渋谷正氏の廣松版批判。 廣松氏が問題を指摘し、アドラツキー版全盛という状況に風穴を開けた意義は、やっぱり大きいのでは? (「普及史」としては、「廣松版」と「問題の指摘」・ドイデの「位置づけ」の提起は、別問題。) 60年代
本文を読むsoumaの執筆一覧
エジプト革命(?_?)
著者: ブルマン!だよねチュニジァから発した反政府運動がまずはエジプトムバラク体制の打倒に帰結し、更にアルジェリアにも波及しているという。欧米・中東通じ、この事態に対する受け止め方は概して好意的ではあるが、その中にあって沈黙を守って態度決定に
本文を読む「扶桑社教科書批判で免職」取り消し裁判、東京高裁裁判官の最高傑作「表現」のご紹介!
著者: 増田都子10日に東京高裁第2民事部裁判官(大橋寛明ら)の判決作文について、傑作部分を少々ご紹介しましたが、あの日は、あれで眠くなってしまい力尽きてしまいました。その後、最高傑作部分(笑)が、まだあったのに気がつきましたので、ご
本文を読むアラブ世界の構造について ② 独裁と民主のハイブリッド体制の行方
著者: 浅川 修史1 エジプト「革命」の遠因を探る ソ連に見切り、1978年の大転換 エジプト、シリア、リビア、イラクなどアラブ民族主義・社会主義運動は東西冷戦構造下東側に組み込まれていた。これらの国の武器のほとんどソ連製であり、ソ
本文を読むエジプトの事態、「米国の計算は少しずれた」?ーむしろ計算通りではないか。
著者: 安東次郎この「交流の広場」で<なんちゃっておじさん>が、<だが軍隊の司令官会議にはムバラクの腹心で、副大統領になったばかりのスレイマンの姿はなかった。米国の計算は少しずれたのだろうか?>といわれています。 しかしオバマ政権は、
本文を読む「情報公開(『知る権利』)」をめぐる重大な裁判 沖縄密約開示・控訴審の行方に注目
著者: 池田龍夫外務省は2010年12月22日、1972年の沖縄返還交渉などに関する291冊の外交文書を公開した。今回明らかになった文書は「①琉球政府主席公選の裏工作(1968年)②沖縄返還時の米軍用地の原状回復などをめぐる密約(69
本文を読むアラブ世界の構造について ① 世俗派とイスラーム復興
著者: 浅川 修史1 1967年にはナセルを支持した民衆、現在となにが違うのか 1967年の第3次中東戦争でエジプトはイスラエルに惨敗する。ナセル・エジプト大統領は責任をとって辞任を表明した。「ナセル辞めるな」。大規模な民衆デモがナ
本文を読む「扶桑社教科書批判で不当免職」取り消し裁判の「国際的に恥を晒す」行政のイヌ判決!?
著者: 増田都子本日[10日]13:10、件名の控訴審判決がありました。 東京高裁民事第2部の裁判官、大橋寛明、川口代志子、佐久間政和による判決文は、「よくもまぁ、そこまで『行政のイヌ』になり切って恥ずかしくないものだなぁ…」と舌
本文を読む『小沢問題』とは何なのか?―岩上安身氏による郷原信郎氏へのインタビューを見て
著者: 安東次郎「小沢は水谷建設からの闇献金を受け取った」というのが、『小沢の犯罪』の中身であるはずだったが、(検審議決をうけての)1月31日の起訴の内容では、『期ズレ』だけが「罪状」となっている。この罪状で、大騒ぎをするのなら、多くの
本文を読む2/12学習会案内と2/9よせあつめ400号お祝い会の報告です
著者: たんぽぽ舎◆◆◇2つのお知らせ◇◆◆ 1.たんぽぽ舎も参加-協力している「反原発自治体議員連盟(準)」等の主催に よる2月12日(土)学習会のお誘いです。 柳田 真 イ.2月12日(土)夕方のお誘い…18
本文を読む今、日本の政治に問われているものは何か(七)、(六)、・・・(壱)
著者: 三上 治今、日本の政治に問われているものは何か(七) 2月10日 『名古屋発どえりゃあ革命!』という本がある。河村たかしが選挙向けに緊急に出したものである。革命かどうか
本文を読む映画「ソーシャル・ネットワーク」とビルダーバーグ会議
著者: 中田安彦アルルの男・ヒロシです。ますますこのブログを更新しなくなった今日この頃ですがいかがお過ごしですか? 今日はハリウッド映画「ソーシャル・ネットワーク」を見た。この映画は世界権力者やパワーエリート研究の視点から見るときわめて
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「エジプト・東アジア共同体・美狗・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部エジプト 現在スレイマン副大統領中心に統制。スレイマン、イスラエルと極めて緊密と英テレグラフ紙報道:ウィキリーク資料に基づけば、スレイマンは日々イスラエル政府とホットラインで話す長年にわたりイスラエルのお気に入り。スレイ
本文を読む「中立性」という反動イデオロギー
著者: 宇井 宙昨年暮れ、憲法学者の小林直樹氏が40年以上前に書かれた論説「政治的中立ということ――教育と裁判への政治侵入――」(『世界』1970年9月号)を読む機会があった(「「司法の危機」から40年」https://chikyuz
本文を読む2月4日にブリュッセルで何が起きたのか──先週の新聞から(15)
著者: 脇野町善造普段は経済紙としての日経は読まない。しかし、どうにも気になり、2月5日の日経を読んだ。気になった理由は、2月4日にブリュッセルで行われたEU首脳会議のことを伝えたこの日の朝日新聞がエジプト問題のことにしか触れていなかっ
