北宋に韓維という詩人がいた。 科挙の合格掲示板「榜」に名を連ねた同榜の友人たちと心許す仲だったという。 とりわけ同郷の者と親しく、8人で「八老会」なるグループを作っていた。その、8名の宴席の様子が、「卞仲謀八老会」という
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
「新潟ショック」を考えるー持続的野党共闘はいかにして可能か
著者: 澤藤統一郎知人から、新潟日報の切り抜きをいただいた。10月24日(火)付の「新潟ショック再び(上)」というタイトル。「(上)」があるのだから、当然、(中)も(下)もある。「再び」だから、前幕もあるわけだ。 ネットを検索すると、以下
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(172)
著者: 本間宗究(本間裕)ルービニ教授のニューノーマル 現在、「世界的な議論」となっているのは「景気が良いのに、なぜ、インフレにならないのか?」という問題であり、実際のところ、既存の経済理論が通用しないために、いろいろな識者が意見を述べているが、
本文を読む狐狸にばかされた10月総選挙のあとに、雨にも風にも負けず市民アクション
著者: 澤藤統一郎今日で10月が終わる。2017年10月とはいったい何だったのか。タヌキやキツネにだまされ続けたような、おかしな1か月だった。 印象は雨ばかりの10月。暗く寒く降られっぱなしの1か月だった。憲法の運命にも、風雨が強かった。
本文を読む危険どころの話ではない青森県六ケ所村再処理工場・核燃料サイクル施設と、事業主体=日本原燃の驚愕の姿勢(青森県・岩手県・宮城県・北海道の7市民団体による日本原燃との質疑応答・要請)
著者: 田中一郎下記サイトは、昨年(2016年)の夏におこなわれました青森県・岩手県・宮城県・北海道の7市民団体による日本原燃との質疑応答・要請の結果をまとめたサイトです。 この説明会への出席は、花とハーブの里:菊川慶子さん、豊かな三陸
本文を読む冤罪を訴える人々と、国民救援会。
著者: 澤藤統一郎日本国民救援会は、1928年4月7日に結成されたというから、来年が設立90周年となる。そのホームページには、「戦前は、治安維持法の弾圧犠牲者の救援活動を行い、戦後は、日本国憲法と世界人権宣言を羅針盤として、弾圧事件・冤罪
本文を読む青山森人の東チモールだより…二つのTV中継から考える
著者: 青山森人青山森人の東チモールだより 第358号(2017年10月29日) 二つのTV中継から考える 8月20日は解放軍の創設記念日 少し、時間を遡ります。8月20日はFALINTIL(ファリンテル、東チモール民族解放軍)の創設
本文を読む行政の規制権限不行使は違法。規制緩和などもってのほか。
著者: 澤藤統一郎一昨日(10月27日)、首都圏建設アスベスト訴訟(横浜第1陣事件)控訴審で、東京高裁が国とメーカーの責任を認める判決を言い渡した。5年前の原告全面敗訴判決を逆転したもの。 「あやまれ!つぐなえ!なくせ!アスベスト被害」と
本文を読む日本への恨み考 ― 「満州事変を忘れるな」の補遺
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(239) ―― 先月のことだが、産経新聞に概略次のような記事があった。 9月22日、河南省鄭州大学で行われた就職説明会で、通信機器メーカーの小米科技(シャオミ)の幹部社員が、「英語やアラビア語を勉強し
本文を読む悪魔の手が忍び寄る=福島原発事故の被ばく被害抹殺プロジェクトが始まった、(10.23)第28回福島県「県民健康調査」検討委、(10.18)「子ども脱被ばく裁判」公判他:昨今の「脱被ばく」情報
著者: 田中一郎1.本間龍さんの必読新刊書:メディアに操作される憲法改正国民投票-本間龍/著(岩波ブックレット) http://urx.red/GFUi (更にもう1冊の本間龍さん新刊書) 電通巨大利権 東京五輪で搾取される国民-本間龍
本文を読む医療問題弁護団40周年記念シンポジウム「医療現場に残された現代的課題」
著者: 澤藤統一郎本日(10月28日)は、医療問題弁護団(略称「医弁」)設立40周年記念シンポジウム。イイノホール4階ルームAでの4時間余の集会。270名の参加で盛会だった。 医療問題弁護団とは、「患者側」を標榜する在京の医療事件専門弁護
本文を読む知らぬが仏
著者: 藤澤豊武者小路実篤は、第二次大戦がどのようなものだったのか、知ろうとすれば知ることができたはずなのに、知ろうとはしなかった。そして戦争が終わったら、「だまされていた」と言ってのけた。それを知った加藤周一が、『加藤周―戦後を語る
本文を読む周回遅れの読書報告(その31)資本主義と民主主義の両立は可能か
著者: 脇野町善造新聞を読んでいたら、鷲田清一氏がホセ・ムヒカ(前ウルグアイ大統領)の発言を紹介していた。これを読んでいて、ムヒカ氏の古いインタビュー記事を思い出した。 2016年4月1日の朝日新聞にそれは載っていた。ムヒカ氏は「世界で一
本文を読む「DHCスラップ第2次訴訟」第1回期日は12月15日午後1時30分、東京地裁415号法廷にて。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第108弾
著者: 澤藤統一郎既にお知らせしたとおり、DHC・吉田嘉明から2度目の提訴をされて、私(澤藤)はまたもや「幸福な被告」に逆戻りしています。 その裁判の事実上第1回(形式的には第2回)の口頭弁論期日が、12月15日(金)午後1時30分に予定
本文を読む「選挙が終わった。モリもカケも、もうほとぼりが冷めた頃だろう」とは言わせない。
著者: 澤藤統一郎選挙期間中だからとして寝かされていた問題も、いつまでも寝かしたままにはしておけない。モリ・カケ疑惑解散のあと、政権への遠慮から伏せられていた事実が、選挙が終わってようやく報道されるようになった。 本日(10月26日)の共
本文を読む選挙が終わって日が暮れて
