akiyoshiの執筆一覧

■短信■ あなたは、戦争があるこの世界でいいんですか?  東京都多摩市が第33回平和展

著者: 「リベラル21」

 東京都多摩市が、以下の趣旨で第33回平和展を開きます。 「あなたは、戦争があるこの世界でいいんですか?」 これは、多摩市子ども被爆地派遣事業歴代派遣員である高校生が考えた、今回の平和展のキャッチフレーズです。皆さんは、

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中国の中央アジア進出とそれがもたらす課題について —―八ヶ岳山麓から(479)—―

著者: 阿部治平 

はじめに  中国の習近平国家主席は、昨年の「中国・中央アジア会議」に引き続いて、この7月2日、カザフスタンでの「上海協力機構」の首脳会議に出席した。岸田文雄首相は、中国と張り合って中央アジア訪問を計画したのに、8日の日向

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ハンガリーの五輪メダル賞金と年金事情  日本もアマ選手には年金を

著者: 盛田常夫

 ハンガリーのパリ五輪報奨金は前回の東京五輪の時の10%増しと決められました。今次のメダル獲得者と入賞者(8位まで)の報奨金は以下の通りです。    金メダル       5500万Ft(フォリント・1人当たり)    

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「核なき世界」へつづく苦闘 「8.6」79周年のヒロシマ

著者: 小田川 興 

 8月6日午前8時前。広島平和記念公園での原爆被爆79周年を迎えた平和記念式典の受付では手荷物検査が行われ、筆者もリュックの中身を開けるように指示され、水を入れたペットボトルも「一口飲んでください」。「合格」で幅2センチ

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石田隆至:日中友好に後ろ向きの社会で、平和の片鱗を見いだすー秋田県大館市の「中国人殉難者慰霊式」参加レポート(月刊『日本の進路』より転載)Remembering the Chinese victims of forced labour by Japan: Visiting Hanaoka, Akita

著者: ピースフィロソフィー

6月末、日本の侵略戦争下で強制動員された中国人の蜂起をきっかけに起こった大虐殺事件「花岡事件」(中国語では「花岡惨案」と言われる)の記憶行事に出席するため秋田の大館を訪問しました。案内してくれたのはこの歴史に詳しく、『新

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上映会『護られなかった者たちへ』2024.8.11(日) 18:45会場:小金井 宮地楽器ホール(小金井市民交流センター) 小ホール

著者: ミストラルジャパン/小金井に映画館をつくろう

上映後 瀬々敬久監督のトークあり 会場:小金井 宮地楽器ホール(小金井市民交流センター) 小ホール JR中央線 武蔵小金井駅南口1分 前売1,000円 当日1,300円(前売券は小金井 宮地楽器ホール 2F 事務所にて販

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被爆79年、核問題で市民と政府間に深い溝   広島市の平和宣言と首相挨拶に見る断絶

著者: 岩垂 弘

 「被爆79年」を迎えた広島市は8月6日、平和記念公園で恒例の平和記念式典を行った。ウクライナ戦争やイスラエル・パレスチナ紛争で核兵器が使われるのではないかという危機感が世界に広がる中での式典で約5万人が集まった。そこで

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英米は虐殺国家イスラエルの支援と長崎市への恫喝をやめろ!8.8大使館緊急抗議へ

著者: 杉原浩司

被爆自治体の決断によって、おぞましい二重基準を抱える大国の暴力が露わに なっています。それは、平和祈念式典の「ピースウォッシング」とも言うべき 側面をこれ以上ないほどに浮き彫りにしています。 私たちが今、歴史的な局面に立

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ローザ・ルクセンブルクの「社会主義的民主主義」論 新資料の紹介と解釈を中心に

著者: 赤海勇人

はじめに  本稿の主題は、1870年代初頭、当時帝政ロシアの支配下にあったポーランドの小都市ザモシチ(Zamość)で、ユダヤ系の家庭に生まれ、主にドイツとポーランドの社会民主党で活動したローザ・ルクセンブルクの「社会主

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〝赤旗発行の危機〟を訴える炎天下の党勢拡大運動は成果を挙げたか、党創立102周年の7月は〝目標水準〟を達成できなかった、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その31)

著者: 広原盛明

                「生命の危険に関わる暑さ」とNHK気象予報が厳重警告を発するなかで、共産党はこの間創立102周年を契機とする拡大運動を全党に呼びかけ、党員拡大と読者拡大を連日追求してきた。この拡大方針は、

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大田洋子の訴えに改めて目を向けよう  文学碑移設に伴う碑前祭へのメッセージ

著者: 岩垂 弘

 8月2日、広島市の中央公園内で、原爆投下直後の惨状を描いた小説『屍の街』で知られる被爆作家・大田洋子の文学碑前祭が、広島文学資料保全の会の主催で行われた。この文学碑は1978年に中央公園内に建てられたが、中央公園内にサ

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【超緊急】本日5日午後、広島市東京事務所への申し入れを追求します

著者: 杉原浩司

今頃になって、広島市に東京事務所があることに気付きました。 超緊急ながら本日8月5日(月)午前にアポイントを取り、15時をメドに「平和記 念式典」へのイスラエル招待の撤回を求める申し入れを追求します。 実現するかどうかは

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ささや句会 第105回  2024年6月20日 木曜日 

著者: 公子

兼題【鮎】 産土の水のにほひや鮎の籠                   丑山孝枝 青田風わが強情を剥がしゆく                  新海あぐり 幸せはメロンの果肉ひと掬い                  

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日米軍事一体化・指揮権を失っては、独立も失われる ――八ヶ岳山麓から(478)――

著者: 阿部治平 

  7月28日、上川陽子外相・木原稔防衛相と、アメリカのブリンケン国務長官・オースティン国防長官のいわゆる日米外相・防衛相会談(2+2)に関する発表があった。  アメリカ側は在日米軍司令部(横田基地)に新組織「統合軍司令

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物価高騰のために94%の人が節約を意識  日本生協連が組合員へアンケート

著者: 岩垂 弘

 2年前から、あらゆるものが値上がりを続けている。国民の生活に与える打撃も日毎に増す一方だ。このため、生協の全国組織である日本生活協同組合連合会(組合員3000万人)は、さる5月、物価高騰の影響についてアンケート調査を行

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水俣病が映す近現代史(10)大正デモクラシー

著者: 葛西伸夫

明治時代が終わると、社会全体に自由を求める傾向が強まり、様々な政治運動、社会運動、労働運動が全国に広がった。 野口や日窒をとりまく状況のなかでも、労働者や主婦や漁民のような「民衆」が自分の権利や自由を求めて様々な場面で異

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