本文を読む2/23「君はなぜ戦争に行った」上映会@品川きゅりあん
著者: 加納アメリカ軍元兵士イラク帰還兵のブライアン・キャスラーさんのイラクでの体験 や沖縄基地への思いを収録した映像の上映会を行います。 「基地は他国の侵略の象徴であり、アメリカとアメリカ軍を儲けさせるビジネス だ」「貧困の徴兵制
本文を読む2/17「原発の海外輸出~その問題点~」いろりばた学習会のご案内
著者: たんぽぽ舎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 《環境と原発問題の学習会『第155回いろりばた会議』のご案内》 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■テーマ 『原発の海外輸出~
本文を読む『労働情報』809号のご紹介です(2月10日発売)。
著者: 『労働情報』 浅井真由美『労働情報』編集部の浅井真由美です。 □■ 2011年2月1日号 目次 ■□ ●時評自評 第二幕へ向かう中国の労働運動 ……石井 知章(明治大学商学部教授) ●時評自評 農業対策だけで済まないTPP ……市村
本文を読むイスラーム原理主義の元祖 ムスリム同胞団の実態と実力
著者: 浅川 修史混迷するエジプト「革命」。1981年以来,政権の座にいるムバラク大統領の退陣も近いと予想されている。ムバラク大統領が後継者と希望するスレイマン副大統領がすんなり政権を継承できる情勢でもない。「ツイッター大統領」と呼ばれ
本文を読む「権」と「利」と「理」――権利の3要素
著者: 宇井 宙はじめに 遅ればせながら、松野町夫氏の「権利と right -権利は「権理」としたほうがよい-」を拝読しました。私は20年ほど前、大学のある授業で、「「権利」という訳語は「権理」と訳すべきだった」という話を聞いたことが
本文を読む「市民」とは誰か
著者: 宇井 宙山口二郎氏が2月6日付東京新聞「本音のコラム」で、東京都知事選について書いている。その中で、共産党が小池晃前参院議員の擁立を決めたことについて、「その立派な人柄は私も知っている。その小池さんには失礼な話で恐縮だが、ちょ
本文を読む2月10日、変革のアソシエ・近現代史講座「冷戦後の世界と日本」のご案内
著者: 増田都子件名、第9回講座を以下のように行います! ご都合のつく方は、どうぞ、ご参加ください。 実は、この日、先日ご案内しました私の「不当免職取り消し」請求裁判の控訴審判決が午後1:10に出ます。この講座の日の方が一年前に
本文を読む米国で排出権取引所が頓挫
著者: とら猫イーチ時事通信(2/1)によれば、「米シカゴ気候取引所(CCX)は31日、市場での温室効果ガスの排出量取引(キャップ・アンド・トレード、C&T)を終了した。」とのことです。http://www.jiji.com/jc/zc?
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「TPPと菅首相・エジプト・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部TPPと菅首相 「小泉純一郎氏もこれほど大胆な改革を試みなかった」!。国内でほぼ死に体に近い菅総理をエコノミスト誌絶賛。逆に何故絶賛されるかを日本国民真剣に考える時。五日日経「英エコノミスト誌菅首相のTPP参加方針を評価
本文を読むエジプト「革命」でイスラエルは四面楚歌へ フツペ(ごうまんさ)を見直すとき
著者: 浅川修史中世、欧州のユダヤ人が使用した共通言語がイディッシュ語である。日本人にもおなじみのミュージカル&映画「屋根の上のヴァイオリン弾き」のユダヤ人家族が使用していた言語、カール・マルクスの母親が家庭で使用していた言語ということ
本文を読む2月10日「『扶桑社教科書批判で免職』取り消し請求」裁判判決、傍聴のお願い&団体署名お礼(追加)
著者: 増田都子前回もお知らせしましたが、件名裁判の控訴審判決が ●2月10日((木)13:10~東京高裁822号法廷で出されます。東京高裁民事第2部の裁判官が、歴史常識&常識的日本語読解能力を保有していれば、行政のイヌになり切ったよ
本文を読む1/28反原発自治体議員連盟(準)結成の報告です
著者: たんぽぽ舎たんぽぽ舎も参加-協力している「原発反対自治体議員連盟(準)」が 結成されました。その要旨の報告です。柳田 真 反原発自治体議員連盟(準)が誕生! 盛況。内容豊富な各地域報告・ 1
本文を読むright と rex
著者: マルタのめだか「right をどう訳すべきか」はともかく、以下は「rightの元々の意味はなにか」の話。 こういうのは、素人にはなかなか解らないんだけど、rightに関しては、バンヴェニストの「インド=ヨーロッパ諸制度語彙集」(翻訳
本文を読む中国問題とダボス会議の「悪趣味」──先週の新聞から(14)
著者: 脇野町善造1月22日付けのEconomist に、「中国人民元:小説よりも奇なり」という記事が掲載された。内容自体はそんなに興味のあるものではないが、このなかで、1月16日のWall Street Journal(WSJ)(とワ
本文を読むオバマと「ムスリム同胞団」
著者: 安東次郎なにやら「アメリカ右派」のアジテーションのような題目だが、もちろんそんな話ではない。 エジプト情勢は日々急展開しているが、昨日の夜、二人の方からエジプト関連の話を伺った。一人は宗教問題専門家(A氏)、もう一人はエジプト人
本文を読む