ミャンマー・バングラデシュ国境のロヒンギャ難民問題が深刻化している。ミャンマーを追われてバングラデシュ側に流れ込む難民の数が急増しているのだ。 約3000の仏塔が建ち並ぶバガン仏教遺跡で知られるミャンマーは、仏教徒が多数
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
周回遅れの読書報告(その29)森嶋通夫著作集と彼の初期の著作
著者: 脇野町善造細川の著作のことを「周回遅れの読書報告」(その28)で触れた。この本は私の貧弱な書庫にだいぶ前からある。そしてこの本のすぐ側に森嶋通夫の数冊の著作があった。森嶋については色々な思いがある。森嶋本人には会ったことはないが
本文を読む国民は、第1自民(アベ自民)も、第2自民(小池自民)も望んでいない。
著者: 澤藤統一郎アベ自民が、疑惑隠しの解散で総選挙になろうとしている。森友・加計問題をきっかけに、国民に歪んだ政権の政治姿勢がくっきりと見えている。アベ自民への国民の批判は厳しい。これを奇貨とした小池百合子が、アベの批判者面をしてその受
本文を読む自衛隊の役割
著者: 藤澤豊あまりに当たり前で、いまさら口にするのもはばかるが、歴史上(防衛だとはいっても)侵略だといって戦争をした国はない。ヒトラーも日本軍もベトナムやイラクにおけるアメリカも防衛だといって侵略戦争をした。防衛を目的としているはず
本文を読むバルセロナ物語 カタルーニャ独立に賛成?反対?
著者: 平田伊都子2017年10月5日、スペイン憲法裁判所は10月9日に予定されているカタルーニャ自治州議会に対して、差し止め命令を出しました。なぜなら、この日の州議会で、10月1日のカタルーニャ州独立住民投票賛成結果を受けて、独立宣言
本文を読むこれ以上<希望>をばらまかないで~「赤い羽根」募金を通して考える
著者: 内野 光子10月2日に東京へ出た。最寄りの駅の構内では赤い羽根の募金が始まっていた。国立国会図書館に調べ物があってで出かけたのだが、議事堂近辺は、集会の声もなく、人通りも少なく、いたって静かなものだった。等間隔に立つ警官の姿、なぜ
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 541号
著者: 中瀬勝義第20回 ま ち の 駅 全 国 大 会 in ふ く お か 熊本地震復興支援“震災からの一年 甦れ九州!! エクスカーション~出水まるごと発見ツアー~を紹介させて頂きます。 https://chikyuza.net/
本文を読む迷走の小池都知事
著者: 野上浩太郎小池が党首の座にある「希望の党」が一体何を目指しているのか、分からなくなった。10月4日夜、総選挙の第一次公認候補名簿の顔触れを発表したが、衆院過半数に届かない192人で、過半数233議席にはるかに足りない。この192
本文を読む「日本会議」から見える日本社会の崩壊現象 (2)
著者: 合澤 清9/30ちきゅう座掲載(https://chikyuza.net/archives/77092)よりの続き 序論 2.日本の現状(大まかなデッサン) 先述したように、今日の日本社会が抱える問題は、世界が抱える普遍的な問題
本文を読むICANのノーベル平和賞受章に官邸の不快感
著者: 澤藤統一郎ノーベル賞の季節である。例年ほとんど関心はないのだが、今年は別だ。平和賞に国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の受賞が決まった。核兵器の非合法化と廃絶を目指す活動、とりわけ今年の核兵器禁止条約成立への貢献
本文を読むミャンマー人のロヒンギャ排斥感情の底にあるもの
著者: 野上俊明私の所属する日本人とミャンマー人の合同の組織では、月一回の定例会を持ちます。先月の会議では期せずしてロヒンギャ問題が話題になりました。この問題では二年ほど前、ロヒンギャという用語をNHKが使っていることに抗議する声明に
本文を読むアベにも小池にも、ノーを。キツネにもタヌキにもだまされてはならない。
著者: 澤藤統一郎もう一度よく思い起こして、肝に銘じておこう。第194臨時国会は、森友・加計疑惑追及の国会になるはずであった。憲法53条にもとづき、その趣旨で4野党が内閣に臨時国会の招集を要求したのが6月21日。安倍内閣は、開会となれば疑
本文を読む東京都の教育委員諸君、5人の教員に真摯に謝罪しなさい。
著者: 澤藤統一郎教育行政の主体は、各自治体の教育委員会だ。東京都の場合は、下記の5人が構成する東京都教育委員会。実は、これがまったくのお飾りなのだ。当事者意識ゼロ。職責意識ゼロ。憲法感覚ゼロ。報酬を受けていることを恥ずかしいと思わないの
本文を読む希望の党に未来はないー「新しい独裁者はいらない」「選別こざかしい」
著者: 澤藤統一郎言葉は生き物だ。言葉の発するイメージは、成長もすれば老化もする。あるときは輝き、そしてまたあるときは枯渇し色褪せる。 「希望」という言葉が、ごく最近突如として生まれ輝いた。いっときその輝きはどこまで大きくなるかと思わせた
本文を読むラカイン州難民問題―状況把握と問題整理のために
著者: 野上俊明半世紀に及ぶ軍人支配からの脱却が始まった2012年、南アジア・ベンガル湾部に特徴的とされたコミュナル紛争が、バングラデッシュと国境を分けるミャンマー・ラカイン州で大規模に再発し、死者約300名、焼失家屋約9000軒、12
本文を読む《終わりにしよう天皇制 11・26大集会・デモ》
著者: 澤藤統一郎友人から、下記の集会・デモについてのご案内を受けた。 集会・デモの規模が本当に「大」の付くものであるかは知らない。しかし、社会的な圧力に屈することなく、このような集会やデモが果敢に行われていることが頼もしい。 なお、講演
本文を読むえっ!!解散・総選挙?