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(238)―― 総選挙の結果は、立憲民主党がひとり躍進したが、護憲・リベラル派全体では3分の1を取れなかった。特に共産党の比例区は半減した。敗北というほかない。 長野県の小選挙区は全国情勢とは異なり、与
本文を読むイラク政府とクルド自治区政府が全面停戦―クルド側は「独立投票結果の凍結」を表明
著者: 坂井定雄内戦状態になっていたイラク政府とクルド自治区(地域)政府は25日未明、双方が公式声明で停戦を呼びかけ、停戦となった。9月25日に自治区政府が、自治区全域と実効支配していたキルクーク、海外在住のクルド人による、独立の可否を
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 546号
著者: 中瀬勝義東京・結・琉球フォーラム「知らない 知りたい 沖縄」 パネルディスカッション「もっと沖縄を知ろう」 を紹介させて頂きます。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/10/
本文を読む船尾徹・自由法曹団新団長の船出にエールを送る。
著者: 澤藤統一郎「しんぶん赤旗」は共産党の政党機関誌だが、市民運動関係の情報豊富なところが貴重な存在となっている。昨日(10月24日)赤旗朝刊を開いたら、社会面に「共闘広げ改憲阻止 自由法曹団総会終わる」の記事。小見出しに「新団長に船尾
本文を読む「小選挙区制こそ諸悪の根源」と、「野党共闘のあり方」と。
著者: 澤藤統一郎気が重いのだが、自分なりに総選挙の総括をしておかねばならない。日本国憲法の命運如何という視点からの評価だ。明文改憲の阻止、解釈壊憲の進展への歯止めに、今回総選挙の結果がどう関わるかの評価。 私はいつまで経っても、できた人
本文を読む総選挙の後に:2017年長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼早朝集会メッセージ A message for Korean victims of the Nagasaki Atomic Bomb, August 9, 2017
著者: ピースフィロソフィー日本の植民地支配、侵略戦争、朝鮮人被爆への責任に真摯に向き合うための歴史を展示する「岡まさはる記念長崎平和資料館」理事長の高實康稔氏は今年の4月、亡くなられました。高實さんは毎年8月9日、長崎原爆の朝鮮人被爆者を追悼する
本文を読む10・9 平和を祈念する全宗派信徒のつどい、ヤンゴンで開催
著者: 野上俊明https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/10/3dc55948ec283e5fa6b787314a5af247.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://w
本文を読む当協同組合の発展に祝意を、そして協同組合運動の発展に期待を。
著者: 澤藤統一郎開業医共済協同組合の第8回通常総代会に顧問弁護士としてご挨拶申しあげます。 当組合の業務も財務も、たいへん順調とのご報告で結構なことと存じます。自信あふれる理事長の開会の辞の中に、協同組合の理念に触れたところがあって、興
本文を読む青山森人の東チモールだより…多数野党連合が少数連立政権に立ちはだかる
著者: 青山森人青山森人の東チモールだより 第357号(2017年10月22日) 多数野党連合が少数連立政権に立ちはだかる 政権樹立のための条件が曖昧 2017年9月14日、ル=オロ大統領がフレテリン(東チモール独立革命戦線)のマリ=
本文を読む秋葉原の異様な光景ーアベ自民の選挙運動の終わり方
著者: 澤藤統一郎公職選挙法(第129条)は、選挙運動ができる期間を「公示(または告示)から当該選挙の期日(投票日)の前日まで」に限っている。この異様な規制の起源は1925年衆議院議員選挙法の改正に遡る。当時の天皇制支配の補完物であった政
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】231 ヨッ大統領!グレードアップした西サハラ国連チーム
著者: 平田伊都子「権威者は権威に弱い」 モロッコの最高権威者モハンマドⅥ世国王は元ドイツ連邦大統領で国連事務総長西サハラ個人特使を、特使の要望通りに迎えました。 モロッコ最高権威者は、元アメリカ大使で前任の国連事務総長西サハラ個人特使
本文を読む「ローソク市民革命」について話したかったこと(2)
著者: 小原 紘韓国通信NO538 ローソクデモは韓国の民主化運動の延長線にある。 何故ローソクがあれほど激しく燃え上がったのか。韓国社会を覆っていた不満は何だったのか。大統領の退陣はゴールではなく新しい時代の始まりだ。国民は積弊の克
本文を読む「独立を目指すクルド人への懲罰中止を!」 クルド自治区大統領が世界に訴え
著者: 坂井定雄イラク・クルド自治区政府議長(大統領)は20日、世界各国と海外在住クルド人に対して「独立の意思を問う平和的権利を行使したクルド民族は、イラク政府による封鎖と集団的懲罰に直面している」として、「クルド民族がまたもジェノサイ
本文を読むロヒンギャ問題が炙りだしたもの ― ミャンマー政府の二重権力状況
著者: 野上俊明スーチー氏が諮問委員会の長に任命した前国連事務総長のコフィ・アナン氏はなかなかの人物と見えます。この人物を選んだということで、スーチー氏の国際的評価下落にいくらかの歯止めにはなったでしょう。スーチー氏の意図はともかく、
本文を読むやいマドリッド、憲法を振り回すな
著者: 藤澤豊カタロニアがついに独立の是非を住民投票に問うところまでいってしまった。投票率や賛成票も気にはなるが、カタロニアの大きな流れは分離独立で、住民投票はその確認と中央政府に対する示威行為でしかない。問題は住民投票の後どうするか
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