前回の文章について「原発通信」編集部から、〈われわれはドイツを理想化していたのでしょうか〉という旨の問いかけがあり、その後この「理想化」の意味を、日本で自分は果たしてどのようにドイツの政治を見てきたのかと、ここ2ヶ月ばか
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】312 壁
著者: 平田伊都子<壁>は、人間の交流を遮断するために、人間自らが造った非人間的産物です。 ドイツ・ベルリンの壁を世界の人間は壊しました。 ドイツ出身の元ドイツ大統領ホルスト・ケーラー国連事務総長個人特使と、ドイツ国連大使クリストフ・ヒュ
本文を読む天皇交替の儀式は、滑稽な喜劇ではありません。日本の民主主義の未成熟を物語る深刻な悲劇にほかなりません。
著者: 澤藤統一郎ご近所のみなさま、ご通行中の皆さま。 私は、本郷5丁目に在住する弁護士です。日本国憲法とその理念をこよなく大切なものと考え、憲法の改悪を阻止し、憲法の理念を政治や社会に活かすことがとても大切という思いから、志を同じくする
本文を読む教育は国の基とはいうけれど
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(279)―― 最近つづけて教育に関する新刊本を2冊読んだ。 1冊目は小川洋著『地方大学再生――生き残る大学の条件』(朝日新書、2019年3月)である。 著者はさきに、『消えゆく限界大学――私立大学定員
本文を読む反訴原告本人(澤藤)陳述書《その2》 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第152弾
著者: 澤藤統一郎私(澤藤)とDHC・吉田嘉明との間の「DHCスラップ・反撃訴訟」。その審理が大詰めである。次回の法廷は証拠調べ期日となっており、次々回に最終準備書面を提出して結審となる見通し。場合によっては次回結審ともありうる。ぜひ、次
本文を読む「伊達判決60周年記念集会」/伊達判決の意義を生かし、国家の責任を糺していこう
著者: 合澤清4月6日、日比谷図書文化会館地下大ホールで「伊達判決60周年記念集会」が行われた。熱心な方々が開場前から続々と詰めかけ、ざっと120~150名位に膨らんでいたように思う。弁護団代表の吉永満夫弁護士や武内更一弁護士は、故伊
本文を読む上野恩賜公園の「恩賜」の二文字なかりせば 春の心はのどけからまし
著者: 澤藤統一郎「花の雲鐘は上野か浅草か」の句に誘われて、上野寛永寺の境内に満開の桜を見んとて、不忍池を過ぎて五條神社に迷い入りにけり。苔の細道踏み分けて、心細く住みなしたる庵もあり、閼伽棚に桜の花びら折り散らしたる、さすがに住む人の風
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 655号
著者: 中瀬勝義有坪民雄「誰も農業を知らない」、 プロ農家だからわかる日本農業の未来2018.12.13 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/04/9633e69e9
本文を読む尻尾を切った トカゲのつぶやき
著者: 澤藤統一郎私はトカゲだ。変種のトカゲ。保守の政治風土の中で特殊な進化を遂げてこの形にたどりついた。特徴は、数え切れない舌の枚数と尻尾の本数。そして、面の皮の厚さに、左右の非対称。もちろん、右半身のみ異様に発達している。利権と忖度と
本文を読む池田浩士『ドイツ革命』を読んで
著者: 大谷美芳①革命の党と軍の問題がある。しかし、②プロレタリア階級の大分裂を考えさせられた。先進国社会主義革命の敗北と不発は、②の問題が第一だろう。ロシア革命や中国革命の変質=官僚制国家資本主義の問題と並んで、20世紀が残した大き
本文を読む私の桜物語
著者: 小原 紘韓国通信NO595 例年になく日本列島は桜の話題で大騒ぎだ。「花見酒の経済」で浮かれた30年以上前のバブル経済を思いだす。行きどころを失ったカネが土地と株に向い、投機がさらに投機を呼んだ落ち着かない時代だった。今年の春の
本文を読む日本人の深層に眠る転換の鍵、アイヌ問題
著者: 松元保昭① 謝罪なくしてアイヌ政策なし 2007年、日本政府は「国連先住民族権利宣言(UNDRIP)」を批准した。翌2008年、国会は全会一致で「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を採択した。決議では、「アイヌの人々が
本文を読む笑人の微笑みを誘う微み
著者: 藤澤豊人ごみのなかモナリザをみた。クリスマスの観光シーズンだからだろうが、まるで東京の博物館のように混んでいた。人ごみに混じって一歩ずつ半歩ずつ近づいていってはみたものの、人ごみに疲れて、もうここでいいやというところでやめた。
本文を読むテンニースのマルクス・エンゲルス像
著者: 岩田昌征3月30日(土)、ある研究会にて片桐幸雄氏による同氏訳のF・テンニース『社会学者の見たマルクス』(社会評論社、2019年)に関する研究報告を拝聴した。 片桐氏は、その報告要旨で「テンニースはマルクスとエンゲルスの違い
本文を読む「久方の平和の心を人問はば 上野の山の花の賑わい」
著者: 澤藤統一郎墨堤こそが桜の名所と心得の御仁には、「佃育ちの白魚さえも、花に浮かれて隅田川」であろうが、こちらは「銭湯で上野の花の噂かな」である。今年は、花の噂の出る時分からこの方、ほぼ毎日上野の山に通い続けている。人が集まるのは、オ
本文を読むICRP体制に終止符を!
