2020年5月14日、アマイダン・サラーから「僕のドキュメンタリーが出来た!」と、メールが入りました。 27分4秒の映像はスペイン語で、「スペイン語では日本人に見てもらえないよ」と返信したら、翌日の5月15日、「英語とア
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(259)
著者: 本間宗究(本間裕)最後の古代オリンピック 現在では、「東京オリンピックが忘れられつつある状況」となっているようだが、この点に関して参考になるのが、「最後の古代オリンピック」だと考えている。つまり、「紀元前776年」から始まったといわれる「
本文を読む福竜丸保存に尽力した人びとを活写 山村茂雄著『晴れた日に 雨の日に―広島・長崎・第五福竜丸とともに』
著者: 岩垂 弘第五福竜丸という船をご存じですか。 東京駅からJR京葉線に乗る。数分で4つ目の駅、新木場に着く。駅舎を出ると、北に向かって自動車道が延びる。明治通りだ。その歩道を数分歩くと、右手の木立の中に三角屋根の建物が見えてくる
本文を読む東アジアで最悪なのに、G7「モデル国」になった日本の不思議?[パンデミックの政治 8・小括]
著者: 加藤哲郎2020.6.1 東京郊外、国分寺の我が家にも、ようやく布製アベノマスクが届きました。近所のホームセンターには、すでに中国製のスマートな不織布マスクが一枚50円ほどで出回っていますから、不要です。一人あたり10万円の給付
本文を読む「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(13)
著者: 田畑光永3月20日 快晴続き。気温は昼に26度まで上がった。でも暖房はまだ止めてない。部屋の中と外の温度が同じくらいになった。窓を開けて空気を通した時、中庭に数羽のカササギが飛来していた。門前の楠と白木蓮の上を飛び回っている
本文を読む「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(12)
著者: 田畑光永3月19日 封城57日目。 今日とうとう待ち焦がれたいいニュースを聞いた。武漢で感染確認がゼロ、疑似患者もゼロ!そして友人の医師が興奮して言う、「ついにゼロだ。3つのゼロ、蔓延は抑え込んだ。外からの侵入も抑えた。今の
本文を読む「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(11)
著者: 田畑光永3月17日 封城55日目。 晴天。ごみを捨てに出る。木の枝越しに坂の下の満開の桃の花が見えた。いささか「灌木、春色の断ずるを遮らず 一枝の紅桃、墻より出る」といった趣を感じた。「文聯大院」(筆者の住む居住区)は人が見
本文を読む生協だけが売り上げ伸ばし、他は減少 コロナ禍がもたらした流通業界の明暗
著者: 岩垂 弘新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するための緊急事態宣言は日本経済に深刻な打撃を与えているが、流通業界では、ある一つの傾向が顕著になりつつある。それは、百貨店、スーパー、コンビニなどが軒並み売上高の減少に苦しんでいる一
本文を読むトランプ大統領、最後の1年(14) 新型コロナ対策で大きく後れ、増え続ける世界最悪の感染者数 ―WHOと中国を攻撃したが孤立
著者: 坂井定雄新型コロナウイルスの世界感染状況は5月23日現在、全体で感染者521万5253人、死者33万8265人。1位の米国は感染者160万1434人(31.7%)、死者9万6007人(28.3%)。数字は、世界各国が毎日の感染
本文を読むコスタリカに学ぶ (その2)
著者: 小原 紘韓国通信NO639 年号を変えなければ今年は明治153年。153年間の前半は戦争ばかりだったのに、後半の75年は戦争のない平和な時代が続く。日本は平和な国に変身した。スゴイ(拍手)! 平和(憲法)は戦争の悲惨さを体験し
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】369 <明けの祭り>恩赦は西サハラ政治囚になし
著者: 平田伊都子2020年5月24日、西サハラ難民キャンプでも西サハラ・モロッコ占領地でも、断食月が明けて三日間のイード・アル・フィトル(明けの祭り)が始まりました。 晴着を用意できない難民たちは衣類をきれいに洗い、散髪をして身だしな
本文を読む「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(10)
著者: 田畑光永3月16日 空がまた暗くなった。しかし、花咲く春、の花は「多彩多姿」だ。色彩が陰鬱を細かく砕いてくれる。だから抑えつけられる感覚はない。離れた江夏(市内の旧武昌区が江夏区となった場所、筆者はそこにも家を持っているようだ)
本文を読むコロナ明け、公立学校はボロボロになる
著者: 阿部治平——八ヶ岳山麓から(313)—— 先日江澤隆輔氏の『先生も大変なんです』(岩波書店、2020・3)を読んだ。結論を一口で言えば、これは大学生に読まれれば読まれるほど、教員志願者は減るであろうという本である。 書かれている
本文を読むリハビリ日記Ⅳ 25 26
著者: 阿部浪子25 八木秋子の後日譚 さちこさんちの庭は、いま春たけなわである。色とりどりの花たちが咲ききそっている。赤いバラに白いバラ。コントラストがひときわ鮮やかだ。その傍らに、つつましやかなシャクヤクの花。立てばシャクヤク 座
本文を読む検察官OB一揆を全面的に支持する その危機感を「ロッキード世代」として共有する
著者: 塚原 政秀検察官の定年延長を政権の判断で延長できるようにする検察庁法改正案について、検察官OBたちが5月15日、安倍晋三政権の理不尽なごり押しに抗して立ち上がった。44年前の田中角栄元首相らが逮捕・起訴された東京地検特捜部の「ロッ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(258)
