混迷する対応 日大アメフト事件をめぐる大学の対応は混迷の度を深めている。当然のことながら、当事者たちは問題の根源がどこにあるかを理解していない。体育会出身者たちのコメントも問題の核心を突いていない。なかには、「体育会活
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
ガザ抵抗の2か月余、死傷者1万3千人以上(1) ― 苦闘を続けた国際医療チーム、看護女性も犠牲に
著者: 坂井定雄土地の日(3月30日、1976年にイスラエルがパレスチナ住民の土地を大規模に接収し住民を追い出した日)から、ナクバ(5月15日、大災厄。1947年イスラエルが建国宣言に続いて、パレスチナ住民の大規模追い出しを開始、アラブ
本文を読む安倍内閣は退陣せよ - 世界平和七人委がアピール -
著者: リベラル21世界平和アピール七人委員会は6月6日、「安倍内閣の退陣を求める」と題するアピールを発表した。 世界平和アピール七人委は、1955年、世界連邦建設同盟理事長で平凡社社長だった下中弥三郎の提唱により、人道主義と平和主義に
本文を読む米騒動100年記念フォーラム 「女一揆 魂を揺さぶられた越中の男たち」
著者: リベラル211918(大正7)年夏、富山県東部沿岸地域に端を発した米騒動は、全国の大都市、炭鉱などを巻き込み、ついに暴動までに発展した。「越中の女一揆」としてしられる米騒動は、民衆が政治の表舞台に躍り出た、いわば民主主義への第一歩
本文を読む米側が北朝鮮の段階的非核化を容認 - 米朝首脳会談は予定通り12日に開催 -
著者: 伊藤力司トランプ米大統領は6月1日(米東部標準時間)、金正恩朝鮮労働党委員長の腹心と言われる金英哲同党副委員長とホワイトハウスで会談した後「米朝首脳会談は来たる12日にシンガポールで開催される」と発表した。5月24日に同大統領が
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】265 ヴィヴァ!スペイン新首相ペドロ!! トルドーもマクロンも敵わないイイ男
著者: 平田伊都子6月に入って、世界は膠着状況から脱出の兆しを見せ始めました、、 米朝第一回首脳顔見世は、なんとか実現しそうだし、スペインでは、カタルーニャ指導者プチデモンを追放した強権派のラホイ首相が失脚し、6月2日に無神論者で社会労働
本文を読むどこで、ボタンを掛け違えたのか?
著者: 加藤哲郎2018.6.1 6月12日の米国トランプ大統領と北朝鮮金正恩労働党委員長のシンガポール会談は、予備交渉過程で、トランプ大統領の一事中止発表や2度目の南北朝鮮首脳板門店会談など、世界を驚かせるせめぎあいもありましたが
本文を読む「平和が来る」~盧武鉉元大統領9周忌追悼記念式~
著者: 小原 紘韓国通信NO558 盧武鉉元大統領が亡くなってから9年目の去る5月23日、生家のある慶尚南道金海市で追悼式が盛大に開かれた。 歴代の大統領の中で長年好感度トップだった朴正熙大統領に代わって、廬武鉉が世論調査で好感度一
本文を読むリハビリ日記Ⅲ ⑤⑥
著者: 阿部浪子⑤娘はひとり何役? 3月。きょうは暖かい日だ。冬眠から覚めた気分だろうか。ぽかぽか陽気にさそわれてマクドナルドへ出かける。あまりの寒さに手足がかじかんで、徒歩の遠出はひかえてきた。途中2か所のバス停のベンチで休んだ。マ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(192)
著者: 本間宗究(本間裕)パンゲアの扉 日経新聞に「パンゲアの扉」という特集記事が5回にわたって掲載された。そして、内容としては、今後、大きなパラダイムシフトが発生し、世界が大きく変化する可能性が述べられていたが、この点については、まったく同感す
本文を読む駆け引きはトランプが一枚上手(うわて) - シンガポール米朝首脳会談実現へ -
著者: 伊藤力司トランプ米大統領は5月24日(米東部標準時)、6月12日にシンガポールで開催される予定の米朝首脳会談をキャンセルするとの金正恩朝鮮国務委員長あての書簡を公表した。世界中の新聞はこれをトップニュースで伝えたが、その後米朝両
本文を読む南北は標準時で「統一」を実現した
著者: 小原 紘韓国通信NO557 5月5日の午前0時、北朝鮮は標準時間を30分早め、韓国に合わせた。これは先月27日、板門店で行われた南北首脳会談を踏まえたもの。分断国家が標準時を共有するまでには苦難の歴史があった。 ソウルの日没は東
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】264 ヒズボラが「西サハラとは関係な~い!」宣言
著者: 平田伊都子「やらない」と言った翌日、「やる」と言ったり、♠米大統領は米朝会談開催予定日の6月12日まで、「やる」「やらない」を繰り返すんでしょうか? 世界の庶民は♠米大統領のツイッターにうんざりしています。 そのうちマスコミも飽
本文を読む私立大学の体育会権力
著者: 盛田常夫教授会と体育会 大手の私立大学はどこも体育推薦入学制度を保持しており、大学の知名度を上げる手段となっている。人気がある野球やサッカー、あるいはラグビー、それから箱根駅伝などメディアへの露出度が高いスポーツは、推薦枠も大き
本文を読むリハビリ日記Ⅲ ③④
著者: 阿部浪子③タウン情報誌の編集長 雨のあいまを縫って、わたしは地元の新津小学校へむかった。風がつよくて吹きとばされそうになる。校門の右側に、むかしはでっかい富士山が見えた。いまは見えない。きょうは衆議院議員選挙の投票日だ。入場券
本文を読む「国体」論による鮮烈な戦後批判 - 白井聡『国体論―菊と星条旗』を読む -
