評論・紹介・意見の執筆一覧

「普通」への疑問と、思考の「窓」にいざなう新刊: 『ダグラス・ラミスの思想自選集』A New Collection of Essays by Douglas Lummis

著者: ピースフィロソフィー

萬書房から出たてほやほやの本、『ダグラス・ラミスの思想自選集 「普通」の不思議さ』を紹介します。 C・ダグラス・ラミス Charles Douglas Lummis C・Douglas Lummis 1936年米国カリフ

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DHCと吉田嘉明は、なんの反省もしていない。ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第105弾

著者: 澤藤統一郎

本日(6月9日)、DHCと吉田嘉明から、内容証明郵便による「回答書」(6月8日付)が届いた。私からのDHCと吉田嘉明への5月12日付各内容証明郵便による損害賠償請求に対する返答である。予想されたとおりの内容ではあるが、あ

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風見鶏が動いた。政権への風向きが変わってきたようだ。

著者: 澤藤統一郎

電車では、中吊りの広告に目が行く。週刊誌の見出しが、いやでも目に飛び込んでくる。現代の「流言飛語」の震源。井戸端会議ネタの提供元。 売れればよいの週刊誌、売らねばならない週刊誌である。その作り手が、いまなにが売れ筋か、世

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『バンクーバー新報』5月26日より:青山学院大学中野昌宏さんインタビュー(日本国憲法のルーツについて)An Interview with Professor Nakano Masahiro on the Formation of Japan’s Post-War Constitution

著者: ピースフィロソフィー

カナダ・バンクーバー地元の日本語紙『バンクーバー新報』2017年5月26日号より許可を得て転載。バンク―バー9条の会、ピース・フィロソフィー・センター共催の、中野昌宏さん(青山学院大学教授)を迎えた「日本国憲法のルーツを

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スラップ被害・戦友との邂逅ー 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第104弾

著者: 澤藤統一郎

日民協の機関誌「法と民主主義」に、「あなたとランチを」という見開き2ページの続きものコーナーがある。佐藤むつみ編集長が、毎号しかるべき人物を選定してランチをともにしつつインタビューを行い、その人の来し方や現在の活動を紹介

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パリのドゴール空港で遭遇した「テロとの闘い」の1コマ

著者: 村上良太

 6月1日の夕方5時過ぎ、飛行機に乗るためにパリ郊外のドゴール空港に列車で到着した。ところが、列車のターミナルから空港施設への改札口のドアが閉鎖されていたのだ。その向こうに空港職員5~6人がこちらに背を向けて並んで立って

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(速報)(6.5)第27回「県民健康調査」検討委員会 結果(なぜ新聞社はこの結果の報道をきちんとしないのか)

著者: 田中一郎

【アーカイブ】第27回「県民健康調査」検討委員会 OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー http://www.ourplanet-tv.org/ 第27回「県民健康調査」検討委員会及

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アベはあくどい、あいうえお。加計にかたよる、かきくけこ。

著者: 澤藤統一郎

一昨日(6月3日)中谷元・前防衛相(高知1区)が、高知県南国市で開かれた自民党支部大会での挨拶で、「安倍首相に『あいうえお』の5文字を贈りたい」としたことが話題となっている。 「あせらず・いばらず・うかれず・えこひいきを

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青山森人の東チモールだより…独立15周年、土俵際の「報道の自由」

著者: 青山森人

青山森人の東チモールだより 第347号(2017年6月4日) 祝! 東チモール民主共和国、独立15周年、土俵際の「報道の自由」 15年目の「独立回復」記念日、ル=オロ大統領の誕生 今年5月20日の「独立回復」記念式典は新

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イナダ敗訴確定の名誉毀損訴訟は、DHCスラップ訴訟と同じ構造。ー 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第103弾

著者: 澤藤統一郎

豊穣な日本語の言語空間の片隅に、「藪蛇」という言葉がある。この「藪を突いて蛇を出す」の出典が分からない。小学館の「故事・俗信・ことわざ大辞典」にも、用例は出て来るが出典の記載はない。 出典など分からなくても、「しなくても

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】211 モロッコ北部・リーフ地方の「職よこせデモ」

著者: 平田伊都子

 2017年の断食月ラマダンが、5月27日に始まりました。 この日から、約一カ月間、日の出から日没まではいっさいの飲食を絶つようにと、イスラム教は命じています。 その間、タバコもセックスも禁じています。ラマダン明けは6月