著者: 小原 紘韓国通信No536 産経新聞が主張する今回の選挙の目的は憲法問題だという主張は正しい。 「憲法改正が悲願である。とりわけ9条に自衛隊を明記するのは、朝鮮半島有事が取り沙汰される今しかない。野党や一部のメディアは解散を「
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(169)
著者: 本間宗究(本間裕)ジャクソンホール会議におけるイエレン議長演説 「8月25日」に「ジャクソンホール会議」で「イエレンFRB議長の演説」が行われたが、内容としては、大きな「違和感」を覚えざるを得ないものであり、実際のところ、「イエレン議長の
本文を読むリセットおばさん音頭(曲はパンソリ調で適当に)
著者: 澤藤統一郎さあさお出まし、リセットおばさん なんでもかんでもリセットよ まずは日本語リセットを ダイバーシテイにアウフヘーベン スマートシティだ ワイズスペンディング 真似はおよしね 舌噛むよ なんでもかんでもリセットよ 日本をリ
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】228 ヘフナーとババサイード、逝く
著者: 平田伊都子2017年9月27日、ヘフナー(老衰)とババサイード(病死)が他界されました。 ヘフナー氏はプレイボーイの創設者にして人も羨む女人群の館のご主人で、ババサイードは孤独な砂漠の革命家で、二人は全く関係ありません。 同じ日に
本文を読む神様も「護憲勢力に清き一票を」と言っている。
著者: 澤藤統一郎ずいぶん長かった印象の今年の9月だが、今日で終わる。都会にも秋の気配。上野周辺を歩くと、紅葉にはまだ早いがさすがに落ちついた雰囲気。 たまたま立ち寄った五條天神社頭の掲示板に、「平成二十九年九月 生命の言葉」が。 虎に
本文を読む腕時計で人をみるか
著者: 藤澤豊『国家の罠』に、厳しい外交交渉の場を潜り抜けてきた佐藤優らしい話があった。「ロシア人はみなタフネゴシエーターで、なかなか約束しない。しかし、一旦、約束すれば、それを守る。また、『友だち』ということばは何よりも重い。政治体
本文を読む「日本会議」から見える日本社会の崩壊現象 (1)
著者: 合澤 清「疑獄事件」への発展を恐れた大義なき衆議院解散と、選択肢の余地がなくなるほどに狭められた選挙(つまり、右翼の安倍政権を選ぶか、もっと右翼の小池政権を選ぶか-冗談ではない!)。非常事態を迎えた日本政治。この現状をどう読み解
本文を読む周回遅れの読書報告(その28)洛陽場裏花ニ背イテ帰ル
著者: 脇野町善造前回(「その27」で)、「春雁吾ニ似タリ 吾雁ニ似タリ 洛陽場裏花ニ背イテ帰ル」という直江山城の漢詩のことにふれた。この漢詩は戦後の読売新聞が生んだ最高のコラムニストの一人である細川忠雄が、半世紀近くも前にコラムで紹介
本文を読む前門の虎でも後門の狼でもなく、鳩をこそ選択を。
著者: 澤藤統一郎激動の臨時国会冒頭解散の一日(9月28日)が明けて。メデイアの報道は、《アベ与党》対《小池新党》対立の構図で充ち満ちている。あたかも、有権者の選択肢はこの二者しかないかのごとくだ。しかし、どちらを選んでも、改憲勢力である
本文を読む日本版「オリーブの樹」=「希望の党」への冷めた期待 混沌政局の行方
著者: 矢沢国光めまぐるしい「政局」展開の最大のサプライズは、前原民進党代表の「民進党の(実質的な)解党、希望の党への合流」提案だ。9月28日民進党両院議員総会での前原代表の「われわれはどんな手段を使っても、安倍政権を止めなければいけ
本文を読む憲法学者90名の疑惑隠し解散批判緊急声明
著者: 澤藤統一郎政治情勢の一寸先は闇、とはよく言ったもの。 9月1日の民進党臨時党大会における代表選挙が始まりだった。前原新代表の幹事長人事の不手際から、野党側の態勢不備とみての政権側からの解散風。まさかと思っているうちに解散が現実のも
本文を読むFM放送で「香害110番」について話しました シリーズ「香害」 第2回
著者: 岡田幹治9月13日の朝、FM放送「J-WAVE」の「STEP ONE」という番組に出演し、「香害110番」について話してきました。 東京都港区の「六本木ヒルズタワー」33階にあるスタジオに出向き、ナビゲーターのサッシャさんとアシ
本文を読むリセットおばさんの「希望リセット党」綱領を読む
著者: 澤藤統一郎へぇ? 「日本をリセット」? いったいぜんたい、そりゃなんのことかね? 若狭と細野ら、おじさんたちのぐたぐたな協議を「リッセット」ということなら意味は明瞭だ。意味が明瞭なだけに、この「リセットおばさん」の人間性もよく見え
本文を読む「つなぐ会」が、明日への希望をつなごうとしている。
著者: 澤藤統一郎世は挙げての総選挙モード。アベ政権の疑惑隠し解散が目前である。あらためて、アベ晋三という人物の解散理由説明に接して、どうしてまたこんなオジさんにわが国の政権が預けられているのかと情けない。保守政治家のなかにも、これよりは
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