著者: 半澤健市気鋭の政治学者白井聡(しらい・さとし、1977~)の近著『国体論―菊と星条旗』は次のように始まる。(■から■) ■本書のテーマは「国体」である。この言葉・概念を基軸として、明治維新から現在に至るまでの近現代日本史を把握
本文を読むリハビリ日記Ⅲ ①②
著者: 阿部浪子①孫育て 真夏日の午前、わたしはS病院のリハビリ室をたずねた。7か月ぶりだった。S病院は浜松市内にある、リハビリテーション専門の病院だ。脳内出血を発症してから1年2か月が経過していた。わたしは、S病院を退院してから介護
本文を読むBBCのシリア内戦まとめ(3) - この悲惨な戦いはいつ終わるのか -
著者: 坂井定雄シリア国民はどこへ逃れたのか(UNHCR=国連難民高等弁務官事務所による、2018年2月現在) ▼近隣諸国でのシリア難民登録数 トルコ 3,540,648 レバノン 995,512 ヨルダン 657、62
本文を読むなぜ35万人以上が死亡、120万人が難民化したのか - BBCがまとめた「シリア内戦7年間」(2) -
著者: 坂井定雄内戦を戦った勢力 シリア政府の重要な支援者はロシアとイランであり、反政府勢力の主な支援者は米国、サウジアラビアとトルコだった。 以前からシリアに軍事基地をもっていたロシアは、2015年にアサド大統領を支援する空爆作戦を開
本文を読むなぜ35万人以上が死亡、120万人が難民化したのか - BBCの分析「シリア内戦7年間」(1) -
著者: 坂井定雄七年前の2011年3月、「アラブの春」に励まされ、民主化を求めて大規模なデモが発生したシリア。アサド独裁政権が、軍と治安警察を総動員して過酷に弾圧。それが、シリア内戦の発端となり、軍の一部も反旗を翻して民主化勢力に加わり
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(191)
著者: 本間宗究(本間裕)道に食あり、食により道を失う 最近の「官僚の不祥事」については、まさに、「食により道を失った状況」とも言えるようだが、このことは、「禅」の言葉である「道に食あり、食により道を失う」というものである。つまり、「道」という、
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】263 ♠米大統領 VS 国連事務総長
著者: 平田伊都子2018年5月14日のイスラエル建国記念日に、アメリカはテルアビブの米大使館をエルサレムに移転し、♠米大統領は「エルサレムはイスラエルの首都」と再び宣言しました。 翌15日は、パレスチナ受難記念日<ナクバ>でした。
本文を読む護憲、わが悩み知りたもう?
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(258)―― カラマツ林の中で一人暮しをしているから、たまには人さまの意見を聞かなければなるまいと思って、憲法9条擁護の集会に出た。憲法の学習会、座談会にも出た。村の人とも話合った。ここ1、2週間の間
本文を読む中間選挙で危ういトランプ大統領のエゴイズム - イラン核合意破棄と大使館エルサレム移転 -
著者: 伊藤力司東西冷戦終結後約30年―アメリカのクリントン、ブッシュ、オバマ政権はアメリカの国益に沿ってアフガン戦争、イラク戦争を戦いながらも、中東・イスラム圏での戦乱を封じ込めようと努力してきた。ところが現在のトランプ大統領は、国内
本文を読む「デモ屋」と呼ばれた福富節男さん逝く - ベトナム反戦や反安保闘争で奮闘 -
著者: 岩垂 弘「安倍内閣は退陣せよ」と叫ぶ市民たちによって国会議事堂周辺で行われたデモが盛り上がった4月14日午後、国会議事堂からそう遠くない文京区民センターで、昨年12月18日に98歳で亡くなった、数学者の福富節男さんとお別れする
本文を読む「朝鮮戦争終結」と「完全非核化」のはざまで進むファシズム化
著者: 加藤哲郎2018.5.15 6月12日に、米国トランプ大統領と北朝鮮金正恩労働党委員長のシンガポール会談が、本決まりになりました。歴史的な会合で、中国の習近平主席、韓国の文在寅大統領の列席も、取り沙汰されています。ただし米国側
本文を読むダライ・ラマ14世はなぜインドに行ったか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(257)―― 読者から「ダライ・ラマはなぜインドに亡命したか」というメールをいただきました。この質問には、ダライ・ラマがどうして亡命するようなはめに陥ったか、亡命先がなぜインドだったかという二つの内容
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】262 ポリサリオってなんだ?
著者: 平田伊都子<ポリサリオ>とは、西サハラ独立運動組織<ポリサリオ戦線>のことです。 UN国際連合もEUヨーロッパ連合もAUアフリカ連合も、みんな、ポリサリオ戦線を西サハラ民族の代表としています。 そう言われても私たち日本人には、ポ
本文を読む米大使館のエルサレム移転を強行(下) -国連の一貫した取り決めを踏みにじる -
著者: 坂井定雄いま、改めてエルサレムの国際的地位の問題を再確認しておこう。 さまざまな宗教と民族、国家がせめぎあう長い歴史の焦点となってきたエルサレム。第2次大戦後発足した国連は、1947年11月の総会で、英国の委任統治下だったパレス
本文を読む「自由と民主主義」と核
著者: 岡本磐男数ヶ月前に米国大統領トランプ氏は、自国の核兵器を使用可能な核兵器として改良して実践配備するようにしたいと宣言した。私はこの宣言を聞いて大層驚いた。例えば同氏以前の大統領オバマ氏の在任の頃は、オバマ氏は核兵器は大変残虐な
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