評論・紹介・意見の執筆一覧

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(263)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融の戦国時代 「麒麟が来る」という大河ドラマを見るたびに、「400年サイクル」が脳裏に浮かんでくるが、具体的には、「応仁の乱(1467年-1477年)」が「明治維新(1868年)から西南戦争(1877年)」に相当し、ま

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河井夫妻起訴。公判では、その背後にある「真の主犯」の洗い出しを。

著者: 澤藤統一郎

(2020年7月8日) 本日(7月8日)、東京地検は河井克行・案里の夫妻を、東京地裁に起訴した。起訴罪名は、公職選挙法違反(運動員買収)である。 この二人に関しての運動員買収の構成要件は、「当選を得、若しくは得しめ(る)

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コロナとテレビニュース 20%越え リモートドラマも登場

著者: 隅井孝雄

 コロナロックダウンで、多くの国で人々は自宅にこもり情報を求めた。そのためテレビ報道は視聴率が上がったが、テレビスタッフ自体がコロナに感染する事例が出たため、番組編成、演出手法にも大きく変化した。 テレビが実践するソーシ

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ドイツ通信第157号  新型コロナ流行のなかでドイツはどう変わるのか(5)

著者: T・K生

テーマは「ドイツはどう変わるのか」ですから、そのへんの事情を私たちの身の回りの変化から少し書いていきます。 日常生活で「外出制限」期のスロー・テンポから抜け出せず、現在、周辺で進む再スタートの高速テンポに引き廻されていく

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■再開のための哲学  マチュー・ポット=ボンヌヴィル著「もう一度・・・やり直しのための思索」(Recommencer)

著者: 村上良太

 フランスの現代哲学者マチュー・ポット=ボンヌヴィル著「もう一度・・・やり直しのための思索」を4月末に翻訳出版した時、ちょうど新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の最中で、書店の多くが臨時休業、というような時期でした。売

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青山森人の東チモールだより…ポルトガル語が引き起こした国会“乱闘”

著者: 青山森人

非常事態宣言の解除 東チモールの新型コロナウィルス対策は、死者がゼロ、現在の感染患者もゼロ、という数字からだけでも胸を張れる成果を出したといっても過言ではないでしょう。三回目の非常事態宣言は6月26日から27日に日付がか

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】377 サラー 西サハラ難民アスリート ⑧サラーの記録映画

著者: 平田伊都子

 「僕は、象徴みたいな扱いをされるのが好きじゃない」と、サラーは様々なインタビューで繰り返しています。 サラーの最新記録映画でもその言葉を聞き、額面通りに受け取れない戸惑いを感じました。 シャイなのか?気取りなのか?、、

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改めて要求する。「森下俊三のNHK経営委員辞任」と「議事録の全面公開」を。

著者: 澤藤統一郎

(2020年7月6日) コロナ禍再び感染拡大の虞れの中、風雨激しきを衝いて、本日またまたNHK放送センターに出向いた。応接の経営委員会事務局職員に下記2通の要望書を提出し、趣旨を説明してきた。 要望書の一通は、NHKの在

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極右政治家が台頭する背景 2022年のマリーヌ・ルペン大統領、小池百合子首相の可能性

著者: 村上良太

  昨日の都知事選で右翼政治家の小池百合子現職が大差で再選を果たしたことは何を意味しているのでしょうか。筆者には日本の格差拡大と貧困化がついに長期安定軌道に突入したであろうことです。格差の拡大と貧困層の増大が極右政治家を

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嘆かわしや、「関弁連だより」にアパホテルの提灯記事。

著者: 澤藤統一郎

(2020年7月5日) 昨日(7月4日)のこと、東京弁護士会から会報「リブラ」が届いた。それに、6ページの「関弁連だより」が同封されている。これを見て驚いた。巻頭を飾っている記事が、どうみても「アパホテルの宣伝」なのだ。

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「自粛警察」を生みだしている、日本社会に深く伏在しているもの。

著者: 澤藤統一郎

(2020年7月4日) 私は、盛岡の生まれで、故郷岩手の事情は常に気にかかる。このところのコロナ禍では、東京の感染拡大を尻目に唯一「感染者ゼロ」を誇っている。とは言うものの、どうも「感染者ゼロ」の維持は目出度いだけのこと

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『法と民主主義』6月号(特集「新型コロナウイルス問題があぶり出したもの」)のお勧め

著者: 澤藤統一郎

(2020年7月3日) 日本民主法律家協会発行の『法と民主主義』6月号(6月29日発行・第549号)のご紹介とご注文のお願い。 5月号に引き続いての新型コロナ問題特集となっている。先月号の特集が「新型コロナウイルス問題を

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私の「コロナ自粛」報告(2) ―森本薫「女の一生」初稿版の衝撃―

著者: 半澤健市

 「女の一生」の初稿版の台本と公演録画を見る機会があった。 その経験は私の「女の一生」観に大きな見直しを迫った。 「女の一生」とはなにか。その概要を事典はこう書いている。 ■森本薫(もりもとかおる)の戯曲。5幕7場。19

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】376 サラー 西サハラ難民アスリート ⑦サハラマラソン

著者: 平田伊都子

 「フランスに亡命した2004年以降、モロッコは僕がモロッコ占領地・西サハラに帰郷することを一切禁じた。駄目となると、僕は、家族に会いたくてたまらなくなった。仲間の西サハラ人と、西サハラ訛りのアラビア語でお互いの苦労を笑

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人権侵害大国・中国を相手に、どのような「希望」を語れるだろうか。

著者: 澤藤統一郎

(2020年7月1日) 本日・7月1日は、香港がイギリスから中国に返還された日。アヘン戦争で中国から割譲された香港は、1997年の今日、今度は強引に中国に戻された。50年間(2047年まで)は、一国二制度で高度の自治を約

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在外国民の最高裁裁判官国民審査制限は違憲(東京高裁判決)

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月30日) 6月25日、東京高裁(阿部潤裁判長)が、「在外邦人の最高裁裁判官国民審査制限は違憲」という判断を含む判決を言い渡した。当事者は「勝訴」の二文字を掲げて、記者会見に臨んだ。もっとも、一審では認めら

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