7月に発生した変化 「暦の観点」からは、「2017年4月」から「2018年1月」までの「10ヶ月間」が、「人々の意識や認識が、大きく転換する期間」を想定しており、また、「7月」については、「年と月と日の全てが丁となる時期
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
ファシズムは死語になったのか(6) ―それは何色の服を着てくるのか―
著者: 半澤健市関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式は、毎年9月1日に墨田区の都立横網町公園で行われる。小池百合子都知事は、今年からその式典への追悼文の送付をやめた(『東京新聞』、2017年8月24日)。 《歴史をゆがめるのはだれか》 石原慎
本文を読む錦織選手の再起を祈る
著者: 盛田常夫手首の腱の部分切断はテニス選手にとって、致命的な怪我である。 錦織選手より1歳年上のデル・ポトロ選手は、2009年に弱冠20歳でフェデラーを破り全米オープンのタイトルを獲得した。この試合に負けたフェデラーが涙を流したの
本文を読む民進党代表選挙に望むこと
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(233)―― 民進党の代表選挙がはじまった。だが、8月22日の共同記者会見はあまりぱっとしなかった。 枝野、前原両氏とも自民党とここが違うというところをどーんと前面に出して論戦するという姿勢がなかった
本文を読むニュースの三角測量
著者: 村上良太「ニュースの三角測量」という一文を書いたのは今から3年半前になります。ニュースを1国の新聞だけでなく、2か国の新聞だけでもなく、もう1つ加えて最低3か国の新聞で読むことのメリットを書いたものでした。「ニュースの三角測
本文を読む意外な落とし穴? 中印国共の緊張―正念場の習近平(4)
著者: 田畑光永新・管見中国(29) 今回は習近平における外交を考えてみたい。習近平もわが安倍首相に劣らず外国にはよく出かける首脳の1人だ。それについて私はつねづね不思議に思っていることがある。 習近平が出かけた先で会うのは、大統領と
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】222 TICADに西サハラが参加!
著者: 平田伊都子「モザンビークで開かれたアフリカ開発会議(TICAD)閣僚級会合の会場で24日夜(日本時間25日未明)、議長国の日本が招いていない西サハラの関係者が強引に会場に入ろうとし、西サハラと対立するモロッコの出席者と小競り合いと
本文を読む中国にも「正論」はある、ただ民衆のものになっていないだけだ
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(232)―― はじめに 中国では人文系社会科学系の学者は、たいてい中国共産党の召使にされてしまいました。それでも骨のある人はいます。「物言う経営者」として著名な大手不動産会社の任志強が「(メディアが党
本文を読むクルド人国家独立への住民投票迫る(下) 自治区首都アルビルで交渉つづく
著者: 坂井定雄クルディスタン(クルド人の主な居住地域―英語版ウイキペディアから) イラクのクルド人自治区政府が9月25日に予定している、独立の可否を問うクルド人住民投票についてのイラク政府・与党と自治区政府代表団の交渉は、14日から2
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】221 西サハラ難民キャンプに行ってきました
著者: 平田伊都子成田を出たのが8月13日22時。 格安エメレーツ航空機のエコノミークラスは、お盆休みと重なり息苦しく満席でした。 飛行時間10時間40分で、乗り継ぎのハブ空港ドバイに着陸し5時間待たされ、さらに7時間機内席に張り付けら
本文を読む安倍政権の危うい大学入試「改革」 -センター試験後の大学入試-
著者: 小川 洋はじめに 第2次安倍政権下の大学入試改革は、13年秋の教育再生実行会議の提言から始まった。その後、元慶応大学塾長の安西祐一郎氏を長とする中央教育審議会(中教審)に移され、一年余りの審議を経て14年末に最終答申が出された
本文を読むタケシ風パロディ: どこへ消えたアベノミクス
著者: 盛田常夫オイラには経済学の知識なんてないけどさ、最近はアベノミクスっていう言葉が聞かれないね。安倍内閣の凋落とともに、アベノミクスも失墜したのかね。日銀がお金を市中にどんどん供給すれば、世の中の景気が良くなるってことだったけどさ
本文を読むファシズムは死語になったのか(5) ― 大岡昇平の戦争論を読む ―
著者: 半澤健市敗戦記念日に、先達の戦争論を読んだ。作家大岡昇平(1909~1987)の『証言その時々』(講談社学術文庫・2014年、親本は筑摩書房・1987年)である。「蘆溝橋前夜から今日に到る、私の戦争に関する意見の、ほとんど全部
本文を読む議員の外国視察旅行について
著者: 村上良太各地の議員たちが議会のない期間に外国などに視察旅行を行うことがあり、以前からよく挙げられている批判は視察とは名ばかりの税金を使った単なる海外旅行ではないか、というものだ。最近、その実態を示す映像記録が民放で放送されて
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(165)
著者: 本間宗究(本間裕)ニュートンの閃き 「万有引力の法則」を発見した「アイザック・ニュートン」は、「リンゴが木から落ちる様子を見たことが、発見のきっかけだった」と伝えられているが、この点については、より詳しい解説が必要なようである。具体的には
本文を読む「日本人は歴史に学べ」 - 作家の半藤一利さん、終戦記念日に語る -
