評論・紹介・意見の執筆一覧

イスラム国(IS)に性奴隷にされ、ついに脱走し、闘い続ける女性の記録

著者: 坂井定雄

新刊紹介 ナディア・ムラド、ジェナ・クラジェスキ著「私を最後にするために」 〈東洋館出版社、2018年11月初版、413ページ、1,800 円〉  著者のナディア・ムラドさん(25)は、イラク人の少数宗派ヤジディ教徒。コ

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テレビ、新聞の報道管制(自主規制、忖度、あるいは強制)に断固抗議する!

著者: 山川 哲

昨日、今日の新聞紙面、テレビ(特にNHK)の放送予定欄を見て「ゾッと」した。これではまるで、戦時中の「大本営発表」ではないか。 言わずと知れた「天皇報道」である。 NHKはほぼ一日中、民放も日頃の「おちゃらけ番組」の頭に

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《異沌憤説》2 子ども差別の民法第818条「親権」は直ちに改廃を!

著者: 長谷川 孝

 民法第818条「成年に達しない子は、父母の親権に服する」。憲法公布から73年過ぎた今も生きている「親権」の条文です。これに続く第820条「監護・教育権」は、「親権を行う者は、子の監護及び教育をする権利を有し、義務を負う

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5月18日、「斎藤史」について報告することになりました

著者: 内野光子

今年の1月に『斎藤史『朱天』をから『うたのゆくへ』の時代』(一葉社)を出版しました。そんなこともあって、「短歌サロン九条」から「斎藤史」について報告をとの依頼がありました。「短歌サロン九条」は、隔月で、開催されている勉強

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国民に元号使用の義務はない。官公署への協力の義務もない。

著者: 澤藤統一郎

仲間内の雑談で、元号が話題となった。私の親しい友人たちは、元号拒否派が圧倒的だ。裁判所に提出の書類でも西暦を使用しているという。 私の場合、最初から西暦使用に徹していたわけではない。はじめは無自覚に元号を使用していたが、

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日米地位協定の根本的改定を求めよう - 平和アピール七人委が訴え -

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は4月26日、「地位協定の根本的改定を沖縄県とともに求める」と題するアピールを発表した。沖縄県が同月12日に日米地位協定と、米国とヨーロッパ4カ国間の地位協定を比較した調査報告書を発表したのを

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(222)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融商品の特性 1999年から、筑波大学名誉教授の「降旗節雄先生」が主宰する「ポスト資本主義研究会」に参加し、研究を重ねてきたが、先生が亡くなられるまでの10年間、最も大きな問題の一つとなったのが、「金融商品を、どのよう

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主権者として、天皇制と対峙する姿勢を ~ 天皇の交替に際して

著者: 澤藤統一郎

天皇の代替わりをテーマに、何度か小さな学習会の講師をお引き受けした。その都度、自分なりにレジメを作り直している。4月29日に予定されている学習会のレジメの一部をご紹介する。これを骨格に報告することになるが、ほぼ趣旨はご理

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NATOのセルビア侵略20周年(3月24日)――市民主義の功罪を思う――

著者: 岩田昌征

 去年の11月、ある地方都市でセルビア左翼党 Levica srbije のリーダーが覆面の暴漢数人に殴打され、傷を負った。彼のシャツが血に染まった。数日後の11月末に彼を支持する町の民衆が「血染めのシャツ、止めろ」と言

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私は、新天皇の即位を祝わない。祝意の強制は、まっぴら御免だ。

著者: 澤藤統一郎

天皇の交代が近くなると、いろんなことが起きてくる。とりわけ、今回は天皇の生前退位である。象徴天皇制となってから、はじめてのことだ。政権の祝意ムード強調の意図が透けて見える。そのことから、象徴天皇制の政権にとっての利用価値

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「期待される人間像」に、象徴天皇制歪曲利用の原型を見る。

著者: 澤藤統一郎

拝島に法律事務所を構え、基地問題をライフワークとしている盛岡暉道さんは、私と同期の弁護士である。出身は、盛岡ではなく福知山だと聞いている。司法修習の時代から活動を共にした仲だが、同輩という感じではない。先輩として、一目置

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わが町の市長選も終わってみれば、現職を破った新人というが?

著者: 内野光子

4月21日、投票日午後、違反ポスターは、ここにも。 4月15日の当ブログ記事で、現職だった市長と地元業者との関係、麻生太郎との二連違反ポスターについて伝えたが、その候補者は、新人に敗れた。その開票結果は下記の通りだ。 4

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安倍政権の国民の知る権利侵害を許さない ― 元気の出た院内集会

著者: 澤藤統一郎

ご存知「望月衣塑子劇場」が大きな人気を呼んでいる。舞台は官邸記者会見場である。主役は、いかにも正義の味方の、滑舌流暢なヒロイン。これに配する仇役が、いかにも悪玉の菅義偉官房長官とその手下の上村秀紀内閣官房総理大臣官邸報道

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】314 西サハラ・アクション-Western Sahara Action‐キャンペーン

著者: 平田伊都子

4月29日に、国連安保理がミヌルソMINURSO(国連西サハラ人民投票監視団)の扱いに、結論を出します。 その頃の日本は春眠の真っ最中です。 どんな結論が出てくるのか?お休みのところ恐縮ですが、4月30日頃に西サハラ最新

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半分以上の権利は占めた、次はパイプラインの番

著者: 青山森人

買い物完了 東チモールは先月の3月末の時点で、コノコフィリップス社とロイヤルダッチシェル社(以下、シェル社)の保有する「グレーターサンライズ」ガス田の権利を買い取る準備を整えました。するとオーストラリアの海外投資審査委員

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「法と民主主義」4月号特集『日韓関係をめぐる諸問題を検証する』ご案内

著者: 澤藤統一郎

日本民主法律家協会の機関誌・「法と民主主義」4月号【通算537号】は、来週中に発刊となる。特集の総合タイトルが、「日韓関係をめぐる諸問題を検証する」というもの。発刊に先だって、そのリードをご紹介する。  時あたかも「3・

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本日(4月20日)の東京新聞「こちら特報部」に、国旗国歌強制の是非を問う記事。

著者: 澤藤統一郎

本日(4月20日)の東京新聞「こちら特報部」に、「進んだ愛国心強制」「日の丸・君が代 問われた平成」というタイトルの記事。都教委の「日の丸・君が代」強制と、それへの抵抗の運動と訴訟の記事がメインとなっている。もう一つのテ

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「DHCスラップ反撃訴訟」次回(7月4日)結審の予定 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第156弾

著者: 澤藤統一郎

法廷を満席にした傍聴参加の皆様、弁護団の皆様、大いに勇気づけられました。ありがとうございました。 私(澤藤)とDHC・吉田嘉明との間の「DHCスラップ・反撃訴訟」の山場となった本日の証拠調べ期日が終わった。吉田嘉明は、裁

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憲法改正国民投票のCM野放しに批判 - 民放連、形ばかりのガイドライン発表 -

著者: 隅井孝雄

▼国民投票CM野放し、改憲派に有利だと批判の的 国民投票法では投票2週間前からのテレビスポットが禁止されているが、それまでの間は自由とされている。民放連は「国民投票運動の自由を尊重する」として反対派,賛成派のCMについて

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