評論・紹介・意見の執筆一覧

キャリア官僚が語る出世の極意 ー 飲み会と忖度の処世術

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月28日) 私が、いま巷の話題を独占している「時の人」、あの有名キャリア官僚。もと総務審議官で、首相秘書官の経歴もある。今は内閣広報官。有名になったら、ヤメロ、引っ込めという理不尽な声や、「続投はあり得ない

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ミャンマー情勢 血の弾圧迫る。全世界よ、注視し支援せよ!

著者: 野上俊明

 27日、全国各地で治安部隊が一段と攻勢に出て、デモや抗議集会の強制排除を進めた。このなかで北西部モンユワ市では、またしてもデモに参加していた女性が腹部に治安部隊の銃撃を受けて死亡した。いよいよ国軍は、88年の時と同様に

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2月23日「<歌会始>と天皇制」について、報告しました(4)

著者: 内野光子

7.平成の天皇夫妻の短歌における「平和祈念・慰霊」というメッセージ つぎの平成期の天皇夫妻の短歌を見ていきたいと思います。さきに、沖縄へのこだわりは強く、11回の訪問とともに、多くの短歌や「おことば」を残し、その背景につ

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2月23日「<歌会始>と天皇制」について、報告しました(3)

著者: 内野光子

6.天皇の短歌と現代の「歌会始」の推移  天皇の短歌と私たち国民との接点は、つぎのようにいくつかあります。 <天皇の短歌と国民との接点> ① 1月1日の新聞など:1年を振り返っての天皇、皇后の短歌の公表 ② 1月中旬の歌

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軍隊とは、本質的に民主主義の敵対物である。

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月26日) 1936年2月26日、東京は雪であったという。降雪を衝いて陸軍青年将校のクーデターが決行された。反乱軍は、首相官邸を襲撃し「君側の奸」とされた政府要人を殺害したが、陸軍上層部の同調を得られなかっ

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2月23日「<歌会始>と天皇制」について、報告しました(2)

著者: 内野光子

4.昭和天皇は、敗戦後、どんな短歌を詠んできたか さきに、昭和天皇の太平洋戦争開戦時と「終戦」時の二つの「聖断」にかかる短歌を紹介しました。「身はいかになるとも」の思いで終戦の決断を下したと言いますが、こうした短歌は、あ

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2月23日「<歌会始>と天皇制」について、報告しました(1)

著者: 内野光子

2月19日の当ブログに書きましたように、「女たちの戦争と平和資料館」(wam)主催の<天皇制を考える>シリーズの三回目として、西早稲田のAVACO教会の一室で開催されました。予約制で定員40人ほどの方が参加してくださいま

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「『違憲』が独り歩きしては困る」という産経「主張」の煩悶

著者: 澤藤統一郎

経「主張」の煩悶 (2021年2月25日) 昨日(2月24日)の最高裁大法廷判決。「那覇市・孔子廟事件」で、政教分離に関するやや厳格な判断を積み上げた。 那覇市の公園の一角に「孔子廟」がある。市は、相当の使用料月額48万

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この「会食首相」ありてこの「接待長男」あり、総務省接待漬けの構造と背景

著者: 広原盛明

 2021年2月23日、各紙朝刊には総務省接待関連の大見出しが躍った。「接待 総務省11人処分へ」「東北新社側との会食 13人計39回」「長男関与、首相おわび」「『接待づけ』疑惑噴出」「総務省幹部ら『利害関係者と思わず』

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「愛知県知事リコール・署名偽造事件」捜査の進展に注目。

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月24日) 「愛知県知事リコール・署名偽造事件」で、本日県警が初めて動きを見せた。各地の選管に保管されていた署名簿を押収したのだ。大きく動き出した事態を、朝日はこう伝えている。  《美容外科「高須クリニック

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天皇誕生日とは、天皇制に対する批判の信念を確認すべき日である。

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月23日) 本日は、まだ国民の意識に定着してはいないが、天皇(徳仁)の誕生日である。祝日法第2条には、「天皇誕生日 二月二十三日 天皇の誕生日を祝う。」と意味不明の文章がある。文意分明ではないが、少なくとも

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(296)

著者: 本間宗究(本間裕)

救いの確信 現在、いろいろな古典を読みながら、私自身の「心の座標軸」と「心の仮説」を検証している状況でもあるが、この点に関して重要なポイントは、「救いの確信」という言葉のようにも感じている。つまり、「お金があれば救われる

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2021.2.22 ̏ five two革命“のゼネストに突入!

著者: 野上俊明

 これほど情熱的な国民とは、と驚くほど全土の主要都市を埋め尽くす人、人、人である。22日午前中から、ヤンゴン、マンダレー、パテイン、タウンジー、トウングー、モーラミャイン、ダウェイ・・・、SNSとドローンというIT手段の

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在日韓国人評論家・鄭敬謨さんを偲ぶ 韓国民主化と南北統一に生涯を賭ける

著者: 岩垂 弘

 「一期一会」。2月17日付の新聞朝刊の訃報欄に目をやってとっさに脳裏に浮かんできたのは、この言葉だった。その訃報欄は、在日韓国人で評論家・統一運動家の鄭敬謨(チョン・ギョンモ)さんが、前日の16日に誤えん性肺炎のため9

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司法の二面性 ー「国民支配の道具としての一面」と、「権力を抑制して人権を擁護する一面」と。

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月19日) S君、長くお目にかからないが、久しぶりにご意見のメールをいただくと50年前の修習生時代を思い出す。真っ直ぐな問題提起の仕方に、つくづくと、人は変わらないものと思う。 弁護士生活50年を記念する出

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合法の装いで、スーチー国家顧問らの長期拘留ねらう 国内外の猛圧力で、クーデタ・レジーム打倒へ

著者: 野上俊明

 国軍はスーチー国家顧問を追起訴し、無期限の長期拘留によってNLDを孤立化させ反対運動を収束に向かわせようと企図。しかし全土に広がった反軍反クーデタ運動は、単一の司令塔によって指図されるものではなく、SNSを駆使した同時

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「デジタル改革関連法案」が指向する、監視社会化・管理社会化の危険を警戒しなければならない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月18日) 2月9日、政府は「デジタル庁設置法」を含む、「デジタル改革関連法案」を閣議決定し、同日衆院に提出した。典型的な束ね法案で、新設・改正の法案数は計64本に及ぶ。政府は、今国会で成立を図り、「デジタ

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】411 拷問地獄、占領下の西サハラ女性

著者: 平田伊都子

 モロッコ占領地・西サハラの監獄では、女性も男性と同様の酷い拷問を受けます。 ある意味、男女平等です。 そして、モロッコ占領特別警察による女性犠牲者事件が明るみに出たのも、男性犠牲者たちと同様に家族自身からの発信があった

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北海道銀行カーリングチームのなんとも爽やかなフェアプレイ。

著者: 澤藤統一郎 

(2021年2月16日) 私は、スポーツの観戦に興味がない。母校が出場した高校野球だけが例外だった。甲子園は同窓会の場でもあったから顔を出したが、それ以外にはスポーツ観戦の記憶がない。子供が幼いころ、アンドレア・ジャイア

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