トランプ政権下の米国が大使館をエルサレムに移し、国際管理都市としてイスラエルの首都と認めることを拒否してきた国際社会に挑戦した翌日、英BBCは国連諸機関の報告を基にして、詳細な「イスラエル、パレスチナ紛争―ガザの生活」特
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
朝鮮半島から東アジアの緊張緩和・非核化へ
著者: 加藤哲郎2018.6.15 世界史は、動き始めました。6月12日シンガポールでの米国トランプ大統領と北朝鮮金正恩労働党委員長の米朝トップ会談は、「新たな米朝関係の確立と、朝鮮半島における持続的で強固な平和体制の構築に関連する
本文を読む没後10年特別企画 土本典昭特集 ~土本典昭と同時代を生きた仲間たち~
著者: リベラル21土本典昭(つちもと・のりあき)は記録映画作家。1928年岐阜県生まれ。岩波映画製作所を経て、1963年、国鉄の機関助士の過酷な労働を浮き彫りにしたドキュメンタリー映画『ある機関助士』でデビュー。その後、タクシー運転手の
本文を読む50年続いてきた反戦デモ - エンプラ事件で始まった「19日佐世保市民の会」 -
著者: 岩垂 弘未知の人から送られてきた本をめくっていて、目を見張った。市民によって始められた反戦平和を目指す月1回のデモ行進が休むことなく50年続き、600回を迎えたという記述があったからである。私は半世紀以上にわたって反戦平和運動
本文を読む海峡両岸論 第91号 2018.06.14発行 - 米朝会談は北朝鮮の「大勝利」 拉致の魔力に縛られる日本 -
著者: 岡田 充シンガポールで行われた歴史的な米朝首脳会談(写真 両国国旗を背に並ぶ両首脳 abemaTVから)は、トランプ米大統領が、体制保証と非核化を段階的に進めるという金正恩・労働党委員長の主張に大幅譲歩し、平壌は「体制保証」と
本文を読む「香害」被害の子どもたちの学習環境を改善する試みが始まっています シリーズ「香害」第7回
著者: 岡田幹治香りつき商品で化学物質過敏症(以下、過敏症)などになった子どもたちが、登校できなくなったり、校庭の片隅で個別指導を受けたりしている実態を第5回(3月10日)と第6回(3月16日)で報告しましたが、こうした子どもたちの学
本文を読む第2次大戦後70余年の敵対関係に終止符 - 史上初の米朝首脳会談に成果 -
著者: 伊藤力司今春3月以来世界の耳目を集めてきた史上初の米朝首脳会談が6月12日に予定通りシンガポールで開かれ、トランプ米大統領と金正恩・北朝鮮国務委員長(労働党委員長)が会談後、合意文書に署名した。第2次大戦後70年余にわたって対決
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(193)
著者: 本間宗究(本間裕)マネー依存症に冒された現代人 「TOKIOの事件」には、たいへん驚かされたが、私自身は、たまたま、事件発覚前に、アルコール依存症から立ち直った人の講演を聞く機会があった。具体的には、「アルコール依存症は、精神的な疾患であ
本文を読む習近平講話のなかのマルクス主義
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(259)―― 5月4日、中国共産党の習近平総書記(国家主席)は、カール・マルクス生誕200年を記念する大会で「重要講話」を行なった。5月5日の「新華ネット」は、これを「マルクスの『一生』」「マルクス主
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】266 断食月に外交活動する西サハラ難民大統領
著者: 平田伊都子日々刻々、三日月が細くなってきました。 月が夜空から消えると、西サハラ難民キャンプでも一か月続いた断食月ラマダンが終ります。 IAC国際天文センターによると、大部分のイスラム教国は、6月15日(金)に断食月ラマダンを終
本文を読む「安倍政権はいますぐ退陣せよ」 大雨の中、2万7000人が国会前で叫ぶ
著者: 岩垂 弘「安倍政権はいますぐ退陣」「麻生財務相はいますぐ辞めろ」。激しい冷雨が降り注ぐ国会議事堂前正門に集結した約2万7000人のコールが、雨にかすむ国会周辺にこだました。6月10日(日)午後2時から国会議事堂正門前で開かれた
本文を読む「ホテル」がだめなら「野宿」せよ
著者: 小原 紘韓国通信NO559 紆余曲折をへて6月12日に米朝トップ会談が開かれることになった。(但し「ドタキャン」もあり得る) トランプ大統領が「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)にこだわらず、話し合いを優先させた
本文を読む私立大学における体育会権力(その2)
著者: 盛田常夫混迷する対応 日大アメフト事件をめぐる大学の対応は混迷の度を深めている。当然のことながら、当事者たちは問題の根源がどこにあるかを理解していない。体育会出身者たちのコメントも問題の核心を突いていない。なかには、「体育会活
本文を読むガザ抵抗の2か月余、死傷者1万3千人以上(1) ― 苦闘を続けた国際医療チーム、看護女性も犠牲に
著者: 坂井定雄土地の日(3月30日、1976年にイスラエルがパレスチナ住民の土地を大規模に接収し住民を追い出した日)から、ナクバ(5月15日、大災厄。1947年イスラエルが建国宣言に続いて、パレスチナ住民の大規模追い出しを開始、アラブ
本文を読む安倍内閣は退陣せよ - 世界平和七人委がアピール -
著者: リベラル21世界平和アピール七人委員会は6月6日、「安倍内閣の退陣を求める」と題するアピールを発表した。 世界平和アピール七人委は、1955年、世界連邦建設同盟理事長で平凡社社長だった下中弥三郎の提唱により、人道主義と平和主義に
本文を読む米騒動100年記念フォーラム 「女一揆 魂を揺さぶられた越中の男たち」
著者: リベラル211918(大正7)年夏、富山県東部沿岸地域に端を発した米騒動は、全国の大都市、炭鉱などを巻き込み、ついに暴動までに発展した。「越中の女一揆」としてしられる米騒動は、民衆が政治の表舞台に躍り出た、いわば民主主義への第一歩
本文を読む米側が北朝鮮の段階的非核化を容認 - 米朝首脳会談は予定通り12日に開催 -
著者: 伊藤力司トランプ米大統領は6月1日(米東部標準時間)、金正恩朝鮮労働党委員長の腹心と言われる金英哲同党副委員長とホワイトハウスで会談した後「米朝首脳会談は来たる12日にシンガポールで開催される」と発表した。5月24日に同大統領が
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】265 ヴィヴァ!スペイン新首相ペドロ!! トルドーもマクロンも敵わないイイ男
著者: 平田伊都子6月に入って、世界は膠着状況から脱出の兆しを見せ始めました、、 米朝第一回首脳顔見世は、なんとか実現しそうだし、スペインでは、カタルーニャ指導者プチデモンを追放した強権派のラホイ首相が失脚し、6月2日に無神論者で社会労働
本文を読むどこで、ボタンを掛け違えたのか?
