評論・紹介・意見の執筆一覧

ドイツ: 無関心とショック麻痺状態 – なぜ戦争拡大への恐怖は依然として沈黙を保ち、無反応なままでいるのか?

著者: グローガー理恵

はじめに 現在、ドイツ政府と主流メディアは「いつかロシアはドイツに攻めてくる。戦争は回避できない」とのナレティヴを売り捲っている。 例えば、2023年10月、ボリス・ピストリウス独国防大臣(SPD)は、ZDFテレビの番組

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(455)

著者: 本間宗究(本間裕)

日本の金利 現在、「日本の金利」に対する予想意見が数多く見受けられるが、この問題に関する注意点としては、「金利を決めるのが、日銀などの中央銀行ではなく、世界的な市場動向である」という事実が指摘できるものと考えている。つま

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Global Headlines:ガザから子供たちの命と未来を奪う残虐行為を許すな!

著者: 川畑 泰

<はじめに>  ガザにおいてはイスラエルの攻撃により人命、住居、病院、農業が破壊されているだけではなく、教育が破壊されている。アメリカの独立系メディアのトゥルースアウトの3月17日の記事※によると、ガザの学校の四分の三強

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靖国神社がキナくさい。これまでは、安倍晋三だの高市早苗なんぞの右翼政治家と靖国との関係が警戒の対象だった。ところがこのところ、自衛隊と靖国の直接の関係がクローズアップされている。これは危うい。権力中枢が、本気になって戦時を想定しているということなのだから。

著者: 澤藤統一郎

(2024年3月31日) 明日、靖国神社の宮司が交代する。新任の宮司は、自衛隊元海将の大塚海夫。元自衛隊幹部が靖国のトップに就任することの意味は小さくない。なお、10人いる崇敬者総代のうち、2人が自衛隊幕僚長級の元幹部だ

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「機能性表示食品」という、疫病神・安倍晋三の負のレガシー。

著者: 澤藤統一郎

(2024年3月30日) 最近まで、日本に安倍晋三という疫病神が徘徊していた。ずるくてウソつきで、極端な身贔屓で、官僚人事を壟断して「忖度政治」を横行させ、モリ・カケ・サクラ等々の諸事件を引き起こして世論の指弾を受けた…

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【立憲内閣委員にFAXを】「経済秘密保護法案」が今週委員会採決の危機~こんなアナクロ法案を通していいのか

著者: 杉原浩司

稀代の悪法である秘密保護法を「経済安保」分野に拡大し、民間人に人権侵害の 身辺調査を行いながら、武器の国際共同開発に民間企業や大学を組み込んでいく 「経済安保版秘密保護法案」があっさりと衆議院を通過しようとしています。

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クリストファー・ノーラン監督映画「オッペンハイマー」から学ぶ

著者: 松井 和子

 映画「オッペンハイマー」を知ってから日本でも公開されるのを待っていた。全米で観客を魅了したこの作品は、アカデミー賞最多7部門を受賞した。二の足を踏んでいた日本で3月29日から全国一斉に公開となった。  上映時間3時間の

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お江戸舟遊び瓦版1027号/グローバル・サウスと二つの戦争―「パックス・アメリカーナ」後の世界へ

著者: 中瀬勝義

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(454)

著者: 本間宗究(本間裕)

西洋諸国の国家債務爆弾 現在においても、「景気が悪くなると金利が下がる」というような意見が、マスコミで頻繁に見受けられるが、この点には、大きな注意が必要であり、実際には、「景気の悪化」と「金利の上昇」が同時に発生する事態

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老後の不安の第1は「生活費・金銭面」 生協組合員へのアンケート

著者: 岩垂 弘

 「人生100年時代」と言われる。確かに私たちは長生きになったが、そのことを両手を挙げて喜んでいるわけにはいかない。なぜなら、これからの老後も何らかの生活上の不安がつきまとうのではないかという思いが多くの人たちの心につき

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新入幕力士の優勝は1914年以来110年ぶりのことだそうな。「大正3年以来」では、さっぱり分かるまい。

著者: 澤藤統一郎

(2024年3月25日)  大相撲春場所は昨日が千秋楽。荒れる春場所の幕内優勝は、青森五所川原出身の尊富士となった。新入幕力士の優勝は、両國勇治郎(その後に梶之助)以来110年ぶりのことだという。当時は江戸時代以来の年二

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福島県の強制執行に対する緊急オンライン署名&執行ストップのための「担保金支援クラウドファンディング」プロジェクトの賛同人のお願い

著者: 柳原敏夫

原発事故の避難者に対する新たな人権侵害事件の報告とお願いです。 以下、先週18日、東京地裁の福島からの自主避難者追出し裁判の裁判前集会のスピーチです。 https://seoul-tokyoolympic.blogspo

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風の会・会報「鳴り砂」2024年3月号が発行されました&3.23STOP!女川原発再稼働さようなら原発全国集会in宮城

著者: 舘脇章宏

会報「鳴り砂」2024年3月号が発行されたので、ご紹介いたします https://miyagi-kazenokai.com/ (目次はこのメールの最後) 明日ですが、ぜひご参加よろしくおねがいします!(雨の予報ですが、参

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お江戸舟遊び瓦版1026号/映画『不安の正体』上映会・パネルディスカッション + 江東区助け合い活動連絡会 2023 年度第 4 回定例連絡会

著者: 中瀬勝義

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(453)

著者: 本間宗究(本間裕)

統計数字の信憑性 現在、世界的に、「統計数字の信憑性」が問題視されているが、具体的には、「米国の雇用統計」や「中国のGDP」などが、ほとんど信用できない可能性のことである。つまり、「頻繁に改定されたり、あるいは、明らかに

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Global Headlines:ドイツにおける反ファシズム運動

著者: 野上俊明

<はじめに>  1月に始まった極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」反対デモは、またたくまにドイツ全土に広がった。ベルリン、ミュンヘン、ケルン、フランクフルト、ハンブルク、ミュンヘンなどの主要都市に、また抗議行動は旧

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三菱重工と三菱電機は武器輸出から撤退を!3.21要請書提出と記者会見へ

著者: 杉原浩司

4種類もの敵基地攻撃ミサイルの製造・量産に走り、次期戦闘機の日英伊共同 開発も主導する三菱重工。そして、豪州国防省と武器共同開発の直接契約を行 い、次期戦闘機共同開発にも参画する三菱電機。3月21日、両社に対して、「死の

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断捨離の手が止まる (2) 戦前期『ポトナム』の気になる歌人たち

著者: 内野光子

 物置同然となってしまった和室のリフォームを思い立ち、生協のワーカーコレクティブの方に依頼、仕訳をしながら、不用品を運び出してもらった。 見違えるほど広くなった!六畳間、思わずごろんと横になりたいくらいだった。が、それか

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「統一教会スラップ・有田訴訟」で敗訴の統一教会 ―― 反省も謝罪もなき判決批判

著者: 澤藤統一郎

(2024年3月17日)  3月12日、統一教会は、有田芳生と日本テレビの両者を被告として仕掛けた東京地裁のスラップ訴訟において、全面敗訴の判決を言い渡された。単なる敗訴というだけではなく、これ以上はない徹底した負けっぷ

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