著者: 本間宗究(本間裕)原油のマイナス価格 4月21日に発生した「原油のマイナス価格」には、たいへん驚かされたが、この原因としては、結局のところ、「世界的な本末転倒状態」が指摘できるものと考えている。つまり、「実体経済」と「マネー経済」、あるい
本文を読むコスタリカ(Costa Rica)に学ぶ その1
著者: 小原 紘韓国通信 NO638 中南米コスタリカは、パナマとニカラグアに接し、人口500万人たらずの面積5万1千キロ㎡の小さな国である。希少な鳥類の存在と美しい自然で知られる。旅番組で紹介されることがあるが、観光地の紹介が中心で、
本文を読む「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(9)
著者: 田畑光永3月15日 引き続き好天。空が明るいと、心が弾む。数日前、同じ「文聯大院」(訳者注:文芸関係の人が住む集合住宅の呼び名?)に住む母方の姪が肉まん、焼売といった粉の食材を届けてくれた。2日間食べてみて、北方人がなぜ粉食を
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】368 茂木敏允外務大臣に期待を寄せる西サハラ難民
著者: 平田伊都子2020年5月12日、参議院外務防衛委員会で鈴木宗雄衆議院議員が(日本維新の会)<モロッコとの二国間投資協定>に関した質問をし、モロッコが抱える西サハラ問題についての茂木外務大臣の見解を質しました。 大臣の返答は、これ
本文を読む日本メーデー100周年 1世紀以上前の労働者像に逆戻りの様相
著者: 杜 海樹5月1日と言えば労働者の祭典・メーデーであり、今年は日本でメーデーが開催されてから100周年という記念すべき年であった。本来であれば大々的に集会が開かれ、1世紀を掛けて獲得してきた成果を再認識し、未来に向けて更なる発展を
本文を読む日本は本当に第一波を抑え込んだのか?[パンデミックの政治 7]
著者: 加藤哲郎2020.5.15 ようやく先進国のパンデミック「第一波」は、ピークを越えたようです。しかし、インド、ロシア、イランなど中近東、ブラジル等中南米で、急速な感染爆発が続いています。アフリカでも広がっていますが、十分な検査さ
本文を読む「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(8)
著者: 田畑光永3月14日 快晴。桜はまだ満開だろうか。桜見物の開放日は、いつも雨が降ったり、風が吹いたりだとよく言われるが、それも2,3日ですっかり散ってしまう。満開を見て、すぐに落花の寂しさが来るから、その命のはかなさが人にあまた
本文を読むGDP信仰と成長崇拝が社会を壊す - 左右のポピュリズムは同根
著者: 盛田常夫蓮舫議員が「赤字国債は国民の借金」と発信したところ、ネット右翼は即座に反応して、「赤字国債は国民の借金ではなく、政府の借金だ」と蓮舫議員を批判した。政府がどれほど借金しても国民には関係ないのだから、「どんどん赤字国債を発
本文を読む海峡両岸論 第114号 2020.5.13発行 - 新型コロナめぐる情報操作の実態 支離滅裂なトランプの陰謀論 -
著者: 岡田 充トランプ米政権の新型コロナウイルスに対する言動は終始、一貫性を欠いてきた。コロナ禍をめぐる対中国姿勢を振り返れば、トランプ(写真「武漢起源に自信」と記者会見で協調=テレビ東京)と政権幹部がいかに支離滅裂で、デマに満ちた
本文を読む重い現実、軽い言葉
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(312)―― 「線維筋痛症」という膠原病の一種にかかり、1月から今日まで4ヶ月激しい痛みとときどき起こる高熱に悩まされ、入退院を繰返している。カラマツ林の中の一人暮らしの苦しさをいささかでもまぎれさせ
本文を読む「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(7)
著者: 田畑光永3月13日 太陽は正午になってもまだ眩しい。午後になって光は薄くなり、風も吹き始める。お日様の顔は変わるときに変わる。このままでもう少し、と思ってもそれは無理。武漢大学の桜はもうみんな咲いたろう。老斎舎のベランダから下
本文を読むニッポンは大丈夫か? <ウィルスとたたかい共に生きる社会>
著者: 小原 紘韓国通信NO637 ベランダの窓から見えるいつも見慣れた景色、薫る若葉の向こうに見える太陽と青空が眩しい。 微かに木の葉が揺れる。 不思議な静けさ。子どもたちの姿はない。 緊急事態宣言が延長される。常磐線にカラの電車が走
本文を読む「新型コロナ暴落」は大恐慌への導火線か?(3) ―ルービニ博士の「新大恐慌接近論」―
著者: 半澤健市「破滅博士(Dr.Doom)」は健在であった。 Dr.Doomの本名は、ヌーリエル・ルービニ Nouriel Roubini(1958~)という。アメリカの経済学者である。ニューヨーク大教授であり、経済調査のシンクタン
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】367 西サハラ赤新月社のSOSに呼応したEU!
著者: 平田伊都子これまで20回以上、アルジェリアにある西サハラ難民キャンプに足を運びましたが、絶対に外せない訪問先が、西サハラ赤新月社でした。 援助物資を運んできた使用済みコンテナで囲われた西サハラ赤新月社食料貯蔵庫では、友人のシディ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(257)
著者: 本間宗究(本間裕)お金の役割 古典的な貨幣論では、「お金の役割」として、「価値の尺度」、「交換手段」、そして、「価値貯蔵手段」の三点が指摘されているが、現在では、すでに、「交換手段」の面において、「マネーの機能不全」が始まっているものと考
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