――八ヶ岳山麓から(242)―― 「ロシア革命」はわが20代の憧れであった。レーニンを尊敬してやまなかった。 西ヨーロッパでは1990年前後のソ連東欧瓦解後、各国共産党は名称や路線を変え、あるものは衰弱した。日本共産党(
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
ジンバブエを振り返る トニー・ブレアによるランカスターハウス協定の反故と白人からの農地接収
著者: 村上良太ジンバブエで1980年代から事実上の独裁者として君臨してきたロバート・ムガベ大統領が軍のクーデターで拘束され、今月辞任を強いられたと報じられました。これが日本でどう報道されているかと大手新聞を見てみると、アラブの春と
本文を読む戦時下の反戦医師の足跡を掘り起こす 森永玲著『「反戦主義者なる事通告申上げます」――反軍を唱えて消えた結核医・末永敏事』
著者: 岩垂 弘無教会主義のキリスト教伝道者・内村鑑三の弟子で結核の先駆的研究者でありながら、戦時下に公然と反軍を唱えたため逮捕され、この世から抹殺された医師の足跡が、長崎新聞編集局長によって70余年ぶりに掘り起こされ、単行本になった
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】235 新東京勉強会-西サハラ
著者: 平田伊都子「アフリカのジンバブエ大統領が辞任」、「大西洋クロマグロの漁獲枠をモロッコ会議で拡大」などなど、気になるニュースが飛び交う11月21日午後6時半、日本プレスセンタービル9階にある日本記者クラブ会議室で、西サハラの話を始め
本文を読む「イスラム国(IS)」イラク・シリアで壊滅(3)- 生き残り組は投降、分散、再建不可能 -
著者: 坂井定雄「イスラム国(IS)」はついに壊滅した。最終段階まで、シリア、イラクで抵抗し続けたISの指導部と戦闘員たちは、おそらく数千人。その大部分が、都市で地下壕を掘り、包囲作戦に抵抗し続けたが、地上の戦闘、空爆、砲撃で死亡する
本文を読む12・2ロシア革命100周年記念討論会
著者: 村岡到『ロシア革命の再審と社会主義』をめぐって 日時:12月2日(土)午後1時~5時 場所:明治大学リバティタワー7階 1073教室(御茶ノ水駅8分) 報告:下斗米伸夫氏 法政大学教授 岡田 進氏 東京外語大学名誉教授
本文を読む12・11第155回ラテンアメリカ探訪(旧メキシコ学勉強会)のお知らせ
著者: 土方美雄「チャランゴ:作り手が語る民族楽器の世界」 ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンで広く演奏されている小型複弦楽器チャランゴ。それは、アンデスの農村地方から各地の都市部まで、さまざまな民族、社会階層、地域、そして世代の人々
本文を読む「イスラム国(IS)」イラク・シリアで壊滅(2) - バグダーディのカリフ国家樹立宣言も4年間で終わる -
著者: 坂井定雄シリアのラッカ、イラクのモスルを最大拠点として、イラク人のバグダーディが自らをカリフ(最高権威者)として樹立を宣言したイスラム宗主制国家は4年足らずで崩壊した。 バグダーディはすでに死亡したと思われ、後継者もいない。
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(174)
著者: 本間宗究(本間裕)底なし釣瓶で水を汲む 出典不明の「中国の諺」に「底なし釣瓶で水を汲む話」があり、次のような内容だそうだが、この点については、現代人が忘れ去った「魂」が存在するとともに、「人生の極意」ではないかとも感じさせられた次第である
本文を読む護憲の中身を決めるときがきた
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(241)―― 2017年衆院選では、急ごしらえの立憲民主党が気を吐いたけれども、護憲・リベラルとでもいうべき「立憲民主党+共産党+社民党と市民連合」は3分の1に至らず惨敗となった。今後、安倍晋三氏率い
本文を読む『資本論の世界』を改めて読む(第1回)
著者: 野沢敏治はじめに 今年に入って私は内田義彦の『資本論の世界』(以下、『世界』と略す)を改めて読んだ。それを最初に手にしたのは出たばかりの1966年の末だから、もう50年も前のことになる。この新書は今でも刷りを重ねているのだか
本文を読むタケシ風パロディ:町人国家日本の卑屈な接待外交
著者: 盛田常夫微に入り細にわたる日本の「おもてなし」は世界に稀にみる美徳だけどさ、これに政治的な魂胆が絡んでくると意味が変わるんだな。政治の世界じゃ、いくら接待にお金をかけたって、外交方針が変わることなんてないんでさ。大げさな接待を
本文を読む「イスラム国(IS)」イラク、シリアで壊滅(1) - 偏狭なイスラム過激勢力との三つの戦いの教訓は? -
著者: 坂井定雄約3年半前の2014年6月、偏狭なイスラム過激派武装勢力がイラク北部の同国第二の都市モスルを占領し、カリフ(最高指導者)を自称したバグダーディが歴史豊かなモスクで「イスラム国」樹立を宣言してから3年5か月。イラク、シリ
本文を読む貝原浩の風刺画展:万人受けはあやしい。時代を戯画いた絵師、貝原浩
著者: 松田健二「平和」「繁栄」「謙虚」、そして「安全」「希望」「努力」「未来」「平等」…… そんな言葉がどれも揺らいでいる。誰もが否定できないような「万人受け」する 表現に、ずっと前から疑いのまなざしを向けていた絵師がいた。貝原浩の仕
本文を読むSTOP!柏崎刈羽原発の再稼働 ―― 政府交渉がありました
著者: 石川愛子https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/11/2168bd005bf53511af412d2e5e2135f3.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://w
本文を読むたかが選挙されど選挙-我孫子市の選挙結果から見えてきたこと
著者: 小原 紘韓国通信NO540 2017衆院選挙で安倍首相の悲願がまた一歩、現実味を帯びてきた。比例区得票率33.3%の自民党が61%に相当する284議席を獲得したとはあきれる。イカサマ選挙というほかない。 二十歳になり、初めての選
本文を読むファッショ化する日本で、どんな獣医学が出てくるのか?