著者: 岩垂 弘「過ちを繰り返さないために、日本人は歴史に学ばなくてはいけない」。昭和史研究の第一人者とされる作家の半藤一利さん(87歳)が、73回目の終戦記念日の8月15日、東京・池袋の映画館であった、自作の『日本のいちばん長い日』に
本文を読む21世紀におけるマルクス 2017年『資本論』150年記念シンポジウム
著者: 河村哲二関係学会合同企画「21世紀におけるマルクス」の一環として、『資本論』第1巻刊行150周年記念にあたり、21世紀におけるK.マルクスの理論体系の意義と課題を、『資本論』体系を焦点にして、経済理論・学史・思想・歴史・現実分析
本文を読む沖縄の誇りと自立を愛する皆さまへ 第44号 河野元衆院議長 憤怒のインタビュー 沖縄の基地と憲法外交で安倍批判
著者: 河野道夫2017年8月15日 国際法市民研究会 自民党総裁や外務大臣などを歴任後、2003年から政界を引退する09年まで、衆院議長を務めた河野洋平氏(1937生)は、「神奈川新聞」2017年8月15日号の終戦記念特集に向けたイ
本文を読むクルド人国家独立への住民投票迫る - モスル解放と難民支援で自信深めた自治政府 -
著者: 坂井定雄イラクのクルド人自治区政府が9月25日に設定している、クルド人国家樹立の是非を問う住民投票が迫ってきた。自治区の独立に反対してきたイラク政府は住民投票自体に反対、クルド人が少数ながら国民の一部を占めるトルコ、イラン、シリ
本文を読む第152回ラテンアメリカ探訪(旧メキシコ学勉強会)のお知らせ メキシコ麻薬戦争・3万人の行方不明者たち――自らの手で家族を探す人々
著者: 土方美雄メキシコ麻薬戦争・3万人の行方不明者たち――自らの手で家族を探す人々 2006年12月、当時のカルデロン大統領によって、いわゆる「麻薬戦争」が開始されてから11年近く。その間メキシコでは殺人被害者は20万人を超え、3万人
本文を読む軍国日本に戻らないように、「平和の道徳的優越性」をあくまで掲げて!
著者: 加藤哲郎2017.8.15◆久しぶりの日本での8月15日、「終戦記念日」の日付が正しいかどうかは別として、 今日に至る日本の歴史を直視する、絶好の機会です。お盆休みでメディア労働者に休暇を保証するためもあるのでしょうか、テレビで
本文を読む似非毛沢東への道
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(231)―― この秋の中国共産党19回大会の最大の見どころは、党規約が改定され、毛沢東以来の党主席制が復活して習近平がその座にすわれるかどうかである。 毛沢東の専制政治がいくたびもの悲劇を生んだ反省と
本文を読む世界各地では原発廃炉盛ん - 脱原発の潮流 逆行する日本の原発再稼働 -
著者: 隅井孝雄BSのワールド・ニュースを見ていたら、F2(フランスのテレビチャンネル)で、「(フランスは)2015年までに原発17基を閉鎖することを検討している」とのニュース(7/11)に接した。これまで私は、フランスは原発大国だと
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(164)
著者: 本間宗究(本間裕)中国の夢と上海協力機構 「6月9日の産経新聞」で、「上海協力機構(SCO)へ、インドとパキスタンの加盟が承認された」という記事が掲載されたが、海外の識者は、この点に、大きな注目をしているようである。具体的には、私自身も、
本文を読む佐川国税庁長官、この声届けます~怒りを署名に!
著者: 内野 光子トカゲでいうとどの辺りになるのだろうか。森友問題で、籠池夫妻は、いま勾留中で取り調べを受けています。まさに、トカゲのしっぽ切りです。籠池夫妻周辺の国有財産値引きや補助金取得には相当強引な手法が展開されていたことは、彼ら自
本文を読む「習近平思想」ってなんだ? ―正念場の習近平 3
著者: 田畑光永新・管見中国(28) この秋の中国共産党全国大会(第19全大会)で自身を毛沢東、鄧小平に直接連なる、つまり江沢民、胡錦涛というつなぎの指導者の3人目ではない、終身的な指導者に位置づけようとする習近平の動きを、これまでイ
本文を読む海峡両岸論 第81号 2017.08.11発行 - 偶発事件をこじらせた処理 全ては中国漁船衝突に始まる -
著者: 岡田 充尖閣諸島(中国名:釣魚島)3島の「国有化」から9月で丸5年。領土問題は日中関係のトゲとなり国交正常化以来、最悪の状況が続いてきた。ここにきて「一帯一路」構想への協力を糸口に、ようやく改善に向け双方の呼吸が合
本文を読む安倍内閣の支持率はなぜ高いのか(9) ― 「受け皿」論は序の口である ―
著者: 半澤健市《まだ「高い」と言っているのか》 「安倍内閣の支持率はなぜ高いのか」の続きはどうした。読者にそう言われた。 最近の調査で安倍晋三内閣の支持率は暴落しているではないか。 たしかに、2017年8月3日の内閣改造後、支持率は
本文を読む雑感とお知らせ(ファシストの責任逃れを許すな!)
著者: 加藤哲郎2017.8.7 これまでこの季節は、たいてい海外調査でしたが、久しぶりの日本の夏なので、雑感とお知らせ。安倍内閣の改造は、危機管理であると共に危機回避で、案の定、軒並み内閣支持率は3割~4割に戻しました。但し、不支持
本文を読む中国人の批判精神は健全である
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(230)―― 中国では、近頃次期国務院総理候補だった重慶市の中国共産党書記・孫政才氏が罷免されました。代って重慶市党委書記となった陳敏爾氏、すでにその職に就いた蔡奇・北京市党委書記、応勇・上海市長らは
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