」と題するアピールを発表した。スリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさんが本年3月に名古屋出入国在留管理局の収容先で亡くなったが、
本文を読む大学の学長職の「男女比率」は?―議員数だけじゃない「ジェンダー不平等」
著者: 米田佐代子政治の世界で女性議員の数があまりにも少なく、国際的に「ビリ状態」であることは知れ渡っています。「クオータ制」など女性比率を高める提案が始まっていますが、これも実現にはほど遠い。ところで会員任命拒否問題で注目が集まった日
本文を読むチベット動乱を語った小説を読む
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(335)―― 目が悪くてパソコンにも本にも触れられない日が続いたが、白内障の手術後、視力が少し回復したので、たまたま手元にあったツェワン・イシェ・ペンバ原作、星泉訳の『白い鶴よ、翼を貸しておくれ――
本文を読むコロナとオリンピックだけが問題なのか
著者: 小原 紘韓国通信NO670 オリンピックまで2か月を切った。政府も東京都もJOCも中止する気はないらしい。開催国をはじめ全世界から歓迎されないオリンピックは前代未聞。商業主義に堕したオリンピックは止めたほうがいい。最終決定がど
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(310)
著者: 本間宗究(本間裕)金融戦争下の価格統制 1990年代の半ば、「国家の財政危機」と「メガバンク倒産の危機」に瀕した「米国」は、「デリバティブの大膨張により、問題の先送りを図る」という、歴史に残る「重大な決断」をしたものと考えている。つまり、
本文を読む大坂なおみ選手のこと
著者: 盛田常夫プロスポーツの世界では若い選手が世界の頂点に立つことがある。もちろん、並外れの才能あってのことだが、肉体的な強靭さは必ずしも精神的な強靭さを伴わない。戦う上での精神的な強靭さと社会生活上の精神的な強靭さはまったく別物だ
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(6) 『怒りの葡萄』の著者スタインベック――「アメリカ文学の巨人」
著者: 横田 喬1962年にノーベル文学賞を受けた小説『怒りの葡萄』は39年の出版以来数十年にわたって売れ続け、世界の三十三カ国で千数百万部を完売。著者スタインベックは「アメリカ文学の巨人」視される。彼は六十八年の生涯で書籍二十七冊を
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】426 ドイツがナミビア植民地支配時代の賠償表明
著者: 平田伊都子5月25日は<アフリカの日>です。 毎年、この日から1、2週間の間、アフリカのみならず世界各地で様々なアフリカ・イベントが繰り広げられます。 が、今年はコロナに邪魔されて静かでした。 なぜ5月25日を<アフリカの日>に
本文を読むオリンピック強行で「東京2021変異株」拡散のディストピア?
著者: 加藤哲郎2021.6.1 熟慮のうえで、ファイザー社のワクチンを打ってきました。近くの市役所で、15分ごとの予約枠があり、30人分くらいのイスに順番で座り、医師と看護師が巡回して予診票により簡単に質問し、一人実質2−3分の
本文を読むワクチン接種を考える
著者: 盛田常夫ほんの2ヶ月前まで、ハンガリーはコロナ禍第3波の真っただ中にあり、1日の感染者が1万人に迫り、病院での治療者は12,000名、そのうち人工呼吸器装着者が1,500名に上り、医療崩壊の危機に直面していた。その後、ワクチン
本文を読む世界の名作に触れる(4)『静かなドン』の作家ショーロホフ――革命戦を辺境からの視点で描く
著者: 横田 喬ショーロホフはこの大河小説を仕上げるのに、なんと十五年の歳月を費やしている。弱冠二十歳の折の1925年から書き始め、三年後に第一巻(全四巻仕立て)を発表し、たちまち大反響を巻き起こす。作品の完成度から若い青年の作品とは
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(5) スタインベックの『怒りの葡萄』――離農を迫られた小作農民たちの憤り
著者: 横田 喬この作品をちゃんと理解するには、予備知識が要る。1930年代にアメリカ中西部を断続的に襲った大規模な砂嵐(ダストボウル:「黒い大吹雪」)の発生だ。かつては大草原だった一帯は、白人の入植によって百年ほどで大きく変貌する。
本文を読むBBCが東京オリンピックの問題点を総ざらい 綿密な報道、各国に大きな影響も
著者: 坂井定雄世界各国で最も広く報道され、信頼されている、英国のBBCは27日、国際電子版で「Tokyo Olympic Games :When are they and will they go ahead? (東京オリンピック
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(309)
著者: 本間宗究(本間裕)中央銀行のテーパリング 現在、世界各国における「中央銀行のテーパリング」が話題になっているが、この点については、全くの「的外れの議論」のようにも感じている。つまり、「中央銀行のテーパリング」というのは、最初に、「中央銀行
本文を読む「維新」という病理現象 先進国の貧困問題という政治課題
著者: 小川 洋車を運転しながら、一瞬、耳を疑った。「日本学術会議は研究者の軍事研究を禁じていた。ワクチンの開発研究は軍事技術とも深く関わる分野であり、日本学術会議の方針が日本のワクチン開発を遅らせた」という話が、橋下徹氏のコメント
本文を読む旧陸軍被服支廠を耐震化して保存へ 市民らの要望で広島県が方針転換
著者: 岩垂 弘「解体」か「保存」かで問題になっていた広島市の被爆建物「旧陸軍被服支廠」が、持ち主の広島県が、これまでの方針を転換し、同被服支廠を耐震化して保存を図ることになった。同県が5月19日に正式に表明したもので、これまで被服支
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】425 モロッコが不法移民をスペイン領に送った理由
著者: 平田伊都子世界中がイスラエルのガザ市民に対する猛空爆を止めようと必死になっていた5月17日、イスラエルの友好国モロッコはスペイン領セウタに、8,000人以上の不法移民を送り込みました。 この数字は、スペインを始めとしBBC英国T
本文を読むバイデンにがっかり、バッハとコーツに怒り、ガースーには心底絶望
著者: 広原盛明この1週間は国内外で緊迫した情勢が続いた。イスラエルとパレスチナでは(どちらが仕掛けたのかわからないが)激しい戦闘が行われ、ガザでは多数の犠牲者が出た。国連をはじめとする国際社会は、イスラエル軍の空爆を止めるため懸命の
本文を読むガザ紛争で犠牲になった子供たち BBCが異例の特集でその死を伝える
著者: 坂井定雄11日間に及んだ今回のイスラエル軍のガザ爆撃、パレスチナの武装勢力ハマスのイスラエルに対するロケット弾攻撃で、前稿でも書いたように、パレスチナの子供65人以上が死亡、イスラエルの子供2人が死亡した。連日、この武力紛争を
本文を読む