評論・紹介・意見の執筆一覧

日韓関係、浅井基文氏の論文―圧倒的な説得力

著者: 坂井定雄

26日のリベラル21に書いた「唯一の隣国との友好関係を取り戻そう」を読んだ友人が、元広島平和研究所所長の浅井基文氏がご自身のWebサイトに掲載された論文を転送してくれた。圧倒的な説得力に納得し、もちろん同感した。「多くの

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「安倍改憲スケジュール断念」という当面の勝利。

著者: 澤藤統一郎

今朝(12月7日)の毎日朝刊が、大きく報道している。「改憲『20年施行』断念」「首相、任期中こだわらず」。  安倍晋三首相は憲法改正を巡り、自らが目指した「2020年改正憲法施行」を断念した。相次ぐ閣僚の辞任や首相主催の

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そりゃ出せません、「桜を見る会」の出席者名簿。出せる内容じゃありませんから。

著者: 澤藤統一郎

えっ? 「桜を見る会」の出席者名簿を出せって? 無理なこというなよ。常識で考えてもみたまえ。出せるわけがないだろう。政権批判の材料とするから出せっていう要求に、むざむざ、どうぞこの資料で存分に叩いてくださいって、そりゃあ

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中村哲(ペシャワール会)医師の訃報に接して

著者: 合澤 清

昨夜、中村哲さんがアフガニスタンで車ごと銃撃され死亡したとの訃報が入ってきた。 なんとも残念無念なことである。 一瞬、彼のあの穏やかな顔と、気負いも気取りもいささかも感じられない腰の低い、優しい人物像が頭をよぎった。 も

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ソンタルジャ監督の映画「巡礼の約束」を見る

著者: 宇波 彰

 去る2019年11月14日に,私はソンタルジャ監督の中国映画「巡礼の約束」(2018年)を試写で見た。この映画では、ソンタルジャ監督自身が主役の男を演じている。男には妻がいるが、彼女は前の夫と死に別れ、二度目の結婚であ

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“ローカリゼーション”広がる――「しあわせの経済」国際フォーラム報告<下> - アグロフォレストリー(森林農法)の成功 ―パレスチナ、タイ、メキシコの各地で -

著者: 伊藤三郎

本稿「上」の末尾に「若い人々の地方への回帰の傾向は、いまや世界史的な流れに」という、このフォーラムの主催者である文化人類学者、辻信一・明治学院大教員のコメントを紹介した。この国際会議「しあわせフォーラム」の創始者、言語学

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霜月15日、ポーランド国の首都ワルシャワの映画館にて米中協力米国映画「ミッドウェイ」を観る。

著者: 岩田昌征

 真珠湾大奇襲。ドゥリットル東京空襲、中国大陸に不時着した米航空兵は、日本軍双発陸上攻撃機が軍事目標不在の中国人村落民を機銃掃射するのを目撃する。ミッドウェイ海戦にて日本航空母艦を沈めた米軍飛行士が数人海上に漂流し、日本

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“ローカリゼーション”広がる―― 「しあわせの経済」国際フォーラム報告<上> - 世界が注目する自然との共生型生活―沖縄・西表島の「紅露(クール)工房」 -

著者: 伊藤三郎

世界を覆う「トランプの闇」の先を見据えて、ローカリゼーション(地方からの改革)のネットワークが広く静かに展開中 ― 先月の9,10両日、横浜市戸塚で開かれた『「しあわせの経済」国際フォーラム2019』(以下、「しあわせフ

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お江戸舟遊び瓦版711号/世界友愛フォーラム「環境と気候の非常事態宣言の急拡大と問題解決の地球共和主義」・孫崎享「軍事で日本の安全は確保できない」

著者: 中瀬勝義

世界友愛フォーラム(11月27日) 「 環境と気候の非常事態宣言の 急 拡大と問題解決の地球共和主義 」 討論会「政権構想の探求①」(11月24日) 孫崎亨(元外務省国際情報局長):「軍事で日本の安全は確保できない」 を

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(243)

著者: 本間宗究(本間裕)

「ドラえもん」と「のび太」の関係性 「自然科学」と「社会科学」の関係性を理解する時に、漫画の「ドラえもん」が参考になるものと考えている。具体的には、「ドラえもんの四次元ポケット」から出てくる「タケコプター」や「翻訳こんに

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改元、一連の行事はいつ終わるのか=その根源たる差別も続く

著者: 内野光子

昨年の5月、改元前後からの皇室行事は、いつ果てるともなく続いているかのような光景である。大嘗祭後に行われた4回の饗宴の儀、そして、続く伊勢神宮参拝・報告、奈良や京都の天皇陵参拝、そして京都では御所でのお茶会まで開いていた

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「法と民主主義」2019年11月号・特集「『表現の不自由展・その後』中止問題」購読のお願い

著者: 澤藤統一郎

「法と民主主義」2019年11月号【543号】が好評発売中である。 本号の特集は、「あいちトリエンナーレ 『表現の不自由展・その後』中止問題を考える」。この問題を考える上での基本論稿が並んでいる。 また、特集冒頭に前川喜

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崩壊する大学入試改革 - 記述問題をめぐって -

著者: 小川 洋

 現・高校2年生が受験する予定のセンター試験に代わる大学入学共通テスト(以下、共通テスト)が、収拾のつかない事態になっている。今回の「改革」の最大の柱は、民間英語検定の利用と記述式問題の国語と数学への導入の二つだった。英

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】347 体調不良のホルスト・ケーラー元国連個人特使、実は元気

著者: 平田伊都子

 2019年5月22日、当時の国連西サハラ事務総長個人特使で元ドイツ大統領ホルスト・ケーラー氏が突然、国連事務総長アントニオ・グテーレスに電話で、国連西サハラ事務総長個人特使からの辞任を伝えました。 ホルスト・ケーラー個

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アウンサン・スーチー国際司法裁判所へ、普遍的諸価値からの公然たる離反

著者: 野上俊明

 ロヒンギャ70万人のエクソダスを生み出したミャンマー・ラカイン州危機からまる2年、半世紀ぶりに成立した文民政府への幻滅とともに、以後アウンサン・スーチーやミャンマーという国は、われわれ国際社会の視野から遠ざかった感があ

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<歌壇>における「賞」の在り方~「ショウほど素敵な商売はない」?

著者: 内野光子

一九五〇年代に「ショウほど素敵な商売はない」という、マリリン・モンロー出演のアメリカのミュージカル映画があったらしい。見る機会もないままいまに至っているが~。 これまで私は、国の褒賞制度や栄典制度が、本来の学術・文芸の振

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改憲・軍拡・新自由主義路線開拓者中曽根康弘と、追随者安倍晋三。

著者: 澤藤統一郎

中曽根康弘が亡くなった。死者に対する辛辣な批評は慎みに欠けるものというのが通り相場。どうしても矛先鈍るものとならざるを得ない。が、この怯みに乗じられてはならない。 その思いは、昭和天皇(裕仁)の死に際しての、阿諛追従の氾

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