inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

1968年は何処へいった(4) ―闘争当事者の発言を読む―

著者: 半澤健市

 前回までの1968年論は研究者の冷静な分析であった。同時代の当事者の発言を知りたい。それで『ピープルズ・プラン』誌の80号(2018年春号)の特集「再考 1968」から対談「『1968年』・『全共闘』反乱とは何か」を紹

本文を読む

すべてを破壊する戦争に歌でノーを - 音楽ジャーナリストが世界の反戦歌を紹介する本を出版 -

著者: 岩垂 弘

 「日本がまた戦争が出来る国にするべく手はずを整えようとしている。戦争を体験した者として、戦争は絶対にだめだ!と伝えなくては」と、世界の反戦歌の傑作を紹介した『反戦歌 戦争に立ち向かった歌たち』を著した音楽ジャーナリスト

本文を読む

パレスチナの今を見た⑤完 - イスラエル占領下ゴラン高原に高級別荘地 -

著者: 坂井定雄

 今回のパレスチナの旅の最後に、シリアとイスラエルの国境地域にあるゴラン高原とレバノンとの国境地帯を見に行った。  イスラエルは、67年の第3次戦争、73年の第4次戦争でシリア領のゴラン高原を占領、領土とすることを一方的

本文を読む

SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】272 スペインVSイタリア

著者: 平田伊都子

 スペインとイタリアは何かと似た者同士です。 イタリア語が喋れるようになったら、スペイン語も喋れるようになります。 歌うのも踊るのも大好きで、熱しやすく冷めやすいスペイン人とイタリア人。 左派思想にも右派思想にもすぐ染ま

本文を読む

パレスチナの今を見た④ - JICAの理数教科書改訂支援、支援団体の「心のケア」活動 -

著者: 坂井定雄

 以前からの実感だが、パレスチナでは日本人への好意、好感があり、居心地が良い。  今回もそうだった。治安に対する誤解から、日本人旅行者はほとんどいないが、JICAはじめ経済協力・援助に携わる公的機関の人々と民間のパレスチ

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(197)

著者: 本間宗究(本間裕)

インフレが発生しなかった原因 6月13日に、「米国の利上げ」が実施され、「政策金利(FFレート)」が「1.75%から2%」に変更された。そして、今後も、更なる金利上昇が見込まれているが、一方で、「インフレ率」については、

本文を読む

協同組合が大同団結して連携機構を設立 - 協同を通じて持続可能な社会の実現へ -

著者: 岩垂 弘

 東京・有楽町朝日ホールで、7月10日、「協同を通じた持続可能な社会へ」のスローガンを掲げた第96回国際協同組合デー記念中央集会が開かれた。国際協同組合デーとは、世界の協同組合組織である国際協同組合同盟(ICA)が協同組

本文を読む

パレスチナの今を見た③ - 伸びる分離壁、負けずに通学する子供たち -

著者: 坂井定雄

 イスラエル占領下の東エルサレムとそれに続く西岸地区では、占領支配を象徴する分離壁の建設が続いている。ラマラからエルサレムまでわずか15キロしかないのに、壁の下を右へ左へ迂回し、朝夕はエルサレムへの出勤車で混雑し1時間以

本文を読む

平和と未来への光を、 - シリア「コバニ」で大学生がFMラジオ局開設、NHKBSで放送 -

著者: 隅井孝雄

 NHK世界ドキュメント(BS1)で6月19日深夜に放送されたドキュメンタリー「ラジオコバニ」はシリアの現状を的確にとらえたすぐれた作品であり、感動を覚えた。  シリア北部、トルコと国境を接する町「コバニ」は、2014年

本文を読む

SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】271 特別試写「レファレンダムReferendum人民投票」

著者: 平田伊都子

 特別試写にご招待します。 <Referendum>を探索すると、<人民投票>と訳しています。 状況によって、<国民投票>とか<住民投票>とか訳されることもあります。 読み方は、<レファレンダム>とか、<リフェレンダム>

本文を読む

パレスチナの今を見た② - 岩のドームを勝手に閉鎖するイスラエル -

著者: 坂井定雄

▼パレスチナ人は許可証なしにはエルサレムに入れない  6月23日(土)、ラマラを朝早く出て、エルサレムに行った。15キロ余でエルサレムの入り口の厳重な検問所。許可証のない大人のパレスチナ人男性は、通過できない。エルサレム

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(196)

著者: 本間宗究(本間裕)

次元の研究 先日、驚かされたことに、「自然科学における次元の研究」があった。具体的には、現在、「11次元」まで理論的に解明されているとのことだが、この点については、「スーパーストリング(超ひも)理論」と言われるものが、現

本文を読む

パレスチナの今を見た① - 入植地拡大続けるイスラエル、負けない大人と子供たち -

著者: 坂井定雄

6月後半、アンマン経由でヨルダン川を越えてパレスチナのヨルダン川西岸地区、エルサレムに8日間滞在し、イスラエルの支配拡大、パレスチナ人住民の日常と未来志向を見てきた。パレスチナの現実は、かなり克明に報道するBBC(英公共

本文を読む

1968年は何処へいった(3) ―『思想』の鼎談を読んで考えたこと―

著者: 半澤健市

 前二回で「提起と鼎談」(以下「鼎談」)の紹介をした。 今回は、その評価と「私にとっての1968年」について述べたい。 《違和感の理由を挙げると》  鼎談を読んで、研究者3名の分析と発言に大いに啓発された。 客観的で俯瞰

本文を読む

SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】270 アフリカ不法移民を見捨てないで!

著者: 平田伊都子

 サハラ砂漠以南のアフリカからヨーロッパへ渡ろうとする不法移民の数は、増加しています。 様々なルートがありますが、いずれにしろ斡旋業者は金のないアフリカの人々から金を取ります。 そして、アフリカの海岸からゴムボートに詰め

本文を読む

中国のマルクス主義をどうみたらよいか

著者: 岡本磐男

 本サイトで中国社会の発展とマルクス主義の関連をとり上げて論じている論客がいる。彼は中国社会は歴史上、マルクス主義の影響は受けてこなかったといいたいようで歴史上の人物に対してもかなり批判的にみているように感じられるので、

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(195)

著者: 本間宗究(本間裕)

堕落の極み 現在の「加計学園問題」などに対する「政府や官僚の対応」を見ていると、「日本人の堕落は、ここまで窮まったのか?」と憂えざるを得ないようだ。具体的には、マスコミの報道のとおりに、「国会議員や官僚の、貴重な時間とお

本文を読む