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《前川喜平氏の辞任挨拶に滲む人柄》― 官邸=内閣府への反証、ひとつ ―

著者: 内田 弘

以下は、私に送られてきた或るメールに添付されている前文科省事務次官・前川喜平氏が天下り問題で辞任するさいに同僚宛に出した「文科省辞任の挨拶」である。 《刎頸の友》に公権力を乱用する内閣に、正面から立ち向かう前川氏を理解す

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(157)

著者: 本間宗究(本間裕)

世界を動かす原動力 人類の歴史を研究すると、さまざまな興味深い事実に遭遇するが、基本的には、「世の中は、絶えざる進化と創造の過程にあり、今後も、たいへん素晴らしい時代が到来するのではないか?」と考えている。つまり、「技術

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米軍基地の沖縄集中は「本土による差別」 - 日本復帰45年を迎えた沖縄県民のいらだち -

著者: 岩垂 弘

 5月15日は沖縄が日本に復帰して45年にあたる日だった。新聞各紙はこの日を中心に「沖縄の日本復帰45年」をテーマに特集を組んだり、社説を発表したりしたが、中でも最も私の心をとらえたのは、同月12日付の朝日新聞朝刊に載っ

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津久井やまゆり園  何故、人里離れた津久井に多数の障害者施設があるの?

著者: 平田伊都子

 2017年5月27日に<津久井やまゆり園>追悼集会があるから花を持って参加しないかと、社会評論社の松田健二社長のお誘いを受けました。 念のため前日、会場となっている相模原産業会館に電話で確かめました。 「有機農業関係者

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「高福祉・高負担」や「税と社会保障の一体改革」なるキャッチフレーズは、タックスヘイブンや資産課税・巨大企業優遇税制を放置したまま、私たち一般有権者に消費税増税を押し付けるペテン的な方便である

著者: 田中一郎

さて私は、問題提起されております「高福祉・高負担」や「税と社会保障の一体改革」なるキャッチフレーズの欺瞞性に異を唱えなければならないと思い、この簡単なメールをお送りします。 (関連)社会保障と税の一体改革 http://

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「貧しい人々の犠牲で金持ちをさらに富ませるトランプ予算案」(Wポスト)

著者: 坂井定雄

トランプ米大統領は23日、2018年度(今年10月―来年9月)の連邦予算案を発表した。米議会史上最低の支持率の大統領が、貧しい多数の国民の社会保障を大幅に削り、それで浮かせた予算で少数の裕福な国民への資産税と累進課税を大

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第五福竜丸平和協会は、山本義彦新代表理事体制に。

著者: 澤藤統一郎

昨日(5月27日)の公益財団法人第五福竜丸平和協会2017年度定時評議員会で、協会人事が大きく入れ替わった。協会の歴史にも反核運動にも、節目の時を感じる。 これまで長く代表理事を務めて、第五福竜丸の顔として知られた川崎昭

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「北朝鮮」を悪魔のように言う日本の人たち、この歴史を知っていますか:ブルース・カミングス「朝鮮半島の血塗られた歴史」Bruce Cumings: A Murderous History of Korea: a Japanese translation

著者: ピースフィロソフィー

米国や日本のメディアはもっぱら「北朝鮮」を悪者のように扱いますが、その見方は一方的とはいえないでしょうか?日本や米国は朝鮮半島で何をしてきたのでしょうか?なぜ、誰のせいで朝鮮半島は分断されたのでしょうか?朝鮮を植民地支配

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これは「働き方改革」ではなくて「こき使い方改革」だ!(竹信三恵子さん 『週刊金曜日』レポート=「「働き方改革」、その先にある正社員消滅作戦」から)

著者: 田中一郎

(最初に) キャンペーンについてのお知らせ ・ 全国過労死を考える家族の会の公務災害担当、工藤さんが呼びかけ人に。 ・ Change.org http://ur0.work/DKjA 「働き方改革」、その先にある正社員消

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「悲惨な戦争体験を越えて」9条改憲阻止の理論的深化を――岩田昌征氏の「自衛国軍」に反対する

著者: 矢沢国光

 ちきゅう座に岩田昌征氏が投稿した「日米安保・九条体制のワンセット撤廃」論について批判したい。[岩田昌征「戦争のできる国」と「戦争をしない国」https://chikyuza.net/archives/72907 ]  

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