著者: 松元保昭この80ページにおよぶ文書は、世界の原発政策を推進している国際原子力ロビーの出先ICRPの核心を真っ向から科学的に批判した証言であり、原発推進勢力との訣別を提言したものです。「核と原発のない世界」を望む市民、医師、研究者
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】311 ネポティズムNepotism身内びいき
著者: 平田伊都子いつ切るのかナ?と、世界のマスコミが楽しみにしていた民主党が握る最強の♠攻略切り札、、Nepotismを、民主党は早々と出してしまいました。 英語のNepotismネポティズムは、「内集団偏向」や「縁故主義」や「身内び
本文を読む「黄色いベスト」を扱ったフランソワ・リュファン監督(共同)”J’ veux du soleil! ” (太陽が欲しい)の公開が始まる
著者: 村上良太昨年11月に始まり、今も毎週週末になると黄色いベストを着用してあちこちでマクロン大統領への反対運動を繰り広げる「黄色いベスト」を描いたフランソワ・リュファン監督(共同)のドキュメンタリー映画”J’
本文を読む西暦か元号か - 公文書はできるだけ早く西暦に統一すべきだ -
著者: 松野町夫新元号「令和」が公表されたとき、私は「令」という漢字に少し違和感を覚えた。「平成」とちがって、「令和」には威圧的な響きがある。 案の定、新元号「令和」に漢字の本家・中国から批判の声があがった。 「令和」は音声上、「零和」
本文を読む《新元号「令和」の典拠『万葉集』は純粋国書ではない》
著者: 内田 弘[畏友からのメール] 最近[本年(2019年)4月2日(火)]、或るメールを受け取った。そこには農業経済学者(下記のK先生)へのつぎのようなメールが添付されていた。 「K先生、 ここでの「令」は命令ではなく、「吉、美し
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 654号
著者: 中瀬勝義平成最後の観桜会in江東区千田町 出版記念会「天皇制って何だろう?」 あなたと考えたい民主主義から見た天皇制 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2019/04
本文を読むドイツの新聞から、新元号制定の記事を読む
著者: 野上俊明忙しさにかまけて広くは見ておりませんが、日本の主要紙の新元号の発表に関する社説にざっと目を通すかぎりでは、そのあまりに政権に迎合的な姿勢に驚きを禁じ得ません。そのことへの厳密な論証や批判は「ちきゅう座」に集う諸兄にお任
本文を読む「法と民主主義」最新号 再審問題特集のご紹介
著者: 澤藤統一郎日本民主法律家協会のホームページが、リニューアルされた。一昨日(4月1日)からのお披露目となっている。見映えよく、読み易い。なかなかよくできている。中身の充実ぶりは、従来からのものだが、なおこれからが期待される。 そのU
本文を読むシナイ半島多国籍監視軍に自衛隊を出すな!4.12防衛省行動へ
著者: 杉原浩司「ナチスの手口」と言うべきか、「盗人猛々しい」と言うべきか——。「元号」騒ぎの翌日、安倍政権はシナイ半島多国籍監視軍への自衛隊派兵(4月19日~11月30日)を閣議決定しました。規模は小さくとも、将来的に米軍主導の多国籍
本文を読む「令和」を最後の元号にして、西暦に統一しよう
著者: 坂井定雄誰もが感じているに違いないが、西暦と日本固有の元号の二つが併用されている不便、面倒さは、嫌になる。今日(2019年4月1日)、新元号の決定の過程の最終日を2時間余りNHKで見ていたが、最後に安倍首相の記者会見を見ながらつ
本文を読む令和に感ずること
著者: 岩田昌征卯月一日(月)午后4時頃、経産省前道路脇の反原発座り込みに30分程参加。常連の90歳余嫗が開げた夕刊か号外に新年号の「令和」を見た。帰路に夕刊を求めて、「令和」の出典が万葉集巻五である事を知った。三つの感想が湧き起った。
本文を読む東京「君が代」裁判4次訴訟 最高裁決定で「減給処分取消の一部勝訴確定」のお知らせ
著者: 澤藤統一郎弁護士の澤藤です。東京「君が代」裁判・4次訴訟について、最高裁の決定が出ましたので、お知らせの記者会見を行います。 ご承知のとおり、「10・23通達」が発出された2003年10月23日以来、都内公立校の卒業式・入学式にお
本文を読む昨日、大阪地検に申し入れ書を提出、大阪司法記者会で記者会見を行いました
著者: 醍醐聡皆さま 森友問題に関わって私たち19名が背任と証拠隠滅罪で刑事告発した件を 大阪地検が全員、不起訴にしましたが、大阪第一検察審査会は3月29日、 池田靖氏の背任について不起訴は不当と議決し、その「議決の要旨」が同
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(220)
著者: 本間宗究(本間裕)1970年代のスタグフレーション 先日、92歳になられた「グリーンスパン氏」のコメントが、ブルムバーグ紙に掲載されていたが、具体的には、「膨張を続ける国家債務に憂慮しているものの、1970年代のスタグフレーションから判断
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 653号
著者: 中瀬勝義県民投票で示された民意に応え 3・25集会 土砂投入は中止を! 辺野古新基地建設は断念せよ! 第31回 世界友愛フォーラム勉強会 「平成の30年 日本と世界を振り返る」 を紹介します。 https://ch
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