本日、12月23日は、極東国際軍事裁判(東京裁判)において死刑の宣告を受けたA級戦犯7名が処刑された日として記憶される。69年前の今日のことだ。 判決が言い渡されたのは、同年11月12日。刑の執行の日取りについて特に定め
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
周回遅れの読書報告(その39) アブラハム・レオンのユダヤ人論
著者: 脇野町善造アブラハム・レオンの『ユダヤ人と資本主義』を読んだ時の話である。この本は、第4インター・ベルギー支部の中心的活動家だった著者が、僅か26才でナチの手によって殺されるまでの、ほんの短い時間のうちに、書き上げた本である。非
本文を読む選挙共闘の候補者には、しかるべき人物を。
著者: 澤藤統一郎今年も残すところあとわずか。今年を振り返って憲法に関わる最大の出来事は第48回総選挙(10月22日投開票)だった。それぞれの立場からの総括はあるのだろうが、私にとっては今振り返ってなんとも無念な結果。全国的な総括はともか
本文を読む圧倒的支持をえた独立への苦難の戦い続く - クルドとカタルーニャ、歴史的住民投票その後 -
著者: 坂井定雄2017年も、世界中で現在と将来にかかわる重要な、歴史に残る出来事が発生した。この秋、イラクのクルド自治区と、スペインのカタルーニャ自治州では、民族国家独立を目指す歴史的な住民投票が民主的に実施され、どちらも圧倒的多数の
本文を読む諸悪の根源は集団主義
著者: 藤澤豊何をどう調べても考えても、そんな結論にはなりようがないのに、あたかも真理のように主張する人たちがいる。 いつの時代にもどこにもいるのだろうが、検証されつくした科学的知見に反することを、それもしばし二律背反することを、なぜ
本文を読むこれほどの強制立ち退きとは―北京火災現場のその後
著者: 田畑光永新・管見中国(34) 今月16日の本欄に私は「人権に国情ありや!南南人権論壇の茶番」(新・管見中国33)という一文を載せ、その中で先月18日に北京で違法建築アパートから出た火災の火元周辺が市当局によって取り壊され、住民
本文を読むアベ政権をパワフルに笑い飛ばす「ウーマンラッシュアワー」
著者: 澤藤統一郎☆見たか、聞いたか。ウーマンラッシュアワー。 ★ウーマンがラッシュアワーで、いったいどうした。 ☆この動画を見てみろよ。 ★なんだ、たかが漫才か。 ☆漫才だけれど、たかがではない。これがすごい。 ★すごいってなんだ。話題
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(177)
著者: 本間宗究(本間裕)ビットコインのバブル相場 「2017年の特徴」としては、「ビットコインのバブル相場」が指摘できるようだが、実際には、年初の「約1000ドル」が、現在では、「約10倍の10000ドル前後」にまで急騰しているのである。そのた
本文を読む恐るべし。貴乃花のアナクロニズム。
著者: 澤藤統一郎大相撲の不祥事はあとを絶たない。言うまでもなく、相撲界が刑法適用の圏外にあるはずはなく、傷害事件には処罰がなされるべきが当然のことだ。 だが彼らに求められる規範意識は、通常人のレベルまでのこと。暴力はいけない。暴言はよく
本文を読む【報告】「イージス・アショア」閣議決定に官邸前抗議(連帯メッセージも)
著者: 杉原浩司12月19日午前、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の閣議決定が強行されました。閣議決定直前に行った「イージス・アショアの閣議決定をやめろ!官邸前緊急行動」(呼びかけ:大軍拡と基地強化にNO!アクション
本文を読む憲法九条の改悪の国会発議を止めよう③
著者: 村尾知恵子一昨年の9月19日に安保法制が強行的に成立させられたことから、毎月19日に国会前で集会がある。27回目の12月19日も2500人もの人が集まって寒空に安倍政権の退陣を訴えるコールの声を響かせた。発言は、社民党の福島みずほ
本文を読む<談合>大きなものから、小さなものまで、どこまで続く
著者: 内野 光子<談合>大きなものから、小さなものまで、どこまで続く ゼネコン4社によるJR東海のリニア新幹線工事をめぐる談合のニュースが連日続いている。総工費9兆円にも及ぶというから、そこに群がるゼネコンは、醜悪な談合の歴史にまた大き
本文を読む青山森人の東チモールだより…もたつく展開、たんなる泥仕合か、それとも何かの機をうかがう時間稼ぎか?
著者: 青山 森人青山森人の東チモールだより 第362号(2017年12月19日) もたつく展開、たんなる泥仕合か、それとも何かの機をうかがう時間稼ぎか? ソモツォ防衛大臣の失言、その後 12月初めにも、「政府計画」が二度目の拒否にあう
本文を読むカネのちからによる言論介入を許してはならない。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第116弾
著者: 澤藤統一郎東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)が今年(2017年)1月2日放送の「ニュース女子」について、BPOが「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を公表した件。これは看過してはならない大きな事件であり問題なのだ。
本文を読む5年ぶり職場復帰⇒社長就任MBC、ストライキ100日目KBS
著者: 小原 紘韓国通信NO542 韓国の二つの公共放送(KBS、MBC)では、管理者を含む労働者たちが「放送の公正・公平」を主張して壮絶な闘いを繰り広げてきた。わが国でそのような運動は聞いたことがない。韓国社会が遅れているのか日本が進
本文を読む東京「君が代」裁判(第4次訴訟)控訴理由書完成
著者: 澤藤統一郎弁護団を組んでの大型訴訟は、学ぶところが多いし面白い。弁護士の経験の伝承の場でもある。しかし、弁護団には特有のマネージメントの負担が大きい。これだけで一苦労だ。この苦労を一身に背負うのが弁護団事務局長。誰かが引き受けなけ
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】239 ジンバブエ新大統領が西サハラ全面支援!