著者: 加藤哲郎2017.11.15 ◆ 安倍ファッショ内閣の奢りは、メディア支配から学術支配へと、広がり、深まっています。総選挙における自民党大勝、安倍晋三内閣の継続、野党の分解・新体制づくりのもとで、ようやく開かれた国会は、奢る与
本文を読む安倍内閣の支持率はなぜ高いのか(10) ― 「死の商人」を歓迎する日本は嘲笑の的なのに ―
著者: 半澤健市ドナルド・トランプ米大統領は訪亜外交の途次にある(2017/11/12現在)。 大統領選挙以来、トランプは商売人で、政治も「ディール(取引)」だと考えていると報 道されてきた。その通りだった。 《死の商人としてのトラン
本文を読む海峡両岸論 第84号 2017.11.12発行 - 中台の現状維持はいつまで続くのか 習近平も描けない統一時間表 -
著者: 岡田 充中国共産党の第19回党大会(10月18-24日)で、習近平総書記(写真 10月26日付人民日報一面)は、建国百年を迎える今世紀半ば(2049年)に、中国を「世界トップレベルの総合力と国際的影響力を持つ強国」にする野心
本文を読むロシア革命100年から何を学ぶのか (2)
著者: 盛田常夫忘れ去られる「パラダイム転換」 今、ハンガリーのみならず、チェコでもポーランドでも、民族主義的な政策を掲げる政党が政府を構成している。政治家のみならず、ほとんどの経済学者も、もう体制転換がどのようなパラダイム転換を課題
本文を読む自公政権「圧勝」の先にあるもの
著者: 小川 洋「若い根っこの会」という組織をご存知だろうか。1959年に発足して最盛期には3万人以上の会員を抱えて活発に活動をしていた。しかし現在では高齢者の間でも、「そう言えば」程度でしか記憶されていない。50年代後半から60年代
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】234 バルセロナとマドリッドでスーパービッグ・デモ!
著者: 平田伊都子2017年11月11日、カタルーニャ前閣僚8人の釈放とベルギー滞在中のプチデモン前カタルーニャ州知事以下5人に対する逮捕命令に抗議し、スペインのバルセロナで75万人のカタルーニヤ住民が、スペイン・マドリッド中央政府に
本文を読む(書評)堀利和編著:「私たちの津久井やまゆり園事件 ― 障害者とともに<共生社会>の明日へ」(社会評論社)を読んで
著者: 山本勝美「これは大変な力作! 入所施設から共生社会への第一歩として」 <入所施設の凄まじさに思わず息を呑む> 一読して、なんと重みのある本だろうと思った。70年代を彷彿とさせる堀さんのプロローグ、「母よ、殺すな!」との青い芝の糾
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(173)
著者: 本間宗究(本間裕)時空の歪みと重力波 今年度の「ノーベル物理学賞」は、「重力波を検証した三人」が受賞したが、この理論は、「自然科学」のみならず、「社会科学」でも応用可能なようにも感じている。つまり、「1916年」に「ニュートン」が提唱した
本文を読む宗教と性的搾取と男性優位社会
著者: 野上俊明イラワジ紙がしばらくの低迷(?)から脱し、息を吹き返したようにミャンマーではタブーに属する問題に切り込んでいます。イラワジ紙記者二人とフェミニズム活動家の鼎談で、宗教と性というデリケートな問題を扱っています(11/11
本文を読むロシア革命100年から何を学ぶのか
著者: 盛田常夫ロシア革命から100年の時間が経過した。ソ連社会主義はおよそ70年、中・東欧の社会主義はおよそ40年時間を経て自己崩壊した。20世紀におけるロシアと中・東欧の社会主義実験から何を学ぶことができるのか、それとも学ぶことは
本文を読む11・25 土に聞く――震災後の「東北」の農業の課題
著者: 平山 昇NHKの「クローズアップ現代+」に「香害」被害者たちが憤っています シリーズ「香害」 第3回
著者: 岡田幹治10月25日に放送されたNHK「クローズアップ現代+(プラス)」の「気にしすぎ!? 相次ぐにおいトラブル」に対し、「香害」被害者たち(香りつき商品の成分で様々な健康被害を受けた人たち)から「ひどい内容だ。番組のせいで私た
本文を読むロヒンギャ危機に潮目の変化か、イラワジ紙が社説 - 政府の責任で、安全な帰還と市民権を保障せよ -
著者: 野上俊明国連安全保障理事会は6日、ロヒンギャ難民問題について、ミャンマー政府に同州で行き過ぎた軍事力使用を抑制することを求める議長声明をまとめました。安保理は情勢を注視し続け、事務総長が30日後に現状報告するとしています。中国
本文を読む習近平思想とは何か
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(240)―― 中国共産党第19回大会が終った。 習近平総書記(国家主席)は18日の報告で、「中国の特色ある社会主義は新時代に入った」と宣言し、3年後の2020年には「小康(ややゆとりのある)社会」を実
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