3月13日 太陽は正午になってもまだ眩しい。午後になって光は薄くなり、風も吹き始める。お日様の顔は変わるときに変わる。このままでもう少し、と思ってもそれは無理。武漢大学の桜はもうみんな咲いたろう。老斎舎のベランダから下
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
ニッポンは大丈夫か? <ウィルスとたたかい共に生きる社会>
著者: 小原 紘韓国通信NO637 ベランダの窓から見えるいつも見慣れた景色、薫る若葉の向こうに見える太陽と青空が眩しい。 微かに木の葉が揺れる。 不思議な静けさ。子どもたちの姿はない。 緊急事態宣言が延長される。常磐線にカラの電車が走
本文を読む「新型コロナ暴落」は大恐慌への導火線か?(3) ―ルービニ博士の「新大恐慌接近論」―
著者: 半澤健市「破滅博士(Dr.Doom)」は健在であった。 Dr.Doomの本名は、ヌーリエル・ルービニ Nouriel Roubini(1958~)という。アメリカの経済学者である。ニューヨーク大教授であり、経済調査のシンクタン
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】367 西サハラ赤新月社のSOSに呼応したEU!
著者: 平田伊都子これまで20回以上、アルジェリアにある西サハラ難民キャンプに足を運びましたが、絶対に外せない訪問先が、西サハラ赤新月社でした。 援助物資を運んできた使用済みコンテナで囲われた西サハラ赤新月社食料貯蔵庫では、友人のシディ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(257)
著者: 本間宗究(本間裕)お金の役割 古典的な貨幣論では、「お金の役割」として、「価値の尺度」、「交換手段」、そして、「価値貯蔵手段」の三点が指摘されているが、現在では、すでに、「交換手段」の面において、「マネーの機能不全」が始まっているものと考
本文を読むトランプ大統領、最後の1年(13) トランプ大統領、コロナウイルスを「真珠湾よりも悪い!」と中国非難 ―世界で高く信頼されている英BBCの報道
著者: 坂井定雄その公正な幅広さで、世界で高く信頼されている英国の世界的公共放送BBCは7日、トランプ米大統領が、新型コロナウイルスCOVID19の世界的大流行の責任は中国にあると断定、第2次大戦の真珠湾への日本軍の攻撃や20年前の9・
本文を読む「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(6)
著者: 田畑光永3月12日 太陽は沈んだが、空は明るい。春の感覚はまだ濃厚に残っている。まず数人の友達が一冊の冊子を送ってきた一件を書く。タイトルは「ネットにおける方方へのこのような攻撃を貴方はどう見る?」 そこには200篇以上の私
本文を読む「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(5)
著者: 田畑光永3月10日 天気は依然申し分なし。気持ちのいい早春の陽光。この季節に、がらんと人気のない東湖を想像する。梅はこの2,3日来の風雨で花が落ちてしまったろう。千本、万本の樹木はただ自らの楽しみのためだけに花を咲かせてこの季節
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】366 ワクチン戦争
著者: 平田伊都子2020年5月4日の夕刻に、安倍晋三内閣総理大臣が新型コロナウィルス感染拡大防止緊急事態宣言後の記者会見を開きました。 1時間ほど経ったら「外交日程がありますので」と、司会者が記者会見を打ち切りました。 5月30日まで
本文を読むチューリップ 残酷物語
著者: 小原 紘韓国通信NO636 住まいの近くの「あけぼの山公園」(千葉県柏市)。利根川の河川敷に近く小高い丘のそばに布施弁天があり、桜の名所でもある。 桜が散ると次はオランダの風車の周辺にチューリップが一斉に咲く。 下の写真はチュー
本文を読む「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(4)
著者: 田畑光永3月10日 天気はすこぶるよくなった。お日様がまぶしい。どこの庭も写真に絶好だ。満開の花、百花繚乱。そうだ思い出した。今年は2月6日に海南島に行き、ちょうど今日、帰ってくる予定だった。結果は市内に封じ込められて、出かけ
本文を読む「安倍政権下での改憲に反対」が多数に 各新聞社の全国世論調査で明らかに
著者: 岩垂 弘5月3日は憲法記念日。日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日だから、この日で73年を迎えたわけである。それを機に、新聞・通信各社はそれぞれが憲法記念日直前に実施した憲法に関する全国世論調査の結果を発表したが、それら
本文を読むトランプ現象と安倍政権 右派ポピュリズムはどう克服できるか?
