評論・紹介・意見の執筆一覧

緊急用能書だより20190726 福島県の検討委員会決定について みなさまへ

著者: 田島直樹

7月25日の新聞に、安倍晋三首相がハンセン病の患者家族の方々と官邸で面会し謝罪したことが,大きな写真入りで報じられていました。東京新聞の記事を一部引用しますと、 >首相は「本当に長い間、皆さまの大切な人生において大変な苦

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首相の、ハンセン病患者家族への面会謝罪を評価する

著者: 澤藤統一郎

首相・安倍晋三は、昨日(7月24日)官邸でハンセン病家族訴訟原告団と面会し謝罪した。この謝罪は、所詮は参院選対策、政治的打算のパフォーマンスとの醒めた批判もあるが、積極的に評価して良いと思う。  被害者に対する加害者の謝

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「偉大な国」とは「白人の国」 - トランプ発言で見えた大統領選「真の争点」 -

著者: 金子敦郎

 トランプ米大統領が野党民主党の非白人で女性の4議員に「元の国に帰れ」と迫った発言は、米国を分断する人種差別攻撃と世論の批判を浴び、下院は一部の与党共和党議員も加わって非難決議を採択した。だが、トランプ氏は全く臆すること

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【近況報告】宮崎早野論文に「倫理違反も研究不正もなかった」とした東大・医大の調査報告の調査不正の問題点&記者会見動画(柳原)

著者: 柳原敏夫

先週末の事件の報告です。 先月の福島県の「被ばくと小児甲状腺がんの関連性なし」の公表(健康被害を「なかったことにする」キャンペーン第1弾)に続いて、 昨年暮れ、伊達市民が東大と医大に申し立てていた宮崎早野論文の研究不正の

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「理不尽なことに怒ることを忘れた」 ― 有権者さんとの対話

著者: 澤藤統一郎

 ようやく探し当てました。アナタですよ。アナタが加重平均的有権者その人なんです。どうしてって? いろんな指標で国民の意見分布を数値化して、それぞれの中位点を見定める。数ある中位点群のちょうど重心に位置しているのがアナタ。

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近況報告&ご相談:オリンピック間近の総仕上げとして、被ばくによる健康被害は「なかったことにする」福島県の統計不正疑惑の報告書、これに代わるシンプルな解決策の提案(柳原)

著者: 柳原敏夫

*都合により掲載が大幅に遅れてしまいましたことを心よりお詫びいたします(編集部) 今週、私どもの裁判で山下俊一と鈴木眞一の証人喚問が内定するなど、福島の水面下で地殻変動の兆しが起きていることの報告とご相談です。 長ったら

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「政治家とは人々が政治を行うのを手助けする職業である」

著者: 村上良太

 今回の選挙で山本太郎氏を左派のポピュリストと言う人もいるようですが、筆者はそういう風に見ていません。欧州で筆者が最近、耳にした言葉を1つ挙げさせてください。それは現代の哲学者が政治について語った言葉です。  「政治家と

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国民の〝政治離れ〟が顕著になり、政党政治の劣化が進んでいる - 改憲勢力「3分の2割れ」をめぐる攻防 -

著者: 広原盛明

 2019年参院選の結果を見て思うことは、国民の〝政治離れ〟が顕著になり、政党政治の劣化が着実に進んでいることだ。何しろ全国の投票率が48.8%と50%を切り、戦後2番目の低投票率に落ち込んだのである。前回2016年参院

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】328 CAN(the African Cup of Nations)アフリカ大陸杯

著者: 平田伊都子

 7月18日金曜日正午、22回目の金曜デモで、アルジェリア首都アルジェはアルジェリア国旗で埋まりました。 そして一夜明けた7月19日のアルジェは、前日より何10倍ものアルジェリア国旗で溢れていました。 アルジェリアの政治

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青山森人の東チモールだより…せっかくの20周年記念というのに

著者: 青山森人

せっかくの20周年記念というのに…… じめじめと長引く政治対立のなかで 東チモールは南緯ひとケタ台の南半球に位置する国です。日本の夏は東チモールの冬、赤道近くの常夏の国とはいえ、いまは“冬”、乾燥気味のカラリとした過ごし

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参院選、自民の後退で、改憲には一応の歯止め。

著者: 澤藤統一郎

参院選が終わった。開票結果はけっして得心のいくものではない。祭りの後は大抵淋しいものだが、今回はまた一入。森友問題の追及にあれ程活躍した辰巳孝太郎(大阪選挙区)、弁護士として緻密な質疑を重ねてきた仁比聡平(比例区)両候補

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(230)

著者: 本間宗究(本間裕)

我思う、ゆえに我あり 1999年から始まった「日本の実質的なゼロ金利政策」は、現在、21年目を迎えているが、この原因については、400年ほど前に誕生した「二つの思想」にまで行きつくものと考えている。具体的には、「時は金な

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恐るべしレイシスト・トランプ。いや、本当に恐るべきはトランプ支持者なのだ。

著者: 澤藤統一郎

上西充子さんが上梓した「呪いの言葉の解きかた」が評判になっている。 「私たちの思考と行動は、無意識のうちに『呪いの言葉』に縛られている。そのことに気づき、意識的に『呪いの言葉』の呪縛の外に出よう。のびやかに呼吸ができる場

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警察は、安倍晋三の私兵になり下がってはならない。

著者: 澤藤統一郎

マッチは生活に必要な小物だが、芥川の言うとおり「重大に扱わないと危険」である。マッチすら危険なのだ。権力機構の実力組織としての警察の危険はその比ではない。 マッチ同様、警察は国民生活に必要で有益だから存在している。しかし

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『宮本三郎南方従軍画集』を推薦する藤田嗣治

著者: 内田 弘

[古書展目録を読む] 毎月、本稿筆者の自宅に数冊の古書展目録が郵送されてくる。東京中央線の高円寺の北口の右先にある西部古書会館、明治大学神田校舎の表通りを少し下がった所にある東京古書会館などで、週末に開催される古書展に出

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憲法擁護のお気持ちを、日本共産党と野党共闘候補へ。

著者: 澤藤統一郎

ご無沙汰をお詫びし、暑中お見舞い申しあげます。 いつになく梅雨寒の日が長く続きますが、既に季節は小暑。そして、七十二候では「蓮始開(はすはじめてひらく)」の侯となっています。このところ、朝の日課としている散策では、ようや

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WTOの裁定で解決を!悪化する一方の日韓関係 - 「報復」を即時撤回せよー朝日新聞社社説は良識だ -

著者: 坂井定雄

 悪化する日韓関係。日本政府は7月1日、韓国向け輸出の規制を強めると発表し、一方的にその実施に着手した。規制の対象となるのは、スマホやテレビの電子部品、半導体基板に塗る感光材、半導体洗浄に使うフッ化水素など3品目、すべて

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森友事件は終わってない。首相夫妻の国政私物化を忘れてはならない。

著者: 澤藤統一郎

本日は、森友関連事件について要請に最高検へ。下記の要請書を持参した。 森友事件とは、その本質は最高権力者の国政私物化にある。その国政私物化が刑事事件として表面化したものが、近畿財務局の国有地8億円値引き問題である。払い下

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】327 モロッコの麻薬放置、国連安保理に告発される

著者: 平田伊都子

 2019年6月29日にMWN(モロッコ世界ニュース)が、「UNDOC(国連薬物犯罪事務所)が、世界最大のハシシ産出国はモロッコだと報告」と、報道しました。 2017年のモロッコ・ハシシ総生産量は3万5千703トンで、ヨ

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