著者: 加藤哲郎2018.6.1 6月12日の米国トランプ大統領と北朝鮮金正恩労働党委員長のシンガポール会談は、予備交渉過程で、トランプ大統領の一事中止発表や2度目の南北朝鮮首脳板門店会談など、世界を驚かせるせめぎあいもありましたが
本文を読む「平和が来る」~盧武鉉元大統領9周忌追悼記念式~
著者: 小原 紘韓国通信NO558 盧武鉉元大統領が亡くなってから9年目の去る5月23日、生家のある慶尚南道金海市で追悼式が盛大に開かれた。 歴代の大統領の中で長年好感度トップだった朴正熙大統領に代わって、廬武鉉が世論調査で好感度一
本文を読むリハビリ日記Ⅲ ⑤⑥
著者: 阿部浪子⑤娘はひとり何役? 3月。きょうは暖かい日だ。冬眠から覚めた気分だろうか。ぽかぽか陽気にさそわれてマクドナルドへ出かける。あまりの寒さに手足がかじかんで、徒歩の遠出はひかえてきた。途中2か所のバス停のベンチで休んだ。マ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(192)
著者: 本間宗究(本間裕)パンゲアの扉 日経新聞に「パンゲアの扉」という特集記事が5回にわたって掲載された。そして、内容としては、今後、大きなパラダイムシフトが発生し、世界が大きく変化する可能性が述べられていたが、この点については、まったく同感す
本文を読む駆け引きはトランプが一枚上手(うわて) - シンガポール米朝首脳会談実現へ -
著者: 伊藤力司トランプ米大統領は5月24日(米東部標準時)、6月12日にシンガポールで開催される予定の米朝首脳会談をキャンセルするとの金正恩朝鮮国務委員長あての書簡を公表した。世界中の新聞はこれをトップニュースで伝えたが、その後米朝両
本文を読む南北は標準時で「統一」を実現した
著者: 小原 紘韓国通信NO557 5月5日の午前0時、北朝鮮は標準時間を30分早め、韓国に合わせた。これは先月27日、板門店で行われた南北首脳会談を踏まえたもの。分断国家が標準時を共有するまでには苦難の歴史があった。 ソウルの日没は東
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】264 ヒズボラが「西サハラとは関係な~い!」宣言
著者: 平田伊都子「やらない」と言った翌日、「やる」と言ったり、♠米大統領は米朝会談開催予定日の6月12日まで、「やる」「やらない」を繰り返すんでしょうか? 世界の庶民は♠米大統領のツイッターにうんざりしています。 そのうちマスコミも飽
本文を読む私立大学の体育会権力
著者: 盛田常夫教授会と体育会 大手の私立大学はどこも体育推薦入学制度を保持しており、大学の知名度を上げる手段となっている。人気がある野球やサッカー、あるいはラグビー、それから箱根駅伝などメディアへの露出度が高いスポーツは、推薦枠も大き
本文を読むリハビリ日記Ⅲ ③④
著者: 阿部浪子③タウン情報誌の編集長 雨のあいまを縫って、わたしは地元の新津小学校へむかった。風がつよくて吹きとばされそうになる。校門の右側に、むかしはでっかい富士山が見えた。いまは見えない。きょうは衆議院議員選挙の投票日だ。入場券
本文を読む「国体」論による鮮烈な戦後批判 - 白井聡『国体論―菊と星条旗』を読む -
著者: 半澤健市気鋭の政治学者白井聡(しらい・さとし、1977~)の近著『国体論―菊と星条旗』は次のように始まる。(■から■) ■本書のテーマは「国体」である。この言葉・概念を基軸として、明治維新から現在に至るまでの近現代日本史を把握
本文を読むリハビリ日記Ⅲ ①②
著者: 阿部浪子①孫育て 真夏日の午前、わたしはS病院のリハビリ室をたずねた。7か月ぶりだった。S病院は浜松市内にある、リハビリテーション専門の病院だ。脳内出血を発症してから1年2か月が経過していた。わたしは、S病院を退院してから介護
本文を読むBBCのシリア内戦まとめ(3) - この悲惨な戦いはいつ終わるのか -
著者: 坂井定雄シリア国民はどこへ逃れたのか(UNHCR=国連難民高等弁務官事務所による、2018年2月現在) ▼近隣諸国でのシリア難民登録数 トルコ 3,540,648 レバノン 995,512 ヨルダン 657、62
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