著者: 平田伊都子2017年12月13日、ジンバブエ新大統領から、SADRサハラ・アラブ民主共和国は独立運動に向けての全面的支援を再び勝ち取りました。 アフリカ南部にあるジンバブエでは、世界最高齢(93才)で37年間国家を指導してきたム
本文を読む憲法9条改悪の国会発議を止めよう② 第20回許すな!憲法改悪・市民運動全国交流集会*公開シンポジウム
著者: 石川愛子表題の集会は、12月16日(土)午後1時半から連合会館大会議室であった。 催しが重なって、130名ほど集まるも広い会場で空席も目立ったのは少し残念。 司会は「許すな!憲法改悪・市民連絡会」の菱山南帆子さん。
本文を読む戦争中の庶民のしたたかな姿
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第71号 安倍首相による締め付けがきつくなりつつある。だが、われわれ庶民はそう簡単に負けはしない。あの過酷な戦争中にも、したたかなおじさんやおばさんがいたのだ。そのリアルな姿の一端を、昔ばな
本文を読むロヒンギャ問題―国境なき医師団、衝撃の発表
著者: 野上俊明ミャンマー国軍は8/25以降の掃討作戦にともなう死亡者は430名(民間人は28名のみ!)として虐殺行為を否定してきたが、国境なき医師団Medecins Sans Frontieres (MSF) がそれを反証する調査結
本文を読む全国の消費者に、反省なきDHCへの制裁を呼びかける ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第115弾
著者: 澤藤統一郎今回の「ニュース女子」問題でのBPO決定にDHCがどう関与しているか。確認しておきたい。 ☆DHCの子会社に、「DHCテレビジョン」という番組制作会社がある。旧商号は、「DHCシアター」。DHCのオーナー吉田嘉明が代表取
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 558号
著者: 中瀬勝義荒川下流自然懇談会自然再生事業現地視察 鹿浜橋左岸(上・下)、扇大橋上流左岸 NPO自転車政策・計画推進機構 欧州諸都市に見る自転車政策の先行性 と我が国への教訓 を紹介させて頂きます。 ht
本文を読む憲法9条を変えさせない 福島瑞穂さんの山手線一周ずんずんすべての駅頭演説 憲法9条改悪の国会発議を止めよう!①
著者: 石川愛子ネットの集会デモ情報でこの案内を見て、アイデアに賛同し、いっしょに参加しようと、12月15日金曜日曇り、スタート地の新宿駅西口に8時半に出向いた。元気な福島さんの声が響いていた。 そこから一行
本文を読む学術会議の「元号廃止 西暦採用について(申入)」決議の紹介
著者: 澤藤統一郎なんとなく、ものを言いにくい雰囲気ができつつある。安保条約批判、自衛隊批判、天皇制批判が典型3テーマ。現天皇の生前退位希望による法改正批判などは、その最たるものだろう。批判の言論の萎縮は、ものを言いにくい雰囲気醸成の悪循
本文を読む周回遅れの読書報告(その38)時代との格闘
著者: 脇野町善造20年近く前に『マネー革命』という三巻本を読んだことがある。そのときのメモがある。 経済研究とは、単なる過去の歴史研究ではない。スミスがそうであったように、マルクスがそうしたように、時代と格闘する学問だったはずなのであ
本文を読むBPOが、「DHCシアター」のフェイク番組に「重大な放送倫理違反があった」と公表したタイミングで。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第114弾
著者: 澤藤統一郎たまたま、BPOの放送倫理検証委員会が、「ニュース女子」の放送に、「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を公表したタイミングで、DHCスラップ2次訴訟の法廷が開かれた。以下に本日の毎日朝刊の記事を引用しておく。 《「
本文を読む人権に国情ありや! 南南人権論壇の茶番
著者: 田畑光永新・管見中国(33) 去る7日、北京で第一回「南南人権論壇」なる国際会議が開かれた。まず「南南」とは何なんだ?と思われるだろうが、よく発展途上国と先進国との関係を「南北関係」というところからの造語(多分)で、途上国どう
本文を読む目の前の現実から理論へ
著者: 藤澤豊一九五一年に東京の下町で生まれて郊外で育った。七十二年、高専を卒業して機械屋になろうと思って工作機械メーカに就職した。職工見習いとして就職したつもりが、配属されたのは技術研究所の試作設計部署だった。開発設計という部署名が
本文を読む元号命名権という発想
著者: 澤藤統一郎私にも、少数ながら顧問先というものがある。本日、その忘年会の席で元号問題が話題となった。元号の不便さを語り合ったあと、「年号の命名権はどうだろう」と奇想天外な発想を聞かされた。 提案は、値段は1兆円程度で、期間は4~5年
本文を読むミャンマーを手中におさめようとする中国
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(244)―― この秋、ミャンマー・ラカイン州をおもな居住区とする20万とか50万というロヒンギャ人が、同じムスリムの隣国バングラデシュに逃れました。もともと130万くらいしかない民族だから、国連は前例
本文を読む