評論・紹介・意見の執筆一覧

いま社会進出する女性たち、20年間の戦争死者は24万人 英BBCがまとめたアフガン戦争のデータから

著者: 坂井定雄

 8月末までに、米軍と同盟国軍は2001年9月から戦争を開始したアフガニスタンから、大使館警備など部隊など少数を残し全面撤退する。20年にわたるイスラム武装勢力タリバンとの戦争は終わった。この戦争は、アフガニスタンの国民

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1936年ベルリン大会の孫基禎と、TOKYO2020の張家朗(エドガー・チョン)を巡る事件 ー 歪んだ大国主義を映し出すオリンピック

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月1日)  8月である。平和を語るべき季だが、今年はコロナ禍と五輪禍の重なった特別の8月。猛暑も一入身に沁みる。  五輪禍とは、コロナ蔓延阻止に怠惰で、コロナ蔓延に手を貸している政権の姿勢を意味するだけでは

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希有・前代未聞のオリンピックが始まった

著者: 小原 紘

韓国通信NO674  感染症パンデミックと政治不信ただ中のオリンピック。開会式は現実と思えない異次元の世界。空しさとやるせなさが漂い正視に忍びないものだった。狂気の沙汰としか言いようがない。選手たちに悲劇を演じさせる主催

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コロナとオリンピックに隠れて~皇位継承、いつまでも結論が出せない政府

著者: 内野光子

 7月26日、オリンピックとコロナ感染拡大のニュースに隠れてしまったが、安定的な皇位継承を検討する政府の有識者会議が、皇族数の確保策としての二案を発表した。ことし3月から10回の会議を経て、女性皇族が結婚後も皇室に残る案

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検察はその威信をかけて、安倍晋三を徹底捜査し起訴せよ ー 国民世論は安倍晋三不起訴に納得していない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月31日)  ことあるごとに思い起こそう。忘れぬように繰り返そう。  モリ・カケ・桜・クロカワイ・アベノマスクにIR  ウソとゴマカシをもっぱらとし、政治を私物化した安倍晋三を忘れてはならない。度しがたい歴

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ジェノサイド(族戮)罪――多民族戦争を多面的に考察させない概念装置に堕落させない為に――

著者: 岩田昌征

 2021年6月8日から10日、セルビアの日刊紙『ポリティカ』の主要記事は、旧ユーゴスラヴィア多民族戦争のBiH(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)段階、すなわちボスニア戦争(1992年4月-1995年9月)の最終局面、199

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東京「君が代」裁判・第5次訴訟始まる ー 何が争われているのか

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月29日)  本日、東京「君が代」裁判・第5次訴訟の第1回口頭弁論があった。  石原慎太郎都政時代に発出された、悪名高い「10・23通達」以来18年余にもなる。以来今日までこの通達にもとづいて、都立学校の入

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独裁政権と盗聴 ― 盗聴アプリ「ペガサス」事件の続報

著者: 盛田常夫

 ハンガリーのフィデス(Fidesz・ハンガリー市民同盟)政権には「人権侵害」という観念が完全に抜け落ちている。国際的な事件を「国際ヒステリー」(グヤシュ官房長官)と断罪し、一切の言い訳はしない方針のようである。オルバン

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands/7月28日 添付1点  コロナ拡大の現状と病理 速報

著者: 江口千春

東京のコロナ感染拡大 今日、3,000人超に。どうなるのでしょう?私も不安です。 現状に向き合うために、東京と沖縄の状況を伝える記事も見、事態をとらえる柳田邦男氏の見方をピックアップしてみました。いかがお感じでしょうか。

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被爆76周年を迎える広島・長崎 ー コロナ禍で今夏も催しは規模縮小かオンライン

著者: 岩垂 弘

今年も「広島原爆の日」(8月6日)、「長崎原爆の日」(8月9日)が近づいた。今年は広島、長崎 両市とも被爆から76年にあたり、両市をはじめ平和団体や市民団体が恒例の催しを計画しているが、新型コロナウイルスの感染拡大が止ま

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NHK経営委員会は、今にしてなお、情報公開制度の趣旨をまったく理解していない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月27日)  昨日(7月26日)の毎日新聞8面に、青島顕記者の[NHK経営委の議事録]についての解説記事。「全面開示まで2年も」「第三者機関答申 一時ほご」の見出しが付けられている。「ほご」は、「反故(ない

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広がる盗聴スキャンダル(ハンガリー) ー切り抜けられるかオルバン政権

著者: 盛田常夫

 ハンガリーでは先週末も、官房長官の記者会見で、イスラエル製盗聴ソフト「ペガサス」にかかわるスキャンダルにかんする質問が相次いだ。このソフトウェアを購入したのは、現在明らかになっているところ、ヨーロッパではハンガリーだけ

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】434  ペガサス・スパイウェア

著者: 平田伊都子

 お宅の携帯やパソコンに、何者かが侵入していませんか?  筆者の携帯番号やメールアドレスがモロッコに漏れていると、西サハラ難民政府から注意されたのは2014年11月20日のことでした。   イスラエルの諜報活動や監視シス

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岡まさはる記念長崎平和資料館会報より転載「李鶴来(イハンネ)さんの死去のニュースを聞いて」(園田尚弘)

著者: ピースフィロソフィー

東京オリンピックの演出を担当していた人が、過去にナチスによるホロコーストの歴史をネタにしていたということが発覚してオリンピック開幕直前に解任されたということを聞いて、私は当然だと思いながらも、複雑な感情を持たざるを得なか

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オリンピックの非人間性と、自分をもたないアスリートの悲劇

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月25日)  私は小学2年生から4年生までを、清水市立駒越小学校に通った。戦後間もなくの1951年4月から54年3月までのこと。この地は富士がよく見え、三保の松原にほど近い風光明媚なところ。当時は田舎で、周

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東京オリンピック開会強行の日の違和感の数々

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月24日)  パンデミック下の東京オリンピックの開会強行は、1941年12月8日の開戦に似ているのではないか。あの日醒めた眼をもっていた国民の気持を擬似体験している印象がある。国家というものは、ホントにやっ

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感染症の黒世界史に、731部隊・オウム真理教に続き刻まれる、感染拡大オリンピック? 2

著者: 加藤哲郎

 2021.7.23 穴だらけのバブルと、傷だらけの演出と、呪われた復興ブルーインパルス。   (写真左)安倍首相、ブルーインパルス731号乗り込み上機嫌(2013年5月12日午後、宮城県東松島航空自衛隊震災復

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DHC吉田嘉明の姑息なヘイトコメントへの「謝罪」 ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第194弾

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月23日) 昨日(7月22日)、毎日新聞(デジタル)が久々にDHCを記事にした。東京オリンピック直前のタイミングに、いま日本が直面している数々の問題を考えさせる恰好の素材を提供するものとなっている。 DHC

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政府が野党指導者や記者をスパイ? ―盗聴事件で揺れるハンガリー政界

著者: 盛田常夫

 先日来、イスラエルの民間企業NSOグループが開発した携帯電話を盗聴するマルウェア(ソフトウェア名「ペガサス」)が、野党の政治家やジャーナリスト、政府に反対する実業家などを標的に、多くの国で使われていることが国際問題化し

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands/◎オリンピック開会式を前に ほか

著者: 江口千春

◎オリンピック開会式を前に 何のための、誰のための五輪か?ますます問われています。 注目記事2点紹介させていただきます。 ☆「天の声」に翻弄された開会式…組織委関係者が語る「五輪の闇」「有力者が便宜を図った依頼は絶対。そ

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