著者: 小川 洋トランプの大統領当選以来、その社会的原因を探る本が数多く出版さている。筆者が読んだなかで最も多くの示唆を得たのは、アーリー・ホックシールド『Strangers in Their Own Land』(2016年)、(邦訳:
本文を読むPCR検査不足のまま「集団免疫」へと迷走する悪夢 [パンデミックの政治 6]
著者: 加藤哲郎2020.5.1 例年なら、世界の働くものの祭典、メーデーを祝う日です。しかし、ほとんどの国で、パレードは見えません。コロナ前(BC)でもコロナ後(AC)でもなく、パンデミックの真っ最中です。COVID-19のヒト世
本文を読む「地球の上で」
著者: 出町 千鶴子みなさん、お元気ですか。 4月8日の夜、大きさが今年一番という満月を観ました。冴えわたる蒼い夜空に大きな金貨が1枚、輝く光の尾が四方八方に遠く伸びていて中世の絵を見ているようで胸がわくわくとしました。 この頃、朝日
本文を読むリハビリ日記Ⅳ 23 24
著者: 阿部浪子23 平林たい子の傑作 新座中央通りも、新緑の季節をむかえているだろう。小説家、堀辰雄もめでた、白いコブシの花たち。清楚な姿が目にうかんでくる。志木駅前から新座市役所へつづく20メートル通りが新設されたときから、わたし
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(256)
著者: 本間宗究(本間裕)ハイパーインフレ的な大恐慌 海外では、最近、「ハイパーインフレ的な大恐慌」という、意味不明の言葉が散見される状況となっているが、このことは、「今後、ハイパーインフレと大恐慌が同時に発生する」という理解のことである。そして
本文を読むトランプ大統領、最後の1年(12) 新型コロナ感染症対応で国際協力に害悪(上) 米国民の支持は低下
著者: 坂井定雄昨年末、中国武漢から始まった新型コロナ・ウイルスのパンデミック(世界的大流行)、との国際社会の戦いに、トランプ米大統領は少なからぬマイナスの役割を果たした。トランプは中国との協力、互助を拒否し、パンデミックとの戦いの国際
本文を読むコロナ禍超えて「日韓」共生へ交流拡大こそ 知日派の大統領候補誕生に注目
著者: 小田川 興新型コロナウィルス非常事態のなかで争われた韓国総選挙(15日投開票)は文在寅(ムン・ジェイン)政権の感染拡大防止策が成果を挙げたことから、進歩派の与党「共に民主党」が圧勝した。残り任期2年余の政権は中間評価を得て、今後
本文を読む「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(3)
著者: 田畑光永訳者注: ご覧のように今回は前回までよりすこし長い。途中、省略した部分がないためだが、そうしたには理由がある。お読みいただけばお分かりのように、今回は日記の日付より2か月近く以前の1月中旬、蔓延がまだ初期の段階に、北京で
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】365 断食月は<喜捨>を奨励
著者: 平田伊都子2020年4月24日から西サハラ難民キャンプで、2020年のラマダン断食月が始まりました。 イスラム教には<喜捨>という教えがあって、このラマダン期間中には特に奨励されます。 <喜捨>とは、文字通り自ら喜んで捨てる、身
本文を読むコロナウイルス―社会活動再開の明確な戦略が必要
著者: 盛田常夫「戦時大権」行使への誘惑 ハンガリーでは4月初めに、専門を問わず、すべての公立病院の病床を6割空ける政府指令が発せられた。ハンガリー政府は重篤者の爆発的急増を懸念し、先手を打って病床を確保したいのだろうが、他方で問答無
本文を読む「健康で文化的最低限の生活」と山鉾巡行の中止 欧米では文化助成実行
著者: 隅井孝雄(昨年の祇園祭山鉾巡行) 日本国憲法は「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利がある。国は、すべての生活部門について、社会保障および公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」という条文がある(25
本文を読む韓国の総選挙をどう読む
著者: 小原 紘韓国通信NO635 去る15日に行われた国会議員選挙で与党「ともに民主党」は180議席を獲得、単独過半数を30議席上回る大勝利を収めた。(下図左ブルーが与党/右ピンク未来統合/黄正義党) 新型コロナウイルスの感染が収まら
本文を読む「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(2)
著者: 田畑光永『武漢日記』3月8日 (訳者注:前回は2月6日に書かれた日記だったから、それから1か月が過ぎている。残念ながら、その間の日記は入手できていない。また、文中のカッコ内は訳者の注だが、必要と思われる部分については、末尾に説明
本文を読む平和運動、脱原発運動の集会が軒並み中止に コロナウイルス禍の余波で
著者: 岩垂 弘新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、反核平和、護憲、脱原発を掲げる集会・デモが軒並み中止に追い込まれている。これらの社会運動に関わる団体にとって、集会・デモは自らの理念を市民に訴えるための最大の示威行為であるだけに、コ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(255)
著者: 本間宗究(本間裕)無常と苦と無我 仏教の基本は、「無常」と「苦」と「無我」を理解することでもあるようだが、実際には、「無常」、すなわち、「世の中は、常に変化する」という事実を、どのように受け止めるかが、重要なポイントとだと考えている。つま
本文を読む「東京都立大学」が9年ぶりに復活 石原慎太郎知事時代の悪政の終わり
著者: 坂井定雄4月から、「東京都立大学」が9年ぶりに復活した。おめでとう! 1949年に戦後日本を象徴する民主的、開放的な首都の大学を目指して開学した同校は、特に文科系学部の教授陣には、リベラルな、あるいは左派的な著名学者もかなり
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】364 330万のアフリカ人が殺される!
著者: 平田伊都子「30万のアフリカ人が新型コロナウィルスに殺される!」と、数社のメデイアが発表しました。 アフリカ人のテドロスWHO(世界保健機関)事務局長は、以前からアフリカへの新型コロナウィルス侵攻を触れ回わり、支援金を要求してき
本文を読む「新型コロナ暴落」は大恐慌への導火線か?(2) ―過小評価されているコロナ危機―
著者: 半澤健市《「緊急事態宣言」を全国に拡大したが》 政府は4月7日に都と6道府県に発令した範囲を全国に拡大した。16日に発令、同日に効力が発生した。しかしコロナウイルス感染者カーブは右肩上がりを続けている。日本を含む世界株価は30
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